新宿駅より品川方を望む!
平成30年9月8日土曜日。一泊二日の旅に出掛けてきた。新松戸から新宿へ向かうのに、どの経路を行こうか思案したが、以下の路線でやって来た。
常磐線 普通 1130S 新松戸(11:30)→松戸(11:38) 東京地下鉄16022
常磐線 特別快速 3168M 松戸(11:40)→東京(12:04) サハE531-18
※東京-日暮里間は東北本線。
中央本線 快速 1211H 東京(12:10)→新宿(12:25) モハE233-259
◆新松戸-新宿間の運賃550円(IC運賃550円)
新宿駅にはSuicaペンギンの像が!
但し、工事中で正面から拝めない。
新宿高速バスターミナル(バスタ新宿) (東京都渋谷区千駄ヶ谷)
これから長野県に向かうが、中央本線の特急ではなく、高速バスを使う。一昨年に開業したバスタ新宿というバスターミナルから出発するそう。ヨドバシカメラの前からではないのか。新宿駅新南改札を出て、エスカレーターで上がったところにある。切符はすでに予約・発券しているので、切符売り場に行く事はないが、
ファミリーマートが売店で入っているので、麦酒やサンドイッチなどを買ってゆく。
JR東日本 山手線
新宿駅《南口》 (東京都新宿区新宿)
ターミナルは3階が降車、4階が乗車と分かれている。4階から国道20号甲州街道を挟んで、南口が見える。バスタ新宿と言うが、甲州街道が新宿区・渋谷区の境となっており、ターミナル所在地は渋谷区代々木である。
京王電鉄バス 新宿~松本線 特急 5913便 (バスタ新宿)
今朝、バスの空席を見てみたら満席だった。利用者は多いようだ。
鉄道より狭い車内だから、簡単なもので済ませようと思ったが、結局こんなに買ってしまった。バスが発車する前に麦酒を開けて飲み始める。旨い。定刻(1分後?)に発車し、バスは4階からゆるゆると下ってゆく。甲州街道を西へ行き、初台から首都高速4号新宿線に流入する。東京駅から東名を経由する路線を使う事があるが、新宿から中央道を行く高速バスに乗るのは初めてである。4号新宿線もあまり通る事もないので興味深い。高井戸から首都高より中央道となる。沿線にスタジアムが見える。東京競馬場も見える。ちなみに右の車窓なので、ビール工場は見えない。多摩川を渡り、中央道日野停留所から乗車あり。
この辺の区間はあまり利用しないが、埼玉県から車で出掛ける時は、圏央道で八王子JCTから西の区間の中央道を利用する事がある。圏央道からの流入で交通量が増えたのか、この先は断続的に渋滞しているそう。都県境の小仏トンネルに至る前にウトウトしてしまう。気付は神奈川県を通過、山梨県に入って談合坂SAも過ぎていた。大月を過ぎ、長い笹子トンネルを抜ける。甲府盆地へと降りてゆく。双葉SAで休憩がとられる。
中央自動車道
双葉サービスエリア(下り) (山梨県甲斐市龍地)
上り線で信玄餅をのせたソフトクリームを食べた事があるが、今日は用を足すとペットボトルの紅茶だけ買ってバスに戻る。
京王電鉄バス 新宿~松本線 特急 5913便 (双葉SA)
京王バスに乗るのは初めてで、バスの車体の塗装をよく覚えておらず、KEIOの文字を確認してバスに戻る。JRバスの塗装には馴染みがある。足柄SAではJRバスだらけで迷う程だが。15分休憩をとって発車。渋滞の影響で20分くらい遅れているそう。去年利用した東名ハイウェイバスは渋滞で1時間くらい遅れていたから、大した事はない。
八ヶ岳のどれか? (八ヶ岳PA付近)
山を見ているうちに、山梨県より長野県に入る。
諏訪湖 (諏訪湖SA付近)
諏訪湖を過ぎると岡谷JCTで名古屋方面の中央道と分かれ、長野道に入る。塩嶺トンネルを抜ける。これで太平洋と日本海との分水嶺を越える。塩尻市・松本市内の高速道路上の停留所のすべてで降車客がある。松本ICで流出する。ここを通るのは上高地に行って以来。インター前の停留所でも降車客が。通過する停留所はなかった。上高地とは反対側の市街地へバスは走り、篠ノ井線・大糸線のガードをくぐり、終着の松本バスターミナルに到着した。
京王電鉄バス 新宿~松本線 特急 5913便 (松本バスターミナル)
渋滞で遅れて2時間半くらい掛かったが、大した事はない。このくらいならバスに乗っても疲れない。松本の街は東京より涼しい。
新宿~松本線 特急 5913便 バスタ新宿(12:55)→松本バスターミナル(16:13) 51005
運賃3,500円
松本バスターミナル (長野県松本市深志)
降車は屋外だったが、乗車時はターミナル内から出発するようだ。
JR東日本 篠ノ井線
松本駅《お城口(東口)》 (長野県松本市深志)
駅は通りの向かいにある。松本から再び鉄道を利用する。
駅頭の様子!
駅に向かうとお蕎麦屋さんも見掛けるけど、山賊焼を出す店をいくつか見掛ける。岩国の者としては(広島の人も)山賊焼と言えば、
国道2号沿いにある山賊の
山賊焼を指すと思うが、ここ信州には違う山賊焼があるそう。鶏肉料理なのは共通。松本に一泊して晩御飯に食べたいところだが、今日は別の街に宿を取ってある。高速バスは少し遅れて到着したが、予定していた列車に乗り換えられる。
切符を買い、改札を入る。券売機で誤って保田(内房線)を選択してしまったが、無事に穂高(大糸線)まで購入出来た。松本駅は急行〔アルプス〕に乗る時に利用した事があるが、今は少し勝手が違っている。松本駅は
Suicaエリアに含まれるが、松本以南の篠ノ井線(中央本線東京方面)が首都圏エリアであって、松本以北の篠ノ井線、大糸線では使えない。松本までは東京近郊区間で、例えば新松戸から松本までの乗車券で、甲府で途中下車してほうとうを食べる事は出来ない。松本が首都圏なのか、東京近郊なのか不思議な感じがする。
跨線橋から新型車両が見える!
在来線特急は好きなのだが、その割に高速バスを使ってしまった。
アルピコ交通(松本電鉄) 上高地線 普通 33列車 [3000系] (松本)
大糸線の乗り場に向かと、同じプラットフォームに上高地線の列車が出発を待っている。上高地に行った時に、走っている上高地線の列車を見掛けたが、まだ乗った事はない。今日も乗らない。
上高地へは終点の新島々で乗り換え
JR東日本 大糸線 普通 3241M列車 [211系N338編成] (松本)
高崎線や房総を走っていた車両が長野県に来ている。車内はベンチシート(ロングシート)である。少し混雑していたが、座る事が出来た。
大糸線で松本を出発
大糸線に乗るのは、糸魚川で特急〔白鳥〕の最終列車を見送った後、全線に乗って以来だから17年振りである。時の経つのが早すぎる。全線が単線で、途中駅で時折上り列車と交換する。トロッコ車両とも交換した。信濃大町までは私鉄だったのを国有化した区間で、駅間が短い。電化されているのは松本-南小谷間で、ここまでが
JR東日本管内。南小谷-糸魚川間は
JR西日本管内で非電化となっている。国鉄が分割民営化された時に、長野県は
JR東日本、
JR東海、
JR西日本の3社に分割されるという報道を目にした。
JR東日本 大糸線 普通 3241M列車 [211系N338編成] (穂高)
大糸線で穂高に到着
穂高で下車する。読みは「ほだか」と思っていたが、「ほたか」と濁らない。
大糸線 普通 3241M 松本(16:48)→穂高(17:15) クハ210-3039
運賃320円
JR東日本 回送列車 [E257系M-114編成] (穂高)
これは回送列車だが、大糸線には特急列車も走っている。
プラットフォームより駅舎を望む!
いわゆる構内踏切を渡って、趣のある駅舎へ向かう。
駅には真田親子の人形が!
改札口と出札口…は閉鎖されていた!
切符売り場がないのはどうかと思う。駅員さんはいるので、切符に無効(使用済)のハンコを押して貰って持ち帰る。
乗車券 松本→穂高(320円)
JR東日本 大糸線
穂高駅 (長野県安曇野市穂高)
駅頭の様子!
駅から歩いて今日の宿へ向かう。
ビジネスインあづみ野 (長野県安曇野市穂高)
客室の様子!
シングルルームだが、バス・トイレはない。その分、部屋は広く感じる。旅館で和室が洋室になった様な感じか。ちなみに部屋に冷蔵庫もなく、共有スペースに冷蔵庫がある。旅行サイトからの予約で朝食付で5,520円。風呂場へ行き、汗を流す。風呂上がりに長野県のローカル番組を見ていると、七月場所(名古屋)で初優勝した関脇御嶽海関にちなむ地元の商品を紹介している。長野県木曽郡上松町出身の力士で、明治42年に大相撲に優勝制度が出来て以来、長野県出身の優勝は初と言う。地元の期待も大きいのだろう。明日は九月場所の初日で、御嶽海関の取組など見たいところだが、その時間は移動中の予定でテレビを見られない。
生ビール(中)
まだ7時前だが晩御飯にする。宿の1階が「居酒屋たのし~家」になっており利用する。
お通し
山ぞく焼き
食べたかった山賊焼があったので注文する。
岩国の山賊の山賊焼とは違う!
焼きと言っても揚げてある。好きな味付けで旨い。また信州に来たら食べよう。
山ぞく焼定食
しめて1,600円也。ごちそうさまでした。
西友でアイスと紅茶を買ってきた!
宿からはスーパーマーケットが程近い。合計180円でコンビニエンスストアより安い。
野球の結果を見て…
今日も負けとる。
明日の目的地の天気が気になる!
國本さんのお天気を見て…
今夜は鳥取か…
ここまで平成30年9月8日撮影(切符の画像を除く)
いつもならテレビ東京を見るか迷うところだが、長野県では映らないので一択である。蛭子さんや出川さんは録画で見る。麦酒が効いて時々ウトウトする。こちらも再放送で見直さねば。野球は負けていたので、スポーツニュースを待たずに就寝する。
客室からの眺め!
ここから平成30年9月9日撮影
平成30年9月9日日曜日。穂高のホテルで目覚める。雨が降っており、傘もないので駅までどうするかと思うが、取りあえず朝飯前に朝湯を浴びる。風呂から出ると、雨は上がっていた。
朝食
朝食会場は昨夜の1階の居酒屋。バイキングではなく、コーヒーもなく、
食後にコーヒー
が出来ないが、まあいい。ごちそうさまでした。
列車の時間があるので8時前にチェックアウトする。お風呂、トイレ、洗面所等が共用なので合宿みたいな感じで面白かった。合宿した事はないけど。登山の人とかが利用するようだ。トイレに行く度に、部屋の鍵をかけて出入りするのが面倒だったので(鍵はかけずとも大丈夫そうだが)、部屋にトイレのある和室の利用でもいいだろう。
宿の前を千国街道(旧道)が伸びる。糸魚川方を望む!
松本・塩尻方を望む!
内陸に塩を運んだ塩の道で、「敵に塩を送る」はこの道で送ったとか。穂高には
穂高神社がある。
4年前に上高地に行った際、穗高神社奥宮にお参りしている。穂高神社本宮はこちらにあったのだ。お参りしたいところだが、今日は時間がない。また穂高に来なければ。
穂高駅前に到着です!
今日は18きっぷで大糸線を北上する。 (つづく)