
東武鉄道 特急〔スペーシアX 7号〕 1129列車 [N100系] (春日部)
令和5年7月25日火曜日。東武鉄道の新型特急に乗ってきた。

列車名は特急〔リバティきぬ〕や特急〔リバティりょうもう〕のように路線ごとの名前は付かず、特急〔スペーシアX〕だけである。鬼怒川温泉行だから特急〔スペーシアXきぬ〕とはならない。




崎陽軒 シウマイ弁当(900円) 麒麟麦酒 キリン一番搾り生ビール350ml缶(230円)
新越谷でシウマイ弁当を販売している事に気付き、さっそく買って来た。

いただきます♪
窓側の席の切符を購入していたが、隣の通路側の席にもお客さんが。失礼してお弁当を食べる。駅弁は日本の鉄道文化だからいいでしょう。ところで新型特急だからか乗車率はよい。東武特急に乗る時は当日駅で切符を買うのだが、今回は満席になりそうだったので、特急券インターネット購入を利用した。僅かに残っていた窓側の席を購入する事が出来た。特急券は受け取る事なく、「購入完了画面またはメールの提示」となるので、手元に特急券を記念に残すという事が出来ない。埼玉県より群馬県を経て栃木県へ、武蔵国より上野国を経て下野国のに入る。隣のお客は栃木で下車した。皆が鬼怒川に行くのではなく、区間利用の利用者も多い。

車窓を見て寛ぐ (北鹿沼-板荷)

特急〔きぬがわ2号〕 1082M列車 [E253系] (板荷)
鬼怒川温泉発新宿行のJR特急とすれ違う。東武鉄道鬼怒川線、日光線を走り、栗橋からJR東日本東北本線に入り、所謂「湘南新宿ライン」と同じく貨物線の東北本線、山手線を走って新宿に着く。

夏の田園風景を行く (明神-下今市)

日光杉並木

下今市に到着
列車は複線電化の日光線から単線電化の鬼怒川線に入る。

大谷川を渡る (下今市-大谷向)
日光線と比べて鬼怒川線の線形はよくない。列車はゆっくりと走る。


前方展望が映し出されている

鬼怒川を渡る (大桑-新高徳)

東武ワールドスクウェアを出ると、鬼怒立岩(信)から一寸だけ複線となり鬼怒川温泉に到着した。

N100系のスタンダードシート


日立製作所という事は山口県産か
新型特急〔スペーシアX〕から下車する。新型車両の乗り心地はよかった。






乗っていたN102-4


東武鉄道 特急〔スペーシアX 7号〕 1129列車 [N100系] (鬼怒川温泉)
先頭車両では多くの人が記念撮影を撮っている。

撮影用にこんなプレートも貸してくれる

先頭車両の窓枠が独特
1号車はコックピットラウンジ。カフェも設置されているが、1号車の旅客が優先で、他の車両の乗客は当面の間はオンライン整理券を列車運行中に発行するそう。

2号車はプレミアムシート

もう皆さん撮影を済ませて改札を出たかな。自分は改札を出る事は出来ない。乗車券には「下車前途無効」とある。今日の目的地は鬼怒川温泉ではない。

乗り換える列車まで30分余りあり、外にも出られないから撮影には最適。

折り返し浅草行のお客さんの記念撮影が始まったのか

標高 三八六米二 鬼怒川温泉駅


浅草方、6号車にはコックピットスイートとコンパートメント
5号車にはボックスシート。国鉄の急行・普通列車のボックスシートとは全く違う。

指定された車両にしか立ち入っていないので、スタンダードシート以外、車内の紹介は出来ないが、詳しくは東武鉄道のウェブサイト等でご確認ください。

次に乗る列車がやって来た。折り返し鬼怒川温泉発浅草行特急〔スペーシアX 8号〕はこの列車の到着を待って出発する。

東武鉄道 特急〔リバティ会津131号〕 1131列車 [500系] (鬼怒川温泉)
春日部から特急〔リバティ会津〕に乗れば鬼怒川温泉での待ち時間も乗り換えの手間もないが、今日は特急〔スペーシアX〕に乗るのが目的だったから仕方がないね。


500系は川崎車両、兵庫県産か

500系の座席




温泉街を行く (鬼怒川温泉-鬼怒川公園)

〔スカイツリートレイン〕[634型]の車両が (新藤原)
新藤原までが東武鉄道鬼怒川線。これより野岩鉄道会津鬼怒川線へ入ってゆく。

乗車券 新越谷から 新藤原 ➡ 野岩線 840円区間(2,240円)
会津鬼怒川線に入ると車掌が検札に回ってきた。東武鉄道・野岩鉄道の連絡乗車券に「YG」の印を受ける。ところで今乗車しているのは特急列車で、乗車券しか所持していないが不正乗車ではない。特急〔リバティ会津〕は鬼怒川温泉-会津田島間の各駅相互間のみの乗車に限り、乗車券のみで乗車出来る。空席があれば着席可能だが、その席の特急券を持った乗客が現れたら席を移動する必要がある。立席特急券、座席未指定券のようなイメージか。特急券は買ってないけど。

会津鬼怒川線の線形はよい (川治温泉)
東武鉄道鬼怒川線ではゆっくり走っていたが、野岩鉄道会津鬼怒川線では快走する。国鉄線としては開業出来ず、第三セクターとして昭和61年に開業した比較的新しい路線である。

鬼怒川を渡る (川治温泉-川治湯元)
中国人のグループ客が川治湯元で降りてゆく。訪日観光客かと思ったが、この辺りは温泉ばかりだし、裸で温泉に入るのを嫌うような話を聞いていたので、温泉文化にも慣れた日本在住の人たちだったのかなと思う。

湯西川温泉駅と道の駅湯西川
先日、国道121号を走った時に立ち寄った。駅のプラットフォームは地中、駅舎は地上にある。

湯西川湖を渡る (湯西川温泉-中三依温泉)

男鹿川を渡る
国道に比べて鉄道は直線的である。

山間の里という感じ (中三依温泉)

こんな宿泊施設に憧れる

野岩鉄道 特急〔リバティ会津131号〕 1131列車 [500系] (上三依塩原温泉口)



上三依塩原温泉口駅で下車する。降りたのは自分一人だけだった。
伊勢崎線 急行 新越谷(14:11)→春日部(14:25) 東京地下鉄08-201
特急〔スペーシアX 7号〕 1129レ 春日部(14:33)→鬼怒川温泉(16:03) N102-4
◆特急料金1,710円(スタンダードシート)
特急〔リバティ会津131号〕 1131レ 鬼怒川温泉(16:38)→上三依塩原温泉口(17:15) 516-1
※乗車券のみで乗車(特例区間)
◆新越谷-上三依塩原温泉間の運賃2,240円

鬼怒川温泉行の特急〔スペーシアX〕に乗ったが、足を延ばして塩原温泉に行こうと思う。

会津高原尾瀬口方を望む
会津線に乗り入れて会津田島。只見線に乗り入れて会津若松。磐越西線に乗り入れて喜多方に通ず。

新藤原方を望む
鬼怒川線に乗り入れて下今市。日光線に乗り入れて栃木。伊勢崎線に乗り入れて春日部、北千住、浅草に通ず。電車は浅草から会津田島まで直通する。会津田島以北は非電化。


塩原温泉バスターミナル行のバスが待っている

出札口と改札口
無人駅となっており、切符は回収箱に入れる。

野岩鉄道 会津鬼怒川線 上三依塩原温泉口駅 (栃木県日光市上三依)

那須塩原市地域バス「ゆーバス」 塩原・上三依線 (上三依塩原温泉口駅)
地域のコミュニティバスで小さな車両が走るのかと思ったが、通常のサイズのJRバスが待っていた。JRバスの路線ではないが、JRバス関東 が運行する。大きなバスに乗客は自分一人だけと思いきや、駅前のベンチに座っていた人が乗って乗客二名となり発車。

国道400号 尾頭トンネル
長い隧道を抜けて日光市より那須塩原市に入る。

塩原・上三依線 上三依塩原温泉口駅(17:25)→塩原温泉バスターミナル(17:48) L534-97506
運賃200円

塩原温泉バスターミナル (栃木県那須塩原市塩原)
JRバス関東塩原本線の塩原温泉バスターミナル(塩原温泉駅)である。こちらへは東北本線西那須野駅から塩原本線のバスで来た事がある。上三依塩原温泉口駅からのゆーバスの方が乗車時間は短く、コミュニティバスで運賃も安い。一方の西那須野駅の方がバス、列車ともに本数が多く、東北新幹線の那須塩原駅へ行くバスも運転されている。

那須塩原市地域バス「ゆーバス」時刻表

JRバス関東塩原本線時刻表
どちらで帰るかはまた明日考える。


塩原街道
こちらは旧道。国道バイパスが少し山手を通っている。今日の宿はバイパス沿いにある。

塩原温泉 八汐荘 (栃木県那須塩原市塩原)
三度目の利用となる八汐荘さん。これまではレンタカーで来たが、今回初めてバスでやって来た。バスターミナルから程近い。上り坂だが。

客室の様子
和室10畳を独り占め。旅行サイトからの予約で朝食(弁当)付きで5,655円。

客室からの眺め




明るいうちに宿に入れた。

東京より小笠原の方が涼しいのか

坊やが…



しゅと犬くんが見られない…



温泉に入ってくる。夏の温泉はどんな感じかと思ったが実に気持ちいい。極楽極楽。

お弁当(700円) 缶ビール(350円)
このホテルに食堂はない。冷凍のお弁当を販売している。前回は回転寿司で持ち帰りしてきたけど、今回は車ではないので買い物をして来られなかった。遅い時間にシウマイ弁当を食べているので、夕食はこのお弁当で丁度いいでしょう。

湯上りに麦酒を飲みお弁当を食べる♪
美味しかった。ごちそうさまでした。

セブンティーンアイス スペシャルセレクション 濃厚いちご(200円)
食後のデザート。

動画を見て過ごす

布団を敷くのはセルフ いずれも令和5年7月25日撮影
動画が見られるのでこの宿に泊まっているのだが、直ぐに眠くなって、テレビを消して就寝する。
(つづく)