旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

川原湯温泉駅

2018-11-19 12:00:00 | 鉄道


駅に向かう前に対岸の景色を見て行く。


国道145号八ッ場バイパスと吾妻線(旧線)


大前方を望む!


川原湯温泉駅構内を望む!


JR東日本 吾妻線 川原湯温泉駅 (群馬県吾妻郡長野原町大字川原湯)

移転された川原湯温泉駅を初めて利用する。


駅頭の様子!


ここまで平成30年11月11日撮影


JR東日本 吾妻線 川原湯温泉駅 (群馬県吾妻郡長野原町大字川原湯)
平成26年9月15日撮影

旧線の頃の川原湯温泉駅と湖面1号橋「八ッ場大橋」。旧線に乗って来た時の記事はこちら。

平成26年9月22日 ぐんまワンデー 吾妻線
平成26年9月25日 ぐんまワンデー えびいか天重


それでは新しい駅舎へ… ここから平成30年11月11日撮影


出札口と改札口

無人駅と思いきや、切符売り場がある。簡易委託駅になるのか。せっかくなので、この後の切符を買ってゆく。他には渋川までの乗車券を買うご夫婦を見掛けただけである。


B自由席特急券 長野原草津口→渋川(510円)

発行日が西暦に変わっている。


駅構内には手書きの地図が!

今日歩いてきたところが網羅されている。


立体的な地図も!


1面2線の構内!

1番線は1線スルーになっている。


特急の乗車位置!

ただし、特急は通過する。旧線時代は特急停車駅だったのに。


渋川方を望む!


JR東日本 吾妻線 普通 529M列車 [211系A52編成] (川原湯温泉)


1番線に4分間停車する!

上り列車の交換待ち。2番線を特急が通過してゆく。1番線が1線スルーなのに。


metro 吾妻線で川原湯温泉を出発symbol6




吾妻川を渡る! (川原湯温泉-長野原草津口)

初めて乗る新線区間はトンネルばかりだが、トンネルの外の車窓はいい。しかしそれもつかの間。終着の長野原草津口に到着した。


JR東日本 吾妻線 普通 529M列車 [211系A52編成] (長野原草津口)


metro 吾妻線で長野原草津口に到着symbol6

吾妻線 普通 529M 川原湯温泉(13:13)→長野原草津口(13:19) クハ210-3052
※参考 運賃190円


渋川方を望む!

左が旧線。留置線らしく、この先で途切れる。右が新線で第三吾妻川橋梁に続く。


プラットフォームは1面2線!

1番線は行き止まりになっている。この構造のおかげで、階段等を使う事なく改札・出口へ行く事が出来る。


2番線は大前方への線路が伸びる!


駅前からは、JRバス関東志賀草津高原線が接続!

バスではSuicaが使える。岩島駅、川原湯温泉駅では使えないのにと思ったが、実は吾妻線ではSuicaが使える。ただし、使えるのは中之条、長野原草津口、万座・鹿沢口の3駅(起点の渋川を含めて4駅)だけだった。


例によって出札口はなく、改札口のみ!

切符は自動券売機でのみ発売する。機械疎い人には優しくない。改札には簡易改札機があり、Suicaなどに対応する。


JR東日本 吾妻線 長野原草津口駅 (群馬県吾妻郡長野原町長野原)


駅頭の様子!

以前、吾妻線乗りつぶしの時に訪れたはずだが、駅舎が新しくなっており、全く初めてのところを訪れたようである。そして何もない。駅前に土産物屋や食堂があり、もっと賑わっていたと思う。駅前の食堂でお蕎麦を食べた。




長野原・草津・六合ステーション (群馬県吾妻郡長野原町大字長野原)

駅の並びに新しい施設がある。土産物あり、飲食も出来るようだ。朝から出掛けてきて、吾妻峡から川原湯温泉まで歩いたのでお腹が空いている。さっそく店内へ。


牛丼(800円)

麵類もよかったが、お腹が空いているのでご飯物を。メニューは多くなく、軽食コーナーのようである。麦酒(250円)は建物内の売店で買ってくる仕組み。美味しかったが、価格設定は高めに感ずる。ごちそうさまでした。


yu 草津温泉

温泉にも入らず、昼飯を食べただけで長野原を後にする。実は草津温泉に入った事はない。国道292号渋峠で長野県・群馬県境を越える時に通った事はあるが。


JR東日本 特急〔草津72号〕 9072M列車 [651系OM202編成] (長野原草津口)

常磐線沿線住民としては〔スーパーひたち〕にしか見えない。


yu 草津 <KUSATSU>

常磐線時代には、偕楽園に梅とか表示していたのに。


651系普通車の車内の様子!


651系普通車の座席!


metro 特急〔草津〕で長野原草津口を出発symbol6

吾妻川を渡り、トンネルへ。普通列車で来た線路を引き返す。川原湯温泉で運転停車。下り列車の交換待ちである。結局停まるのなら、特急停車駅に戻しても欲しいが、利用者は少ないのだろう。川原湯温泉からもトンネル区間。トンネルを出て、吾妻川を渡り、新線区間は終わる。これで新線の乗りつぶし終了。岩島駅に運転停車する。下り列車の交換待ち。特急なのに各駅に停車している。岩島からは各駅を通過してゆく。本当の停車駅、中之条に停車。特急〔スーパーひたち〕で常磐線を快走していた651系だが、吾妻線ではそうはいかない。上州の山間の車窓を楽しみ、渋川に到着した。


JR東日本 特急〔草津72号〕 9072M列車 [651系OM202編成] (渋川)


metro 特急〔草津〕で渋川に到着symbol6

両毛線に乗り換えるので、次の停車駅新前橋下車の方が便利だが、長野原草津口からの営業キロが50kmを超え、特急料金が高くなるので渋川で降りる。

特急〔草津72号〕 9072M 長野原草津口(14:06)→渋川(14:54) クハ650-1002
◆B自由席特急料金510円


渋川のプラットフォームには…

三等とな。


待合室が三等車風なのかな…


metro 上越線で渋川を出発symbol6


JR東日本 上越線 普通 742M列車 [211系A30編成] (新前橋)


metro 新前橋で上越線から両毛線に乗り換えsymbol6

新前橋へ特急で来ても、普通列車で来ても、乗り換える両毛線は一緒である。踏切事故で足利-桐生間で運転見合わせの情報があるが、小山行の列車はやって来た。


利根川を渡る! (前橋-新前橋)


JR東日本 両毛線 普通 453M列車 [211系A33編成] (伊勢崎)


metro 両毛線で伊勢崎に到着symbol6

小山行はすんなり終着まで行けなさそうだが、伊勢崎には無事到着した。

上越線 普通 742M 渋川(14:59)→新前橋(15:13) モハ210-3030
両毛線 普通 453M 新前橋(15:17)→伊勢崎(15:35) クハ210-3033
※参考 長野原草津口-伊勢崎間の運賃1,320円
◆特別企画乗車券「ぐんまワンデー世界遺産パス」2,100円



特別企画乗車券「ぐんまワンデー世界遺産パス」(2,100円)

今日は「ぐんまワンデー世界遺産パス」を利用したが、実際の運賃よりは安くなったと思う。深谷-岩島間(1,490円)、川原湯温泉-長野原草津口間(190円)、長野原草津口-伊勢崎間(1,320円)。伊勢崎から東武電車も利用出来るが、今日の行程はここまでとする。


駅前のホテルにチェックインする!


客室の様子!


客室からの眺め!

鉄道は眺め放題である。さて部屋に浴室はあるが、ホテルの大浴場で汗を流してくる。草津温泉には入らなかったが、大浴場にどこかの温泉の素は入っているそうだ。


今日は十一月場所(九州)初日!

湯上りにテレビでお相撲を見る。初日から二横綱が休場とは残念である。この後、五日目に全横綱が休場になろうとは知る由もない。


tv テレビでは料理番組が!

ずいぶん年季の入ったせ…ボウルを使っている。


表面を乾かすため、ヘアドライヤーを肉にあてるRachel

食品にそれはどうかと思うが。調理専用ドライヤーなのだろうか。


これは旨そう! Look so yum!


登利平 伊勢崎店 (群馬県伊勢崎市太田町)

テレビでお肉を見てもお腹は膨れないので、お弁当を買ってくる。お店は駅前から少し距離があったが、夜道を歩いて行ってきた。




上州御用 鳥めし竹弁当(710円)




これは旨そう♪


麦酒とともに♪ ここまで平成30年11月11日撮影

実に美味しい。麦酒にも合う。しかし鶏肉が薄い。お店の閉店40分前で、竹のお弁当のみ置いてあったのを買ってきたのだが、薄くスライスしたムネ肉をのせたお弁当なのだそう。110円高い松のお弁当はモモ肉が加わり2種類の鶏肉が楽しめるという。今度買う時はそちらだな。今日はお店にあった惣菜の焼き鳥も買ってくればよかった。もっと肉が食べたい感じだが、美味しかった。ごちそうさまでした。


掛け紙を広げてみる!
ここから平成30年11月12日撮影(切符の画像を除く)


無料朝食サービス!

平成30年11月12日月曜日。伊勢崎のホテルで目覚める。ここのホテルの朝食は品数が充実している。全種類取り切れない。サラダも大いに食らう。最後に生卵、納豆でしめる。


coffee 食後にコーヒーsymbol6

ごちそうさまでした。


sun 客室からの眺め!

このホテルに泊まるのは2回目だが、前回も鉄道側の客室だった。恐らく赤城山が見えるであろう反対側の客室に泊まってみたいところ。


ABホテル伊勢崎 (群馬県伊勢崎市喜多町)

快適なホテルをチェックアウトする。ホテルの人に声を掛ける事もなく、ルームキーを機械に返却するだけなのは落ち着かない。宿泊料金は4,800円だった。




東武鉄道 伊勢崎線 伊勢崎駅JR東日本 両毛線 伊勢崎駅《南口》
(群馬県伊勢崎市曲輪町)

前回は北口だけで、南口は時間が無くて写真が撮れなかったが、今日は時間をとってある。


駅頭の様子!




駅舎に戻る!



伊勢崎駅は両毛線と伊勢崎線の2路線が利用出来る。伊勢崎線で新越谷へ向かう。せっかくなので特急を利用してみる。乗車券にはSuicaを使い、特急券のみ購入する。


特急券 太田→東武動物公園(770円)

伊勢崎からの特急は朝7時台の1本だけ。他の時間は太田乗り換えとなる。


東武鉄道 伊勢崎線 普通 328E列車 [800型] (伊勢崎)


metro 伊勢崎線で伊勢崎を出発symbol6


東武鉄道 特急〔りょうもう20号〕 1820列車 [200型] (太田)

太田で特急に乗り換え。普通の塗装の〔りょうもう〕が入ってきた。先程乗っていた伊勢崎発の普通列車は館林でこの特急と接続する。特急料金を抑えるのなら館林乗り換えだが、特急に乗っている時間が短い。時間短縮と言うより、特急車内で寛ぐ、在来線特急の走りを堪能する意味で、太田から特急に乗る。


200型の車内の様子!


200型の座席!


metro 特急〔りょうもう〕で太田を出発symbol6

伊勢崎から館林までの伊勢崎線は単線で、特急も交換のため運転停車する。足利市に停車。乗客が増える。足利市付近でちょっと栃木県に入って、再び群馬県に入って館林に到着。ここから更に乗客が増える。窓側の席が埋まり、通路側にも何人か座っている。ちなみに特急は全車指定席である。もう窓側の空席が無いのだろう。館林からは複線区間。快走する感じが心地いい。

途中で〔普悠瑪〕(プユマ)デザインの〔りょうもう〕とすれ違う。東武鉄道に何ら問題はないが、先月発生した台湾・宜蘭線での〔普悠瑪〕の脱線事故で多数の死傷者が出てしまった事は悲しい。臺灣鐵路管理局には再発防止を願いたい。

利根川を渡り埼玉県に入る。久喜に停車すると、次は東武動物公園である。


東武鉄道 特急〔りょうもう20号〕 1820列車 [200型] (東武動物公園)


metro 特急〔りょうもう〕で東武動物公園に到着symbol6

もっと乗っていたいけど、次の停車駅は北千住。東武動物公園で下車する。


東武鉄道 伊勢崎線 急行 1156T列車 [50050型] (東武動物公園)


metro 伊勢崎線で東武動物公園を出発symbol6


東武鉄道 伊勢崎線 急行 1156T列車 [50050型] (新越谷)


metro 伊勢崎線で新越谷に到着symbol6

伊勢崎線を乗り継いで新越谷に到着。私鉄の長い路線に乗るのも面白い。今度は日光線の方にも乗ってみようと思う。 (おわり)

伊勢崎線 普通 328E 伊勢崎(9:48)→太田(10:14) クハ805-1
特急〔りょうもう20号〕 1820レ 太田(10:29)→東武動物公園(11:17) モハ202-5 特急料金770円
伊勢崎線 急行 1156T 東武動物公園(11:22)→新越谷(11:42) 52057
◆伊勢崎-新越谷間のIC運賃1,059円

吾妻峡

2018-11-15 19:00:00 | みる

特別企画乗車券「ぐんまワンデー世界遺産パス」(2,100円)

平成30年11月11日日曜日。群馬県へ出掛けてきた。群馬県内で使える特別企画乗車券を買うため、深谷駅へ。ここは埼玉県だが、深谷から切符が使える。


metro 高崎線で深谷を出発symbol6

神流川を渡り、埼玉県より群馬県へ。高崎で大前行の列車に乗り換える。


車窓には赤城山 (群馬総社-八木原)

列車は上越線を北上する。


車窓には榛名山 (八木原-渋川)


岩山が迫る! (小野上温泉-市城)

渋川より吾妻線に入る。


紅葉しているのか?枯木なのか? (市城)


岩山がいい! (郷原)


JR東日本 吾妻線 普通 525M列車 [211系A28編成] (岩島)

岩島に到着。下車する。


metro 吾妻線で岩島に到着symbol6

高崎線 快速 2820Y 深谷(8:23)→高崎(8:51) クハE230-8059
吾妻線 普通 525M 高崎(8:53)→岩島(10:03) クハ210-3028
※高崎-渋川間は上越線。
※参考 深谷-岩島間の運賃1,490円


JR東日本 吾妻線 岩島駅 (群馬県吾妻郡東吾妻町大字岩下)

初めて下車する岩島駅。無人駅である。




駅頭の様子!





岩島駅からシャトルバスが出ているそう。案内に従い、国道の方へ歩く。


関越交通 吾妻渓谷シャトルバス (岩島駅)

紅葉の時季、今年は10月20日から11月19日まで運行される。


吾妻線の旧線の盛土が崩されている!

岩島駅を出たバスは、道の駅や他の駐車場を経て、吾妻峡へと向かう。鉄道より自家用車で訪れる人が多いのか、道の駅からの乗客で通路に人が立つ程混み合う。シャトルバスは一般の車の通行出来ない区間まで入って行く。


bus 東吾妻町・長野原町の町境付近の旧熊の茶屋に到着symbol6

関越交通 吾妻渓谷シャトルバス 岩島駅(10:29)→旧熊の茶屋(10:47) 運賃200円


この先は歩行者も通行止!


この上流では八ッ場ダム本体が建設中!





旧熊の茶屋には関東地方整備局のヘルメットを被った人が大勢いる。ダム工事の見学会が行われるようである。ちなみに旧熊の茶屋にはトイレはあるが、自動販売機などはない。


ここから吾妻峡を散策するfootmark2




吾妻線(旧線)にある樽沢隧道! ここまで平成30年11月11日撮影

もう使われなくなった、日本一短い鉄道トンネル。


JR東日本 吾妻線 普通 534M列車 [115系車両] (岩島-川原湯温泉)
平成26年9月15日撮影

旧線は平成26年9月24日の運転をもって営業終了。翌25日より新線に線路が切り替えられた。まだ新線に乗った事はないが、今日乗る予定である。


折り返しのバスが行く! ここから平成30年11月11日撮影

国道も新道経由に。旧道は工事車両やバスなどしか走らないのだろう。




それでは道路より渓谷へと降りてゆく…


鹿飛橋




鹿飛橋より吾妻川を望む!



渓谷は素晴らしいが、紅葉を見るには遅かったか。




林間の小路を行く!




程なく十二沢パーキングに到着!

一般車両が来る事の出来る駐車場。シャトルバスの停留所もある。渓谷を散策していた人は、ここから来ていたのか。








道の駅へハイキングコースはつづくが…

吾妻峡散策はこれ位にして、次の目的地に向かう。








吾妻線(旧線)が見える!






吾妻峡トンネルに入る!


出口が全く見えない!

トンネルの長さも判らず入ったが、実に長いトンネルだった。交通量も多く、目にゴミが入る。バス旅で蛭子さんがこんなところを歩かされていたのを思い出す。流石に他に歩行者はいないかと思ったが、一人とすれ違う。出口付近でランニングの人が抜いてゆく。


吾妻峡トンネル 延長 1,769.7m


ようやく外に出てきた!

トンネル通過に23分掛かった。緩やかに上り坂だった。これで建設中の八ッ場ダム本体の上流側に出てきた。


湖面1号橋が見えてきた!


橋上より下流側を望む!

ダム本体が見える。川原湯はダム湖底となる。


吾妻線(旧線)第二吾妻川橋梁!


ダム完成後はダム湖と紅葉が見られるのだろう…




この辺に旧線の川原湯温泉駅があった! ここまで平成30年11月11日撮影


JR東日本 吾妻線 普通 531M列車 [115系車両] (川原湯温泉)
平成26年9月15日撮影

旧川原湯温泉駅より、湖面1号橋を望む。


湖面1号橋は八ッ場大橋と名付けられた! ここから平成30年11月11日撮影


橋上より上流側を望む!






川原湯温泉は高台に移転している!

弥栄ダムや温井ダムの移転した集落を思い出す。





紅葉を見るには遅かったと思ったが、山の紅葉は悪くない。




このトンネルは出口が見える!


川原湯温泉トンネル 延長 337.5m


新線上に移転した川原湯温泉駅を望む!


工事現場でも活躍するぐんまちゃん!


神社も高台に移転!

移転した川原湯の繁栄を願う。


新しい川原湯温泉駅へと向かう!

列車の本数が少ないので時間が心配だったが、予定の列車には間に合う。 (つづく)