旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

LCCで沖縄 首里城

2020-07-29 18:00:00 | 

首里城の城壁が見える!

首里駅から首里城の守礼門に向かう。県道の歩道を歩いていたが、すぐそこにお城が見えるので、脇道に入る。城壁に沿った小道に至る。昇り降りがある。



城壁の曲線が何ともいい。かっこいい。これがグスクか。






首里城 久慶門 (沖縄県那覇市首里当蔵町)

城門が現れた。昭和58年復元の久慶門。後で知るが、ここは現在は出口専用。その昔は通用門で主に女性が利用したといわれているのだそう。


首里城 守礼門 (沖縄県那覇市首里真和志町)



16世紀、尚清王の頃に建立。昭和8年に国宝に指定されたが、昭和20年に戦争で焼失している。現在の守礼門は昭和33年に復元されたものである。嘉永6年・清咸豐3年(1853)、米国のペリー(Matthew Calbraith Perry)は黒船を率いて浦賀沖に現れる前、那覇沖に現れて、強引に首里城に入城している。当時の画が残るが、その時の守礼門ではない。


守禮之邦

それでは守礼門を潜り、首里城へ。




首里城 歓会門 (沖縄県那覇市首里当蔵町)

15世紀、尚真王の頃の創建。こちらも国宝に指定されていたが、昭和20年に戦争で焼失。昭和49年に復元されたそう。


歡㑹門

こちらが首里城の正門にあたるそう。いよいよ首里城に入城する。


首里城 瑞泉門

15世紀の創建だが、ここも昭和20年に戦争で焼失。平成4年の復元。門を入ると、突き当たって左に曲がる。枡形のような感じ。二つ目の門はない。


首里城 漏刻門

次の門がこちら。ここも15世紀創建だが、戦災ではなく老朽化のため、昭和初期に撤去されていた。平成4年に復元。


だいぶ高い所に登ってきた…




首里城 広福門 廣福

創建年代不明で、明治末期頃に撤去されていたが、平成4年に復元された。広福門を入ると、この先に有料エリアがあり、行くのであれば切符を買うよう案内される。切符売り場は広福門にある。首里城がどうなっているか報道で知っているが、あまり見たくないので、その時その後の写真も映像もよく見ていない。ここで引き返す事も考えていたが、せっかくなので入ってみよう。そういえば割引も効くようである。


入場券(320円・モノ割) ※参考 一般料金400円

モノレールの1日乗車券を利用していると、団体料金が適用される。モノレールの切符には首里城のスタンプが押される。すでに割引を受けましたよという目印にするのだろうが、駅や車内ではないところで、鉄道の乗車券の券面に直接押印されるので不思議な感じがする。


首里城 奉神門

明治末期頃に撤去されていたが、平成4年に外観を復元。この先は有料エリアとなる。


首里城 御庭

解ってはいるが、写真や映像で知る正殿がない。



18世紀に建てられた正殿も国宝だった。しかし昭和20年に戦争で焼失する。それをモデルに平成4年に復元された正殿がここにあった。



しかし、令和元年10月31日、火災が発生。正殿・南殿・北殿は全焼。全部で8棟が焼損した。


首里城 正殿跡

現場を見ると、正殿を見た事はないけれど、喪失感を覚える。大変残念である。




奉神門の方を望む…

戦災等で失っていた建物や門を、少しずつ復元していったのに。焼けてしまったのはどうにもならないが、実に惜しい事をしたと思う。


正殿の基壇石積み


赤瓦


礎石


髭・鱗・眼

焼け残りをみると、やりきれない。焼失で心を痛めている皆様にお見舞い申し上げます。


コカ・コーラ(120円)

暑いので冷房の効いた建物で小休止。


東のアザナ より望む!

一番奥まったところにやって来た。こんなご時世なので、この先、一度に入れる人数を制限しているようだ。標高約140mにある物見台、東のアザナからの眺望を楽しむ。









早く首里城に来ればよかったのか。いや、火事で焼失するなぞ夢にも思っていなかった。正殿が再建されたらまた訪れようと思う。東のアザナから降りてくる。中国人観光客の姿が見られる。日本在住なのだろう。こんなご時世でなければ、多くの外国人観光客が訪れていたのだろう。そろそろ首里城を後にする。案内図を見ていたら係員の方がいらっしゃったので、モノレール利用の旨伝えると、キューケイ門を出て、道なりで儀保駅に着くそう。どんな字を書くのか判らぬまま、お城から坂を降っていると、久慶門の案内があった。






久慶門より退出する!

首里城で最初に見掛けた門が久慶門だった。


久慶門


弁財天堂と円鑑池





客待ちする観光タクシー運転手のお勧めする1枚。タクシーに乗る金も暇もなくて失礼する。首里城公園を出て真っすぐ道なりに歩く。




ウィーヌハシ

アパートか何かの名前かなと一瞬思うが、アパートはない。答えはすぐそこにあった。


上之橋

うえのはし。沖縄の言葉では、エ→イ、オ→ウとなるから、ウイヌハシか。


儀保川


上之橋より儀保川の下流方を望む!


上流方は暗渠で公園になっている!

ウィーヌハシはこちらに書いてあったから、橋の欄干と気付かなかった。


上之橋 (沖縄県那覇市首里当蔵町・首里赤平町・首里儀保町)

白いのは珊瑚の島だからか。アスファルトの道路も珊瑚が入っていて滑りやすいのだそう。昨日は雨の中のドライブだったが、スリップしなくてよかった。


沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線(ゆいレール) 儀保駅
(沖縄県那覇市首里儀保町)

道なりで駅に到着。昨日、車でここを走っていて、現在位置が儀保駅と判った場所。再び1日乗車券のQRコードを改札機に読ませて入場する。


プラットフォームより首里城を望む! いずれも令和2年7月2日撮影

首里を後にして、那覇市中心部に向かう。 (つづく)



LCCで沖縄 沖縄都市モノレール線

2020-07-27 11:00:00 | 鉄道

沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線(ゆいレール) 旭橋駅
(沖縄県那覇市泉崎)

この後は終点まで一気に沖縄都市モノレール線を乗りつぶしてしまう。未乗車区間は美栄橋以遠である。自動改札機に1日乗車券のQRコードを読ませて入場する。


旭橋は相対式プラットフォーム!

これまで乗り降りした駅は1面2線の島式プラットフォームだったが、この駅は2面2線で相対式の構造となっている。行き先によりプラットフォームが異なる。


沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 普通列車 [1000形] (旭橋)

那覇空港行が接近する。




そして出発してゆく…



現在、2両編成で営業しているが、今後は3両編成として、輸送力を増強して混雑の緩和を図るそう。定員は2両(164名)から3両(265名)となる。


沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 普通列車 [1000形] (旭橋)

てだこ浦西行がやってきた。


metro ゆいレールで旭橋を出発symbol6



車内では駅到着前にチャイムが流れるのだが、各駅で異なった沖縄の曲となっている。てぃんさぐぬ花♪と安里屋ユンタ♪は判ったが、後は知らぬ曲ばかりである。観光客には沖縄らしくていいだろうが、毎日聞いている乗客はどうなのか。さて、おもろまちという平仮名の駅名がある。漢字がないので、「おもろ」の意味が解らない。おもろさうしの「おもろ」だろう。調べると歌の意だった。おもろさうしは歌集である。それにしても建物が多い。丘陵地にギッシリと建て込んでいる。起伏のある地形なので、勾配に強いモノレールは適しているのだろう。車窓に首里城を見て首里に到着。開業以来、首里が終点だったが、昨年に路線は延伸している。新規開業区間を列車は走る。那覇市より浦添市に入る。沖縄らしい独特のお墓が並ぶ墓地も見られる。墓石ではなく、祠か並んでいる。


東シナ海が見える! (経塚-浦添前田)




列車はトンネルに入る! (浦添前田-てだこ浦西)

終点のひとつ前の駅を出ると、眺めの良い高架を走っていたモノレールは、地上に降りてきて、そのまま地下トンネルに。トンネルを抜けると高架線。終点のてだこ浦西に到着した。


沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 普通列車 [1000形] (てだこ浦西)

これで沖縄都市モノレール線の乗りつぶし終了。同時に沖縄県内の鉄道の乗りつぶし終了(索道を除く)。

沖縄都市モノレール線 普通 旭橋(12:11)→てだこ浦西(12:37頃) 1105 ※参考運賃340円


metro ゆいレールでてだこ浦西に到着symbol6

ここも駅名に平仮名が入る。「てだこ」は太陽の子の意。浦添を都とした英祖王は「てぃだこ」と呼ばれていたそう。三山時代とか、尚氏の三山統一よりも前の時代の事である。浦添市の東部なのに「浦西」とは、添市と中頭郡西原町の市町境に近いからか一文字ずつ取ったのかとも思ったが、添市西原町という町名も近くにあり、そちらのような気もするが判らない。


てだこ浦西側の末端を望む!

写真右の高架道路は、沖縄県道38号浦添西原線バイパス。


車止め!

この先は中頭郡西原町。昨日、ここを沖縄自動車道を走行中に反対側から見掛けた。


付近には沖縄自動車道幸地BSが!


高速バスのりばの案内板も!


1面2線の島式プラットフォーム


那覇空港方を望む!



改札を出て、てだこ浦西駅を望む。他の高架駅は新交通みたいな駅だったが、ここは普通の2本のレールを走る鉄道の高架駅みたいな印象。


トンネルから列車が出てきた!








沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 てだこ浦西駅
(沖縄県浦添市前田)

大きな駅前広場も整備され、やはり普通の鉄道の駅のようである。




沖縄都市モノレール 工作車 MB-2


駅前にPark & Rideの駐車場以外に何もない!

コンビニエンスストアもない。清涼飲料水の自動販売機を見掛けるくらい。今は付近の沖縄道にはバス停のみだが、インターチェンジを設けて、高速バスターミナルを整備するそう。札幌で言うと大谷地みたいな役割か。そしてこの近くにも大型商業施設が建設中である。




改札口

1階が改札階。2階がプラットフォームになる。念願の沖縄都市モノレールの乗りつぶしは終えたので、1日乗車券で那覇観光に出掛ける。


沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 普通列車 [1000形] (てだこ浦西)

列車が到着する。この列車には乗らず、今プラットフォームで出発を待っている列車に乗り込む。車内はガラガラである。同じ始発駅でも那覇空港とは違う。


1000形の車内の様子!

ガラガラというか、先頭車両は貸切である。ゆいレールの座席は窓を背にしたベンチシート(ロングシート)が主体である。


運転席後ろにクロスシート有

1車両に4席だけ、2両編成なので8席だけクロスシートが存在する。先頭車両は前面が、後尾車両は後面の展望が楽しめる。先頭車両の方に腰掛ける。


metro ゆいレールでてだこ浦西を出発symbol6

浦添市より那覇市に入る。


沖縄でかぶりつき!

モノレールのかぶりつきもいいなあ。このまま乗っていたいが、首里で下車する。


沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 普通列車 [1000形] (首里)


metro ゆいレールで首里に到着symbol6

沖縄都市モノレール線 普通 てだこ浦西(12:56)→首里(13:04) 1110 ※参考運賃270円


首里城を背後に列車が行く!

平成15年8月10日、沖縄都市モノレール線那覇空港-首里間が開業した。長らく首里が終点となっていたが、令和元年10月1日に首里-てだこ浦西間が延伸開業した。まだ開業して1年経ってない、新しい路線を乗って来たのだ。さて、尚氏が三山統一して首里が都となる。那覇は首里の外港で、島であった。後に首里と那覇とを結ぶ道、長虹堤が築かれたそう。昭和29年に那覇市に編入されるまでは首里市だった。


沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 首里駅
(沖縄県那覇市首里汀良町)




鳥堀交差点(沖縄県那覇市首里汀良町・首里鳥堀町)
いずれも令和2年7月2日撮影

昨日は那覇ICからこの道を通った。今日は横切って首里城に向かう。 (つづく)



LCCで沖縄 最西端・最南端駅

2020-07-23 12:00:00 | 鉄道

沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線(ゆいレール) 美栄橋駅
(沖縄県那覇市牧志)

ホテルから歩いて美栄橋駅に到着。県庁前駅でも同じくらいだったかな。






1日乗車券(800円)

今日は沖縄都市モノレール線の乗りつぶしをする。1日乗車券は暦日で1日通用するのではなく、購入後24時間通用するのだ。使った事はないが、東京地下鉄東京メトロ24時間券のようなものか。それなら昨日の夕方は那覇空港から県庁前までSuicaを使わずに、1日乗車券を買えばよかったのでは。まあ、Suicaが使えるのを試したかったからいいか。モノレールの切符は磁気券ではなく、QR乗車券である。切符のQRコードを改札機に読ませるのだ。


那覇空港行が接近!


沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 普通列車 [1000形] (美栄橋)

全線乗り降り自由なので、先ずは空港まで行って、コインロッカーに手荷物を預けよう。


metro ゆいレールで美栄橋を出発symbol6

空港行なので、やっぱり大きな荷物の人と乗り合わせる。近年はLCCばかり利用するので、自分は大きな荷物を持たない。アメリカに行く時、スーツケースを買ったが、カバン自体が重い気がして、最近はリュック一つ背負うだけである。


metro ゆいレールで那覇空港に到着symbol6

沖縄都市モノレール線 普通 美栄橋(9:51)→那覇空港(10:07頃) 1214 ※参考運賃300円



ここで問題が発生。1日乗車券は定期入れに納めていた。券面のQRコードを自動改札機の読取部に読ませるのだが、定期入れに入っているSuicaの方を素早く読み取り、入場情報が入ってないからだろう、扉が閉まってしまった。ICカード2枚入れには注意しているのだが、QRコードとICカードという事は想定していなかった。有人改札でSuicaの状態を確認してもらい、次回問題なく使えるという事で安心する。今度はORコードを読ませて出場する。1日乗車券を使っている間は、Suicaは定期入れから出しておく。



空港のコインロッカーに手荷物を預けて身軽になる。料金は200円で安いなと思ったが、6時間を超えると100円追加となるので、最終的には300円になった。では改めて乗りつぶしへ。


沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 那覇空港駅
(沖縄県那覇市字鏡水)


日本最西端の駅 ゆいレール 那覇空港駅
E 127°39′8″ N 26°12′23″


ここ那覇空港駅は日本最西端の駅である。ちなみに沖縄都市モノレール線開業前の日本最西端の駅、松浦鉄道西九州線(旧松浦線)たびら平戸口駅(旧平戸口駅)(長崎県平戸市、旧松浦郡田平町)を訪れた事はない。




沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 普通列車 [1000形] (那覇空港)


metro ゆいレールで那覇空港を出発symbol6


眺めは抜群! (那覇空港-赤嶺)

今、那覇空港に着いた人たちもモノレールの車窓を楽しんでいる。大型輸送ヘリらしき機体が空港へ向かっている。自衛隊のヘリかな。


那覇空港自動車道(国道506号小禄道路)の工事か?
これまで令和2年7月2日撮影

開通すれば、那覇空港と沖縄自動車道が自動車専用道路で直結される。さて、反対側の車窓にはモノレールの車両基地が見える。ゆいレール展示館が併設されている。こんなご時世なので休館中なのだが、ゆいレールの展示のほかにも、戦前の沖縄県営鉄道に関する展示や、JR九州から贈られた寝台特急〔なは〕のヘッドマークもあるのだそう。今度沖縄に来た時に開いていたら是非訪れたい。


寝台特急〔なは〕 32列車 [EF65牽引・24系客車] (新大阪)
平成15年11月26日撮影

写真のヘッドマークはJR西日本の機関車に付いているから、沖縄に贈られたものとは別だろう。沖縄がまだ米国統治下の昭和43年、本土復帰を願って特急〔なは〕が登場した。当初は大阪-西鹿児島間で運転。昭和47年に沖縄は本土復帰する。昭和50年、新幹線が博多まで開業すると、寝台特急〔なは〕(新大阪-西鹿児島間、一時期は京都-西鹿児島間)となった。昭和59年には電車から客車のブルートレインとなる。平成15年に一度、西鹿児島から新大阪まで乗った事がある。未明に岩国を通過。岩国を通過する列車に乗ったのは、これが最初で最後である。平成16年に熊本発着となり、鹿児島県へは行かなくなった。平成20年、九州新幹線の全通を待つ事なく、寝台特急〔なは〕は廃止された。


沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 普通列車 [1000形] (赤嶺)
これより令和2年7月2日撮影


metro ゆいレールで赤嶺に到着symbol6

寝台特急〔なは〕から、ゆいレールに話を戻す。那覇空港の次の駅、赤嶺で下車する。

沖縄都市モノレール線 普通 那覇空港(10:33)→赤嶺(10:36) 1105 ※参考運賃230円


駅構内には…


泡盛の壺までが!


沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 赤嶺駅
(沖縄県那覇市赤嶺)




ウロウロして石碑を発見!


日本最南端の駅 ゆいレール 赤嶺駅

東経127度39分38秒、北緯26度11分36秒にあり、日本最南端の駅である。なんと日本最西端の駅と、日本最南端の駅は隣の駅だった。ちなみに沖縄都市モノレール線開業前の日本最南端の駅、指宿枕崎線西大山駅(鹿児島県指宿市、旧揖宿郡山川町)は自動車で訪れた事はあるが、列車で訪れた事はない。




てだこ浦西行が接近!

乗り降り自由なので、一気に終点の、てだこ浦西まで行くのではなく、途中駅で降りてみたり、少し歩いたりして先に進む。


metro ゆいレールで赤嶺を出発symbol6

車窓には大型商業施設が。沖縄も変わらんなあ。


metro ゆいレールで奥武山公園に到着symbol6

沖縄都市モノレール線 普通 赤嶺(10:52)→奥武山公園(10:55) 1103 ※参考運賃230円


改札口


沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 奥武山公園駅
(沖縄県那覇市奥武山町)




沖縄セルラースタジアム那覇(那覇市営奥武山野球場)
(沖縄県那覇市奥武山町)

プロ野球公式戦も開催される野球場。今年は7月4日、5日にファイターズ対ホークス戦が予定されていたが、このご時世で中止となってしまった。ところで、auブランドは沖縄県ではKDDIではなく、沖縄セルラー電話がサービスを提供している。




漫湖 (沖縄県那覇市・豊見城市)





湖とあるが、川幅が広くなったような場所で干潟になっている。海から近く、潮の干満があり、マングローブ林があるそう。ラムサール条約湿地に登録されている。名前については、17世紀に琉球を訪れた冊封使の記録にあるのが初出らしいが、明と清のどちらの冊封使の記録なのか、ちょっと検索したが判らない。王朝の変わり目なので気になる。清の最初の冊封使張學禮の文章に「曼湖」の文字が見られる。

廟東有演武場 南有長虹橋 闊百丈餘 長五里 橋下大水 名曰「曼湖」 通海
(張學禮 『中山紀略』 清康煕3年(1664)より抜粋)

文末を適当に読み下すと、「名を「曼湖」と曰う、海に通ず」といった感じか。




沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 普通列車 [1000形]
(奥武山公園-壷川)


列車は奥武山公園駅を出ると、国場川を渡る!




壷川駅に到着!


奥武山公園 (沖縄県那覇市奥武山町)

沖縄県営の公園。野球場は那覇市に移管されている。










公園を抜けると、国道58号終点の石碑が!

ここが鹿児島県鹿児島市より、海上区間をはさんで種子島、奄美大島を経て、沖縄県に上陸して、国頭郡国頭村字奥より沖縄本島西海岸を縦貫する国道58号の終点である。


明治橋南詰に終点はある!(沖縄県那覇市垣花町・奥武山町)

一昨日、ここを通過して北へ向かったなあ。


明治橋


国道331号 起点

国道58号終点というのは見当たらない。見落としたか。


国道58号・国道332号の終点であり、国道331号の起点である!

国道331号は一昨日、ひめゆりの塔へ行く時に通ったが、道路は沖縄本島の南を回り、東海岸を縦貫して、国頭郡東村から西海岸に横断して、大宜味村に至る国道である。終点は昨日、道の駅おおぎみで休憩した後で通過しており、また金武町では国道229号と重複する重用区間だったが、走っている。西側の国道58号を終点から沖縄県内の起点まで走ったので、今度は東側の国道331を起点から終点まで走るのもいい。国道332号は那覇空港からきて、少しだけ国道331号と重複して、ここ終点に至る短い国道である。一昨日、レンタカーに慣れるために空港付近を走っていた時に、知らぬ間に全線走破していた。




国場川を渡る!

タモさんがブラブラする番組で訪れていたな。一般人がおいそれとは行けないが。


那覇バスターミナル (沖縄県那覇市泉崎)





沖縄本島の交通の要衝。那覇近郊のローカル路線バスから遠距離の高速バスまで発着するそう。先代のバスターミナル跡に建て替えられ、一昨年開業したばかりの真新しいバスターミナルである。商業施設も入っている。モノレールの旭橋駅とは繋がっている。モノレール開業よりももっと前、戦前ここには鉄道駅があった。


旧沖縄県営鉄道那覇駅の転車台遺構



バスターミナル付近の再開発工事中に、何も残っていないと思われた鉄道施設の遺構が出てきたのだそう。かつて沖縄に鉄道があった事を実感させる。



昭和19年10月、米軍の空襲により甚大な被害を受けたが、1箇月後には運行を再開していたそう。しかし昭和20年3月に米軍の攻撃により破壊され、運休となった。戦後、米国統治下で鉄道が復興する事はなかった。


沖縄県営鉄道及びバス路線図

大正3年に与那原線、那覇-与那原間が開業。同6年に海陸連絡線、那覇-桟橋荷扱所間が開業。大正11年には嘉手納線、古波蔵-嘉手納間が、大正12年には糸満線、国場-糸満間が開業した。軌間は672mmの軽便鉄道だった。一昨日、昨日と通った嘉手納ロータリーの辺りに嘉手納駅があったそう。那覇から約24kmで、1時間ほど。思ったよりも長い。今も鉄道が走っていたらどんな感じだったろうか。1067mmに改軌、電化して、伊予鉄みたいな感じか。本島南部は人口が密集しており、道路の交通量が多いのも実感したので、鉄道が無くなったのは実に残念に思える。いつまでも失われた鉄道を嘆いても仕方がない。現在の沖縄の鉄道、沖縄都市モノレール線(ゆいレール)の乗りつぶしを再開する。 (つづく)

LCCで沖縄 ステーキ

2020-07-20 08:00:00 | たべる

那覇空港 OKA チェックインロビー (沖縄県那覇市字鏡水)

搭乗手続きをするのは24時間後の予定。今日は那覇市内に宿を取ってある。


沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線(ゆいレール) 那覇空港駅
(沖縄県那覇市字鏡水)

モノレールに乗って那覇市街に向かう。47都道府県のうち沖縄県に行った事がないのは、鉄道がないからだと冗談のように言っていたが、平成15年に沖縄都市モノレール(ゆいレール)は開業している。17年経って、ようやく乗る事になる。


振り向けば空港ターミナル!


那覇空港駅が那覇市側の末端!


改札口(改札内より)

自動改札よりSuicaで入場する。令和2年3月10日より、沖縄都市モノレール(ゆいレール)ではSuicaが利用出来るようになった。鹿島線が3月14日からなので、ゆいレールの利用開始の方が4日早い。ICOCAPASMOなどの交通系ICカードも利用出来る。なお、沖縄県にはOKICAと言う独自のカードがあり、沖縄県内の主要なバス会社と沖縄都市モノレール(ゆいレール)で利用出来る。しかしSuica等の交通系ICカードはOKICAと相互利用・片利用はしていないので、バスでは使えない。ゆいレールではOKICAとの他にわざわざSuicaも使えるようにしたそう。交通系ICカード利用の旅行者にはありがたい。




てだこ浦西方を望む!

モノレールの転轍は見慣れない。


沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 普通列車 [1000形] (那覇空港)


普通列車(各駅停車)のみの運転!


車止め!


ゆいレール




1000形の座席!

基本的に窓を背にしたベンチシート(ロングシート)だが、一部にクロスシートもある。那覇空港を出発。車内はあまり混んでいない。高い位置を走るので車窓はよい。空港利用者が主に利用しているのかと思ったが、途中駅からは夕方とあって、帰宅するらしき人々で車内は混み合い、空席は埋まり、通路に立つ人も多くなった。空港に限らず市内の交通機関なのだなと思う。川沿いの車窓に目を奪われるが、通路向かいの席も埋まっているので、じっくり景色を見るのは憚られる。県庁前に到着し、下車する。


沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 普通列車 [1000形] (県庁前)


metro ゆいレールで県庁前に到着symbol6

沖縄都市モノレール線 普通 那覇空港(17:48)→県庁前(18:01) 1107 運賃270円


川の上をモノレールが走る! (旭橋-県庁前)


モノレール、かっこええのう…


沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 県庁前駅
(沖縄県那覇市久茂地)



今夜の宿は県庁前駅でも、次の美栄橋駅でも徒歩圏内で、どちらがより近いかも判らないくらいだった。ここで降りたのは、那覇空港からの運賃が、県庁前(270円)、美栄橋(300円)と変わる場所だったからである。初めて那覇の街を歩く。地図を見ながらホテルに到着。


ホテル ロコイン松山 (沖縄県那覇市松山)

フロントで体温を計測。チェックインを済ませて客室へ。ちなみに料金は旅行サイトからの予約で、1泊朝食付で5,000円だった。


客室の様子!


rain 結野さんのお天気を見て…

初めて見たような気がしなくて、後日調べてみると東京にいた結野さんだった。


明日も雨か…

明日は那覇観光の予定だが、今日のような雷雨では困る。


沖縄を去る翌日から晴れの日が続く…

どうしたものか、天気に恵まれず。。昼食が遅かったので、夕食はどうしようか思案したが、当初の予定通りにステーキを食べようと思う。ホテルの周辺は最近よく耳にする夜の街のような感じだが、沖縄県は大丈夫そうである。客引きの方を多数見掛けるが、ステーキ屋さんに向かう。いくつか見当をつけていたお店のひとつに入る。すぐに席に案内される。注文を済ませ、スープやサラダを取ってくる。席に麦酒が運ばれてくる。


オリオンドラフト生(605円)

ようやく麦酒が飲める。やっぱり旨い。


スープ・サラダ・ライスおかわり自由

遅い昼食のタコライスの影響で、まだあまり空腹ではないのと、他にも注文したのがあるので、ご飯は取らなかった。スープには肉や野菜がゴロゴロ。これも旨い。


Jrステーキ 200g(1,100円)

ステーキが登場。焼き加減はミディアムで。200gくらいぺろりと食べてしまう。


フライドポテト(440円)

メニューを見て勘違いしていて、ご飯が付くと思っておらず、ポテトを注文してしまった。それならポテトを注文するより、お肉を300gにした方がよかった気がする。


ハイボール(440円)

生ビールは美味しくて、すぐになくなってしまう。二杯目はハイボール。ご飯はお酒のアテにならないから、ここはポテトがいい。しかし、お酒を飲まないのなら、千円(税抜)で200gのステーキと、スープ・サラダ・ライスおかわり自由となるのか。うんだばー。


各種ソースに塩コショウニンニク等…

沖縄に色々ステーキソースがあって、前々から気になっていたのだが、NO. 1というソースが美味しかった。ラベルを見ると、兵庫県明石市の会社で製造している。後日に調べると、ここのステーキハウスと明石の食品会社との共同開発なのだそう。テーブルにはワサビもあり、ニンニク醤油で食べるのも美味しかった。やっぱり200gでは少ない。今度はもっとお肉を食べよう。ごちそうさまでした。


ステーキハウス88Jr. 松山店 (沖縄県那覇市松山)






ポーラベアーバニラ(151円) UCCブラック無糖(110円)

ファミリーマート
に立ち寄り、アイスとコーヒーを買ってくる。ステーキハウスもコンビニエンスストアも店員さんは外国人なのだが、家の近くのお店の外国人の店員さんと、那覇とではまた出身国の傾向が違うようだ。ところで、コンビニエンスストアで袋が有料だという。沖縄はそうなのか、という訳ではなく、今日7月1日から全国でビニール袋は有料になっている。袋がない(有料)なのは台湾で慣れている。持っていた使いまわしのビニール袋をモソモソと出していると、店員さんが商品を詰めてくれた。ありがとう。ホテルでは無料の水をコップに注いで部屋に戻る。コーヒーはいつものUCCだが、アイスは沖縄のブルーシール。


いただきます♪ これまで令和2年7月1日撮影

いつものコーヒーを飲み、沖縄のアイスを食べる。旨い。おやつを食べて就寝する。


朝食 まぁあさんどバイキング

令和2年7月2日木曜日。那覇のホテルで起床する。ここのホテルにしたのは、朝食にサンドイッチがあり、美味しそうだったからである。朝食会場に行くと、検温される。バイキングでは手袋をする。パン食なのかと思っていたが、何種類かのサンドイッチの他に、ご飯もあり、ゴーヤーチャンプルーもあり、納豆に生卵、サーターアンダギーまである。お目当てのサンドイッチはもちろん、ゴーヤーチャンプルーもみな旨かった。


coffee 食後にコーヒーsymbol6

サーターアンダギーと一緒に。大満足。ごちそうさまでした。





設備は少し古めだが、朝食の美味しいホテルをチェックアウトする。ホテルから昨日降りた県庁前駅ではなく、美栄橋駅の方に歩く。途中で国道を渡る。


国道58号、沖縄県国頭郡国頭村字奥・鹿児島県鹿児島市方を望む!


国道58号、沖縄県那覇市明治橋方を望む!


R58 奥から from Oku 120km

真ん中の2が消えかけているけど、120kmです。結構なドライブでした。今日はモノレールを使って、市内の散策です。 (つづく)

LCCで沖縄 沖縄自動車道

2020-07-17 06:00:00 | ドライブ

祖国復帰闘争碑 (沖縄県国頭郡国頭村字辺戸)

雨風が強く、傘がひっくり返ってしまう。元に戻してさすが、雨に濡れてしまう。大きな碑が見えるので、そちらへ歩いて行ってみる。





天気が悪くて南国の海に見えない。日本海じゃないよ。


天気がよければ与論島(鹿児島県大島郡与論町)が見えるそうだが…

辺戸岬から与論島まで22km。昭和28年12月25日、与論島を含む奄美群島は日本に復帰したが、沖縄は米国統治が続いていた。この海を挟んだ辺戸岬と与論島では、のろしを上げて、沖縄の復帰を願っていたという。昭和47年5月15日に沖縄は復帰する。その時の記憶はないけれど、昔は沖縄に行くのにパスポートが要るとか、米ドルを使っていたとかいう話を聞いていた。復帰から48年、ようやく沖縄にやって来た。








炬火 友情の火

辺戸岬と書かれた看板等が見当たらず釈然としないが、このまま散策してもずぶ濡れになるだけなので、そろそろ引き上げる。後で判ったが、辺戸岬の先端は、ここから東の方に行ったところにあったのだ。最北端と言うから、北の方ばかり気にしていた。駐車場に僅かな車が停まるだけで、散策している他の客を見掛けなかったので、全く気付かなかった。喜屋武岬に続いて辺戸岬も岬の先端を見逃してしまう。



中途半端だが、沖縄本島の最南端と最北端のあたりを訪れた。ちなみに沖縄県最北端は現在は無人島の硫黄鳥島(沖縄県島尻郡久米島町)で、徳之島(鹿児島県大島郡徳之島町・天城町・伊仙町)の西に位置し、与論島よりも緯度は北になる。辺戸岬は天気の良い時に再訪して、与論島を見てみたい。





辺戸岬の駐車場を出発して国道58号に戻る。悪路ではないが、勾配や曲線が続く山道。道路がΩになるような地形である。坂を下りてくると集落がある。国道58号起点の標識が見えて、橋を渡る。これで国道58号の沖縄県内区間を走破した。ただし在来道とバイパスとがあり、複数ある経路の全てを走った訳ではない、那覇市の終点から国頭村の起点まで国道58号を走ってきたという事である。


国道58号の石碑 (沖縄県国頭郡国頭村字奥)

一般国道五十八号について

一般国道五十八号は昭和四十七年五月十五日の本土復帰に伴い国道として指定された。
一般国道五十八号は鹿児島県鹿児島市を起点とし海上を渡り種子島、奄美大島を経由して沖縄県那覇市(明治橋)を終点とする路線である。
一般国道五十八号が、沖縄県内に初めて上陸する地点が当地(沖縄県国頭郡国頭村字奥新田原五百四十一番地の一)となっている。




起点とあるが、真の起点は鹿児島県鹿児島市にあり!

国道58号を更に走り続けるには鹿児島県に行かなければならない。ここから奄美大島にフェリーがある訳でもない。奄美大島、種子島に渡り、それぞれ走る事になる。九州本土、鹿児島市内の区間は走った事はないが、何度か交差して横切っている。


奥川に架かる奥橋から先が沖縄県道70号国頭東線!




国頭郡東村方を望む!

このまま県道を進み、東海岸を南下するのも一興だが、地図で見ると真っすぐな道ではないので、国道よりも時間が掛かる気がする。今の時刻は午後1時前で、午後6時には豊見城市のレンタカー営業所に車を返却しなければならず、ゆっくりしていられない。


国道58号・沖縄県区間の起点 0.0km


那覇市方を望む!


item6 ひとつめのおむすびsymbol6


沖縄総合事務局

国土交通省でも、開発局でもない。開発局(北海道開発局)は国交省の地方支分部局だが、沖縄総合事務局は内閣府の地方支分部局。総理府の外局、北海道開発庁・沖縄開発庁は平成13年の省庁再編でなくなったのか。沖縄総合事務局北部国道事務所管内の国道58号を那覇方に向かう。再びΩとなった道路を走る。交通量は少ないが、追い越し禁止なので、遅い車がいるとグッと速度が落ちる。わざわざ路肩に停めて先に行かせてくれる車もあれば、ゆっくり車線(付加車線)があってもお譲りいただけない車もある。車社会で、高齢者も運転しなければならなくて、仕方ないのかも知れぬ。国頭村から大宜味村に入る。天気は相変わらず悪く、日本海沿いのようだが、国道9号の方が空いてて快適かなと思う。国頭郡大宜味村から名護市に入る。辺戸岬から名護まで思った以上に距離がある。早く次の目的地に着いて昼食にしたい。帰りは国道58号名護東道路を使って、名護市街地は回避する。伊差川ICよりバイパスへ。自動車専用道路で無料。暫定2車線で、初めはゆっくり走っていたが、長いトンネルが連続する区間で、流れは良くなった。世富慶ICまでの部分開通で、国道329号を経て、国道58号に戻る。先の区間も工事中で、沖縄自動車道許田ICへ伸びるのでしょう。道の駅許田を過ぎて、許田ICにやって来た。国道58号が片側2車線あるうち、左車線が恩納村方面への国道58号へ続き、右車線が沖縄道許田ICへ入っていく。



沖縄道は往復4車線だが、最初は曲線の連続する道を走って許田TBへ。本線にある料金所だが、一般とETCがひとつづつ。ETC利用ではない車が多い気がする。料金所を過ぎると高速らしい走りとなる。但し時速80km制限。名護市より国頭郡宜野座村に入る。沖縄道は西海岸より東海岸に出る。国道58号のような海沿いの区間はない。宜野座ICを過ぎ、宜野座村より金武町に入る。さっそく金武ICで流出する。在日米軍の車両を料金所に見掛ける。通行料金は防衛省が負担するんだったか。当方は自己負担でETCレーンを通行する。料金は340円。距離の割に安い。国道329号を金武町の市街地へ。米軍のごつい車両が何台も走っている。料金所で見た車両の一団である。ベースへ入って行く。さて、目的地はこの辺り。ナビが使いこなせていないので、適当に見当をつけて国道から路地に入ると、お目当ての店はあった。下調べした時の記憶を頼りに駐車場に車を停める。


アクティブパーク駐車場 (沖縄県国頭郡金武町字金武)

ここも霧…ではなく、車内と屋外の温度差(湿度?)でレンズが曇ってます。ここの公園はきれいなお手洗いがあっていいです。歩いて近くのお目当てのお店へ。店内に入ると自動券売機が。オリオンビールもあるが、まだ運転するので飲めない。お店の人にコーラは置いてないか尋ねると、自動販売機でと言うので、表で買ってくる。料理の食券を券売機で買うが、ちょっと間違えてしまった。


持ち帰りの食券を買ってしまった!

気付いた時には、持ち帰りで用意していたので、店内で食べてもいいか尋ねると、大丈夫だそう。ちなみに店内と持ち帰りの代金は同じ。コカ・コーラ(160円)と料理を持って、2階の席へ。店内には先客が一組だけである。時刻は午後2時40分を回っている。


[持ち帰り]タコライスチーズ野菜(700円)

大量で全然容器に収まりません。


ケチャップをかけて♪

通常のソースは辛いそうで、ケチャップにした。さっそく一口。旨い。チーズがまたいい。これは辛いソースでもよかったかも。店内用の食器とは違うんだろうけど、これはキャベツがポロポロこぼれてしまう。食べ勧めてゆくと、ごはんがかなり入っている。量が多くてお腹いっぱいになった。そもそも若い兵隊さんが安くて満腹になるようにと考案された料理だそう。それは腹一杯になる。店内に音楽が流れている。後來♪がかかったと思ったが、カバー曲ではなく、オリジナルの方の、Kiroroの未来へ♪だった。沖縄で聞けてよかった。


King Tacos キングタコス 金武本店 (沖縄県国頭郡金武町字金武)



出川さんの番組で視て来てみたかったのだ。麦酒と味わいたいけど、車がないと来づらい。ごちそうさまでした。金武町を出発。金武ICより流入。Yナンバーの車が一般レーンを通っている。金武ICから程近い伊芸SAに立ち寄る。沖縄道唯一にして、日本最西端かつ最南端のサービスエリアである。


沖縄自動車道 伊芸サービスエリア(上り線)
(沖縄県国頭郡金武町字伊芸)


伊芸S.A物見台


太平洋を見下ろす!



天気がよければ絶景だろう。雨の降る日に屋根のある車の旅程でよかったとも言える。




那覇 Naha ⇀



伊芸SAを出発。激しい雨の中を走る。時折光るので、落雷もあるのか。国頭郡金武町より、うるま市に入る。平成17年に具志川市、石川市、中頭郡勝連町、与那城町が合併して出来た市。そして、うるま市より沖縄市に入る。沖縄南ICが昨夜の宿の最寄りICである。沖縄市より中頭郡北中城村に入る。村内に行きたいお店があるが、今回は行かない。北中城村より中城村に入る。中城PAがあり、沖縄道唯一にして、日本最西端かつ最南端のパーキングエリア。SAに行ったばかりなので立ち寄らない。那覇が近づき、交通量も増えてきた気がする。中頭郡中城村より宜野湾市に入る。宜野湾市より中頭郡西原町に入り、西原IC通過中に、浦添市に入る。再び西原町へ。モノレールの末端部が見える。いずれ沖縄道を跨いで延伸されるのだろうか。さて、沖縄道は那覇ICが起点なのだが、その手前の西原JCTで那覇空港自動車道が分岐している。の字のようになっており、那覇ICから那覇空港道方面へは行けない。沖縄道乗りつぶしならぬ、走破を目論んでいるので、当然那覇ICに向かうが、那覇空港道も走りたい。レンタカー営業所も那覇空港道の先にある。まだ時間はある。取り敢えず那覇ICへ。中頭郡西原町より島尻郡南風原町に入る。ETCで料金所を通過。やはりETC利用の車両は多くない。通行料金は780円。やっぱり距離と比べて高くない。現在、沖縄道特別割引(約3.5割引)の措置がされている。さらにETCの平日朝夕割引(頻度型割引)と深夜割引(時間帯割引)も対象路線。但し、休日割引の対象路線ではない。今日の利用では通常料金とETC料金は同額だった。料金所の先で島尻郡南風原町より那覇市に入る。




料金所の先に0キロポストが!

信号待ちしていると0キロポストを見掛ける。さて、これからどうするか。那覇ICより那覇空港道には入れない。では、西原JCTから那覇空港道に入るために、一つ許田IC方にある西原ICからもう一度沖縄道に入ろうと思う。那覇ICから西原ICに行くには沖縄道を使うのが当然便利だが、そこはケチって一般道で西原ICに向かう。しかし全く土地勘がない。道路にモノレールが現れる。駅があり、儀保駅とある。これで現在位置が判る。北東へ行けばいいので、適当に右折する。ナビを使うが、使い慣れない機種で、どの道を走っているのか判らない。田舎の方では問題なかったが、都市部は道路が複雑である。そして那覇の道路は混んでいる。那覇市より浦添市に入る。適当に走っているが、高速の入口だから緑色の看板を見付ければいい。無事に西原ICの入口を見付ける。浦添市より中頭郡西原町に入り、本線に再び流入する。



浦添市、西原町と市町境を行く。再びモノレールの末端を見て、西原JCTへ。今度は那覇空港自動車道へ。すぐに料金所かあり、ETC料金は160円(現金同額)。中頭郡西原町より島尻郡南風原町に入る。線形の良い往復4車線の高架道路で、南風原南ICまでの区間は平成12年に九州沖縄サミットにあわせて開通している。当初は有料区間だったが、平成21年に無料開放されている。南風原南ICの先は当初より無料である。南風原町より八重瀬町に入る。見慣れぬ名前だが、平成18年に島尻郡東風平町と具志頭村が合併して誕生した町。町内に那覇空港道のICはない。島尻郡八重瀬町より豊見城市に入る。那覇空港道は豊見城・名嘉地ICまで開通。流出して一般道の国道331号小禄バイパスに入る。那覇空港道は国道506号南風原道路・豊見城東道路で、名前の通り那覇空港まで開通すれば、国道58号那覇西道路と接続し、那覇の南側をUの字で囲む形になる。さて、レンタカーの営業所はこのバイパス沿いにあるのだが、返却前に給油しなければならない。また荷物を整理したいので、国道331号豊見城道路に入る。また喜屋武岬に行く方向だが、途中の道の駅に立ち寄る。




道の駅 豊崎 (沖縄県豊見城市字豊崎)

昨日立ち寄った道の駅いとまんは商業施設らしかったが、こちらの方が道の駅らしい気がする。那覇空港発着の便の情報がモニター画面に表示されていて、空港最寄りの道の駅らしい。駐車場も空いている。


これまで令和2年7月1日撮影

道の駅豊崎(沖縄県豊見城市)は日本最西端の道の駅だそう。そして道の駅いとまん(沖縄県糸満市)は日本最南端の道の駅だそう。日本最東端の道の駅スワン44ねむろ(北海道根室市)には行った事がある。あとは最北端の稚内にも行くべきか。




道の駅スワン44ねむろより、風蓮湖のタンチョウを望む!
(北海道根室市酪陽) 平成15年6月23日撮影




領収書 これより令和2年7月1日撮影

道の駅を出て、レンタカー会社の地図に記載された給油所へ。地図のバーコードを給油機に読ませると、1Lあたり5円引きとなる。満タンに給油すると、あとはレンタカー営業所で返却するだけ。すぐに返却手続きは終わり、ちょうど出発を待っていた那覇空港への送迎バスに乗る。豊見城市より那覇市に入る。


トラベルレンタカー 送迎バス (那覇空港)

2日間、おかげさまで快適にドライブ出来た。また利用したいと思う。ありがとうございました。これで国道58号、沖縄自動車道、そして那覇空港自動車道の走破が出来た。国道58号については東北本線に乗ったけど、まだ埼京線に乗ってないようなイメージである。さて、空港に到着したけど、これで飛行機に乗って帰る訳ではない。 (つづく)