旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

台湾ローカル線の旅 珊瑚・宝石

2012-10-29 00:00:00 | 台湾日記

88階の聚寶88(聚宝88トレジャ-スカイ)

降り口となる88階には、珊瑚や宝石の工芸品が展示されている。別段、見るつもりもなかったが、緻密な細工に思い掛けず見入ってしまう。






台灣寶石珊瑚分佈圖






※硝子に照明が反射していて、申し訳ありません<(_ _)>


ドラゴンばかりじゃなく、カープもね!

展示するだけでなく、宝飾品の販売もされているが、見てるだけである。


w( ̄△ ̄;)wおおっ!これは凄い!




自分の干支なんで…



一通り見て満足した。それにしても台北101には日本人観光客が多い。台北にこんなに日本人がいたのか。ローカル線めぐりをしていて、内灣や集集では全く見掛けなかったのに。再び、高速エレベーターに乗り、5階に下ります。


5階の觀景台電梯入口處(展望台エレベーター入口)


5階の購票處(切符売場)


結局、何も買う事なく…


表に出てきたsymbol5


sun 見上げればお日様が!

夏至に近い時期に、北回帰線(北緯23度26分22秒)の通る台湾で、お昼近くに真上を撮れば、逆光になってしまう。ちなみに台北は北緯25度、高雄は北緯22度、鹿児島は北緯31度、東京は北緯35度、札幌は北緯43度くらいである。


台北101を後にする…


臺北市政府 (臺北市信義區市府路)

日本語で言えば台北市役所。直轄市なので、省にも縣にも属さない。「臺北市政府」の揮毫は、李登輝元總統。かつてこちらの市長さんでもあった。


薩莉亞阪急店※ (臺北市信義區忠孝東路)
いずれも民國101年(2012)6月26日撮影

捷運の駅に戻るため、地下に降りる。百貨店の地下になるらしく、飲食店が並ぶ。時刻は正午を過ぎたところ。お昼はサイゼリヤでいいか。いや、台湾らしい物を食べねば。 (つづく)

※薩莉亞阪急店は8月26日をもって閉店したようです。

「各位親愛的顧客您好!薩莉亞阪急店於8月26日租約到期並結束營業,非常感謝多年以來支持我們的顧客。為了感謝大家的愛護,我們將於9月中旬在師範大學(古亭站)開設新店,屆時歡迎舊雨新知蒞臨指導。正式開幕日期決定之後,我們將另行通知大家,敬請期待!!」 (FB「台灣薩莉亞(saizeriya) サイゼリヤ8月27日より抜粋)

台湾ローカル線の旅 台北101

2012-10-21 00:00:00 | 台湾日記

台北101 TAIPEI 101 (508m) (臺北市信義區信義路)

民國93年(2004)開業のこちらのビル。地上101階、地下5階。完成時では世界一の高さを誇っていたそう。ちなみに現在の世界一高いビルは、アラブ首長国連邦ドバイに建つ、ブルジュ・ハリーファ برج خليفة‎ (828m)だそう。


購物中心 TAIPEI 101 MALL を通って切符売場へ!

ショッピングセンターのエスカレーターを5階へ上る。高級そうなお店ばかりが並ぶが、別に買う予定はないので何ら問題はない。


觀景台門票 展望台チケット(450元)

無事に切符を購入。民國101年にかけて、台北101に来たのだが、切符の日付は西元(西暦)で書いてある。つまらない。料金は450元で日本円で約1,237円50銭である。参考までに、東京スカイツリーの料金は、展望デッキ(350m)までが2,000円。展望回廊(450m)まで上ると、更に1,000円が掛かる。切符をもぎられると、何故か写真撮影される。ここで撮った画像と台北101の画像を合成した写真を販売するようである。まあ要らないから買わないけど。モニター画面にお客の合成画像が映し出されてゆく。自分のを見たが、何とも不恰好。それはさておき、分速最高1,010mという高速エレベーターで89階の屋内觀景台(屋内展望台)(382m)へ上る。時間はわずか37秒。では、382mから台北の街を見てみよう。(BGM: Firecracker♪)


西方を望む!


台北車站(台北駅)!

線路は地下にあるので見えない。


南方を望む!

背後は山ですな。


東方を望む!


北方を望む!

この方向に松山飛行場(臺北松山機場)がある。東京でいえば、羽田に相当する。成田に相当するのは、臺灣桃園國際機場


眼下には…

手前の建物は臺北市政府。


中国様式の屋根は國父紀念館!

その北側は、煙草工場の跡地が再開発されている松山文創園区


階段でもっと上の階に上がれる!


屋外に出られます!


91階の戶外觀景台(屋外展望台)!


91階より、ビルのてっぺんを望む!


見られるのは西方のよう…


改めて屋外より西方を望む!

硝子のない分よいが、さっきよりもガスってきたようだ。


台北車站(台北駅)!

知っている建物が少ないので、前出ですが…


中正紀念堂を望む!

紀念堂のほか、國家戲劇院、國家音樂廳、それに總統府も見える。


88階の風阻尼器區 Super Big Wind Damper (ウインドダンパー)

ビルの中には巨大な物体が。怪獣の卵か!?

ダンパー(制御装置/Damper)の原理
ダンパーの起源は地震の多い日本だと言われています。日本では古くから石を家の基盤に使用し、その上から家を建て、地震時に生じる上部構造と地盤との相対変異を利用し地震エネルギーを減少することができます。
ダンパーは、一般的な高層ビルやタワー、ハイテク工場などの大型建築物に設置されている他、日常用いる多くの機器にもダンパーシステムを用い、安定性を高めています。例えば、高速エレベーターや自動車の免振システム、携帯式電子機器の免振装置などです。ダンパーに使われる素材や必要とされる機能が異なるため、一つ一つのダンパーの材質や外形もさまざまです。」(説明文より抜粋)

ダンパーを設置した建物の例として、横浜ランドマークタワー(296m)(神奈川県横浜市西区みなとみらい)もあげられている。

可動式ダンパーのある代表的な超高層ビル
場所:日本 神奈川県横浜市 高さ:296m
日本一の高さを誇る高層ビル。コンピューター制御の可動式ダンパー(TAD/Tuned Active Damper)が設置されており、現在、世界で最も先進的な免振システムの一つです。地震波を記録することができる上、揺れの三分の二を抑えられます。」(説明文より抜粋)

ちなみに日本一の高さのビルは、建設中の、あべのハルカス(300m)(大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋)となった。日本一高い建築物は、もちろん、東京スカイツリー(634m)(東京都墨田区押上)である。


DAMPER BABY

こちらが台北101のキャラクター。顔が101か。うーん…


記念撮影をする子供達! いずれも民國101年(2012)6月26日撮影

遠足なのか、体操服の小学生の団体さんが見学で来ていた。 (つづく)

台湾ローカル線の旅 新蘆線・板南線

2012-10-14 16:30:00 | 台湾日記

東呉大飯店 1階 エレベーター前

民國101年(2012)6月26日星期二(火曜日)、台北の東呉大飯店で目覚める。朝食をとりに地下の食堂へ向かう。エレベーターは地下まで行かないので、一階で降りてフロントのスタッフと「早」(おはよう)と挨拶をして、階段を下りてゆく。食堂のスタッフに「早」と言って、早餐招待券(朝食券)を手渡す。


自助早餐 朝食バイキング

このホテルには粉末ながら即席味噌汁(台湾製)があるので嬉しい。ご飯をよそい、料理を皿に盛って席に着く。中華の野菜が旨い。デザートは台湾バナナ。食後に食堂においてあるPCを使わせてもらい、Emailをチェック。ホテルでゆっくりしていたいが、今日は珍しく観光に専念する。連泊なので、荷物は部屋に置いて、身軽になって出掛ける。


ホテル最寄りの地下道の入口(捷運大橋頭駅につながっている)

ホテルから駅につながる地下道入口まで200m余り。しかし、改札まで地下を100m以上を歩く。それでも淡水線の民權西路の駅まで歩く事を思えば近い。淡水線の駅の近くのホテルにすれば乗り換えもないけれど、東呉大飯店が気に入っているので仕方がない。


駅までは長い通路が続く…

地下通路なら天気を気にする事もなく、またバイクが多くて騒々しい通りを歩かなくてもよい。しかし、街歩きがてら駅まで歩いていたから、その楽しみがなくなる。トークンを買って、捷運に乗る。新しい路線らしく、大橋頭ではプラットフォームと線路との間は、ドアと壁で仕切られている。東京でいうと地下鉄南北線、京都でいうと地下鉄東西線、広島でいうとアストラムラインのような感じ。昨日は民權西路で乗り換えてきたけど、今日は終点の忠孝新生まで乗る。

※民國101年(2012)9月30日、新莊線は忠孝新生の先の古亭まで開業。
 中和線(古亭-南勢角)との直通運転を開始している。


台北捷運 新莊線 大橋頭(9:55)→忠孝新生(10:04) 1438
※ダイヤ不明につき実際の時刻を記す。 


metro 捷運新蘆線で忠孝新生站到了symbol6


metro 新蘆線(新莊線)から板南線(南港線)に乗り換えsymbol6

新莊線・蘆洲線の系統が新蘆線と案内されているように、板橋線・南港線も板南線と案内されている。板南線が正式名称だと思っていた。板橋線の先で土城線にも直通運転している。

台北捷運 南港線 忠孝新生(10:09)→市政府(10:15) 1209
票價(大橋頭-市政府)25元
※ダイヤ不明につき実際の時刻を記す。


metro 捷運板南線で市政府站到了symbol6


板南線(南港線・板橋線・土城線)の車両 (市政府)

こちらのプラットフォームの柵・扉は後付けのよう。開放感がある。




台北捷運 南港線 市政府站 (臺北市信義區忠孝東路)

さて、駅から地上に出てみる。阪急百貨店阪急阪神百貨店)と業務提携している統一阪急百貨台北店はここにある。この辺りの街並みは、ちょっと違うようである。


高層ビルが立ち並ぶ一帯!




その中で、ひときわ高い台北101が見えた!
いずれも民國101年(2012)6月26日撮影

さて、今日の最初の目的地はこちら。台北101である。今日は珍しく観光に当てるので、ローカル線とか乗りつぶしはしません。 (つづく)