旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

大正駅・昭和駅・平成駅

2019-04-30 12:00:00 | 鉄道

京セラドーム大阪(大阪ドーム) (弁天町-大正)

平成31年4月8日月曜日。大阪府に出掛けてきた。車窓にドーム球場が見える。大阪ドームで観戦した事はまだない。


JR西日本 大阪環状線 大和路快速 3354K列車 [221系] (大正)

大阪環状線には山手線のように環状運転する列車もあるが、環状線を回って、関西本線や阪和線に出てゆく快速、東海道本線から貨物線経由で環状線に入って来て、阪和線に抜けてゆく特急も走っている。


木津川橋梁 (大正-芦原町)

無骨な鉄橋が架かる。


metro 大阪環状線で大正に到着symbol6

大正の駅名だが、昭和36年開業と新しい。大阪府大阪市大正区に位置する。


JR西日本 大阪環状線 大正駅 (大阪府大阪市大正区三軒家東)


駅頭の様子!

大阪市高速電気軌道 (地下鉄)長堀鶴見緑地線の大正駅がある。


ここまで平成31年4月8日撮影

野球観戦で訪れたい駅である。




京浜急行電鉄 本線 普通列車[1000形] (八丁畷)
ここから平成31年4月28日撮影

平成31年4月28日日曜日。神奈川県に出掛けてきた。


metro 京急で八丁畷に到着symbol6


京浜急行電鉄 本線 八丁畷駅 (神奈川県川崎市川崎区池田)

快速特急(今は快特か)の通過する駅。京急川崎で普通列車に乗り換えてきた。


駅頭の様子!

小さな駅だが南武線の乗換駅である。しかし京急線の改札だけで、南武線の改札は見当たらない。Suicaでの扱いが判らないので、改札氏に尋ねると、京急の改札から入場した後、南武線乗り場の黄色の改札機にもタッチするとの事。階段を上り、南武線のプラットフォームへ。


中間改札にあたる簡易改札機

ここでタッチをし忘れると、とんでもない遠回りの経路で運賃が計算されてしまう。


JR東日本 南武線 八丁畷駅
(神奈川県川崎市川崎区池田)

JRの駅員さんはいません。京急の管理する駅です。


尻手方を望む!

ここは南武線でも尻手から分岐する支線である。ソドー島のように線路が並んでいるが、南武線は手前の1線のみ。単線電化となっている。隣の複線は東海道本線の貨物線である。


浜川崎方を望む!


貨物線に貨物列車がやって来た!

EF210〔桃太郎〕が牽引。反対側からもEF210牽引の貨物列車が入ってきた。なかなか壮観。


JR東日本 南武線 普通 1112H列車 [205系] (八丁畷)

長大な貨物列車と比べて短い2両編成の列車がやって来た。支線は2両だが、川崎-立川間の本線は6両編成だそう。それにしても南武線に乗るのは久しぶり。支線に乗るのは乗りつぶしの時以来か。本線も平成22年の横須賀線の武蔵小杉駅開業日に乗って以来だ。


metro 南武線で八丁畷を出発symbol6

この駅名標は正方形か。八丁畷を出て僅か5分で終点の浜川崎へ到着。




JR東日本 南武線 普通 1112H列車 [205系] (浜川崎)

南武線 普通 1112H 八丁畷(11:55)→浜川崎(12:00) クモハ205-1003


metro 南武線で浜川崎に到着symbol6

きれいに咲いているのはつつじか。川崎市の市民の花がつつじである。西洋ツツジがアザレアなので川崎の地下街がアゼリアだったか。元川崎市在住。


JR東日本 南武線 浜川崎駅 (神奈川県川崎市川崎区鋼管通り)

プラットフォームのお花はきれいだったが、駅の周りは殺風景である。さて、南武線を降りて、鶴見線に乗り換えるのだが、改札を出てしまった。鶴見線の駅は道路を挟んで向かいにあり、駅の外を歩いて連絡する。秋津・新秋津ほどではない。どちらもJR(旧国鉄)路線なのに駅が別になっているのは不思議だが、南武線は南武鉄道、鶴見線は鶴見臨港鉄道という別の私鉄の路線だった。鶴見臨港鉄道は昭和18年に、南武鉄道は昭和19年に国有化されている。


JR東日本 鶴見線 浜川崎駅 (神奈川県川崎市川崎区鋼管通り)


㊧南武線駅舎 ㊨鶴見線駅舎

大した距離ではない。但し、屋根はない。




簡易改札機を設置!

南武線、鶴見線ともに出入口に簡易改札機が設置されている。Suica等を利用して両路線を乗り継ぐ時、どちらの改札機にもタッチしないで通過するよう案内されている。駅の外に出てしまうが、それは駅の構造上仕方がない。出入口でタッチすると、運賃計算が打ち切られてしまうのだろう。京成電鉄の京成高砂駅では本線・成田空港線(スカイアクセス)・北総線の改札を一旦出て、金町線の改札に入り直す必要があるが、両方の改札機にタッチして、運賃は通しで計算される。但し、時間制限がある。


鶴見線プラットフォーム


工場地帯に駅はある!


JR東日本 鶴見線 普通 1205列車 [205系] (浜川崎)

列車が入ってきた。これを逃すと2時間後まで列車はない。


metro 鶴見線で浜川崎を出発symbol6

鶴見線の列車は運河を渡って、次の駅に到着。下車する。


JR東日本 鶴見線 普通 1205列車 [205系] (昭和)


metro 鶴見線で昭和に到着symbol6

鶴見線 普通 1205レ 浜川崎(12:13)→昭和(12:15) クハ205-1104
◆八丁畷-昭和間のIC運賃154円


JR東日本 鶴見線 昭和駅 (神奈川県川崎市川崎区扇町)


昭和駅 Shōwa Station

昭和駅にやってきた。昭和生まれとしては来ておきたかったところ。


駅の側には…


昭和電工さんが!

昭和肥料(今の昭和電工)の工場があったから昭和駅なのだそう。


踏切より昭和駅を望む!

鶴見線(旅客線)は単線で、隣の線は貨物線。複線ではない。


昭和電工前踏切


駅付近の道路



連休中でお休みなのかひっそりしている。鶴見線に乗っている人も、鶴見線に乗ろうとやって来た人がほとんどと思われる。本来、工場へ通勤する人が利用する路線であって、休日はこんなものだろう。


乗車駅証明書発行機

昭和駅は無人駅で、自動券売機も設置されていない。記念に切符が欲しくても売っていない。乗車証明書発行機が設置されている。


乗車駅証明書

バスなどの整理券みたいである。車掌または駅で清算する。


簡易改札機

Suica等は利用出来る。但し、駅でチャージ出来ないので、初乗りIC運賃133円以上の残額がないと利用出来ない。JR西日本なら1円でも残額があれば入場出来るのだが。


昭和の駅、というか戦前の駅…


建物財産標 鉄 旅客上屋1号 昭 2年 4月 日

昭和駅の開業は昭和6年3月20日となっており、建物財産標の年月に合点がいかない。


JR東日本 鶴見線 普通 1204列車 [205系] (昭和)

昭和駅に平成の電車が入ってきた。




metro 鶴見線で昭和を出発symbol6



列車は工場地帯を走り、川崎市より横浜市に入る。


車窓には石油タンクの貨車が! (安善-武蔵白石)


運河を渡る! (浅野-安善)

鶴見小野までくると、工場地帯から住宅地に変わっていた。鶴見川を渡り、国道15号・第一京浜の側の国道駅を出ると、東海道本線を跨いで終着の鶴見に到着した。


JR東日本 鶴見線 普通 1204列車 [205系] (鶴見)


metro 鶴見線で鶴見に到着symbol6

鶴見線 普通 1204レ 昭和(12:27)→鶴見(12:42) クハ204-1104 運賃170円


私鉄のターミナル駅の雰囲気!




車止め

さて、昭和駅では切符を売っていなかったが、予め乗車券は用意してある。


乗車券 昭和→鶴見(170円)

鶴見駅の中間改札兼有人改札で無効印を貰い、記念に切符は持ち帰る。


JR東日本 東海道本線 鶴見駅 (神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央)


駅頭の様子!

大きな駅である。しかし、停車するのは京浜東北線と鶴見線だけである。東海道本線と支線(品鶴線)を通る横須賀線・いわゆる湘南新宿ラインはプラットフォームがなく通過する。


京浜急行電鉄 本線 京急鶴見駅 (神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央)
ここまで平成31年4月28日撮影

帰りも京急を利用する。京急鶴見に停車するのはエアポート急行と普通列車。快特は通過する。再び京急川崎で快特と普通を乗り換えて帰った。




JR九州 豊肥本線 普通 1458M列車 [815系N007編成] (平成)
ここから平成30年5月4日撮影

平成30年5月4日金曜日。flag1 みどりの日。熊本県に出掛けてきた。


metro 豊肥本線で平成に到着symbol6

平成のうちに平成駅に来たかったのだ。

豊肥本線 普通 1458M 肥後大津(10:49)→平成(11:16) クハ814-7 運賃400円


大分方を望む!


JR九州 豊肥本線 平成駅 (熊本県熊本市中央区平成)


平成駅開設記念の碑



 この駅は、地域の発展と振興を願い、近隣自治会・周辺農区・南部第一土地区画整理組合・流通団地・熊本丸食の皆さんによる請願駅として、九州旅客鉄道株式会社の協力のもとに、設置されたものであります。
 今後この駅を利用することによって、この地が益々繁栄しますことを願望いたします。
 平成4年7月15日建立 豊肥本線新駅誘致期成会

平成4年7月15日開業の平成駅。平成元年に初めて豊肥本線を通った時にはなかった。






豊肥本線と駅を跨ぐ道路橋!



その名前につられてやってきたが、広電宮島線にありそうな簡素な駅だった。


無人駅ではなかった!

肥後大津で購入した平成発の乗車券に入鋏のハンコを押してもらう。


熊本方を望む!




乗車券 平成→松戸(15,220円)

これで、大正、昭和、平成の三駅を紹介出来た。今日で平成が終わってしまうのが名残惜しい。ありがとう平成。次の時代も穏やかである事を願う。

おおさか東線

2019-04-28 19:00:00 | 鉄道

朝食バイキング ※宿泊プランに含まれる。参考料金 前売券800円、当日900円。

平成31年4月8日月曜日。大津の定宿で目覚める。朝食は滋賀県産の料理と茨城県のメーカーの納豆は同じだが、焼魚が鮭から鯖になっていたり、焼うどんが焼きそばになっていたりと、連泊者に配慮して少し変えてある。今朝もしっかり食べておく。


coffee 食後にコーヒーsymbol6


客室からの眺め!



今日も天気が良い。夜のうちに雨が降り、今朝は空気が澄んで見通しがよい。昨日は黄砂の影響があったと思う。


ホテル・アルファ-ワン大津 (滋賀県大津市梅林)

二泊したホテルをチェックアウトして、大津駅に向かう。




国道1号、大阪方を望む!(国道8号重複区間)


東海道本線(複々線)のガードを潜る!

大津駅には国道側の南口もあるが、自動改札機だけで改札掛の姿のない時もあり、今日は18きっぷを使うので、確実に人のいる表口の北口(県庁側)にまわる。


滋賀県庁裏の桜

駅に着くと、有人改札で18きっぷにハンコを貰い入場する。


JR西日本 東海道本線 新快速 3426M列車 [223系V47編成] (大津)

写真は上りの新快速だが、まだ帰らずに下り列車で大阪に向かう。


metro 東海道本線で大津を出発symbol6

網干行に乗車。車内は混み合っている。長い新逢坂山隧道を抜け、山科盆地で滋賀県から京都府に入る。山科を出ると、長い東山トンネルを抜け、鴨川を渡り、京都に到着する。今日は京都には行かない。京都で多くの乗客が下りて、席が空いたので腰掛ける。大阪方面へは途中で新快速が追い越すので、そちらへの乗り換えを案内しているが、座って行きたいので乗り換えない。京都からも各駅に停車する。桂川を渡る。山崎を出て、京都府より大阪府に入る。東海道本線・山陽本線の草津-西明石間の120.9kmは複々線になっている。なかなか後続の新快速が来ないなと思っていたが、現れるとあっさり抜かれてしまう。新快速は速いけど混んでいる印象がある。網干行は高槻からは快速運転をする。茨木、新大阪と停車して、大阪に到着した。


JR西日本 東海道本線 快速 745T列車 [221系A3編成] (大阪)


metro 東海道本線で大阪に到着symbol6

東海道本線 快速 745T 大津(9:42)→大阪(10:35) クハ221-35
◆特別企画乗車券「青春18きっぷ」(1回分)2,370円
※参考 大津-大阪間の運賃970円



プラットフォームにロープが張られている!

降りたプラットフォームには初めて見る安全用の柵が設置されている。ホームドアならぬホーム柵というそう。ホームドアだと発着する列車の全ての車両の扉の数や位置が同じでないと具合が悪いが、大阪駅には特急列車も新快速・快速・普通列車もやってくる。扉の数も位置も同じではない。そこでこの昇降式ホーム柵。


ホーム柵の上がった状態!

これなら扉の位置に関係なく、3扉の快速でも、2扉の特急でも対応出来る。


柵が下りてきた!

踏切の遮断桿を思わせる。


ホーム柵の下がった状態!

故意に柵を乗り越えてしまう輩はともかく、誤って線路に転落する事故防止には役立つ。


JR西日本 おおさか東線 普通 2444S列車 [201系] (新大阪)

さて、大阪市内で用事を済ませ、新大阪にやって来た。この春のダイヤ改正で、全線開業したばかりのおおさか東線に乗ろうと思う。しかし、何故、おおさかが平仮名なのか。


JR西日本 特急〔はるか16号〕 1016M列車 [281系] (新大阪)

おおさか東線の出発を待っていると、プラットフォーム向かいにキティちゃんの列車が入ってきた。〔ハローキティ新幹線〕だけではなく、〔ハローキティはるか〕も運転されているのだ。


metro おおさか東線で新大阪を出発symbol6



新大阪を出てすぐ隣の東淀川には停まらず、神崎川を渡ってから東海道本線を高架で越えて行く。その高架にある南吹田に到着。簡素な造りの印象を受ける。ぐるりと向きを変えて再び神崎川を渡る。この先は元々あった貨物線を旅客線としている。列車は意外と速度を出す。阪急電車接続のJR淡路を出ると淀川を渡る。駅名に英字でJRと付けるのはJR難波以来、JR西日本ではよく見られる。次の城北公園通は「じょうほく…」と思っていたら、「しろきたこうえんどおり」と読む。大阪城の北かと思っていたら、榎並城と言う城の北の意味だった。JR野江では京阪電車に接続。片町線の線路が近づき、鴫野に到着する。鴫野-放出間は複々線で、おおさか東線と片町線で別の線路となっている。列車は放出に到着。おおさか東線の放出-久宝寺間は平成20年に先行開業しており、すでに乗っている。おおさか東線の乗りつぶしは終了で、南の区間は今日は乗らなくてもいいかなと思ったが、せっかくなので全線乗り通してゆく。放出は「はなてん」と読むが、中古車センターのラジオCMしか思い浮かばない。片町線と分かれ、高井田中央で地下鉄中央線と接続、JR河内永和で近鉄奈良線、JR俊徳道で近鉄大阪線と接続する。関東で言うと、武蔵野線のような環状線(実際は環状に繋がっていない)である。南の区間は開業から10年を経て風景に馴染んでいるような気がする。接続駅ではないが、近鉄電車と区別のためJRの付いたJR長瀬。平成30年開業の新駅、衣摺加美北に停車する。文字で書くと大変そう。新加美を出ると、関西本線に挟まれて、終点の久宝寺に到着した。


JR西日本 おおさか東線 普通 2444S列車 [201系] (久宝寺)

おおさか東線 普通 2444S 新大阪(11:41)→久宝寺(12:15) クハ200-143


metro 久宝寺でおおさか東線から関西本線に乗り換えsymbol6


JR西日本 関西本線 大和路快速 3372K列車 [221系] (久宝寺)




チキンカツサンド(千切りキャベツ入り)(318円)
コカ・コーラ(151円)

この後の食事を心配して、乗り換えの間にキヨスクでサンドイッチを買っておいた。JR西日本管内のキヨスクはセブン‐イレブンになっている。


大和川に沿って走る! (三郷-河内堅上)

大阪府の都市部を走っていたのに、急に車窓が鄙びてくる。桜の聞き誇る河内堅上を通過して、列車は大阪府より奈良県に入る。景色は良いが、かつては交通の難所だったろう。



大阪府より奈良県に入って最初の駅、三郷を通過する。武蔵野線にも三郷駅(埼玉県三郷市)があり、「みさと」と読むが、関西本線三郷駅(奈良県生駒郡三郷町)は「さんごう」と読む。漢字で書くと区別がつかないので、武蔵野線の切符は「(武蔵)三郷」となっている。関西本線の切符は「(関)三郷」となるそう。たまに紙の切符を買って(武蔵)三郷に行くと、切符を見て奈良県の駅を思い出す。但し、(関)三郷には降りた事はない。列車は生駒に到着。この先は奈良盆地を行く。


車窓の桜! (奈良-郡山)


若草山が見える! (平城山-奈良)



奈良県より京都府に入る。今日は京都に行かないのに、京都府に入るのは二度目。木津で奈良線、片町線に接続する。放出から片町線で木津に来てもよかった。片町線はあまり乗った事が無い。関西本線は単線となり、大和路快速の終着の加茂に到着する。


JR西日本 関西本線 大和路快速 3372K列車 [221系] (加茂)


metro 関西本線で加茂に到着symbol6

関西本線 大和路快速 3372K 久宝寺(12:21)→加茂(13:04) クハ220-9


名古屋方を望む!

加茂より東は電化していない。


JR西日本 関西本線 加茂駅《西口》 (京都府木津川市加茂町駅西)

時間があるので駅前を見てみる。



京都府だが、奈良交通のバスも発着する。


駅頭の様子!

これまで降りた事のない駅だったが、恭仁宮が置かれたのが加茂町である。国分寺も置かれた。山城国(山背)の最も南部に位置するが、奈良時代の天平年間であり、北にある京都に平安京が置かれる前である。奈良、平城京からは近い。


JR西日本 関西本線 加茂駅《東口》 (京都府木津川市加茂町駅西)


駅頭の様子!

駅前にはマンションが建つ。京都府だが南都銀行(本店奈良市)がある。




改札口

出札口はない。自動券売機と、みどりの券売機プラスがある。さて、加茂から亀山行を利用する。早めの列車で来たので、早々に亀山行に乗り込んで出発を待ちたいところだが、亀山行の列車の入線は、直前に接続する大阪方面からの大和路快速到着の後となる。亀山行は気動車(ディーゼルカー)1両だが、席は確保出来た。


metro 関西本線で加茂を出発symbol6


木津川に沿って走る! (笠置-加茂)


笠置駅の桜



笠置駅の桜が圧巻だった記憶があるが、今日はそうでもない。奈良盆地と比べて桜の開花が遅かったのかも知れない。


木津川が渓流になってきた! (大河原-笠置)

久しぶりに関西本線ま気動車に乗った。以前、名古屋-奈良間の急行〔かすが〕に乗ったが、平成18年に廃止され、亀山-加茂間は普通列車だけのローカル線となっている。列車は京都府から三重県に入る。途中駅からの乗客の「たくしょくに停まりますか?」の問いに、乗務員が「つげです」と答えている。柘植は草津線の乗換駅で、昨日乗ったSHINOBI-TRAINの終点はここである。旧分国で伊賀より伊勢に入り、終点の亀山に到着する。


JR西日本 関西本線 普通 238D列車 [キハ120形] (亀山)


metro 関西本線で亀山に到着symbol6

関西本線 普通 238D 加茂(13:42)→亀山(15:05) キハ120-304


JR東海 紀勢本線 普通 335D列車 [キハ25形] (亀山)

電車みたいな外見だが、こちらも気動車。亀山は紀勢本線の起点で、亀山-新宮間は非電化である。参宮線の分岐する多気までは乗った事があるが、その先の多気-和歌山間は未乗である。乗りたいけど、今日は乗らない。


JR東海 関西本線 快速 2312M列車 [313系B407編成] (亀山)

引き続き関西本線を進む。亀山より東は電化されている。


車窓の桜! (河原田-河曲)


関西本線と伊勢線の分岐駅! (河原田)

築堤上のプラットフォームが伊勢線、地平にあるのが関西本線である。国鉄伊勢線はJR東海には移管されず、第三セクターの伊勢鉄道が運営。名古屋・四日市方面と津・松阪・伊勢市方面を亀山を経由せずに短絡している。特急〔南紀〕、快速〔みえ〕は伊勢線経由で運転。


木曽三川を渡ってゆく! (長島-桑名)

大きな弧を描いて橋梁へと向かう。このスケール感が何ともいい。隣には近畿日本鉄道名古屋線が並走する。


近鉄特急が見える! (桑名-近鉄長島)


揖斐川を渡る!


長良川と揖斐川は堤防で隔てられ、そこを県道が走っている!


長良川を渡る!


単線区間の多い関西本線も、ここは複線となっている!


更にもう一川! (弥富-長島)


木曽川を渡る!



三重県より愛知県へ。単線区間での対向列車の待ち合わせで混乱と遅れが生じていたが(混乱はしていないか)、終着の名古屋にはほぼ定刻に到着した。さて、この後は写真はないが、東海道本線を乗り継いで上ってゆく。しかし、計画が甘かったのか、乗るつもりだった列車に僅かの差で乗り継げない。取り敢えず静岡で18きっぷで下車する。

関西本線 快速 2312M 亀山(15:26)→名古屋(16:33) クハ312-1307
東海道本線 特別快速 2104F 名古屋(16:46)→豊橋(17:39) サハ313-5004
東海道本線 普通 974M 豊橋(17:44)→浜松(18:18) クハ310-1
東海道本線 普通 848M 浜松(18:26)→静岡(19:38) クハ312-2317
◆特別企画乗車券「青春18きっぷ」 ※参考 大阪市内-静岡間の運賃6,260円

みどりの窓口に行き、新幹線の切符と普通列車グリーン券を買う。新幹線にしてもあまり乗り換え時間が無いのに、乗車券について相談する先客や、定期券の申込書を記入せずに並んでいた客に、その場で記入させていたりして、なかなか列が進まない。ようやく自分の番が回ってきた。必要な切符を簡潔に述べて、速やかに発券してもらう。なんとか少し時間に余裕がある。東海軒さんの売り場でお弁当を買って、新幹線改札から入場する。プラットフォームに上がると、列車は入線していた。〔のぞみ〕の通過待ちで停車時間は長い。自由席は空いている。座席に腰掛けるが、まだお弁当は食べない。静岡を出ると新富士に停車。ここでも通過待ち。次の三島で下車する。このまま乗っていれば東京に21時16分に到着する。


新幹線〔こだま676号〕 676A列車 [N700系G14編成] (三島)


metro 新幹線〔こだま〕で三島に到着symbol5

新幹線〔こだま676号〕 676A 静岡(19:53)→三島(20:18) 786-1014
◆運賃970円 新幹線特定特急料金980円

1,950円を支払って新幹線でワープしたが、他に方法はなかったか時刻表で確認すると、静岡から富士まで特急〔(ワイドビュー)ふじかわ13号〕に乗れば、運賃580円と自由席特急料金750円の別途支払いで、乗るつもりだった列車に間に合ったのだ。但し、お弁当や麦酒を買う時間はなく、普通列車グリーン券を事前購入する時間も無い。新幹線で出来た待ち時間に麦酒とお茶を買って、在来線のプラットフォームに移動する。


東海道本線 普通 336M列車 [E231系] (三島)

乗るつもりだったのはこの列車。熱海以西のJR東海管内に乗り入れる数少ないJR東日本からの列車である。普通列車グリーン車を連結している。以前は静岡行や大垣行にもグリーン車があったのだが。


グリーン車の様子!


metro 東海道本線で三島を出発symbol6


東海軒 幕の内弁当(880円) サッポロビール 静岡麦酒(247円)


中身はこんな感じ♪ いずれも平成31年4月8日撮影

深夜、大垣夜行で静岡停車中に買って食べていた幕の内弁当が今でも食べられる。わさび漬けがあるのも何ともいい。昔は混み合う夜汽車のボックス席で、今日はガラガラのグリーン車で幕の内弁当を堪能する。昔の思い出があるので静岡でお弁当を買ってきたが、三島の新幹線プラットフォームの桃中軒の売店が開いていたので、そちらを買ってみてもよかった。旅の最後をグリーン車で寛ぐ。新橋と松戸で乗り換えて、新松戸に帰ってきた。 (おわり)

東海道本線 普通 336M 三島(20:43)→新橋(22:36) サロE231-1011
※熱海-宇都宮間は1652E列車。東京-宇都宮間は東北本線。
常磐線 普通 1269M 新橋(22:39)→松戸(23:08) サロE531-22
※東京-品川間は東海道本線。東京-日暮里間は東北本線。
◆三島-松戸間の普通列車グリーン料金980円
常磐線 普通 2215K 松戸(23:18)→新松戸(23:24) クハE233-2016
◆特別企画乗車券「青春18きっぷ」 ※参考 三島-新松戸間の運賃2,590円

サクラサク 平野神社

2019-04-24 17:00:00 | 

(手前)東海道本線 鴨川橋梁 (山科-京都)


(奥)東海道・山陽新幹線 鴨川橋梁 (米原-京都)

清水五条駅まで国道1号(五条通)を歩く。朝から歩いて草臥れてきたので、京阪電車を1駅だけ利用する。七条で下車して、歩いて京都駅へと向かう。鴨川の桜も見頃である。

京阪本線 準急 K1309A 清水五条(13:57)→七条(13:59) 13076 運賃150円

京都駅に行く前に中華そばを食べてゆく。混雑しており、中国人(華人?)の男女と相席となる。遠来の客の前でお行儀が悪いが、昼間から麦酒と朝鮮漬を頼んで一盞する。


ビール(小)(350円)


朝鮮漬(150円)

注文は席に案内される前に聞かれたが、相席の男女は更に追加注文。英語で「Fried rice」と注文。ヤキメシか。店員さんも英語で対応する。英語対応出来ない店員さんもおられる。このお店のヤキメシは有名なそうだが、海外から調べてくるのだろうなと思う。「大将、竹入!」と料理が運ばれてくる。


竹入中華そば(800円)

黒いスープの中華そばが登場。竹入はメンマ入りの事。最初は色に驚くが、優しい味のスープである。メンマの他、肉、九条ねぎが入る。


麵はこんな感じ♪

まだ昭和の頃、先代の京都駅ビルにあった京風ラーメンを食べたような記憶があるが、これが京都の中華そばである。肉やメンマで麦酒を飲み、麵をすする。旨い。ちなみに奥のヤキメシは相席の男女が注文したもの。二人で一皿のヤキメシを食べている。メニューには中華そば(小)はあるが、ヤキメシに小はない。中華そばは普通の大きさのが食べたいのでまだ試していないのだが、今度満腹になっても食べてみるか。久しぶりに新福菜館さんの中華そばを堪能した。ごちそうさまでした。


新福菜館本店 (京都府京都市下京区東塩小路向畑町)




西日本ジェイアールバス 高雄・京北線 (京都駅)

京都駅から高雄方面のJRバスに乗る。市バスより空いている印象があるが、交通局の一日乗車券等が使えないからだろうと思う。JRバスでは特別企画乗車券「ジャパン・レール・パス」は使えるので、運転士に切符を見せている外国人観光客を見掛ける。運転士に金閣寺に行くか確認して(このバスは近くまで行くが金閣寺には行かない)、乗らずに降りる外国人観光客もいる。京都のバス路線は複雑で、自分もよく判っていない。目的地を少し通り過ぎて、わら天神前停留所に到着。

高雄・京北線 京都駅(15:00)→わら天神前(15:27) 531-6955 運賃230円


平野神社 (京都府京都市北区平野宮本町)

停留所から平野神社へ。市バスの衣笠校前停留所が最寄りと思われるが、わら天神前停留所も遠くはない。西大路通からではなく、東側の鳥居から入ってゆく。




魁 さきがけ

境内に入り、いつもと違う事に気付く。平成30年台風第21号で平野神社は甚大な被害を受けたのだそう。21号と言うと関空が大変な事になったあの台風である。関西では被害が大きかったのだ。平野神社では復興の為に一部に有料(大人500円)の区画を設けている。有料のところには行かないが、予定よりお賽銭を少し多くしよう。神門より中に入る。


拝殿がなくなっている! ここまで平成31年4月7日撮影

台風21号の暴風で六本の柱が全て折れ、檜皮葺の屋根が崩落し、倒壊してしまったそう。


拝殿では桜コンサートが行われていた!
平成20年4月6日撮影


楠の大木と拝殿 平成23年4月9日撮影


平成25年4月2日撮影


内部には三十六歌仙の画があった! 平成29年4月10日撮影

拝殿は慶安3年(1650)に東福門院(後水尾天皇中宮・徳川秀忠の娘)により建立されたのだそう。自然災害とはいえ、江戸前期の貴重な建築が失われてしまったのは残念でならない。拝殿の他にも境内全域で破損、倒木等の被害が出ているそう。


本殿 ここから平成31年4月7日撮影

神社の早期復旧を祈願します。


衣笠 きぬがさ




八重紅枝垂 やえべにしだれ




胡蝶 こちょう




寝覚 ねざめ





全体的にまだちょっと早かったかなという感じ。それでも京都に来るのを一週間遅くしたのだ。おかげで皇居乾通りの桜が見られた。


ソメイヨシノはそろそろ見頃!



一旦、境内を出る。外の道が桜並木になっている。さて、どこが有料なのか判らなかったが、紅白の幕が張られている内側と思われる。


南門

慶安4年(1651)に御所の旧門を下賜されたそう。拝殿が出来た翌年。



桜茶屋のあたりも通り抜けられるようなので、再び境内へ。















西大路通に面する側から神社を後にする。帰りもわら天神前停留所を利用する。JRバスの時刻表を見ると、すぐに便があるが遅れているようだ。京都駅へ行く市バスが何台もやって来る。満員の便もあれば、ガラガラの便もある。ようやくJRバスが来たが、満員である。座れないばかりか、立って乗るのも窮屈そうである。この時間、10分後にもJRバスがあり、それは空いているのではないかと思い、この便は見送る。ガラガラの市バスがやって来た。市バスに乗らないという法はない。帰りは市バスを利用する事にした。50号系統のバスである。西大路通を走っていると、ガラガラのJRバスが抜いて行った。どちらが先に京都駅に着くのか。目的地は同じだが経路は異なる。空いていた市バスだが、途中の停留所からの乗車で、すぐに席は埋まり、通路に立つ人が多くなった。JRバスとは違う経路の車窓を楽しむ。


バス車窓からも桜を見る! (千本今出川)


京都市交通局 50番系統 (京都駅前)

道幅の狭い西洞院通を経由するが、かつての市電の経路らしい。行きはJRバス、帰りは市バスを利用したが、どちらも均一運賃で230円である。Suicaを利用した。

50番系統 わら天神前(16:40)→京都駅前(17:19) 2004 運賃230円


JR西日本 東海道本線 京都駅《烏丸口》
(京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町)

東海道本線で大津に戻る。新快速が先に出発だが、混雑が予想されるのと、プラットフォームまで階段の昇り降りがあるので、改札の目の前のプラットフォームから出発する、京都始発の草津線直通列車を利用する。


JR西日本 草津線 普通 5370M列車 [113系L6編成] (京都)
※草津-京都間は東海道本線。

ユニークなデザインの車両が停まっている。




SHINOBI-TRAIN 忍kirakira2

ちっとも忍んでないやろ。


SHINOBI-TRAINの車内の様子!

国鉄車両からボックスシートを転換式クロスシートに交換した、広島支社の山陽本線でも見掛ける車内。しかし…


中吊りには!



草津線は滋賀県草津市から甲賀市を経て、三重県伊賀市に至る、忍者ゆかりの地を走る。しかし、今日は草津線までは乗らずに大津でドロンする。

東海道本線 普通 5370M 京都(17:35)→大津(17:45) クハ111-7704 運賃200円


大津駅の桜!

駅構内に気になる案内があったので行ってみる。


北緯35˚線モニュメント




北緯35度線上に立って撮影!

写真機のGPS情報を見てみると、北緯35度0分11秒…、東経135度51分49秒…、高度109.1m。GPSの誤差が大きいな。


JR西日本 草津線 普通 5373M列車 [113系] (大津)
※草津-京都間は東海道本線。

広島では末…真っ黄色、滋賀では抹茶色の列車が走る。湘南色に戻してくれないかな。そろそろ駅を出ようと思ったら、「Aシート」のある新快速がやって来た。この春のダイヤ改正で登場した有料座席サービスだそう。JR東日本普通列車グリーン車を連想するが、特別車両(グリーン車)ではないそう。12両編成のうち1両がAシートで、自由席で着席料金500円が必要。車内で乗務員に支払うそう。写真は撮らなかったが、窓から車内を見てみると、良さそうの席で、空いていた。223系はもともとの席でも転換式クロスシートで快適である。現在は1日4本の列車に連結されていて、全ての東海道本線・山陽本線の新快速で利用出来る訳ではない。


JR西日本 東海道本線 大津駅 (滋賀県大津市春日町)


駅舎で商業施設、カプセルホテルが営業している。

新快速停車で便利な大津駅。京都から10分だが、駅前が寂しい。


駅頭の様子!



大津の定宿に戻る。ホテルの自動販売機でチューハイ(170円)を買ってきて部屋で寛ぐ。さて、日曜日はホテルのレストランは休業日である。昼食も遅かったし、夕食はファミリーマートでお弁当を買ってきて済ませる。


鶏めし&みぞれチキンカツ弁当(498円) コールスローサラダ(200円)
金麦(145円)

テレビをつけたままウトウトしていたが、もう就寝する事にする。 (つづく)

サクラサク 京都東山

2019-04-21 16:30:00 | 

蹴上駅頭の様子! (京都府京都市東山区東小物座町)

びわ湖浜大津から地下鉄東西線に乗り入れる京津線の列車で蹴上に到着した。


陽氣發處

蹴上インクラインに設けられたトンネル、ねじりまんぽ。三条通に面した入口の扁額には「雄觀奇想」の文字が読み取れるけど、反対側の扁額は文字が薄れて不明瞭である。


人が多そうだがインクラインに上がってみる!


蹴上インクライン










琵琶湖疎水

今朝、大津で見た第一疎水は複数のトンネルを抜けてここに流れてくる。



疎水を使った舟運では、蹴上の約36mの高低差をインクライン(傾斜鉄道)を使って昇り降りする。インクラインは休止されて久しく、人が線路跡を歩いても大丈夫である。







それにしても人が多い。インクラインを後にして南禅寺に向かう。疎水分線に沿って南禅寺の水路閣に行く道があるが、そちらは現在通行止めとなっている。




臨済宗大本山 南禅寺 中門 (京都府京都市左京区南禅寺福地町)


三門


法堂へ向かう…

お参りして境内の桜を楽しむ。



















今年もきれいな桜でした。ありがとうございます。




再びインクラインを見て…


岡崎公園へ向かう…

インクラインはここまで。舟は再び水の上に。


南禅寺舟溜り

疎水と白川が合流する。対岸は動物園。こちらの岸に十石舟の乗り場があるが、数時間待ちとなっている。舟から見る桜もまたいいのでしょう。












十石舟


平安神宮大鳥居 (京都府京都市左京区岡崎成勝寺町・岡崎円勝寺町)







疎水と白川が分流する。お気に入りの春の散歩道。












辰巳大明神 (京都府京都市東山区新橋花見小路西入ル元吉町)

この辺りも人が多い。後日、テレビで出川さんが京都を訪れているのを見る。撮影は桜の開花前だったが、観光客が少ないのに驚いた。桜の時季だから人が多いのだろうか。


巽橋










切り通し



風情のある祇園だが、中央競馬の場外馬券売り場(ウインズ京都)がある。今日は阪神競馬場で桜花賞がある。最近は競馬をしないので、馬の名前を全く知らない。






八坂の塔(法観寺)




大谷本廟 (京都府京都市東山区五条橋東)

こちらは通常のお参り。京都にゆかりの場所があるのはいい。


4月8日は、花まつり!

灌仏会。お釈迦様のお生まれになった日である。幼稚園はお寺だったので、甘茶をかけた幼い頃の記憶がある。その後は、花まつりと縁遠い。


仏殿(本堂) いずれも平成31年4月7日撮影

毎年同じ行程を辿っているが、桜がきれいなので飽きない。 (つづく)



サクラサク 大津

2019-04-16 18:30:00 | 

崎陽軒 シウマイ弁当(860円) 麒麟麦酒 一番搾り(242円)

平成31年4月6日土曜日。上方へ出掛けてきた。常磐線で上野に着くと、お弁当と麦酒とお茶を買って熱海行普通列車のグリーン車に乗り込む。列車は東京から東海道本線に入ると快速〔アクティー〕で運転する。通過駅は辻堂、大磯、二宮、鴨宮の4駅だけで、他の停車駅は普通列車と変わらない。それでも人気があるのか、東京を過ぎるとグリーン券を持っていても座れない人が出てくる。上野から熱海行に乗って正解である。階段の昇り降りを嫌って東京で常磐線から乗り換えていたら、座れない可能性がある。


車窓には相模湾! (早川-根府川)

混雑していたので2階建の1階部分の席だが、景色は楽しめる。熱海まではグリーン車でよかったが、この先は窓を背にしたベンチシート(ロングシート)である。左右に大きな人が座り窮屈である。興津で乗り換えた列車もベンチシートだが、今度は左右は大きな人ではなく窮屈ではない。浜松からはクロスシートで窮屈な事は無い。しかし随分草臥れた。


JR東海 東海道本線 新快速 5343F列車 [313系Z5編成] (米原)

まだ明るいうちに滋賀県に入った。乗り換えはあと一回。


JR西日本 東海道本線 新快速 3323M列車 [223系W30編成] (米原)

滋賀県を快走するうちに暗くなり、大津に到着。下車する。

常磐線 普通 928S 新松戸(9:49)→松戸(9:56) 東京地下鉄16704
常磐線 普通 1156M 松戸(10:01)→上野(10:20) サロE531-7
東北本線 普通 3525E 上野(10:33)→熱海(12:15) サロE230-1077
※東京-熱海間は東海道本線。快速〔アクティー〕で運転。
東海道本線 普通 435M 熱海(12:35)→興津(13:32) クハ210-5047
東海道本線 普通 791M 興津(13:44)→浜松(15:15) クハ312-2320
東海道本線 普通 3913M 浜松(15:24)→豊橋(15:57) クハ312-18
東海道本線 新快速 5343F 豊橋(16:02)→米原(18:09) クハ312-5022
東海道本線 新快速 3323M 米原(18:17)→大津(19:02) クハ222-2046
◆松戸-熱海間の普通列車グリーン料金780円
◆特別企画乗車券「青春18きっぷ」(1回分)2,370円
※参考 新松戸-大津間の運賃8,420円



ホテル・アルファ-ワン大津 (滋賀県大津市梅林)

大津の定宿にチェックイン。定宿と言っても1年に1度ですが。


beer 生ビール(中)

荷物を部屋に置いたらホテルのレストランへ。疲れたので今日は出掛けません。先客は4、5人の一団のみ。瓶ビールもいいが、一寸考えて生ビールを注文。


鰆の西京焼き定食(800円)

ここはお刺身が無いので焼魚を。鰆を食べるのはいつもここだな。もっと脂ののった魚がいいが、これもあっさりして美味しい。ごちそうさまでした。お勘定は全部で1,050円。メニューには生ビールは450円とあったが、宿泊者は1杯目は250円と以前聞いていた。今日は何の案内もなかったが、200円引きは継続していたのだ。


tv 部屋に戻りテレビをつけると… ここまで平成31年4月6日撮影

人気の番組をやっている。滋賀県ではBBCびわ湖放送で放映されている。途中からなので、今日は見ないで、帰宅してから録画を見る。BBCといっても Rachel の料理は見られないだろう。今日は早めに就寝する。


朝食バイキング ※宿泊プランに含まれる。参考料金 前売券800円、当日900円。
ここから平成31年4月7日撮影


平成31年4月7日日曜日。大津の定宿で目覚める。朝食の場所は昨夜のレストラン。麩の辛子和え、赤こんにゃく、日野菜の漬物など滋賀県の物が並ぶ。辛子和えが気に入っている。お米、味噌も滋賀県産。納豆は茨城県のメーカーの物だった。朝からしっかり食べておく。


coffee 食後にコーヒーsymbol6

ごちそうさまでした。


客室からの眺め!

琵琶湖が見える。


滋賀県庁


直下には東海道本線が走る!

部屋でも電車の音は聞こえる。深夜も貨物が走るはずだが、音には気付かなかった。さて、今回は大津に2泊する。不要な荷物は部屋に置いて出掛ける。



ホテルはもともと鉄道用地に建っているのか。北を東海道本線、南を国道1号に挟まれている。名神高速の大津ICにも程近い。




京阪電気鉄道 石山坂本線 普通列車 [600形] (石場-島ノ関)

京阪電車の踏切を渡って大津中央郵便局へ。途中、関西みらい銀行という真新しい看板を目にする。さて、郵便局でATMを利用して、すぐ側が琵琶湖なので一寸見てゆく。


滋賀県立琵琶湖文化館 (滋賀県大津市打出浜地先)

琵琶湖に浮かぶ城郭のような建物。平成20年4月より休館中なのだそう。


琵琶湖

海と錯覚しそうだが、日本一大きい湖である。








滋賀県立びわ湖フローティングスクール 〔うみのこ〕 (大津港)

湖畔をジョギングする人や釣人を見て、大津港までやって来た。常磐線ではない。




琵琶湖汽船 外輪船〔ミシガン〕 (大津港)

午前10時、〔ミシガン〕が出港する。



宮島航路の船舶と比べて桁違いに大きい。


外輪を回して船を推進する!


第一疎水取水口

川の河口のようだが、奥の琵琶湖から手前に水は流れている。



山の方に水は流れる。


京阪電気鉄道 石山坂本線 普通列車 [600形] (三井寺-大津市役所前)



桜の咲く背景の中、疎水に架かる橋梁を渡る京阪電車が何ともいい。


江若鉄道の廃線跡が遊歩道になっている!

浜大津方を望む。江若鉄道は昭和44年に廃止されている。


疎水に架かる橋梁!






近江今津方を望む!

江若鉄道は近(滋賀県)と狭(福井県)とを結ぶ計画だったが、実際は近江今津までの開通だった。鉄建公団に用地の多くを売却し、江若鉄道は廃止となり、昭和49年に国鉄湖西線が開業している。


疎水に沿って三井寺の方へ行ってみる…












疎水はここからトンネルに入り、山科へと流れる!




お寺へは行かずに引き返す!

三井寺の名前で知られるが、正式名称を長等山園城寺という。紅葉の頃に訪れた事があるが素晴らしかった。桜の季節もいいのだろうけど、今日は行かない。




京阪電気鉄道 石山坂本線 三井寺駅 (滋賀県大津市浜大津)

お寺側の駅舎は坂本比叡山口方面の乗り場。昨年、坂本比叡山口の駅名は、坂本から改称された。長いな。



踏切を渡って向かい側にある石山寺、びわ湖浜大津方面の乗り場。昨年、びわ湖浜大津の駅名は、浜大津から改称された。長いな。観光客を呼びたいのだろうけど。


運賃表(一部)

蹴上まで行きたいのだが、一駅手前の御陵までが京阪電車の路線で、御陵より先は地下鉄に乗り入れる。乗継割引が適用されているが、急に高くなる。




metro おけいはんで三井寺を出発symbol6

三井寺を出ると併用軌道となる。交差点で信号待ちをする。黄色の矢印信号で進むのは、広島の路面電車ではよく見掛ける。


京阪電気鉄道 石山坂本線 普通列車 [700形] (びわ湖浜大津)

次のびわ湖浜大津で石山坂本線から京津線に乗り換える。


京阪電気鉄道 京津線 普通列車 [800系] (びわ湖浜大津)

京津線の車両の塗装が変更されている。水色のが可愛くていいのに。水色の車両が走っているも見掛けたので、全車両の変更が終わっている訳ではない。


急勾配を登り、逢坂山隧道(250m)へ… (大谷-上栄町)


滋賀県より京都府へ! (四宮-追分)

隧道が府県境ではない。山科盆地に入り、住宅地の中で京都府に入る。 (つづく)

石山坂本線 普通 三井寺(10:43)→びわ湖浜大津(10:45) 702
京津線 普通 びわ湖浜大津(10:49)→蹴上(11:08) 812
※御陵-蹴上間は京都市交通局東西線。
◆三井寺-蹴上間の運賃430円