國光客運 【1819】臺北-桃園機場 (臺北西站A棟)
桃園機場(空港)行のバスターミナルに到着。切符を買い、バスに乗り込む。車内には日本人が多く、早くも日本に帰ってきたかのようだ。台北車站(駅)を出たバスは、すぐに淡水河を渡り、台北市より新北市に入る。以前の臺灣省臺北縣三重市で、現在は新北市三重區である。たぶん赤福は関係ない。三重にある國光のバスターミナルに立ち寄り、三重交流道(インターチェンジ)より國道1號(中山高速公路)に流入する。高速道路を通るが、蛭子さんではないので問題ない。同じ年に蛭子さんも台湾を旅されるとは、この時知る由もなかった。
台湾西海岸を南北に結ぶ高速道路は國道1號の他に國道3號(福爾摩沙高速公路)がある。昨日行った新店の駅の頭上に高架橋を見掛けているが、まだ國道3號を通った事はない。2本の高速が通っているにもかかわらず、台北と桃園機場を結ぶ國道1號では渋滞が発生していた。往復8車線もあるのに。そこで台北付近では在来の高速道路に沿って高架道路が建設されている。高速の更にそのバイパスである。桃園機場へ向かうバスは五股轉接道よりバイパスの汐止五股高架道路に入ってゆく。東名・名神で右ルート・左ルートに分かれるような感じ。東名と新東名が分かれて側を走っているようなものか。途中で泰山收費站(本線料金所)があったはずだが、ETC化で廃止されている。日本のように高額な車載器を購入するのではなく、eTagというタグを車に貼り付ければよいのだという。
林口交流道付近
在来の高速に並行した高架の高速も坂を上ってゆく。在来道からは判らなかったのだが、高架道路からみると坂の上の台地にも街が開けているのが判る。その道路に並行して鉄道の高架線らしきものが通っている。建設中の桃園機場捷運だろう。台北車站(新幹線・在来線・地下鉄駅)-桃園機場(空港)-高鐵桃園站(新幹線駅)-中壢車站(在来線駅)を結ぶ。所要時間はバスより早く、渋滞もないから時間も正確だろうが、値段はどうなるのか。またバス路線は残るのだろうか。気になるところである。バスは新北市より桃園市へ。ここも以前は臺灣省桃園縣だった。
※中華民國106年(2017)3月2日、桃園捷運(台北車站-環北間)は正式開業しました。
民國105年7月1日、台灣高鐵(台北-南港間)が延伸開業しました。
國光客運の【1819】臺北-桃園機場の路線は存続しています。台北の停留所の位置が変更されています。
國光客運 【1819】臺北-桃園機場 (第二航廈)
機場系統交流道(ジャンクション)で國道2號(機場支線)に入る。終点の機場端がそのまま空港ターミナルを周回する道路となっている。桃園機場には現在二つのターミナルがあり、利用する第二航廈でバスを下車する。渋滞もなく、スムースに到着。
國光客運 1819 臺北西站A棟(13:03頃)→第二航廈(13:52頃) 票價125元
臺灣桃園國際機場 第二航廈 (桃園市大園區航站南路)
カウンターで搭乗手続きを済ませ、7-ELEVENで買い物をして悠遊卡の残額を0元にする。銀行で手元の新臺幣(ニュー台湾ドル)を日本円に両替する。今回の旅行では円安という事が念頭にあって、あまりお金を使わなかったので、壹仟圓券が1枚残っている。日本円で4千円位かなと思っていたら、手数料を引かれて3千円と、数百元のお釣りが返ってきた。再両替はせずに次の旅行の時に取っておく方がよかったろう。中華民國(臺灣)を出境(出国)する。
自動查驗通關
自動改札のようなゲートもある。これは台湾の人が利用出来るのだろうが、成田にも自動化ゲートなるものがある。これだと旅券に出国のハンコが押されない。希望すれば自動化ゲートの利用でも押印してもられるそうだが、二度手間である。御朱印帳の如く出国・帰国のハンコは欲しいので、自動化ゲートは利用しないかな。
数百元あるので、ちょっと何か飲んで行く事にする。
台湾生ビール(500ml)を注文!
メニューの日本語に間違いを発見。麦酒も葡萄酒もソフトドリンクではあるまい。それにしても空港は値段が高い。
台灣生啤酒500ml(150元) 頂級堅果(30元)
ちょっと高いけど、今まで飲んだ台湾啤酒のなかで一番美味しい。
【内容物】 杏仁豆、腰果、核桃、夏威夷豆
ミックスナッツを麦酒のあてに。腰果はカシューナッツ、核桃は胡桃、夏威夷豆はマカダミアナッツだそう。杏仁は杏仁豆腐ではお馴染みである。
D3 BAR
残った小銭で黒松沙士や天霖純水を自動販売機で購入する。
中華航空 CI106便 A330-300 B-18303 (臺灣桃園國際機場)
帰りの飛行機に搭乗し、台湾を離れる。
基隆付近
窓から台湾の陸地が見える。
昨日、便當を買った福隆付近
龜山島も見える!
この後は、夜の日本の街灯りまで、陸地を見る事はなかった。
機内食
帰りの便の食事は選択あり。紅生姜があるけど、牛丼のように肉は薄くない。美味しくいただく。ご飯物にもパンがつくのはお約束。
台湾啤酒
さっき空港で飲んだばかりだが麦酒をもらう。葡萄酒でもよかったか。
義美 冰淇淋餅乾
食後のデザートにアイスが出た。
烏龍茶 ここまで中華民國104年7月28日撮影
ごちそうさまでした。
中華航空 CI 106便 台北/臺灣桃園 TPE(16:10)→東京/成田 NRT(20:30) B-18303
◆東京/成田-台北/臺灣桃園間の往復航空券等29,750円
成田国際空港に到着 これより平成27年7月28日撮影
房総の街灯りが見え、成田国際空港のB滑走路に着陸。日本に帰ってきた。これより平成27年7月28日火曜日。時差はプラス1時間。
はにわさん、ただいま!
JR東日本 成田線 空港第2ビル駅 (千葉県成田市古込字古込)
いい具合に成田線の列車があるのでJR東日本を利用する。Suicaで入場。プラットフォームで列車を待つ。成田空港行の下り列車も同じプラットフォームから出発する。御婦人が東京方面の乗り場はこちらでよいのか尋ねてきた。線路を挟んで向かいに京成電鉄のプラットフォームが見えるから心配なのだろう。JRは単線なんです、とこの乗り場で大丈夫な旨をお答えする。成田空港で折り返して来た上り列車が入ってきた。
成田線で空港第2ビルを出発
乗った列車は千葉行。東京まで行かれる方は特急〔成田エクスプレス〕を利用されるとみえて、この列車は空いている。次の成田で降りるから、特急に乗る訳にはいかない。
209系にもボックスシート(クロスシート)の座席!
JR東日本 成田線 普通 1470M列車 [209系車両] (成田)
成田線 普通 1470M 空港第2ビル(21:35)→成田(21:48) クハ208-2148
◆運賃200円(IC運賃195円)
成田線で成田に到着
成田でSuicaで一旦出場する。何故なら新松戸へはその方が安くなるから。ついでに駅構内のコンビニエンスストア、NewDaysでSuicaで飲み物を買ってくる。Suicaで再び入場する。
JR東日本 成田線 普通 896M列車 [E231系車両] (成田)
※上野-我孫子間は快速2342H列車。
コカ・コーラ ゼロ(151円)
台湾では黒松沙士を飲んだが、日本ではコカ・コーラ ゼロを飲む。車内は空いている、というより同じ車両に誰も乗っていない。いや、運転士は乗っているか。他のお客が乗ってきたのは、我孫子が近くなってからで、それまで貸切の成田線で寛ぐ。我孫子から常磐線に直通運転するので、そのまま乗っていたが、我孫子で我孫子始発の緩行線の列車に乗り換えた方がよかった。その列車は柏では乗り換えるだけの時間がない。10分後の列車を待つ。
成田線 普通 896M 成田(22:16)→柏(23:05) クハE230-66
※柏-我孫子間は常磐線。列車番号2342H快速列車。
常磐線で柏を出発
JR東日本 常磐線 普通 2348S列車 [東京地下鉄16000系車両] (新松戸)
常磐線 普通 2348S 柏(23:16)→新松戸(23:23) 東京地下鉄16215
◆成田-新松戸間の運賃760円(IC運賃756円)
当日中に無事に新松戸に帰ってきた。これで今回の台湾旅行はおしまいである。
(おわり)