旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

国営ひたち海浜公園 たまごの森

2022-04-30 12:00:00 | 

国営ひたち海浜公園 (茨城県ひたちなか市)   
國營常陸海濱公園 (日本茨城縣常陸那珂市)
HITACHI SEASIDE PARK, Hitachinaka, Ibaraki, Japan

公園に咲いているのはネモフィラだけではない。




古民家・里の家 老厝 Traditional Village Houses, Sato no Ie









菜の花がいいね。



再びネモフィラ。











それにしても人が多い。今日は平日である。休日は如何許りか。





いつまで見ていても飽きないが帰りの列車の都合もあり別の場所に移動する。みはらしの丘でネモフィラを見ていて1時間45分が経過していた。


西池 West Lake

奥の方に西口・翼のゲートを望む。昨年は勝田駅より公園行の茨城交通のバスに乗ったが、到着するのは西口となる。


たまごの森フラワーガーデン 蛋之森花園
Tamago no Mori Flower Garden (Eggs Forest Flower Garden)

昨年、西口からネモフィラに行く前に立ち寄ったらここもきれいだったので今年も訪れる。























ネモフィラもよかったがチューリップもよかった。時間はたっぷりとったはずだが乗る予定のバスの時間が迫る。ここから西口は近いが、阿字ヶ浦駅行のバスの出る海浜口は離れている。足早に向かう。


プレジャーガーデン 遊樂園 Pleasure Garden

遊園地のような場所がある。


大観覧車「ブルーアイズ」 大摩天輪 Giant Ferris Wheel


大草原 Grassland Area

ここを突っ切って行けば近いはず。バス発車の10分前に海浜口に到着した。


砂丘エリア 沙丘區 Dune Area



残された時間で砂丘エリアから太平洋を望む。


海浜口 海濱口 KAIHINGUCHI (Seabreeze Entrance)

楽しかった公園を後にする。阿字ヶ浦駅行のバスがはすでに待っている。1号車に乗るが空席はない。バスを降りて後ろに停まる2号車へ。乗客はなかったが運転士さんに乗っていいのか確認して乗車する。結局出発時刻までに他の乗客は来ず、貸し切りとなってしまった。1号車は通路に立つ乗客もいたので2号車に案内すればいいのにと思う。




バス車窓より海を望む



時間があれば阿字ヶ浦駅で列車を1本見送って海水浴場まで歩いて海を見に行こうと思っていたが、とても時間は余らなかった。特急〔ときわ〕に自由席が無いので時間に縛られてしまう。座席未指定券というのがあるけど、勝田駅窓口が混雑していたら列車出発までに指定が受けられるか判らない。乗客1人でバスに乗って恐縮だったが無事阿字ヶ浦駅に戻ってきた。

ネモフィラシャトルバス 海浜公園海浜口(13:33)→阿字ヶ浦駅(13:42) 運賃無料


ひたちなか海浜鉄道 湊線 阿字ヶ浦駅 (茨城県ひたちなか市阿字ケ浦町)

ちなみに鉄道会社の名前は「ひたちなか海浜鉄道株式会社」で公園の名前は「国営ひたち海浜公園」。「ひたちなか海浜公園」ではない。平成3年の公園開園時の所在地は那珂湊市で、平成6年に勝田市と合併してひたちなか市となった。ひたちなか海浜鉄道設立は平成20年である。湊線自体は大正2年開業と100年を超える歴史を持つ路線である。


キハ222

運行を終了した車両が留置されている。


キハ2005


車止めを望む

令和3年、阿字ヶ浦より海浜公園西口付近(3.1km)の延伸事業が認可された。開通すればシャトルバスに乗り換える事なく勝田から公園まで直通する。見たところまだ工事が始まっている風ではない。



列車は遅れているようだ。シャトルバスは列車の到着を待たずに公園へ出発した。普段は無人駅のようだが多客期で駅員さんの姿がある。列車の遅れについてと勝田から乗車予定の特急に間に合うか尋ねると大丈夫でしょうとの事。


ひたちなか海浜鉄道 湊線 普通 129列車 [キハ11形] (阿字ヶ浦)

折り返し勝田行となる列車が16分遅れて入ってきた。


metro 湊線で阿字ヶ浦を出発symbol6

7分遅れで阿字ヶ浦を出発。ボックス席進行方向窓側(海側)の席に座る事が出来た。なお遅れの原因は「12:12ごろ発生した車両故障の影響」だそう。


干し芋にする用の芋畑? (平磯-美乃浜学園)

暫く乗らない間に新駅「美乃浜学園」が出来ていた。




海の見える踏切 (殿山-平磯)



途中、那珂湊で上下列車交換。お客の乗り降りが多い。切符が湊線全線自由乗降区間なので下車しておさかな市場に行くのもお勧めだが今日は行かない。


ひたちなか海浜鉄道 湊線 普通 132列車 [キハ11形] (勝田)

勝田の一つ手前、「日工前」の駅名が「工機前」に変わっている。駅名由来の会社名が変更されたからだそう。大体そのままの遅れで勝田に到着した。


勝田↔阿字ヶ浦

湊線 普通 132レ 阿字ヶ浦(13:57)→勝田(14:26) キハ11-7
◆「国営ひたち海浜公園入場券付き湊線1日フリー乗車券」(1,400円 1,000円)利用。

入園料金が700円だから、湊線を往復300円(片道150円)で利用した感じ。もちろん単純往復ではなく一日中自由に乗り降り出来る。実にお値打ちである。




回送で特急列車が入線!

湊線の遅れで心配したが、余裕で間に合った。有人改札を「国営ひたち海浜公園入場券付き湊線1日フリー乗車券」で出場し、駅コンビニエンスストアNewDaysで買い物をしてきて、午前中に購入しておいた切符で自動改札より入場する。


JR東日本 特急〔ときわ72号〕 72M列車 [E657系K10編成] (勝田)


春の彩り野菜にぎわい弁当(498円) 麒麟麦酒 一番搾り350ml(234円)

麦酒は茨城県で醸されたであろう麒麟麦酒。取手市に工場がある。


内容はこんな感じ♪

牛肉の駅弁があったけど、麦酒のあてに品数が多い方がいいのでこちらにした。おかずの下にご飯があるが量は少なめ。麦酒によく合い美味しかった。ごちそうさまでした。


metro 特急〔ときわ〕で勝田を出発symbol6


乗車券・特急券 勝田→柏(2,710円)

乗車券と特急券の区間が同一でない利用が多いので、たまに区間が同一な時に一葉化した切符を発券されると嬉しい。記念に持ち帰るという程ではなく柏の自動改札に投入したが。


高浜を通過


筑波山 いずれも令和4年4月25日撮影

勝田から1時間で柏に到着。速くて快適だが何だか乗り足りない。時間が許せば普通列車グリーン車でゆっくりするのがいい。 (おわり)

特急〔ときわ72号〕 72M 勝田(14:47)→柏(15:47) クハE657-10 運賃1,690円・特急料金1,020円

国営ひたち海浜公園 みはらしの丘

2022-04-27 08:00:00 | 

水戸プリンスホテル (茨城県水戸市桜川) 令和4年4月24日撮影

国営ひたち海浜公園に出掛けてきた。前日に出発して水戸で1泊しているのだが、そこは簡単に紹介する。我孫子で唐揚げそば(470円)を食べ、普通列車グリーン車で水戸に到着。水戸の定宿にチェックインする。ホテルのウェブサイトからの予約で3,980円。客室に入りテレビで酒場を放浪するでもなく、低山を訪れる番組を見る。見終わると館内のお風呂に入り汗を流してくる。もちろん部屋にもバス・トイレはある。


tv 衛星放送でドラマを見て… 令和4年4月24日撮影
        

sun 片山さんのお天気を見て… 令和4年4月24日撮影

24日日曜日は雨。荷になるので傘は持ってきておらず、小雨に濡れながら夕食に出掛ける。サイゼリヤで食事をしてホテルに戻り就寝する。


客室からの眺め これより令和4年4月25日撮影

令和4年4月25日月曜日。水戸の定宿で起床する。昨日と違い今日は晴天である。


和洋朝食バイキング(無料)

美味しい朝食。今日は生卵を入れずに納豆を食べる。朝食無料だからか有料の朝食会場と比べて利用者は多い。混雑して空席を探すのも一苦労では困るが、一人っきりで食べているのも寂しい。今日は混んでないしガラガラでもないしちょうどいい。


coffee 食後にコーヒーsymbol6

ごちそうさまでした。



快適なホテルをチェックアウトする。ひとつ言うと空調が全館での切り替えの為、この時季はまだ暖房になっており、ちょっと暑かった。寝ている分には暑くもなくよく眠った。




桜川の土手を歩く


水戸駅へ

左に見える建物にサイゼが入っている。



Suicaで入場する。プラットフォームに降りるとちょうど水戸発高萩行普通列車が出発するところ。車内は混雑している。隣には乗る予定だった上野発勝田行普通列車が停車中。次の勝田までの客も先着する高萩行に乗り換えたのか空いており、高萩行は見送り予定通り勝田行に乗る。最後尾の車両の乗客は自分だけだった。乗務員室には車掌さんがいるけど。


那珂川を渡る (水戸-勝田)


JR東日本 常磐線 普通 333M列車 [E531系] (勝田)

水戸から一駅。終着の勝田に到着。


metro 常磐線で勝田に到着symbol6

常磐線 普通 333M 水戸(9:42)→勝田(9:48) クハE530-20 IC運賃189円


JR東日本 E653系K70編成 (勝田) これまで令和4年4月25日撮影

先月の地震で東北新幹線に不通区間があったおり、東北本線で臨時快速として運転していた水戸支社のE653系車両。新潟支社の車両も来ておりそちらの臨時快速に乗った。仙台から福島までの途中ですれ違ったと思うが進行方向左側の席にいて気付かなかった。4月14日に東北新幹線は全線で運転を再開。この編成も勝田に帰って来ていた。新潟の方も帰ったかな。


JR東日本 東北本線 臨時快速列車 [E653系U-101編成] (福島)
令和4年4月4日撮影

では国営ひたち海浜公園に向かう。勝田駅からの交通手段は昨年利用した茨城交通のバス便がある。「国営ひたち海浜公園入園券付勝田駅~海浜公園1日フリーきっぷ 季節料金期間用」(1,330円 930円)を発売。鉄道では湊線で終点の阿字ヶ浦へ行き臨時のシャトルバスに乗り換えて公園に行く事が出来る。今年は湊線で行ってみよう。湊線も茨城交通の路線だったが、平成20年より第三セクターのひたちなか海浜鉄道の路線となっている。「海浜公園入園券付湊線1日フリー切符」(海浜公園が季節料金を実施する期間・1,400円 1,000円)を発売。JRの改札内でプラットフォームにある湊線の出札口で買ってくる。バス・鉄道ともに400円引きとなるのは、ひたちなか市の補助事業によるもの。ひたちなか市さんありがとう。

湊線と公園の切符はこれでよし。自動改札をSuicaで出場し、JRの出札口(みどりの窓口)へ。先日は松戸→松戸の乗車券でお世話になりました。柏までの乗車券・特急券を買う。全車指定なので勝田14時47分発の特急〔ときわ72号〕の切符を買うが、万が一乗り遅れた場合について尋ねる。新幹線〔のぞみ〕など自由席のある列車では指定を取った列車に乗り遅れても当日の後続列車の自由席を利用出来る。しかし全車指定の特急〔ときわ〕ではどうなるのか。当日の後続列車の空席が利用出来るそう。それなら安心した。「海浜公園入園券付湊線1日フリー切符」でJRの有人改札から入場。湊線乗り場に行くと出札口に長い列が出来ている。上野発勝田行特急〔ときわ53号〕が到着したのだ。先に湊線の切符を買っておいてよかった。逆だったら列に並ぶところだった。阿字ヶ浦行は入線している。ボックス席進行方向後ろ向き通路側の席に腰掛ける。進行方向向き窓側の客とハス向かいに座ったのだが、車内に続々と乗ってきて座席は埋まる。通路に立つ人もいる。出発時刻が迫ると出札口から何人も走って来たけど、列の人たちは皆切符は買えたのだろうか。ちなみに湊線ではSuicaPASMO等のICカードは利用出来ない。



1両編成の勝田発阿字ヶ浦行普通ワンマン列車は勝田を出発。勝田駅から直接公園に向かうバスと比べて遠回りとなるがローカル線の旅がよい。車両はキハ11形で元は東海交通事業の車両(キハ11-203)でJR東海の路線を走っていたそう。ひたちなか海浜鉄道に譲渡されてキハ11-6となった。キハ11形には海外に譲渡された車両もあり、ヒロシさんの番組で見掛けたけど、国内で大事に使われている方がいいなと思った。列車は各駅に停まり那珂湊で上下列車が交換する。走行中、車内アナウンスで「どこそこの踏切から太平洋が見えます」とか、「見逃した方、この後また見えます」とか案内していて、大半が観光客の車内の反応はよかった。勝田から30分弱で終点の阿字ヶ浦に到着する。


ひたちなか海浜鉄道 湊線 普通 119列車 [キハ11形] (阿字ヶ浦)
これより令和4年4月25日撮影


metro 湊線で阿字ヶ浦に到着symbol6

湊線 普通 119レ 勝田(10:08)→阿字ヶ浦(10:36) キハ11-6






bus 駅前に待機するネモフィラシャトルバスに乗り換え発車symbol6


バスは阿字ヶ浦海水浴場の側を走る

列車内で太平洋の見える踏切とか言っていたけど、実はその後のバスの方がよく見えるのだ。


ネモフィラシャトルバス (海浜公園海浜口)

ネモフィラシャトルバス 阿字ヶ浦駅(10:39)→海浜公園海浜口(10:48) 運賃無料


国営ひたち海浜公園 海浜口 (茨城県ひたちなか市阿字ケ浦町)
國營常陸海濱公園 海濱口 (日本茨城縣常陸那珂市)
HITACHI SEASIDE PARK, KAIHINGUCHI (Seabreeze Entrance)
Hitachinaka, Ibaraki, Japan

中文は簡体字の出し方が解らないので日本の旧漢字で繁体字っぽく書いてみた。


「国営ひたち海浜公園入場券付き湊線1日フリー乗車券」
1,400円 1,000円)
Set Coupon of One-day ticket & entrance ticket of Seasidepark
1,400yen 1,000yen)
湊線1日自由往返乘車券&海濱公園入園券套票優惠券
1,400日圓 1,000日圓)

有料なのにフリー(無料)とは如何にと思ったら英文では「One-day ticket」で「Free」とは書いてない。中文は「乗車券」は「車票」、「入園券」は「門票」とすべきだと思う。さて入園券部分の半券をもぎってもらい入園する。ちなみに通常の入園料金は450円で、春のネモフィラと秋のコキアの時季は250円増しの700円となっている。





天気がいいのにちょっと霞んで見えるので目の病気を疑うが、どうも公園の近くで工事をしていて風で砂埃が飛んできているようだ。


大草原 Grassland Area

この辺は霞んでないな。


はまかぜ橋よりみはらしの丘を望む

ネモフィラが見えてきた。一年振りのネモフィラ。


みはらしの丘 見晴之丘 Miharashi no Oka Hill

「みはらし」と言ってもヤッサ饅頭は関係ないと思う。


シーサイドトレイン 遊園車 Seaside Train
(1日周遊券:600円 一日票:600日圓 1 Day Ticket:600yen)


ネモフィラ(瑠璃唐草) 粉蝶花 NEMOPHILA (baby blue eyes)




みはらしの丘に登ってみる!










このご時世で鐘は撞けない鳴らせない





丘に登ったら降りましょう。














ネモフィラブルーソフト ミックス(400円)

みはらしの丘を降りてきたところで小休止。アイスも行列して買う。今日は気温が上がってきた。冷たいアイスを食べて手洗い場で顔を洗う。そろそろ布っきれで口と鼻を塞ぐのが辛い季節。一体いつまで続くのか。







瑠璃色に魅了されて、いくらでも写真を撮ってしまう。 (つづく)

特急〔はるか〕

2022-04-24 12:00:00 | 鉄道

本家第一旭本店 (京都府京都市下京区東塩小路向畑町)

京都駅から歩いてこちらのお店へ。店頭に行列はあるが長時間待つ事なく店内に案内される。


ビール(小) (350円)

アサヒビールもある。山を歩いたので(下りだけだが)喉が渇いており麦酒が旨い。


ラーメン(800円)

先にラーメンが来た。このスープの味。やっぱり旨い。


餃子(250円)

餃子も旨い。4年振りの第一旭さんだったが大満足。ごちそうさまでした。ところで店頭の張り紙を見ると昨年11月に神保町店が開業したそう。行ってみようかな。



京都より宿の予約してある大津へ移動。途中駅の山科を出て京都府より滋賀県に入る。大津市は隣の県の県庁所在地だが列車で9分、運賃は200円で移動出来る。

東海道本線 新快速 3494M 京都(17:46)→大津(17:55) クハ222-2005 運賃200円


ホテル・アルファ-ワン大津 (滋賀県大津市梅林)

暫く来てなかったが大津の定宿にチェックイン。


客室の様子

京都に来る時はここのホテルを利用する。シャワーを浴びてさっぱりする。


tv テレビでドラマを見る

途中から見始めるがもう終わるところか。


これまで令和4年4月10日撮影

まだ食べるのか。さてドラマが終わると特に見たいものもない。大津のホテルはテレビ画面で動画サイトは見られない。ご飯も食べたし、朝も早かったので(寝過ごしたが)早めに就寝する。


客室からの眺め これより令和4年4月11日撮影

令和4年4月11日月曜日。大津の定宿で起床する。今回は琵琶湖側の部屋だった。線路側でもあるが深夜は貨物列車と寝台特急だけで本数は少ないのでよく寝られる。朝になると頻繁に列車が通る。


滋賀県庁も見える


和洋バイキング

朝食付きのプランにしたが、別途付けると前売券が900円、当日1,000円。少しずつ料理を取るがお皿一杯となってしまった。近江牛のコロッケだったか、赤こんにゃくや日野菜の漬物といった地元のものもあり美味しい。このご時世でご飯は食堂の方がよそって出してくれる。納豆を食べるのに少しお代わりした。今日は食べなかったが生卵もある。


coffee 食後のコーヒーsymbol6

月曜日の朝だからか、それともこのご時世だからか、他の利用客が少ない。コーヒーを飲んでいる頃には一人となっていた。朝食をお止めになったアルファ-ワンさんもあるが続けて欲しい。ごちそうさまでした。



チェックアウト時の抽選会で飴ちゃんを貰って快適なホテルを出る。ホテルのウェブサイトからの予約して1泊朝食付きのプランが5,300円だった。




大津駅構内の桜も散っていた…



昨日途中下車した乗車券はまだ使わずにSuicaで入場する。大津に桜が咲いていれば三井寺まで足を伸ばすが駅の桜を見る限り散っているだろう。先週は仙台ではなく京都だったろうと思うが、おかげで鞍馬寺の桜を見る事が出来たとも言える。


sakura 咲いている木もある

さて京都市街地では散っているのが判っているので今日は京ではなく他の桜を見に行く。京都で兵馬俑展が開催中でそれに行こうかとも思ったが、やはりお花見にする。昨日桜の咲いている街を見掛けている。


JR西日本 東海道本線 新快速 3432M列車 [223系V46編成] (大津)


metro 東海道本線新快速で大津を出発symbol6

網干発近江塩津行新快速に乗車。


琵琶湖より流れ出る瀬田川を渡る (瀬田-石山)

瀬田川は京都府では宇治川と呼ばれ、大阪府では桂川、木津川と合流して淀川と呼ばれて大阪湾に注ぐ。写真は琵琶湖のある上流側。下流側には瀬田の唐橋が架かる。


この山が安土城かな (能登川-安土)

今日は安土城とは別のお城を訪れようと思う。


JR西日本 東海道本線 新快速 3432M列車 [223系V46編成] (彦根)


metro 東海道本線新快速で彦根に到着symbol6

東海道本線 新快速 3432M 大津(10:10)→彦根(10:49) クモハ223-2076 運賃990円

大津より39分で彦根に到着。営業キロは51.7kmと県内の移動でも結構距離がある。特急並みの速さの新快速のおかげですぐに着いた。さて、今日は彦根城に向かう。




sakura 彦根城 中堀の桜


ひこにゃん




国宝 彦根城 天守 (滋賀県彦根市金亀町)

彦根城を訪れた記事は下記のリンクをご覧下さい。

2022/4/15 サクラサク彦根 https://green.ap.teacup.com/tabinikki2004/670.html
2022/4/16 サクラサク彦根城 https://green.ap.teacup.com/tabinikki2004/671.html
2022/4/17 サクラサク彦根城・玄宮園 https://green.ap.teacup.com/tabinikki2004/672.html



満開の桜がきれいだった。彦根に来て正解だった。


beer 生ビール(キリン) 中ジョッキ(570円)

お城から戻ってきた。駅前の飲食店で麦酒を飲む。


名物ひこね丼(930円)

近江牛の牛すじに赤こんにゃくの糸こんにゃくが入った丼。麦酒と美味しく頂戴する。ごちそうさまでした。もう少し時間を取って鮒とか食べてみたかった。


麺・食事処 八千代 (滋賀県彦根市旭町)




乗車券 彦根→大津(990円)

今度はSuicaではなく乗車券を買って入場する。


近江鉄道 本線 普通列車 [800系] (彦根)



彦根には近江鉄道も乗り入れる。まだ乗った事はない。これから乗る東海道本線についてはプラットフォームに生徒さんが大勢いたので撮らなかった。


metro 東海道本線で彦根を出発symbol6

いつも新快速で駆け抜けてしまう区間だが、各駅に停車する米原発網干行普通列車(高槻-明石間快速運転)に乗車する。次の新快速よりも京都までは先着する。乗車券は大津までだが列車が大津に到着しても降りない。滋賀県より京都府に入り京都に到着し下車する。


JR西日本 東海道本線 普通 799T列車 [221系B7編成] (京都)
※高槻-明石間は快速運転。


metro 東海道本線で京都に到着symbol6

東海道本線 普通 799T 彦根(15:33)→京都(16:36) クハ221-30
◆彦根-大津間の運賃990円 ※大津-京都間は新松戸-関西空港間の乗車券を利用。



有人改札に行き、彦根-大津間と新松戸-関西空港間の乗車券を出して、大津からは途中下車していた関空までの乗車券を使う事、京都で途中下車したい旨を申し出る。大津までの乗車券は回収され、関空までの乗車券に「キョウト」の途中下車印を貰い出場する。


乗車券 新松戸→関西空港(10,010円)


自動改札印字の途中下車印「大津」


B自由席特急券 京都→関西空港(990円)

出札口(みどりの窓口)へ行き、特急〔はるか〕が運転している事を確認して特急券を購入する。このご時世で日中の運転はない。〔はるか〕は自由席があるうえB特急料金が適用されるので思ったより安かった。


京都タワー (京都府京都市下京区烏丸通七条下る東塩小路町)

もう京都観光する時間はない。お金のかからない時間つぶしとして京都駅ビルの屋上に上がってみる。最後を除いてエスカレータがあるので疲れない。


北側を望む


西側を望む

ヘリポートが設置されている。


南側を望む

目の前には近畿日本鉄道京都線京都駅の上にあるホテル。


東海道本線と東海道・山陽新幹線が見える


新幹線が出発する


新幹線〔のぞみ36号〕 36A列車 [N700系] (京都)

博多発東京行新幹線〔のぞみ36号〕。京都17時01分発、東京には19時15分に到着する。


それでは地上に降りよう

東側が階段・エスカレータになっている。




大階段では約15,000個のLTDによるイルミネーションが!




JR西日本 特急〔きのさき13号〕 5013M列車 [278系] (京都)
JR西日本 山陰本線 普通 1269M列車 [223系]

途中下車している乗車券で再入場し山陰本線乗り場へ。山陰本線は京都府の京都駅と山口県の幡生駅を結ぶ国鉄本線。寝台特急〔出雲〕で出雲市へ行き、乗り換えた特急〔スーパーおき〕は益田から山口線に入ったので、一日で京都から行ったのは益田まで。益田-幡生間は特急〔いそかぜ〕などで別の時に乗っている。さて〔きのさき〕〔はしだて〕といった特急は3月のダイヤ改正で全車指定席となっている。西日本でも〔ひたち〕〔ときわ〕のような傾向なのか。〔はるか〕は自由席がある。航空機は大きく到着時間が変わる事があるので、予め空港発の特急の指定席を買って乗り遅れても嫌だし、自由席があるのはありがたい。


JR西日本 回送列車 [281系HA607編成] (京都)

30番のりばに特急車両が回送で入ってきた。東海道本線・大阪環状線・阪和線・関西空港線を経由して関西空港とを結ぶ特急〔はるか〕である。


Hello Kitty HARUKA で運転








はるか KANSAI AIRPORT EXPRESS HARUKA


JR西日本 特急〔はるか47号〕 47M列車 [281系HA607編成] (京都)


はるか KANSAI AIRPOT EXPRESS HARUKA
関西空港 KANSAI-AIRPORT

それでは車内へ。




281系普通車の様子


281系普通車の座席


metro 特急〔はるか〕で京都を出発symbol6

車内は空いている。先頭車両には数人しか乗っていない。


貨物線をゆっくり走る (西大路-桂川)

新大阪に行くなら新快速の方が早い。もちろん新幹線の方がもっと早い。関空まで乗り換えがなく、座席など快適な車内設備が特急の良さだろう。夕方の今の時間は新快速は混雑しているはず。東海道本線の複々線(内側線・外側線)を跨いで向日町で新快速と同じ外側線に入り快走する。山崎で京都府より大阪府に入る。茨木からまた貨物線に入り複々線を跨ぐ。最初の停車駅新大阪に停車。割と乗って来たので、新幹線から乗り換えの人かなとも思ったが、車内で車掌さんから特急券を買うのを聞いていると阪和線の駅名で通勤ライナーとかホームライナーのような使われ方。このご時世でも朝夕走っているのはこうした利用客があるからか。




梅田貨物線は東海道本線の本線と分かれる (新大阪-梅田(信))

新大阪を出て淀川を渡ると大阪方面への本線と離れてゆく。特急〔はるか〕は大阪を経由しない。


梅田信号場(旧梅田貨物駅)付近

この付近は地下化工事中で新駅の「うめきた(大阪)駅」「(仮称)北梅田駅」が設けられる。





来春の開業を目指すそう。地下駅は島式プラットフォームの2面4線。大阪駅として開業し、今の東海道本線・大阪環状線乗り場とは改札内(ラッチ内)地下通路で結ばれる。資料を見る限り東京駅の京葉線プラットフォームのようには離れていない。「うめきた(大阪)駅」には建設中の「なにわ筋線」も接続し、関西本線JR難波だけでなく南海本線新今宮にも繋がるそう。


福島駅前 (梅田(信)-福島)

大阪環状線の高架の横に出る。単線で福島駅前に踏切もある。先週は東北本線福島駅で乗り換え、今週は大阪環状線福島駅を通過する。梅田貨物線は福島まで路線名は東海道本線で、この先は大阪環状線となるが、福島駅で内回り・外回りの線路と繋がっていない。


大阪環状線へ (福島-野田)

野田の手前で高架に上って外回りの側を走るがまだ繋がらない。ようやく西九条の手前で大阪環状線に合流してゆく。


大阪ドーム (弁天町-大正)


通天閣 (新今宮-天王寺)



大阪環状線より関西本線に入る。進行方向左の車窓に通天閣が見える。あべのハルカスは右側か。天王寺に到着。ここでも多く乗ってきて阪和線のホームライナーさながら。関西本線より阪和線に入る。長居公園の競技場が見える。車窓が日没で暗くなってゆく。和泉府中に停車し降りる客あり。次の日根野でも降りる客があるが、終点の関空まで行く乗客もいる。全くホームライナーという訳ではなく空港連絡特急でもあった。日根野で阪和線から関西空港線に入る。隣を高速道路が通る。


観覧車が見える (日根野-りんくうタウン) これまで令和4年4月11日撮影

1月に関空乗り継ぎの際利用したサイゼリヤ近くの観覧車が見える。


大観覧車「りんくうの星」 (大阪府泉佐野市りんくう往来南)
令和4年1月11日撮影

りんくうタウンを通過し、南海と同じ線路で関西国際空港連絡橋を渡る。


JR西日本 特急〔はるか47号〕 47M列車 [281系HA607編成] (関西空港)
これより令和4年4月11日撮影


metro 特急〔はるか〕で関西空港に到着symbol6

終点の関西空港に到着した。

特急〔はるか47号〕 47M 京都(17:30)→関西空港(18:59) クハ281-7 B自由席特急料金990円
◆新松戸-関西空港間の運賃10,010円



南海電気鉄道 特急〔ラピートβ 52号〕 [50000系] (関西空港)

隣のプラットフォームには南海電車。


JR西日本 関西空港線 関西空港駅 (大阪府泉南郡田尻町泉州空港中)



航空機に乗るため特急〔はるか〕で関西空港にやって来た。正しい利用法である。今までは何しに〔はるか〕に乗ったのやら。乗車券はここで回収だが何となく手元に残したくなって無効印を押してもらう。


乗車券 新松戸→関西空港(10,010円)


B自由席特急券 京都→関西空港(990円)

特急券も持ち帰る。無効印は国鉄らしい四角に「無効」「〇〇駅」とあるのが武骨でいいが、JR西日本でよく目にする「乗車記念」「使用済」もシンプルでいい。


関西国際空港[KIX] 第1ターミナルビル
(大阪府泉南郡田尻町泉州空港中)

1月は第2ターミナルを利用したが、今日は第1ターミナルを利用。無事に搭乗手続きを済ませる。




マクドLAWSONを利用

軽く食べよう。マクドは店頭に外国語のみのメニューがあり、英文・中文を見てセットしかないのかと戸惑ったが、カウンターに日本語の通常メニューもあった。ではいつもの夜マック。


マックフライポテトSサイズ(150円) 倍ハンバーガー(230円)
アサヒビール アサヒオリオン ザ・ドラフト350ml(219円)

ごちそうさまでした。


保安検査を受けて搭乗口へ

本土側の夜景が見える。


第1ターミナルビル国内線ゲートエリアの様子


ジェットスター・ジャパン GK212便 A320 JA20JJ (関西国際空港)

機材の到着が遅れていたので搭乗の案内開始も遅れる。ボーディングプレッジより搭乗。機内は満席ではないがかなり席は埋まっている。少しの遅れでプッシュバック開始。先日搭乗した便では窓側の客が終始窓の日よけを下ろしていて閉口したが、ジェットスターさんの安全のしおりを見てみると離着陸時は上げておくよう書いてある。夜間で景色は見えないが、おかげでどこから離着陸したか把握出来た。RWY24Lより離陸。即ちA滑走路を南西の方へ離陸した。どんどん上昇してゆき短い水平飛行を経て着陸に向け高度を下げる。客室乗務員が座席のリクライニング、テーブルを戻すよう声を掛けてゆく。外国人に伝わりづらかったようだが、そこは万国共通ではないのか。そういえば明らかに着陸態勢なのに客室乗務員が免税品のカートを押して通路を移動する海外の航空会社もあったな。もう千葉県の灯りが見える。いや茨城県だったかもしれない。成田のRWY16Lに着陸。即ちB滑走路に北の方から着陸する。第3ターミナルが近いが通り過ぎて沖止めとなった。


ジェットスター・ジャパン GK212便 A320 JA20JJ (成田国際空港)

ジエットスター・ジャパン GK212便 大阪関西 KIX(20:50)→東京成田 NRT(22:15) JA20JJ
◆運賃・手数料等5,030円

長い事歩かされるよりバスの方が楽である。到着ロビーに到着。最近第1ターミナルばかりだったので第3が懐かしい。ターミナルは着々と拡張されている。しかし第3ターミナルの最寄り駅は空港第2ビル駅。無料のターミナル連絡バスを利用する。第2ではなく第1ターミナル行に乗車する。第2ターミナルも経由するが第1ターミナルまで行く。


成田国際空港[NRT] 第一旅客ターミナル
(千葉県成田市三里塚御料牧場)

北ウイング♪



夜も遅く列車の本数が少なく、第1でも第2でも乗る列車は一緒。運賃も一緒。それなら列車の始発となる第1にある成田空港駅から乗って行こうという事である。京成電鉄を利用。次のアクセス特急は最終。地下鉄直通ではなく、京成上野にも行かず、京成高砂行である。


metro アクセス特急で成田空港を出発symbol6

成田空港線 アクセス特急 成田空港(23:08)→東松戸(23:43) 3154-8 IC運賃953円
武蔵野線 普通 2352E 東松戸(23:50)→新松戸(23:57) クハぃ231-29 IC運賃168円

彦根から鉄道で帰った方が早かったが、そもそも彦根に行こうと思い立ったのは今日である。関空から成田へは航空券の安さで決めた行程だった。 (おわり)

サクラサク鞍馬寺

2022-04-19 22:00:00 | 

三条大橋 (京都府京都市中京区・東山区)

散り始めどころか各所で桜が散っているのを確認し、せっかく京都に来ているのにどうしたものかと思ったが、北の方または高いところに行けば満開の桜が見られるのではと思案する。


metro おけいはんで三条を出発symbol6


京阪電気鉄道 鴨東線 特急列車 [8000系] (出町柳)


metro おけいはんで出町柳に到着symbol6

鴨東線 特急 三条(13:33)→出町柳(13:36) 8057 運賃220円

京阪電車で出町柳へ。京阪特急と言えばダブルデッカー(8000系)だが、暫く乗らないうちに座席指定のプレミアムカーが登場している。プラットフォームからチラッと車内をのぞいたけど快適そうである。普通車も快適だが。出町柳で叡山電車に乗り換える。改札前に桜の開花状況の案内があったが、八瀬が散り始め、鞍馬は七分咲きだった。これも情報が古いかもしれない。鞍馬に行ってみる事にする。京阪電車も叡山電車もSuicaを利用。全国相互利用サービスに対応しておりPiTaPaの他、ICOCAKitacaSuicaPASMOTOICAmanacaSUGOCAはやかけんnimocaの各カードが利用出来る。



2両編成の鞍馬行ワンマン列車は始発の出町柳を出発。暫くは市街地を走る。一乗寺駅は金福寺、詩仙堂、圓光寺を訪れた時に利用。宝ケ池に到着。忘れていたが元田中と宝ケ池も利用した事があった。宝ケ池からは叡山本線と分かれ鞍馬線に入る。岩倉は実相院を訪れた時に利用。列車は山間に入ってゆく。市原-二ノ瀬間は「もみじのトンネル」なのだそう。今は青葉だが紅葉の頃に訪れたい。


sakura 車窓の桜 (二ノ瀬)

ここまで来ると桜も散っていない。次の貴船口には貴船神社に行った時に利用している。


叡山電鉄 鞍馬線 普通列車 [800系] (鞍馬)

出町柳から30分余りで終点の鞍馬に到着した。

鞍馬線 普通 出町柳(13:45)→鞍馬(14:16) 812 運賃430円
※出町柳-宝ケ池間は叡山本線。


叡山電鉄 鞍馬線 鞍馬駅 (京都市左京区鞍馬本町)


駅頭には大きな天狗が!

吹き出しに「祝!運転再開に、ハナを添えるよ。」とある。一昨年、令和2年7月の集中豪雨被害で鞍馬線は市原-鞍馬間で不通となる。昨年、令和3年9月18日に全線で運転を再開。




総本山 鞍馬寺 (京都府京都市左京区鞍馬本町)

久しぶりの鞍馬寺。20年は経ってないと思うが10年以上来てないのは間違いない。鞍馬線を乗りつぶしてお寺にやって来て以来だ。




仁王門(山門)

山門の様子が格好いい。境内に入るのに愛山費として300円を納める。鞍馬寺の創建は宝亀元年(770)と伝わる。平安遷都の前、奈良時代である。




鞍馬寺にはケーブルがある

「足の弱い方や年配の方が少しでも楽に参拝できるように敷設されたもの」だそうだが今日は利用させていただく。普明殿という建物の二階にケーブルの山門駅の乗り場がある。


御寄進票(200円)

券売機で切符を買うが、乗車券ではなく運賃でもない。寄進したお礼に乗せてもらうというかたち。なお鞍馬山鋼索鉄道は鉄道事業法による鉄道(鋼索鉄道)。国交省の資料に事業者名として鞍馬寺とある。0.2kmと日本最短の鉄道である。京都の鉄道に全部乗るとなるとこちらも乗らなければならない。嵯峨野観光線(トロッコ)もまだ乗ってないけど。


鞍馬山鋼索鉄道(ケーブル) (山門)

時刻表では20分毎の運転だったが、並んでいる人が一度に乗り切れず、ピストン輸送となっていた。一本見送って次に案内される。御寄進票を回収されプラットフォームへ。


鞍馬の山中を登ってゆく (山門-多宝塔)

途中駅はない。ケーブルカーは上りと下りが途中で交換する印象だが、こちらは1両が上り下りを繰り返す。斜めに進むエレベータのようでもある。


山門方を望む

約2分で到着。距離は僅かだが高低差は89mもある。


鞍馬山鋼索鉄道(ケーブル) (山門-多宝塔)


牛若號Ⅳ Ushiwaka IV

鞍馬山鋼索鉄道 〔牛若號Ⅳ〕 山門(14:39頃)→多宝塔(14:41頃) 寄進200円


鞍馬山鋼索鉄道(ケーブル) 多宝塔駅 (京都府京都市左京区鞍馬本町)

鞍馬山鋼索鉄道の乗りつぶし終了。


多宝塔







ケーブルを降りたとたん多宝塔ときれいな花に目を奪われるが本殿金堂を目指す。


帰りもケーブルがあるが…


九十九折参道の階段…

どちらで降りるかはまた後の話。



ケーブルで楽をして登ってきたが、まだ少し上り階段がある。



まだお参り前だが自動販売機で冷たい紅茶を買って洗心亭という無料休憩所で小休止。


本殿金堂前に到着ase2


本殿金堂

皆さんお堂の前で手を広げているから何かと思ったが、後日調べると金剛床で手を広げて空を仰ぐと宇宙の何かが云々。



本殿に入りお参りします。久方振りのお参りでした。



それでは境内のお花を見てゆきます。





風が吹くと桜吹雪になってきれいです。やっぱり七分咲き情報は古かったか。











鞍馬寺の桜を堪能する。京都市街地の桜が散っていて急遽鞍馬にやって来たが、きれいな桜が見られ、また久しぶりにお寺にお参り出来てよかった。





下りはケーブルではなく九十九折参道を行く。子供らが参道を駆け上がってくる。その元気に驚愕する。思いの外参道を歩いて登られる方は多い。清少納言が『枕草子』で「近うて遠きもの、くらまのつづらをりといふ道」と書いている。自分も前回は歩いて登った。今日は下りだけだが。




緑の中にあるおやしろ


由岐神社 (京都府京都市左京区鞍馬本町)

創建は御祭神を御所より鞍馬に遷宮した天慶3年(940)。今の本殿・拝殿は慶長12年(1607)、豊臣秀頼再建で重要文化財。


京都市天然記念物 由岐神社 御神木大杉(大杉さん)

樹齢は約800年だそう。




鞍馬の火祭は由岐神社の例祭(10月22日)

祭りの日で思い出した。いつぞやの10月22日に鞍馬寺・由岐神社にお参りして、三条小橋で時代祭りを見た。火祭は見てないが松明を準備しているのは見掛けた。やっぱり20年近く前だ。




普明殿/鞍馬山鋼索鉄道(ケーブル) 山門駅
(京都府京都市左京区鞍馬本町)

ケーブルの山門駅まで戻ってきた。



次にお参りに来るのはいつか。足腰は鍛えておかないといけない。


お寺をあとにして駅へと向かう…


出札口と改札口 (鞍馬)

列車は到着している。Suicaで入場する。


叡山電鉄 鞍馬線 普通列車 [800系] (鞍馬)

来た時と同じ車両だった。


山間の里を行く (二ノ瀬-貴船口)


交換待ちをする (二ノ瀬)




叡山電鉄 鞍馬線 普通列車 [900系・展望列車〔きらら〕] (二ノ瀬)

〔きらら〕に乗ってみたい。しかし今日ではない。結構山の方へ行った気がするが30分強で出町柳へ戻ってきた。

鞍馬線 普通 鞍馬(15:34)→出町柳(16:05) 812 運賃430円
※出町柳-宝ケ池間は叡山本線。


叡山電鉄 叡山本線 普通列車 [700系・観光列車〔ひえい〕] (出町柳)

〔きらら〕とはまた違った列車が。


叡山電鉄 叡山本線 出町柳駅 (京都府京都市左京区田中上柳町)
いずれも令和4年4月10日撮影

これから京都駅へ向かう。鉄道では京阪電車で東福寺で奈良線に乗り換え、また京阪電車で三条で地下鉄東西線へ烏丸御池で烏丸線に乗り換えが考えられる。京阪電車で七条で下車して京都駅まで歩く事も考えられる。他の方法では一度京都駅から市バスで出町柳駅に来た事がある。乗り換えなしで均一運賃だから鉄道より安い。京都駅行のバス停を見つけ4系統の市バスに乗車する。このご時世で外国人観光客は激減しているようだがバスは混雑しており座れない。途中の停留所で降りる人があって座る事が出来た。バスは京都市役所前、四条河原町を経由して京都駅前に到着した。運賃は230円でSuicaで支払う。 (つづく)

京都市交通局 市バス 4系統 出町柳駅前(16:15)→京都駅前(16:43) 2086 運賃230円 



サクラチリヌル京都

2022-04-18 18:00:00 | 

新幹線〔のぞみ207号〕 207A列車 [N700S·J16編成] (東京)

令和4年4月10日日曜日。新幹線で出掛けてきた。二週連続の遠征となるが今回は自然が相手なのでとにかく出掛ける。


N700 Supereme

JR東海N700S車両である。ようやく初めて乗る事が出来る。




N700S・J編成普通車の座席



明るい色の座席だがちょっと座り心地が固いかな。


ミックスサンド(258円) コカ・コーラ(160円)

さすがに二週連続でシウマイ弁当ではありません。品川に着く前に食べ終える。多摩川を渡り東京都より神奈川県へ。新横浜までは各駅に停車したが、次は名古屋まで止まらない。


現在位置の表示が ▷▷▶

居眠りしていてハッと目が覚めても昼間なら車窓を見ればどの辺りか判るが、夜間だとこれは役立ちそう。小田原を通過。千歳川を渡り神奈川県より静岡県に入る。盛り土崩落被害に遭った場所を通るが未だに車窓を見る事が出来ない。


乗車券 新松戸→関西空港(10,010円)

今回は指定席券売機で切符は訳なく買った。目的地は関西空港だが本当の目的は途中下車するところ。新幹線は東京-名古屋間のみ利用する。当初はもっと在来線を使うつもりだったが今朝目が覚めたのが予定より遅くてこうなった。


新幹線自由席特急券/特定特急券 東京・品川→名古屋(4,180円)

〔のぞみ〕には自由席があり〔ひかり〕〔こだま〕の自由席と同額で利用出来る。


fuji 車窓には富士山(3,776m)と桜 sakura (三島-新富士)

〔富士〕に〔さくら〕か。この組み合わせで併結はしてなかったな。




浜名湖 (浜松-豊橋)


立岩が見える

静岡県より愛知県に入った。定刻に三河安城を通過する。


新幹線〔のぞみ207号〕 207A列車 [N700S·J16編成] (名古屋)


metro 新幹線〔のぞみ〕で名古屋に到着symbol5

きしめんを食べたいところだが乗り換え時間は僅か。急いで在来線プラットフォームへ。


特急〔しらさぎ5号〕 5M列車 [681系] (名古屋)



関西空港へ向かうのに金沢行の特急に乗り換える。


681系普通車の様子


681系普通車の座席

N700S車両より柔らかく座り心地はいい。名古屋を出発。座り心地はよくても新幹線より遅い。それに新快速よりも遅い。新快速がすぐ前を走っていて追い抜く訳でもない。尾張一宮から少し速度が上がった気がする。長良川を渡り愛知県より岐阜県へ。岐阜、大垣から思ったより乗車する旅客あり。先の新快速は大垣行だったからもうダイヤに余裕があると思う。


美濃赤坂への支線が分岐する (南荒尾信号場)


この後、下り本線は上り本線の下を潜り北に進路をとる

下りの普通列車(快速・新快速・特別快速を含む)は上り本線の側にある単線を通って垂井経由で関ケ原に向かうが、特急や貨物列車は北側へ迂回する下り本線を走る。関ケ原への急勾配を緩和するため昭和19年に開通した勾配を緩くした経路だ。蒸気機関車時代だから今より勾配には弱い。下りの特急でしか見られない車窓なので久しぶりである。特急〔しなの〕で通って以来か。今の〔しなの〕は名古屋発着で岐阜県には来ない。かつては普通列車も下り本線を走っていて途中に新垂井という駅があったが廃止されている。


隣に上り線がない (南荒尾(信)-関ケ原)


石灰岩採掘で削られた金生山

石灰石を運ぶ貨物列車が美濃赤坂支線を走るそう。


下り本線が上り本線を越えてゆく

関ケ原からは上下線隣り合う複線に戻る。



東京方面の上り線が下り坂、神戸方面の下り線が上り坂となる。


伊吹山が見えた (柏原-近江長岡)

列車は岐阜県より滋賀県に入った。







伊吹山に桜、そこへ新幹線が通ればよかったが来なかった。


桜と菜の花 (醒ケ井-米原)


北陸自動車道米原IC付近

ここの南で名神高速道路米原JCTから北陸自動車道が分岐している。以前は北陸道に米原本線料金所(TB)があり検札、通行券のチェックがあった。料金の支払いではない。米原TBは一度通った事がある。東名の豊橋TB、中国道の山崎TBも通ったが、東北道の泉TBは通る事無く、ETCの普及等でこれらの検札する本線料金所は廃止された。ちなみに高速道路の米原ICとJCTに廃止されたTBも「まいはら」と読み、鉄道の米原駅は「まいばら」と濁る。滋賀県坂田郡米原町は「まいはら」と濁らなかったが、平成の大合併で新設された米原市は「まいばら」と鉄道に合わせた読みとなった。特急〔しらさぎ5号〕は「まいばら」駅に到着。下車する。やっぱり鉄道で耳にする「まいばら」に馴染みがある。


自由席特急券 名古屋→米原(600円) ※新幹線乗り継ぎ割引


特急〔しらさぎ5号〕 5M列車 [681系] (米原)

新幹線から北陸方面へ乗り換えで乗ってくる客は多いが、東海道本線だけ利用して米原で降りる客も思いの外多い。岐阜、大垣から米原乗り換えで京都、大阪方面に行くのかも知れない。次の大阪方面は〔しらさぎ〕の車内放送で案内されなかった新快速がすぐ出発する。慌ただしいが間に合い乗車する。新快速は特急〔しらさぎ〕より速い。リクライニングシートではないが転換式クロスシートなので快適である。車内の静粛性は特急車両のようではなく、このご時世で窓を開けているからトンネル進入時の衝撃音に驚いてしまう。車窓の桜は米原、彦根では満開だったが、南に行くにつれ散ってきている。今日の宿のある大津で途中下車する。


JR西日本 東海道本線 新快速 3451M列車 [223系V59編成] (大津)


metro 東海道本線新快速で大津に到着symbol6

常磐線 普通 622K 新松戸(7:13)→松戸(7:20) クハE233-2017
常磐線 快速 780H 松戸(7:22)→日暮里(7:38) クハE231-50
山手線 普通 719G 日暮里(7:40)→東京(7:52) クハE235-4
※正式には東北本線。
新幹線〔のぞみ207号〕 207A 東京(8:00)→名古屋(9:39) 743-16 特定特急料金4,180円
特急〔しらさぎ5号〕 5M 名古屋(9:48)→米原(10:48) クモハ681-2502 自由席特急料金600円
東海道本線 新快速 3451M 米原(10:50)→大津(11:33) クハ222-2070


JR西日本 東海道本線 大津駅《北口》 (滋賀県大津市春日町)


駅から伸びる道の先に琵琶湖が見える

駅のコインロッカーに手荷物を預けて身軽となる。大津駅のコインロッカーは小型が1日300円。それでは途中下車した乗車券ではなくSuicaで入場して京都市内に向かう。




metro 東海道本線で大津を出発symbol6


JR西日本 東海道本線 普通 763T列車 [223系W39編成] (山科)


metro 東海道本線で山科に到着symbol6

東海道本線 普通 763T 大津(11:58)→山科(12:02) クハ222-2091 運賃190円
東西線 普通 山科(12:12)→蹴上(12:18) 5617 運賃260円

滋賀県より京都府に入る。山科で下車して京都市交通局の地下鉄東西線に乗り換える。地下鉄もSuicaで。蹴上で下車する。行楽時期は混雑している蹴上駅だが何だか空いている。子供連れの家族も見掛けるが動物園に行くようである。地上に出ると空いている訳がわかった。


蹴上インクライン (京都府京都市東山区東小物座町)

桜が散っている。お花見で混雑している印象があるがこれでは人は少ない。



今朝、JR CYBER STATIONのサクラ開花情報を見て京都は散り始めだったから急ぎ上洛したのだが情報が古かったのか。この花は散り始めではない。


疎水に沿って南禅寺へ




水路閣 (京都府京都市左京区南禅寺福地町)


南禅寺 法堂 (京都府京都市左京区南禅寺福地町)

こちらの花は咲いている。



ソメイヨシノは散っている。





八重桜かな。知らんけど。



久しぶりの南禅寺にお参りしてゆく。


新緑の季節か

秋には紅葉が見事である。


三門


中門

南禅寺をあとにする。







大島桜かな。知らんけど。


岡崎公園 (京都府京都市左京区)

疎水沿いの桜も散っている。









いつもの白川沿いの道を歩くがやはり散っている。



咲いている品種の桜を撮るだけになってきた。例年なら祇園の方まで散策するが市街地のソメイヨシノはもう咲いていないだろう。そうだプランBで行こう。今思いついたのだが。


三条大橋 (京都府京都市中京区・東山区) いずれも令和4年4月10日撮影

三条通を西へ鴨川に架かる三条大橋までやってきた。 (つづく)