旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

金町線・押上線・本線

2024-09-25 12:00:00 | 鉄道

京成電鉄 金町線 京成金町駅 (東京都葛飾区金町)

令和6年9月12日木曜日。東京都葛飾区の京成金町駅に来ている。これから京成電車に乗っていこうと思う。最初に乗るのは金町線。Suicaで自動改札を入場する。




京成電鉄 金町線 普通列車 [3600形] (京成金町)


metro 金町線で京成金町を出発symbol6

京成金町京成高砂行普通列車(4両編成)に乗車。出発する。金町線は単線で途中の柴又京成金町行の列車と交換する。終着が近づくと地上を走っていた列車は高架へ上がってゆく。


高砂車庫、北総線、本線を望む (京成高砂-柴又)


京成電鉄 金町線 普通列車 [3600形] (京成高砂)


metro 金町線で京成高砂に到着symbol6

京成金町から二駅。これで金町線全線である。


普通 京成高砂 ↔ 京成金町

起点、終点とも駅名に京成を冠する。常磐線金町駅は京成金町駅に隣接している。山陽電気鉄道本線高砂駅は「高砂や~」の兵庫県高砂市にあって随分遠く離れている。


京成金町方を望む

1面1線の金町線プラットフォーム。当駅で行き止まりで本線との直通運転はない。高架ではなく地上の線路は繋がっている。かつては京成上野京成金町間の列車が運転されており、今は廃止されている博物館動物園駅にも停車していた。


金町線改札口

金町線プラットフォームだけ高架にあるので、他の路線とは改札が分かれている。乗り換えの場合も出場する必要がある。Suicaで出場すると京成金町京成高砂間のIC運賃が差し引かれる。すぐ先に他の路線の改札が見える。


本線・北総線・成田空港線の改札口

二つの改札間は1分もかからないが、60分以内に乗り換えればいい。駅前に出てご飯を食べてきても構わない。お酒を飲んできても構わないが60分を超えると乗り継ぎの扱いとはならない。今日は駅から出ずにSuicaでこちらの改札を入場する。


京成電鉄 本線 普通列車 [3000形] (京成高砂)

京成臼井京成上野行普通列車(6両編成)に乗車する。


metro 本線で京成高砂を出発symbol6


中川を渡る (青砥-京成高砂)

上流側を望む。この区間は複々線となっている。


下流側を望む

高砂橋が見える。この先で中川と新中川が分かれる。


京成電鉄 本線 普通列車 [3000形] (青砥)

本線で一駅。青砥で乗り換える。


metro 本線で青砥に到着symbol6


駅名標には!!!

なんと人生ゲームになっとる。さっさく二手に分かれるが「押上線コース」を選択する。


京成電鉄 本線 普通列車 [3000形] (青砥) ※押上-青砥間は押上線。

印旛日本医大羽田空港第1・第2ターミナル行普通列車(8両編成)に乗車。京成高砂で待っていてもこの列車に乗れたのだが、人生ゲームの駅名標をしっかり見られたからいいか。


metro 押上線で人生ゲームのまち青砥を出発symbol6


荒川を渡る (八広-四ツ木)


京成電鉄 押上線 普通列車 [3000形] (押上) ※泉岳寺-押上間は東京都交通局浅草線。

青砥から押上まで五駅。これで押上線全線である。


metro 押上線で押上に到着symbol6

金町線 普通 京成金町(11:22)→京成高砂(11:27) 3628
本線 普通 京成高砂(11:33)→青砥(11:36) 3034-6
押上線 普通 青砥(11:37)→押上(11:46) 3028-8
◆京成金町-押上間のIC運賃199円




東京地下鉄 半蔵門線 押上駅東武鉄道 伊勢崎線 押上駅・京成電鉄 押上線 押上駅
東京都交通局 浅草線 押上駅 (東京都墨田区押上)

4社局の路線が集まる押上駅。「スカイツリー前」の副駅名がある。


高架を走る伊勢崎線上り列車

伊勢崎線は曳舟とうきょうスカイツリー(旧業平橋)を経由し隅田川を渡り浅草へ向かう元々の路線と、地下に潜り押上で半蔵門線に直通する路線に分かれる。


㊧伊勢崎線伊勢崎方を望む ㊨押上線青砥方を望む

伊勢崎線では連続立体交差事業が行われている。上り線はすでに高架線に移っており、下り線の高架化が進められている。右には地下の押上駅へ潜ってゆく押上線の列車が見える。


押上駅頭の様子

左の建物は京成電鉄旧本社跡地に立つ京成押上ビル。商業施設やホテルが入っている。本社は平成25年より千葉県市川市八幡に移転している。


東京スカイツリー(634m) (東京都墨田区押上)

スカイツリー前」の副駅名に偽りなし。



さて金町線、押上線と京成電車に乗ってきたが、次は本線に乗ろうと思う。先程、青砥京成高砂間の一駅だけ乗った。青砥へ引き返すのではなく地下鉄で始発の京成上野駅へと向かう。Suicaで京成の自動改札を入場。浅草線を利用する。


東京都交通局 浅草線 特急列車 [千葉ニュータウン鉄道9200形] (押上)

京成高砂三崎口行特急列車(8両編成)に乗車。特急だが地下鉄線内は各駅に停車する。


metro 浅草線で押上を出発symbol6


東京都交通局 浅草線 特急列車 [千葉ニュータウン鉄道9200形] (蔵前)

蔵前に到着。下車する。


車体にはチーバくん

Suicaで自動改札を出場。押上蔵前間のIC運賃が差し引かれただろう。


東京都交通局 浅草線 蔵前駅 (東京都台東区蔵前)

蔵前と言えば蔵前国技館だが、昭和60年より両国国技館(東京都墨田区横網)に移っている。現在、大相撲九月場所が開催中である。両国へは大江戸線に乗り換えとなる。乗換駅だが蔵前では改札内で浅草線と大江戸線は繋がっていない。改作外乗換となる。


国道6号 日本橋まで to Nihonbashi 3km

江戸通りを歩く。




東京都交通局 大江戸線 蔵前駅 (東京都台東区蔵前)

大江戸線の駅に到着。その前に橋を見てくる。


東京都道453号本郷亀戸線 厩橋

隅田川に架かる厩橋。現在の橋は関東大震災復興事業で昭和4年に架けられた。それでは大江戸線の駅の改札をSuicaで入場する。




東京都交通局 大江戸線 普通列車 [12-000形] (月島)

蔵前で地下深くの大江戸線プラットフォームに降りてゆくと丁度列車が到着。写真を撮る間もなく乗り込む。次は両国だが今日はお相撲観戦ではないので降りない。大江戸線は他の地下鉄路線と比べて小振りな車両でリニアモーターカーである。なお浮上はせず、超高速でもない。月島で下車する。


metro 大江戸線で月島に到着symbol6


東京都交通局 大江戸線 月島駅 (東京都中央区月島)

Suicaで出場する。蔵前月島間のIC運賃ではなく、押上月島間のIC運賃から先程蔵前で差し引かれた押上蔵前間のIC運賃のと差額のみが差し引かれる。


東京地下鉄 有楽町線 月島駅 (東京都中央区月島)

大江戸線から有楽町線に乗り換える。改札外乗換だが地上に出る事もなくスムースに乗り換えられる。有楽町線の改札をSuicaで出場する。東京都交通局と東京地下鉄(メトロ)と事業者は異なるが乗り継ぎは続く。


metro 有楽町線で月島を出発symbol6




東京地下鉄 有楽町線 普通列車 [10000系] (有楽町)


metro 有楽町線で有楽町に到着symbol6

有楽町で下車する。Suicaで出場する。月島有楽町間のIC運賃ではなく、ここでもすでに差し引かれた分と押上-(都営地下鉄・東京地下鉄)-有楽町間のIC運賃との差額のみが差し引かれる。これから更に改札外乗換をするがその前に昼食を食べてゆく。60分以内なら平気。


ソーキそば(990円)

オリオンビールも飲みたかったが14時からの販売だそう。コーレーグースを投入。


ソーキはこんな感じ♪

これで麦酒を飲んだらなんぼかおいしかろ。


いただきます♪

実に旨い。今までよく判らないので普通の沖縄そばを食べる事が多かったが、ソーキそばの方が好きかな。ごちそうさまでした。




東京地下鉄 千代田線 普通列車 [16000系] (湯島)

途中で昼食をはさんだが、押上駅から京成上野駅に移動している途中である。有楽町線有楽町駅の自動改札をSuicaで出場してから60分以内に千代田線日比谷駅の自動改札から入場する。どこかで乗り換えて銀座線あるいは日比谷線の上野駅に行ってもいいけど湯島駅で下車して歩いて向かう。


metro 千代田線で湯島に到着symbol6

浅草線 特急 押上(12:02)→蔵前(12:07) 千葉ニュータウン鉄道9201-1
大江戸線 普通 蔵前(12:23)→月島(12:33) 12-353
有楽町線 普通 月島(12:43)→有楽町(12:48) 10427
千代田線 普通 日比谷(13:21)→湯島(13:28) 16035
◆押上-湯島間のIC運賃317円(都営地下鉄・東京地下鉄経由)

湯島駅の自動改札をSuicaで出場。日比谷湯島間のIC運賃は差し引かれない。有楽町線有楽町駅と千代田線日比谷駅は乗り換え駅であり運賃は通しで計算される。有楽町駅までと湯島駅までの運賃が同額なので引き落としはなかったはずである。押上有楽町間(IC運賃209円)、日比谷湯島間(IC運賃178円)と単純に利用するよりも楽しく運賃も少し安くなった。


東京地下鉄 千代田線 湯島駅 (東京都文京区湯島)



千代田線では湯島駅が京成上野駅にほど近い。


不忍池を望む (東京都台東区上野公園)

湯島駅の近く、上野恩賜公園不忍池を経て京成上野駅に向かう。


A&W ROOT BEER 12 FL OZ(240円)

ベンチに腰掛けて不忍池を眺め、わしたショップで購入したROOT BEERを飲む。有楽町から移動する間にもう少し温くなっている。A&Wのお店で飲みたい。おかわり無料で飲みたい。


蓮見デッキで池の上へ




東叡山寛永寺 不忍池辯天堂を望む




京成電鉄 本線 京成上野駅 (東京都台東区上野公園)

2時間近くかかって押上から京成上野に到着した。急げば30分もかからない場所なのだが。


改札口

今日は京成電車に乗っているのだった。金町線、押上線ときて本線に乗って行く。成田空港連絡の特急〔スカイライナー〕の東京側の起点とあって訪日外国人らを多く見掛ける。成田空港駅や空港第2ビル駅で見掛けた大混雑程ではないが、出札口や特急券券売機で外国人らが切符を求めている。次の14時丁度発の特急〔スカイライナー〕に乗れば空港第2ビル14時41分着、成田空港14時43分着となる。運賃・料金の合計は2,580円。


京成電鉄 特急〔スカイライナー51号〕 14AE01列車 [AE形AE6編成] (京成上野)





特急〔スカイライナー〕に乗る訳ではない。出発を見送る。


車止め


京成電鉄 本線 普通列車 [3000形] (京成上野)

京成上野京成津田沼行普通列車(6両編成)に乗車する。


metro 本線で京成上野を出発symbol6



車内の冷房が気持ちよくて日暮里を出るとウトウトしていた。先日、武蔵野線から京成電車に乗り換えた時にも思ったのだが、京成の方が概ね冷房が効いていて快適である。中央・総武緩行線に乗ったら蒸し暑く猛暑日なのに窓が開け放しだったので閉めたところ、すぐさま開けてしまう手合いがいて閉口した。いや、「開けるんですか?」と文句を言ってから他の車両に移動した。その点、京成電車は平和である。但し各駅停車なので停車する度に外気で車内の温度は上がってしまう。


青砥に停車中

押上線の分岐する青砥に到着。人生ゲームのまちに「本線コース」で戻ってきた。青砥京成高砂間の本線は午前中に乗車している。プラットフォームの向かい側には「押上線コース」からやってきた羽田空港第1・第2ターミナル印旛日本医大行普通列車が停車。


複々線で並走する (青砥-京成高砂)


京成高砂に停車中

プラットフォームの向かい側に停車した印旛日本医大行は京成高砂から北総線に入ってゆく。乗車中の京成津田沼行は本線を走る。


京成小岩に停車中

後続の京成上野京成成田行特急列車の通過待ち。都内の駅でもローカル線の旅の気分。


カルピスウォーター490ml(150円)

停車中にプラットフォームに降りて飲み物を買って来た。


都内最後の駅、江戸川駅を出発して江戸川を渡る (江戸川-国府台)



都県境を越えて東京都より千葉県、武蔵国より下総国に入る。


千葉県最初の駅、国府台に停車中

今日は東京都内の京成電車に乗るつもりだったので下車して終わりにして京成バスに乗り換えてもいいが、別の鉄道に乗り換えるべくもう少し乗って行く。


東中山に停車中

後続の西馬込成田空港行快速列車を先行させる。京成小岩では通過待ちだったが、当駅では緩急接続をとる。これで2本の列車に抜かれる事になる。


桃園捷運桃園メトロ)のラッピング
これまで令和6年9月12日撮影

桃園捷運 桃園MTR Taoyuan Metro は、臺北市中正區の台北車站台北駅)より桃園市大園區の機場第一航廈站空港第1ターミナル駅)、機場第二航廈站空港第2ターミナル駅)、桃園市中壢區の高鐵桃園站高鉄桃園駅)を経て老街溪站老街溪駅)に至る。京成電鉄が東京と成田国際空港(NRT RJAA)とを結ぶように、桃園捷運は台北と臺灣桃園國際機場(空港)(TPE RCTP)とを結んでいる。台北車站台北駅)と高鐵桃園站高鉄桃園駅)では台灣高鐵(新幹線)と接続する。臺鐵公司縱貫線(在来線)とは台北車站台北駅)で接続するのみだが、老街溪站老街溪駅)から中壢車站中壢駅)まで延伸して縱貫線と接続する予定。臺北市、新北市では他の捷運と接続している。一度、台北車站機場第一航廈站間で利用した事がある。


桃園捷運2000型の車内の様子 これより民國107年(2018)11月27日撮影




行李車廂(荷物車)


桃園捷運 機場線 直達車 [2000型] (機場第一航廈)
これまで民國107年11月27日撮影

機場線 直達車 台北車站(20:15)→機場第一航廈(20:50) 2404 票價150元


京成電鉄 本線 普通列車 [3000形] (京成西船) これより令和6年9月12日撮影

桃園捷運…ではなく京成電車で京成西船に到着。下車する。

本線 普通 京成上野(14:07)→京成西船(14:54) 3005-8 IC運賃387円


metro 本線で京成西船に到着symbol6


列車は京成津田沼へ…




京成電鉄 本線 京成西船駅 (千葉県船橋市西船)

葛飾駅。昭和62年に現在に駅名に改称されたそう。以前は新東京国際空港(現在の成田国際空港)へは武蔵野線で西船橋へ来て総武本線・成田線経由または京成電鉄本線を利用していたのだが、平成22年に京成電鉄成田空港線(成田スカイアクセス線)が開業するともっぱらこれを利用するようになった。時間のある時は我孫子経由で唐揚げそばを食べてゆく。たまにはこちらも利用したい。


塩原で一泊

2024-09-17 13:00:00 | ドライブ

客室の様子

令和6年8月30日金曜日。栃木県那須塩原市の塩原温泉に来ている。台風10号(サンサン/珊珊)が上陸している。被害に遭われました方々にはお見舞い申し上げます。関東にも来ると思われたが速度が遅い。台風のせいかキャンセルが出て宿の料金が安くなっており、まだ台風は来ないとみて温泉に投宿している。午後8時過ぎに到着し、さっそく温泉に入ってくる。


サッポロビール サッポロ生ビール黒ラベル500ml缶(292円)
まるまつ ソースカツ丼弁当(840円)

宿は素泊まりで5,460円(入湯税を含む)。夕食や飲み物など途中で購入してきた。郡山で利用したまるまつさん。東北六県の他に栃木県内に2店舗あり、まるまつ真岡店を訪れた。店内で食事してもよかったが、早く宿に入って麦酒も飲みたい。持ち帰りにした。真岡線北真岡駅近くのお店を出発。県道を経て国道408号鬼怒テクノ通りを通る。自動車専用道路ではないが最高速度が80km/hに引き上げられた区間がある。宇都宮市に入り高架のバイパスから地上に降り、どこかで路面電車の線路を渡った筈だが振動が小さかったからか気付かなかった。塩谷郡高根沢町に入り国道4号に入るつもりが道を間違えて東北本線宝積寺駅付近を経て国道4号に入った。真岡から塩原はなかなか遠く、さくら市から矢板市に入った所で高速を使う。矢板ICより東北自動車道に流入。那須塩原市に入り西那須野塩原ICで流出。軽自動車等のETC料金は570円だった。インターチェンジの名称に合併前の那須郡西那須野町、塩原町の名前が残る。平成17年にこの2町と黒磯市が合併して那須塩原市が発足している。国道400号を旧塩原町へ走り、ファミリーマートでお酒などを買ってから宿に入った。



お店で食べると味噌汁と漬物(沢庵)が付いたが、今日は持ち帰りなので仕方がない。


ソースと辛子をかける


いただきます♪

実に旨い。麦酒によく合う。とんかつのお肉も旨いのだが、ソースも何とも言えず旨い。出来上がりから2時間以上が経過して冷めているが旨い。ホテルで電子レンジを使えるが、温め直したご飯は好きではない。今度はお店に鉄道で行って、出来立てと麦酒を楽しむか。ごちそうさまでした。


客室では動画が見られる

テレビ放送は地上波のみ視聴出来る。パラリンピック開催中だが、どこで放送しているか判らずこの時は開会式しか見ていなかった。「ギロチンはありません」はよかった。後日、教育のサブチャンネルで放送しているのに気付き、車いすテニスの何試合かとマラソンは見る事が出来た。ヤバいインタビューもライブで見られてよかった。小田選手おめでとうございます。番組表を見ても表示されていない時があったが、国枝さんも澤田アナも連日パリから解説実況しているのだから、放送するなら判りやすく案内して欲しかった。教育のサブでこっそりやって気付かない人もいただろう。澤田さんは六角さんとのラジオしか聞いた事がなかったが、今回初めてスポーツ実況しているのを聞く事が出来た。東京の時にマラソンを実際に台東区内で見たのでパリのマラソンをテレビ観戦出来てよかった。鈴木選手おめでとうございます。道下選手おめでとうございます。この日はパラリンピックの放送予定は知らず動画を見て過ごす。




※参照 https://www.youtube.com/@tabisuru_porco

動画を見ながら食事をした。


ファミマル かつおとソーキ味 沖縄風そば(213円)

まだ食べ足りない。お店で食べればご飯大盛やミニそばセットがあるが、持ち帰りなので予めカップ麵を買っておいた。ホテル内にもカップ麵やパン、お菓子の自動販売機はある。


麵はこんな感じ♪

コーレーグースもないし、ソーキも入っていないが、沖縄風で美味しかった。北海道の京極の名水で作ってみた。埼玉県吉川市のセイコーマートに行ったり、栃木県真岡市のまるまつさんに寄っていたから温泉到着が遅くなる。もちろんセコマではガラナも買っている。








アサヒ飲料 ワンダ 金の微糖缶185g(140円)
江崎グリコ セブンティーンアイス 木苺のチーズケーキ(180円)

ホテルの自動販売機で缶コーヒーとアイスを買って来た。


セブンティーンアイスは手頃で美味しい


布団は自分で押し入れから出して敷きます


本日アップロードされた動画も… これまで令和6年8月30日撮影

布団に入って見ていたらウトウトしてしまい何度も巻き戻す(ビデオテープじゃないけど)。そのうちに日付も変わった。


市村さんのお天気を見て… これより令和6年8月31日撮影


新幹線の運休する区間あり

だから敦賀までではなく米原まで作っておけばいいのに。


珊珊はまだ四国にいるようだ…



お天気を見て、そろそろ就寝する。


客室からの眺め

令和6年8月31日土曜日。塩原温泉で起床する。天気はよくない。







さっそく朝湯に入ってくる。


お弁当(850円) ファミマル 揚げなす(150円)

朝食はホテルの冷凍弁当。味噌汁は昨夜ファミリーマートで買っておいた。お茶はホテルで無料。


いただきます♪

お弁当は何種類かあり、鮭の入ったものを選択。朝食なのでこの量でもよかろうが、若い人は足りないだろう。一昨年、初めてこの宿を利用した時は700円だったが、昨年利用した時には800円、今回は850円となっている。物価高騰の折、仕方がないのだろうが割高感はある。とはいえ朝から車を出してどこかで弁当を買ってくるのも面倒である。朝は旅館でうだうだしたい。お弁当の他にカツサンドとか洋食の冷凍食品もあって少し安かったようである。


coffee 食後のコーヒーsymbol6

コーヒーもホテルで無料で用意されている。ごちそうさまでした。







雨は止み、少し晴れ間も見える。台風の影響はないのか。


塩原温泉 八潮荘 (栃木県那須塩原市塩原)

広いお部屋でゆっくり過ごし、温泉も堪能した。午前10時前に快適な旅館をチェックアウトする。


いつものレンタカー

昨夜は到着が遅くなったので建物の表の駐車場は満車で裏の駐車場に停めた。軽自動車用のマスが一つだけ空いていたが、隣に大きな車が停まっていたので、右側ギリギリに停めたら運転席側から出られずに助手席側から脱出。周囲の車を見ると袖ケ浦と千葉県ナンバーが並んだ。宿を出発する。



国道400号から栃木県道19号藤原塩原線を旧今市市方面へ。かつての日塩有料道路だが令和2年に無料開放されている。以前12月に通ったら路面凍結している箇所もあり肝を冷やしたが、夏なのでその心配はない。勾配や曲線の続く山道である。途中に温泉宿があり硫黄のにおいがする。自分が泊まっていた温泉はにおいはなかったから泉質が異なる。


栃木県道19号藤原塩原線 もみじラインを行く

標高は高いので冷房なしで涼しい。


那須塩原市より日光市に入る

旧町名で言えば那須郡塩原町より塩谷郡藤原町に入る。



塩原温泉から今市方面へは県道経由の方が距離は短いだろうが、勾配や曲線が多く速度が出せない。国道400号で上三依まで行き、国道121号で今市に向かった方が走りやすい気がする。まあ涼しかったからいいか。ラジオでは会津線から会津鬼怒川線の話題をしている。龍王峡駅付近で鬼怒川沿いに出る。今度は鬼怒川有料道路だった区間に入る。こちらは令和4年に無料開放されている。道なりで国道121号に入る。鬼怒川温泉で交通量は増えてきた。鬼怒川線を走る列車も見える。旧今市市に入り大谷川を渡り、日光線(東武)のガードを潜る。そのまま直進すれば日光宇都宮道路今市ICに至るが、春日町交差点を右折して国道119号日光街道を日光駅方面へ。杉並木の中を走る区間もある。




JR東日本 日光線 日光駅 (栃木県日光市相生町)

日光駅前に到着。


大正元年竣工の瀟洒な駅舎





JR東日本日光駅に隣接して東武日光駅がある。訪日観光客と思われる外国人さんたちがJR駅から東武駅へ歩いている。特別企画乗車券「ジャパン・レール・パス」の利用者が宇都宮で新幹線から日光線に乗り換えて到着し、東武駅前にあるバス乗り場に移動しているのかなと想像する。


東武鉄道 日光線 東武日光駅 (栃木県日光市松原町)

路線名は両社ともに日光線。JR東日本の日光線は明治23年全線開業、宇都宮日光間で単線電化。時刻表を見ると定期列車は普通列車のみ。東武の日光線は昭和4年全線開業、東武動物公園東武日光間で複線電化。普通列車だけでなく、浅草駅やJR東日本新宿駅からも特急がやって来る。JR東日本の日光線があるのに東北本線栗橋駅から東武の日光線に入り直通運転をしている。国鉄の頃には上野日光間の列車もあったのだが。瀟洒な駅舎があるだけにもったいない。


東武鉄道 100形

駅前には昭和43年に廃止された日光軌道線の路面電車が展示されている。



東武日光駅前を出発。国道119号日光街道を東照宮方面へ。観光地らしい飲食店や土産物屋が連なる。なだらかな坂を登ってゆく。大谷川に架かる日光橋を渡る。上流側には神橋が架かる。運転中につき写真は撮れない。日光橋を渡った神橋交差点が国道119号の起点。国道120号、国道122号の起点でもある。国道120号(国道122号重用区間)に入る。なお東照宮に参拝した事はない。四桁の拝観料に躊躇して二度引き返した事がある。第二いろは坂を登り、涼しい中禅寺湖畔を訪れたいところ。しかしレンタカーの返却時間を考えると時間が足りない。今日は旧日塩有料道路で涼しいところを通って来たからいいか。清滝ICより日光宇都宮道路に流入する。インターチェンジに料金所はない。暫定2車線の自動車専用道路を行く。次の日光ICに併設して本線料金所がある。ETCで通過。日光宇都宮道路では軽自動車と普通車は同一の車種区分となる。料金は150円。日光IC/TBからは往復4車線となる。日光口PAに入り休憩する。




日光宇都宮道路 日光口パーキングエリア(上り線) (栃木県日光市野口)

昭和51年に開通した日光宇都宮道路。日本道路公団の有料道路だったが、平成17年に栃木県道路公社に移管されている。PAの建物に道路公団らしい懐かしさを感じる。軽食コーナーのお蕎麦が魅力的である。昼食はレンタカー返却後の予定なのでここでは食べないが。東日本高速道路の管轄だったら今時のPAのように変わっていただろうか。


パーキングエリアからの眺め

日光街道杉並木が見える。ではPAを出発する。暫定2車線区間は60km/h制限だったが、往復4車線区間は80km/h制限となり快走する。大沢ICに併設して本線料金所がある。ETCで通過。料金は320円。通過する料金所は以上の二箇所。日光宇都宮道路全線で料金は470円となる。宇都宮市に入る。読みが「とくじら」→「とくじろう」→「とくじら」と元に戻った徳次郎ICを過ぎると次は東北自動車道宇都宮ICに接続するが、高速道路には入らずに直進。国道119号宇都宮北道路に入る。自動車専用道路ではないが最高速度は80km/hとなっている。高速道路のような高架道路は終わり地上に降りる。東北新幹線の高架と交差する。東北本線とも立体交差したら国道4号へと入ってゆく。新4号国道である。宇都宮市内では渋滞の箇所もあったが概ね順調に進む。河内郡上三川町に入る。「かみのかわまち」と読むのだそう。下野市、小山市を経て栃木県より茨城県結城市、下野国より下総国に入る。すぐに栃木県小山市、下野国に戻る。そして次の県境で茨城県古河市、下総国に入り、栃木県、下野国と離れる。猿島郡境町の町域も経て利根川に架かる新利根川橋を渡り五霞町に入る。利根川右岸に渡ったがここも茨城県である。道の駅ごかで休憩する。




道の駅ごか (茨城県猿島郡五霞町ごかみらい)





大きな道の駅である。お手洗いを借りるだけだが。道の駅も素晴らしいが新4号国道も素晴らしいバイパスである。栃木県、茨城県と快走してきた。道の駅を出発する。茨城県猿島郡五霞町より埼玉県幸手市、下総国より武蔵国に入る。この辺の国境は中川と思っていたが違っていた。北葛飾郡杉戸町に入る。ここで武蔵国より下総国に入っている。春日部市に入り野田線を跨線橋で越えた辺りで国道を離れる。県道などで松伏町を経て吉川市へ。市町境が国境で下総国より武蔵国に入る。三郷市に入り江戸川に架かる流山橋を渡って埼玉県より千葉県流山市、武蔵国より下総国に入る。千葉県道5号松戸野田線流山街道に入り、松戸市に帰ってきた。給油所に入り満タンにする。いくら入ったかは失念した。数千円くらいだったはず。



無事にレンタカーを返却。料金は24時間で5,995円。走行距離は396kmだった。バスに乗り松戸駅に出る。ひとの運転だと楽ちんである。


晩酌セット 生ビール&本格焼餃子(3コ)(550円)

飲食店に入る。運転から解放されて飲む麦酒は旨い。餃子はまだ焼いています。


よだれ鶏冷やし麺 生卵付き(934円)


餃子来ました!

餃子は冷やし麺のソースに付けて食べるのがおすすめだそう。


よく混ぜていただきます♪

実に旨い。麦酒によく合う。香菜が入っているせいか本格的な気がする。知らんけど。四川という程は辛くはない。ごちそうさまでした。


バーミヤン 松戸駅西口店 (千葉県松戸市松戸)

山形縣郷土館 文翔館

2024-09-04 21:00:00 | みる

山形県郷土館 文翔館 旧山形県庁舎 (山形県山形市旅篭町)

令和6年8月8日木曜日。山形県山形市に来ている。山形県の旧県庁舎と旧県会議事堂から成る文翔館。外観だけのつもりが中にも入ってみる事にした。入館は無料。旧県庁舎は大正5年の竣工。


中央階段室






バルコニーに出てみた


正面に七日町大通りを望む


振り向けば時計塔


正庁


貴賓室




知事官房


知事室







暖炉は各部屋で見掛けた。やはり寒冷地なのだろう。


警察部長室


中庭を望む




廊下の床には雷文が…

ラーメン鉢じゃないよ。


内務部長室




中央階段を降りる






会計課・銀行出納係

 大正から昭和初期の事務室風景を再現しました。人形は、昭和14年ころの職員を想定して製作しています。
 また、家具は現存していた机、椅子(大正~昭和20年代製作)を修理し、不足分は大正時代によくみられた意匠に基づき復元製作しました。
(説明文より)


窓口が並ぶ

歴史ある建物だが普通にお役所なんだなと思う。


山形県郷土館 模型(縮尺 1:100)


中庭に出る事が出来る



つづいて渡り廊下を渡って旧県会議事堂へ。


山形縣 縣會議事堂(旧県会議事堂)

外観は先に撮っておいたもの。議事堂は昭和5年竣工。二階に上がる。


来賓室


正副議長室



二階の廊下の窓より議場ホールを見下ろす。硝子越しですが。では一階に降りる。


議場ホール






氏名標があるのは国会と同じか


旧県会議事堂と旧県庁舎とを結ぶ渡り廊下


旧県会議事堂と渡り廊下

外観は先に撮っておいたもの。旧県庁舎に戻ってきた。募金箱があったので見学のお礼に少し入れたが、よくよく見ると先月の水害の募金だった。被害に遭われました方々にお見舞い申し上げます。冷水器があったのでお水を頂戴して旧県庁舎から外に出た。




車寄せの上にあるバルコニーに出られる





国指定重要文化財「旧県庁舎および県会議事堂」をすっかり堪能した。車を駐車している山形城へと向かう。




途中にも古そうな建物を見掛ける


上空を行く航空機

垂直尾翼に鶴丸が見えるので、大阪国際空港(伊丹)ITM RJOO より山形空港 GAJ RJSC へ向かう日本航空JL)2235便と思われる。ダイヤを見ると大阪13時30分発山形14時40着と1時間10分の空の旅である。新幹線だと新幹線〔のぞみ380号〕新大阪13時21分発東京15時51分着(運転日注意)、新幹線〔つばさ145号〕東京16時00分発山形18時43分着となかなかの長旅。


JR東日本 新幹線〔つばさ137号〕 137M列車 [E8系G編成] (山形-北山形)
※東京-山形間は新幹線〔やまびこ137号〕137B列車に併結。

お城のお濠まで帰って来ると、東京新庄行(この日は災害の為大石田止)新幹線〔つばさ137号〕137M列車(7両編成)がやって来た。E8系は今年3月のダイヤ改正で登場した新型車両だ。



E8系にはまだ乗った事がない。E6系、H5系にも乗った事がない。E1系には乗る事なく引退してしまった。東海道・山陽・九州・西九州新幹線は大丈夫かな。


東大手門櫓公開中

東大手門より城内に入る。櫓門の中を公開しているそうなので見てゆく。


櫓門より外を望む


櫓門内の様子







櫓門より外に出てきた。


史跡 山形城跡 二ノ丸東大手門 (山形県山形市霞城町)

二ノ丸東大手門は平成3年に復原された。山形城は羽州探題として山形に入った斯波兼頼が延文2年・正平12年(1357)に築城。斯波氏の子孫は最上氏を名乗り、山形藩主となった最上義光が城郭を整備。元和8年(1622)に最上氏は改易。後に入った鳥居忠政が改修して東北最大、全国でも五番目の規模の城となる。以後も城主は変わってゆき、最上氏の頃の57万石から幕末には5万石となり巨大な城の維持は困難となる。日露戦争後に陸軍歩兵第三十二聯隊が山形城に入り、第二次大戦後は運動公園として整備。霞城公園と言う。今は発掘や復元が進む。




最上義光之像




本丸の濠かな




お城の発掘や復元に伴い、野球場などの施設が撤去されたのだそう


レンタカーに戻ってきた

この辺は野球場の側だった所かな。山形の街も暑かったが、関東の猛暑よりはまだ容認出来るような夏らしい暑さだった。昭和55年8月に初めて仙台に行った時に少しも暑くなくて東北は違うなと思ったが、その時は冷夏だったそう。山形城跡、霞城公園を後にする。奥羽本線を跨線橋で越え、旧県庁舎を車窓に見て国道13号へ。山形自動車道山形北ICを過ぎる。跨線橋で仙山線を越える。山形市より天童市に入る。鶏中華も食べたいが今日は山形で冷たい肉そばを食べた。仙台へ向かう国道48号が分岐する。沿道には栗原選手(現コーチ)の実家の焼肉屋さんがある。奥羽本線を跨線橋で越えて天童市より東根市に入る。国道を離れて空港へ。



山形空港 GAJ RJSC(山形県東根市大字羽入字柏原新林)



また道の駅の感覚で空港に来てしまった。駐車場は無料。但し夜間は閉鎖。さっそく展望デッキへ。


フジドリームエアラインズ JH386便 [E170/175] JA12FJ (山形空港)
※JL4326便との共同運航便。

新千歳CTS RJCC)より飛来した機体。これから名古屋小牧)(NKM RJNA)へ向かう。


送迎・見学者展望デッキ


おいしい山形空港


RWY 01/19(2,000m)の1本の滑走路を有する

昭和17年、北村山郡東根町(現在の東根市)に海軍が神山飛行場の開設に着手。戦後は米軍が接収。昭和31年に日本に返還され陸上自衛隊が使用していたが、昭和39年に神町空港として開港。翌年に山形空港と改称している。今日は航空機が見られてよかった。ターミナルの下の階へ。


二階の待合室より屋外を望む

搭乗口付近のようだが、ここは保安検査前である。小牧に向かう人は保安検査場に入ってゆく。


一階のカウンター

国際線は就航していないが、冬季国際定期チャーター便として今年1月から3月まで臺灣桃園TPE RCTP)から中華航空機(CI)が飛来した。国内線は日本航空(JL)とフジドリームエアラインズ(JH)が就航。JHと言っても日本道路公団でもハイウェイラジオ♪でもない。東京羽田)が2便、大阪伊丹)が3便、名古屋小牧)が2便、新千歳が1便出発する。到着の便数も同様。山形新幹線があっても東京線は残っている。新幹線とは言っても福島からは奥羽本線(在来線)だし。お手洗いを借り、売店で午後の紅茶を買って空港を後にした。



国道287号を西へ。東北中央自動車道東根IC入口を通過。山形県内の有料区間は米沢北IC-東根IC間で、新庄IC方面は無料区間となる。東根市より西村山郡河北町に入り最上川を渡る。市町境が最上川ではない。寒河江市に入る。最上川の支流の寒河江川を渡る。国道112号に入る。左沢線羽前高松駅付近。西川町に入る。山形道と立体交差し西川ICもあるが流入しない。有料区間だから。ラジオをつけると九州・四国の方で津波警報が出ている。山間に入りダム湖の近くを通る。山形道月山ICからの道と合流。高速道路に入ったのではなく、高速がないので国道112号に接続しているのだ。月山道路で自動車専用道路。国道25号名阪国道を思わせる。長大な月山第一トンネル(2,620m)を抜けて西川町より鶴岡市に入る。またいくつものトンネルを抜ける。自動車専用道路の区間が終わる。山形道湯殿山ICがあり高速道路が復活するが流入しない。有料区間だから。山間から庄内平野に出てきた。鳥海山が見える。どこかで国道7号に入りたいと思うが、鶴岡市街地の手前で国道345号などを経て入る事が出来た。日本海東北自動車道鶴岡西ICがあり流入する。山形県内の鶴岡JCT以南は無料区間である。途中で給油所がない旨の案内がある。そこへ燃料残量警告灯が点灯。凡そ50kmくらいは走れるようだが不安である。高速道路なので燃料が減るのも早いだろう。鶴岡市街地で給油しておくべきだった。これから県境へ向かうので大きな街はなさそうである。日本海東北道(日東道)はあつみ温泉ICまでの開通で流出する。国道7号へは来た方向へ引き返すような県道へ案内される。燃料がないのに遠回りとは。羽越本線あつみ温泉駅付近で国道に出る。給油所は見当たらない。右側は日本海の絶景だが街を離れてしまった。県境の街、鼠ヶ関に給油所かあり事なきを得る。新潟県のガソリン価格は安いだろうから二千円だけ給油する。セルフではなく久しぶりに給油してもらった。1Lが184円で、二千円で10.87L入った。



給油所を出発。程なく県境を通過する。旧道には古くからの集落の中に県境の石碑が建っているそうだが、国道はあっさりしたものだ。山形県鶴岡市より新潟県村上市、出羽国羽前国)より越後国に入る。平成の大合併の前の市町村で言うと、山形県西田川郡温海町と新潟県岩船郡山北町である。羽越本線府屋駅付近を過ぎると、もしもしピットがあり入る。お手洗いも設置されている。日本海に日が沈むところなので海の方を見てくる。






国道7号府屋交差点、新潟県新潟市方を望む


青森県青森市方を望む






道路の山側にあるのがもしもしピット


府屋漁港を望む




沖合に見えるのが粟島

一島で岩船郡粟島浦村となっている。






国道7号府屋第二トンネル(間の内トンネル)の内側に使われていないトンネルが見える
これまで令和6年8月8日撮影

左が国道7号現道、真ん中が旧道(通行不可)、右が羽越本線の廃線となった旧線のトンネルと思われる。現行の新線のトンネルは国道より山側を通っている。府屋駅には10年前に訪れている。


JR東日本 特急〔いなほ7号〕 2007M列車 [E653系U-103編成]
(府屋) これより平成26年3月1日撮影(切符の画像を除く)


B自由席特急券 坂町 ➡ 府屋(500円)

特別企画乗車券「青春18きっぷ」の旅の途中、短区間で特急を利用。別途乗車券が必要です。

特急〔いなほ7号〕 2007M 坂町(16:15)→府屋(16:52) モハE652-1005


新津方を望む


秋田方を望む


JR東日本 羽越本線 府屋駅 (新潟県村上市府屋)

当時は有人駅。出札口(みどりの窓口)もあったが、現在は無人駅だそう。




日本海と国道7号を望む


JR東日本 羽越本線 普通 829D列車 [キハ47形] (府屋)

特急を利用する事でこの普通列車に乗り継げた。




キハ47形車両車内の様子

国鉄の車両で鶴岡に向かった。10年後の現在の話に戻る。日本海の眺めを堪能したところで、もしもしピットを出発。暗くなる前に先を急ぐ。羽越本線は日本海沿いに笹川流れを行くが、国道7号は勝木より内陸へ入ってゆく。今は村上市内だが、かつての山北町より朝日村へ入る。もうすっかり暗くなった。県境を挟んで未開通区間のある日東道だが朝日まほろばICより新潟中央JCT方面へは繋がっている。流入する。無料区間である。山形県内同様暫定2車線だが無料なのがありがたい。荒川胎内ICで流出。この先は有料区間となるからである。荒川とは旧荒川町。羽越本線坂町駅のあるところである。国道113号を経て国道7号へ。村上市より胎内市に入る。平成17年に北蒲原郡中条町、黒川村が合併して発足。市名は市内を流れる胎内川から。新発田市に入り羽越本線が並走する。115系でもキハ47形でもない。新発田市街の新発田バイパスを通り高架道路に入ってゆく。



新発田ICからは新新バイパス。聖篭町に入り日東道聖篭新発田ICに接続する。日東道は有料だが新発田BP、新新BPなどの国道バイパスの通行料金は無料。新潟市に入る。競馬場のある豊栄市だったが新潟市に合併している。阿賀野川を渡る。海老ヶ瀬ICからは新潟バイパスとなる。羽越新幹線 新幹線車両基地への回送線を潜り、信越本線・白新線を跨ぐ。新潟駅の南にある紫竹山ICで国道7号から国道8号へ変わるようである。国道49号亀田バイパス、栗ノ木バイパスに接続する。延長40kmを超える連続立体交差で新潟市を東西に貫くバイパス群。最高速度が60km/hから70km/h、自動車専用道路となる区間では80km/hに引き上げられている区間もある。無料の高規格道路があってうらやましい。明るい日中に走ってみたかったが午後8時頃となった。まだ交通量は多い。信濃川を渡り、黒埼ICより新潟西バイパスとなる。国道8号はここで流出だったのだが新潟西BPに入ってしまった。新潟西ICまではかつて北陸自動車道だった区間で、後に国道116号新潟西BPとなり無料で通行出来る。このまま北陸道に入ってしまうのかと思ったが新潟西BPのまま西へ向かう。同バイパスは自動車専用道路である。曽和ICで地上に降りて自動車専用道路、そして新発田市からの連続立体交差が終わる。久しぶりの信号機である。



どこかで国道8号に入らねばと思うが、国道116号も並行して南に向かっている。二つの国道が大きく離れてしまう前に移るとして、暫く国道116号を走る事にする。燕市に入る。越後線・弥彦線の吉田駅付近。春日町交差点で左折。国道116号と重用区間だったようだが国道289号単独となり三条市へ向かう。燕ラーメンが気になるが先を急ぐ。市街地で国道がカクカク曲がるので正確に辿れなかった。北陸道三条燕ICと上越新幹線燕三条駅付近を通る。この付近で燕市より三条市に入る。市境付近に新幹線駅、高速のインターチェンジがあり、名前の順序を入れ替えそれぞれに配慮している。国道8号に出て、京都方面へ向かう。給油所が多数あり価格は安いようである。なるべく空にしてから満タンにしたいのでまだ給油しない。見附市を経て長岡市に入る。長岡東バイパス川崎ICで国道8号が分岐して行く。実は新潟からここまで国道17号との重用区間だったのだが、ここから国道17号の単独区間となる。これより魚沼方面へ向かうが、ガソリン価格の相場が判らないので長岡市内で満タンにした。1Lが162円で、20.61Lで3,339円となった。



ラジオによると津波警報がまだ出されているようだ。地震があったのは日向灘で宮崎県日南市では震度6弱だったそう。日南と言えばカープのキャンプ地で、キャンプしてない時に訪れた事がある。宿泊したホテルが電話取材に応じていた。地震で被害に遭われました方々にお見舞い申し上げます。長岡市より小千谷市を経てまた長岡市に入る。北魚沼郡川口町が長岡市に合併して飛び地となっているためである。上越線、そして飯山線の終点である越後川口駅がある。魚沼市に入る。北魚沼郡堀之内町、小出町などが合併して発足。上越線、そして只見線の終点である小出駅がある。南魚沼市に入る。南魚沼郡大和町、六日町、塩沢町が合併して発足。上越線と上越新幹線の浦佐駅、上越線、そしてほくほく線の起点である六日町駅がある。新潟県最南端の南魚沼郡湯沢町に入る。上越線、上越新幹線の越後湯沢駅がある。新潟県を出る前にファミリーマートで夜食を買って小休止。SPAMむすびが沖縄のポーク玉子おむすびの形(おにぎらず?)からハワイの俵型に変わっている。沖縄の方が食べやすいのだが。鮭のおむすびも買うが新潟の鮭ではあるまい。



いよいよ上越国境越えに挑む。魚野川に沿って走りやすかった国道だが、この先は上り坂や曲線の道路となる。日付が変わる前に関東に入りたかったが、湯沢町の市街地から県境まで随分ある。途中には苗場スキー場もある。新潟県内で日付が変わり、令和6年8月9日金曜日となる。零時5分頃、新三国トンネル(1,284m)に入る。老朽化していた昭和34年開通の三国トンネル(1,218m)に変わり令和4年に開通した新トンネルである。トンネル内で新潟県南魚沼郡湯沢町より群馬県利根郡みなかみ町、越後国より上野国に入る。国境の長いトンネルを抜けると雷雨だった。新潟県側でも山の方で稲光がしているのが判ったが、雨は降っていなかった。山を越えて群馬県に入ると天気も変わる。ちょっと霧も出ている。下り坂で曲線も多く慎重に運転する。交通量は少ないが時折対向車も現れる。ここと比べると国道18号碓氷バイパスで県境を越えるのはちっとも苦ではない。時間があるので国道でも構わないが、ETC深夜割引の時間帯まで待って関越自動車道湯沢ICから関越トンネルを利用してもよかった。湯沢IC-水上IC間が深夜割引で軽自動車510円となる。山道を上越新幹線上毛高原駅付近まで下ってきた。上越国境越えでは数えるほどしか他の車両は見なかったが、何台もトラックを見掛けるようになる。やはり水上ICまで関越トンネルを利用しているのだろうか。沼田市を経て渋川市に入る。道の駅こもちに入り小休止。雨は止んでいる。



道の駅を出発。渋川からは素晴らしいバイパス群が続く。北群馬郡吉岡町、前橋市、伊勢崎市を経て太田市へ。また激しい雨が降っている。利根川に架かる新上武大橋を渡り群馬県より埼玉県深谷市、上野国より武蔵国へ。熊谷市に入り国道17号より国道125号に入る。激しい雨も止んでいる。ラジオは津波警報ではなく通常放送に戻っており、オリンピックや音楽を流している。この時間は第一放送とFM放送の同時放送をしており、懐かしいMadonnaの曲や歌謡曲を楽しむ。第一に戻しオリンピック放送を聞いていたらレスリング女子の藤波選手が金メダル獲得。おめでとうございます。ラジオなのでよく判らないのだが解説の浜口さんの熱量は伝わった。後日、TVerやテレビで見たが、連日のようにレスリングの選手が金メダルを獲得してよかった。しかし開会式はCéline Dionの歌くらいしかいい印象はない。Londonは面白かったのに。行田市を経て羽生市へ。国道122号との重用区間がある。加須市を経て久喜市へ。国道4号(現道)に入るつもりが道を間違えて県道に入ってしまう。国道125号、曲がる所が多すぎ。幸手市に入る。もう国道4号には入らない。埼玉県内で武蔵国より下総国に入る。そして江戸川に架かる関宿橋を渡り、埼玉県より千葉県野田市(旧東葛飾郡関宿町)を経て、利根川に架かる境大橋を渡り茨城県猿島郡境町に入る。道の駅さかいで休憩。



道の駅を出発。夜も明けてきた。深夜・早朝にレンタカーを返却すると、そこから交通手段がないので、またどこかの道の駅に立ち寄り時間を潰そうと思う。茨城県より千葉県を経て埼玉県に入り、下総国から武蔵国に戻り新4号国道に入る。北葛飾郡旧庄和町以北の新4号国道は下総国を通っていると思っていたが、幸手市では一部のみが下総国だった。杉戸町に入り、武蔵国より下総国また入る。春日部市(旧庄和町)の道の駅庄和の駐車場を見るが混雑している。もうレンタカー返却場所近くまで行ってしまう。早朝なのに新4号国道が混雑して来ている。県道に逃げる。往復2車線の決して広くはない道路を行くが、大型車の通行が多く流れもよい。松伏町を経て吉川市へ。下総国から武蔵国に戻る。今の県境は江戸川だが、総武国境は太日川(庄内川)であり、旧河道は畑になっていたりして判りづらい。三郷市を経て江戸川に架かる流山橋を渡って埼玉県より千葉県流山市、武蔵国より下総国入る。ここは県境と国境が一致している。



流山市から松戸市に入り、荷物を家に置いてから市川市に入り、道の駅いちかわで時間調整。ここも早朝から車が多い。エンジンを止めているので日の当たるマスだと暑く感じる。日陰のマスに移動する。もうそろそろいいでしょう。道の駅を出発。市川市より松戸市に入る。給油所で満タンにする。1Lが169円で、13.54L入り2,288円だった。やっぱり新潟県の価格は安かった。無事にレンタカーを返却。夏季料金で高くなっており48時間で13,067円だった。走行距離は1,063km。また1,000kmを超えてしまった。 (おわり)