旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

東海バス・再びの芦ノ湖

2020-11-28 19:00:00 | 

箱根観光船 〔ロワイヤルⅡ〕 (元箱根港)

元箱根港で〔ロワイヤルⅡ〕を下船する。


箱根観光船 元箱根港 (神奈川県足柄下郡箱根町元箱根)

船の利用客は多い。


東海バス 元箱根港線 N65 (元箱根港)

元箱根港からはバスを利用する。東海バスの三島駅-元箱根間の路線では「箱根フリーパス」が利用出来る。ところでバスの運転士さんの話によると、三島駅発のこのバスは2時間遅れで到着したのだそう。渋滞があって折り返し便も遅れが予想される。






箱根峠(846m)を越えて、神奈川県より静岡県へ!

国道1号がバイパスの箱根新道と合流して少し行くと大渋滞となった。事故でもあるのか。自然渋滞とは思えない。時間ばかりが過ぎてゆく。今日は早めに宿に入り、テレビでお相撲を見るつもりなのに。乗客の会話によると、この先の観光施設で花火大会があって、そこへ向かう車で渋滞しているらしい。バスは遅々として進まない。長い事掛かってようやくその観光施設の近くまで来た。国道1号から逸れる。バスは観光施設を経由する。そこの駐車場へ入る車の渋滞に巻き込まれているのだ。全く面白くない。何とか観光施設のバス停に到着すると、乗客で満員となった。積み残しも出る。観光施設発の臨時便のバスも見掛けるが、三島駅とピストン輸送するにも、道路が渋滞していてままならないだろう。観光施設からは交通量は多いものの渋滞はなく、山を下ってゆく。予定では1時間もしないで三島駅に着くはずが、3時間掛けて到着した。


東海バス 元箱根港線 N65 (三島駅)

もう日も暮れてしまった。往復2時間のところ、6時間にもなった運転士さん。本当にお疲れさまでした。

東海バス 元箱根港線 N65 元箱根港(15:09頃)→三島駅(18:10頃)


JR東海 東海道本線 三島駅《南口》 (静岡県三島市一番町)




客室の様子!

駅前のホテルにチェックインして客室へ。お相撲は見られなかった。



野球をやっているが、夕食に出掛ける。再びバスに乗る。車内はガラガラ。道路も空いている。なんと快適な乗り物か。すぐに目的地に到着する。お目当ての店に入る。

東海バス N64 三島駅(18:40)→三島大社前(18:44) 運賃170円


瓶ビール(中瓶)(550円)

三島に来るのに予想外に時間が掛かって疲れた。麦酒が余計に旨い。


油淋鶏定食(1,089円)

定食にはラーメンが付く。種類は醤油、塩、豚骨と台湾ラーメンから選べる。名古屋以来の台湾ラーメンを選ぶ。油淋鶏は衣に対して肉の部分が少ない気もするが、この値段でこの品数だからか。油淋鶏の味付けは旨い。久しぶりの台湾ラーメンは、名古屋の元祖のお店より辛くはないだろうと油断して食べていたが、ちょっと辛さで咳き込んでしまう。このご時世で咳き込むのは憚られるような感じだが仕方がない。量も多く、美味しかった。ごちそうさまでした。


台湾料理 九龍城 (静岡県三島市大社町)

台湾なのか、香港なのか。帰りは歩いて宿に戻る。三嶋大社の前を通る。以前、お参りした事があるが、今日はもう夜なので大鳥居の前で一礼してゆく。伊豆國一之宮である。小川沿いの道を歩く。暗くて見えないが、富士山の伏流水が流れているのだろう。




tv 客室ではテレビ放送の他に動画共有サイトが見られる!
これまで令和2年9月21日撮影

野球は逆転されてしまったので見ない。外で花火の音が聞こえるが、大渋滞で悪い印象しかないので、決して窓外は見ない。テレビのリモコンを使っていると動画が見られる事が判った。検索はリモコンで入力するので使いづらいが、いつも見ているのとか見て就寝した。


客室からの眺め! これより令和2年9月22日撮影

令和2年9月22日火曜日。flag1 秋分の日。敬老の日と秋分の日が連続するとは珍しい。秋分の日は文字通り秋分日だが、敬老の日を動かしてしまった結果、9月15日だった事を忘れてしまいそうである。


和洋バイキング

朝食付きのプランにしてある。朝食無料で勝手に付いてこない。朝食なしのプランもある。朝早く出発しない限り、いつも朝食付きにする。しらすやわさび漬けもあった。わさび漬けは好きなので嬉しい。


coffee 食後にコーヒーsymbol6

コーヒーカップあり。紙コップではない。ごちそうさまでした。


sun 二十四節氣 秋分

お天気はお姉さんではないのか。



ライブ配信の動画を見ていたが、時差が1時間あるので気を付けなければ。バスの時間があるので、9時には出なければならない。


ホテル・アルファ-ワン三島 (静岡県三島市一番町)

快適なホテルをチェックアウトする。朝食付きのプランで5,500円が、Go To トラベルで1,942円を引かれて、支払いは3,608円だった。

※12月15日24時までに出発する札幌市又は大阪市を目的地とする旅行の新規予約について、Go Toトラベル事業の適用は一時停止されています。(11月24日より)
※11月25日より、両市の居住者に Go To トラベル事業を利用した旅行の自粛要請がされています。





JR東海 東海道本線 三島駅《南口》 (静岡県三島市一番町)


東海バス 元箱根港線 N65 (三島駅)

バス乗り場に来てみると、すでに多くの人が並んでいる。係の人が出て案内している。何かイベントがあるのだろうか。


可愛いデザイン!

バスは満員となって出発。ギリギリにホテルを出なくてよかった。途中の停留所でも満員の為、積み残しが発生している。次のバスの利用を案内しているけど、次の元箱根港行きは1時間後である。次のバスも乗れるとは限らない。車内は混んでいるけど、道路は混んでいない。三島からの上り坂をバスは快走する。


観光施設に到着! (三島スカイウォーク)

車内のほとんどの客はここの観光施設で降りてしまった。昨日の大渋滞の原因なので全く良い印象はないが、バス路線としては重要な経由地と思われる。ガラガラのバスは国道1号を箱根峠へと登ってゆく。


fuji 今日は富士山が見える!


箱根峠(846m)を越えて、静岡県より神奈川県へ!


車窓には芦ノ湖!


箱根町港で下車!

昨日はバスに3時間乗り続けたが、今日は1時間も掛からずに芦ノ湖畔に戻ってきた。

東海バス 元箱根港線 N65 三島駅(9:15)→箱根町港(10:08)


バス停の側の商業施設

ここが船の乗り場かと思ったが違った。なお、駅伝の往路のゴール、復路のスタート地点はこの近くにある。知っていれば見に行ったと思うが、この時は引き寄せられるように芦ノ湖畔に向かった。


今日は天気が良く、湖面も青い!


箱根観光船 〔ビクトリー〕

これで富士山に雪が積もっていれば文句ないが、初冠雪は6日後の9月28日だった。




箱根観光船 箱根町港 (神奈川県足柄下郡箱根町箱根)



箱根観光船は箱根海賊船と案内されている。


10時35分出航の〔クイーン芦ノ湖〕に上船する!






湖畔から水草が見える!

大きな湖だが、やはり海とは様子が違う。



湖畔には釣り人の姿もあった。


隣接する箱根関所跡港には箱根芦ノ湖遊覧船の姿が!


箱根駒ヶ岳ロープウェイの駒ヶ岳頂上駅が見える!

大涌谷に行く人が、ロープウェイまで近いなと言っていたら、あれではないと言われた話をしている。近くに見えるのは、箱根園と駒ヶ岳頂上とを結ぶロープウェイである。箱根海賊船と箱根ロープウェイは小田急グループで「箱根フリーパス」で利用出来るが、箱根芦ノ湖遊覧船と箱根駒ヶ岳ロープウェイは西武グループで「箱根フリーパス」は利用出来ない。但し、箱根駒ヶ岳ロープウェイでは「箱根フリーパス」の呈示で往復1,600円の運賃が160円引きとなる。


箱根園へは箱根芦ノ湖遊覧船の船便がある!


駒ヶ岳(1,356m)を望む!

駒ヶ岳というと、北海道の駒ヶ岳(1,131m)(渡島管内)を思い浮かべるが、甲斐駒ヶ岳(2,967m)(山梨県・長野県)、木曽駒ヶ岳(2,956m)(長野県)といった高山など、駒ヶ岳という名の山は数あるそう。いずれも登った事はないが、箱根駒ヶ岳ならロープウェイで登れる。今度そちらのロープウェイにも乗ってみようか。


遊覧船が海賊船に追われている!

文字にすると緊急事態のようだが、箱根芦ノ湖遊覧船の後ろを箱根海賊船(箱根観光船)が航行しているだけの事である。




これから乗る船が近づいてきた!


箱根観光船 〔クイーン芦ノ湖〕 (箱根町港)




船尾を手前にして接岸!


〔クイーン芦ノ湖〕に上船!




ship 〔クイーン芦ノ湖〕で箱根町港を出航symbol6

小田急線には駅番号が振られているが、小田原線の新宿駅(OH01)から始まって、箱根登山鉄道、箱根ロープウェイと番号は連続し、箱根観光船(箱根海賊船)にも振られている。駅名標(港名標?)に表示はないけど、箱根町港(OH66)となっている。駅番号なぞ参考にして列車に乗る事はないが、新宿から延々続いていると思うと面白い。OHは小田急(Odakyu)と箱根(Hakone)から取られていたのだ。箱根町港(OH66)から元箱根港(OH67)に向かう。










箱根神社の鳥居


ship 〔クイーン芦ノ湖〕で元箱根港に寄港symbol6

元箱根港には昨日下船している。新宿(OH01)から始まった駅番号が元箱根港(OH67)で終わる。







昨年就航したばかりの〔クイーン芦ノ湖〕。デザインは水戸岡鋭治さんが担当。JR九州の列車のデザイン等でお名前はよく拝見する。水戸岡さんデザインの列車は新幹線等に乗った事はあるが、船に乗るのは初めてである。




ship 〔クイーン芦ノ湖〕で桃源台港に到着symbol6

箱根海賊船〔クイーン芦ノ湖〕 箱根町港(10:35)→桃源台港(11:15)

桟橋の近くに足漕ぎボート等が沢山出ており、船の進路にもボートがいて接岸に少し時間が掛かった。見ていてヒヤヒヤするが、観光船接岸時は桟橋付近に入れないとか出来ないのか。桃源台(OH65)で箱根ロープウェイに乗り換え。




ロープウェイからも富士山が見える!




芦ノ湖も見納め…


箱根ロープウェイ (大涌谷)

途中駅にも駅番号がある。姥子(OH64)を経由して、大涌谷(OH63)に到着。



大涌谷は昨日来たし、黒たまごもまだ3個残っているので、駅からは出ずに早雲山行のロープウェイに乗り換える。昨日は搭乗待ちの列が出来ていたが、今はすいすい乗れる。ちなみに黒たまごは帰宅してから家で食べた。
















紅葉したら綺麗そう…


箱根ロープウェイ (早雲山)

箱根ロープウェイ 桃源台→大涌谷
箱根ロープウェイ 大涌谷→早雲山


早雲山からの眺め!



早雲山(OH62)で箱根登山鉄道鋼索線(ケーブルカー)に乗り換える。 (つづく)



箱根ロープウェイ・箱根観光船

2020-11-18 08:00:00 | 

箱根登山鉄道 鋼索線 早雲山駅箱根ロープウェイ 早雲山駅
(神奈川県足柄下郡箱根町強羅)

早雲山でケーブルカーからロープウェイに乗り換える。ロープウェイは索道となるが、鉄道事業法において、索道事業は鉄道事業とは別になっている。索道にはスキー場のリフトも含まれ、とても乗りきれないので、索道の乗りつぶしは目指さない。今回購入した「箱根フリーパス」ではロープウェイも利用出来るので乗ってゆく。さて、二階のロープウェイのりばから乗車待ちの列が駅の外まで伸びている。40分待ちだという。



18名乗りゴンドラが約1分間隔で運行するそう。




早雲山駅からの眺め!


ロープウェイのりば(早雲山)



本当にきっかり40分待ちだった。定員は18人だが、このご時世で一度に定員の三分の二程度しか乗せないのだそう。本来ならもっと早く乗れたのか。訪日外国人観光客もおらず、旅行に出掛けないという人もいるだろうから、いつもの連休中はこれよりも混雑していたのか。


箱根ロープウェイで早雲山を出発symbol6


最大25度33分の急勾配を登る! (早雲山-大涌谷)




突如、風景が一変する!





大涌谷は箱根火山の最高峰の神山(1,438m)の火口の爆裂跡だそう。盛んに噴気が上がっている。硫黄で黄色になっているのも見える。


大涌谷を越えると大涌谷駅




箱根ロープウェイで大涌谷に到着symbol6

箱根ロープウェイ 早雲山(12:59頃)→大涌谷(13:07頃)


大涌谷で待っていたのは…


大涌谷 標高1044M

標高1000mを越えるところにやって来た。ロープウェイを降りて、景色を眺める。一帯に硫黄の臭いが立ち込める。釧路管内弟子屈町の硫黄山を思い出す。











大涌谷といえば黒たまごなのだそう。タモさんの番組で知った。


5個で500円!

高くはないが、バラ売りはない。


買ってきた!

「一つで七年 延命長寿」とある。これで35年延びるのかな?


大涌谷 黒たまご(5個入り・食塩入り)(500円)


ひとつ取り出してみると…

これは黒い。その名に偽りなし。温泉池でゆでる事で、殻に鉄分が付着し、硫化水素と反応して硫化鉄となる事で黒くなるそう。玉子はまだ温かい。黒い殻を剝いてみると、中身は白い。味は普通のゆで玉子との違いが判らなかった。塩の袋は開けると閉められないので、塩なしで二つ食べる。ごちそうさまでした。賞味期限は明日までなので、また後で食べる。付近には黒い玉子の殻が散乱しており見苦しい。まとめてゴミ箱に捨てぇよと思う。


箱根ロープウェイ 大涌谷駅 (神奈川県足柄下郡箱根町仙石原)

黒たまごを食べて駅に戻る。箱根ロープウェイには早雲山-大涌谷間の他に、大涌谷-桃源台間の路線もある。ロープウェイの乗り継ぎをする。


桃源台行に搭乗!

桃源台行の路線は混雑していない。程なく搭乗出来た。外国人の家族連れと乗り合わせる。日本から一時帰国もままならず、今年は大変だろう。海外在住の日本人も同様。それを思えば観光で海外旅行に行けないくらい、大した事ではない。


大涌谷は車で来る事が出来る! (大涌谷-姥子)


道路は渋滞している!




芦ノ湖が見える!




途中駅の姥子駅

途中駅があるロープウェイに初めて乗った。自分の乗ったゴンドラからは、日本人も外国人も乗り降り無し。それでも扉を開けて、一旦停止する。


芦ノ湖畔にある駅に降りてきた!

箱根ロープウェイ 大涌谷(13:40頃)→桃源台(13:53頃)


桃源台駅からの眺め!

桃源台駅は桃源台港と一緒になっていて、船に乗り換えられる。


箱根ロープウェイ 桃源台駅 (神奈川県足柄下郡箱根町元箱根)

桃源台駅は第3新東京市にあるのか。






駅舎内には芦ノ湖を望むレストランが!


海賊船に乗り換え!?

何故海賊船がと思うが、琵琶湖の外輪船のような感じか。海じゃないのに海賊はいいのかと思うが、淡海だからいいか。「箱根フリーパス」は箱根観光船(海賊船)も利用出来る。


14時15分出航の〔ロワイヤルⅡ〕に上船する!



こんな大きな船をどうやって湖に入れたのか。地下鉄の車両をどうやって地下に入れるか疑問に思わないが、大きな船をどうやって湖に入れたのか気になる。琵琶湖の外輪船も、芦ノ湖の海賊船も、湖にドックがあってそこで組み立てるのだそう。


桟橋付近の様子!




箱根観光船 〔ロワイヤルⅡ〕 (桃源台港)




桃源台港を出航!


船内の様子!



売店で麦酒でも買おうかなと思ったが、ちょっといい値段だったのでコーラ(290円)にする。コーラを飲んで船内で寛ぐ。


元箱根が見える!


デッキには船長が待っていた!


箱根町港に入港!

桃源台港から箱根町港へは約25分の船旅。




箱根町港では下船しない!



ここで下船してもいいけど、この後で乗り換えるバスに始発から乗りたいので、元箱根まで乗ってゆく。箱根観光船(海賊船)は、芦ノ湖の北に位置する桃源台港と、南に位置する箱根町港、その少し東に位置する元箱根港の三港を反時計回りに周回している。




箱根 芦ノ湖遊覧船 (箱根関所跡港)

現在、乗船しているのは小田急グループの箱根観光船(海賊船)。この他に西武グループの箱根 芦ノ湖遊覧船も就航している。


箱根関所が見える!



入鉄砲に出女はもう取り締まっていない。


元箱根港へ…

箱根町港から元箱根港へは約10分の船旅。桃源台港→箱根町港→元箱根港→桃源台港のように一周利用も出来るし、一区間だけでも利用出来る。






元箱根港に到着! これまで令和2年9月21日撮影

湖の観光船は初めてだったが、思いの外楽しかった。 (つづく)

箱根海賊船〔ロワイヤルⅡ〕 桃源台港(14:15)→元箱根港(15:00)



小田急電鉄・箱根登山鉄道

2020-11-14 15:00:00 | 鉄道

小田急電鉄 特急ロマンスカー〔はこね53号〕 253列車 [VSE 50000形
(新宿)

令和2年9月21日月曜日。flag1 敬老の日。四連休の三日目に出掛けてきた。今回は地下鉄の乗りつぶしではない。特急ロマンスカーで箱根湯本へ行こうと思ったが、当日切符を買おうとすると、思っていた時間の列車は満席になっている。ロマンスカーに自由席はない。


小田急電鉄 特急ロマンスカー〔ふじさん11号〕 411列車 [MSE 60000形
(新宿)

箱根湯本行ではなく、御殿場行の列車に空席があったので、その切符を買う。先月乗ったばかりの特急〔ふじさん〕。しかし、この列車では箱根湯本どころか、小田原にも行かない。


箱根湯本行は満席!

途中駅で降りて、小田原行の急行(全車自由席)に乗り換えるつもりである。





先月と違って、この四連休は人出が多いようである。


崎陽軒 シウマイ弁当(860円)

シウマイ弁当が食べたいので東京駅で買ってきた。まだ温かい。袋は有料。東京駅から新幹線等に乗るのなら袋は要らないが、新宿までお弁当を手に持って中央線で移動するのも憚られるので、有料レジ袋(B)(2円)を買う。7月1日の有料化以後、初めての事である。適当な袋を持ち合わせていなかった事が悔やまれる。


麒麟麦酒 一番搾り(225円)

小田急線プラットフォーム売店で冷えた麦酒を買ってきた。特急列車で麦酒にお弁当は最高。新宿を出発する。




特別急行券 新宿→松田(700円)


「箱根フリーパス」[新宿発着・2日間有効](5,700円)

テレビCMで何度も耳にしている「箱根フリーパス」。有料なのにフリーパスとは如何に。それはさておき、初めて買ってみた。これは2日間の切符だが、3日間の切符もある。新宿の他の駅からも設定がある。出発駅から小田原までの往復と、小田原以西の指定区間では乗り降り自由である。小田急線内で途中下車可。特急ロマンスカーは別途特急券が必要。自由乗降出来る指定区間は多岐にわたっているので、詳しくはウェブサイトで確認されたし。

箱根フリーパス https://www.odakyu-freepass.jp/hakone/
箱根周遊券 https://www.odakyu.jp/tc/passes/hakone/
Hakone Freepass https://www.odakyu.jp/english/passes/hakone/


JR東海 特急〔ふじさん11号〕 8011M列車 [小田急 MSE 60000形] (松田)

小田原線から連絡線を経て御殿場線に入り、松田に到着。下車する。松田は小田急電鉄ではなく、JR東海の駅だが、ここまでは小田急の切符が通用する。小田急の乗務員さんもここで交代して降りている。


metro ロマンスカーで松田に到着symbol6

常磐線 普通 620S 新松戸(7:08)→松戸(7:15) 東京地下鉄16001
常磐線 普通 1128M 松戸(7:18)→東京(7:48) クハE531-1013
※東京-日暮里間は東北本線。
中央本線 青梅特快 771T 東京(7:55)→新宿(8:09) サハE233-35
◆新松戸-新宿間の運賃570円

特急〔ふじさん11号〕 411レ 新宿(8:40)→松田(9:48) 60251 特急料金700円


沼津方を望む!


特急〔ふじさん〕は御殿場へ…

松田駅からは小田原方面の列車はない。隣接する新松田駅へ向かう。


JR東海 御殿場線 松田駅《南口》 (神奈川県足柄上郡松田町松田惣領)

自動改札機があるけど、有人改札で特急券を渡し、「箱根フリーパス」を見せて出場する。改札氏がこちらに来てくださいと言っているのを聞かず、自動改札機へ行った特急〔ふじさん〕からの乗り換え客は、改札機の扉が閉まり、ピンポン鳴らしている。新宿でタッチした交通系ICカードを松田でもタッチしてしまったのか。


交通系ICカード利用についての注意が!

御殿場線松田駅はTOICAエリア。一方、小田急線はPASMOエリア。エリアを跨っての利用は出来ない。特急〔ふじさん〕は両エリアに跨って運転されている。事前に切符をご購入下さい。


小田急電鉄 小田原線 新松田駅《北口》
(神奈川県足柄上郡松田町松田惣領)

御殿場線松田駅から道を隔てた向こうにある小田原線新松田駅。駅舎の間は近いけど、特急〔ふじさん〕を降りて、プラットフォームを歩いて跨線橋を渡り、プラットフォームを歩いて地下道を通って松田駅南口の改札に至るまでが長かった。新松田駅の自動改札機に「箱根フリーパス」を投入すると、扉が閉まり、ピンポン鳴っている。他人の事を言えたもんじゃない。しかし有効な切符を所持しているのに自動改札を通れないのか。有人改札で〔ふじさん〕からの乗り換えの旨を伝えて入場する。「箱根フリーパス」は途中下車可だが、「ご希望の際は係員にお申し出ください」とあるので、自動改札での途中下車には対応していないのかも知れない。




小田急電鉄 小田原線 急行列車 [8000形] (新松田)

小田原行の急行列車に乗り換える。新宿から小田原行の急行に乗っていれば特急料金は不要だが、窓を背にしたロングシート(ベンチシート)の車両で、お弁当を食べ麦酒を飲む気はしない。そもそもお手洗いもない。


metro 小田原線で新松田を出発symbol6

新松戸から新松田まで来た。直通列車はないが、千代田線を介して線路は繋がっている。急行列車は10分で小田原に到着する。


小田急電鉄 小田原線 急行列車 [8000形] (小田原)


metro 小田原線で小田原に到着symbol6

小田原線 急行 新松田(9:59)→小田原(10:09) 8453




箱根登山電車のりば

小田原から西は箱根登山鉄道の路線。「箱根フリーパス」の自由乗降区間に入る。以前は小田急から箱根登山鉄道に直通する急行箱根湯本行があったけど、現在は直通するのは特急ロマンスカーだけだそう。


強羅方を望む!

箱根登山鉄道鉄道線は標準軌(1435mm)、小田急線は国鉄・JRと同じ狭軌(1067mm)だったので、直通運転するために両方の軌間に対応出来るよう3本レールが敷かれていた(三線軌条)。小田原-熱海間を走る新幹線の車内からも確認出来た。しかし、今では標準軌用の1本のレールを外して、狭軌に対応した2本しか見られない。今も三線軌条なのは箱根湯本から車庫付近の一部区間だそう。



ロマンスカーは直通運転するが、普通列車は小田原始発。小田原-箱根湯本間を往復しているようだ。箱根登山鉄道の路線だが、小田急の車両でロングシート。座る事が出来たが、どんどん人がやって来て混雑する。通路に立つ人も多い。


metro 箱根登山鉄道で小田原を出発symbol6


箱根登山鉄道 鉄道線 普通列車 [小田急1000形] (箱根湯本)


metro 箱根登山鉄道で箱根湯本に到着symbol6

鉄道線 普通 小田原(10:26)→箱根湯本(10:44) 小田急1161




駅の階段がこんな具合に!

「箱根フリーパス」で自動改札機を通り出場する。もうピンポン鳴らない。


箱根登山鉄道 鉄道線 箱根湯本駅 (神奈川県足柄下群箱根町湯本白石下)

ロマンスカーはやってくるし、以前は新宿から箱根湯本行の急行もあったから、箱根湯本は小田急の終着駅のような印象だが、箱根登山鉄道の途中駅である。


駅頭の様子!

国道1号(国道138号重複区間)が通る。駅伝のコース。



ここを車で通った時、渋滞で苦しんだ印象しかない。




箱根登山鉄道 鉄道線 普通列車 [1000形] (箱根湯本)

1本前の列車は大混雑だったので、座るために次の列車を待った。3両編成と短い。箱根湯本を境に東の小田原方は狭軌の車両、西の強羅方では標準軌の車両が走る。標準軌でも車両は小さく、定員は少ない。車内はボックスシート(クロスシート)。進行方向と反対向きで通路側だが座る事が出来た。スイッチバックがあるので、座席の向きはどうでもいい。箱根湯本以西は初めて乗る区間なので座ってゆきたかった。出発する時にはこの列車も大混雑となった。このご時世少し気になる。仕方なく通路に立ってお酒をラッパ飲みする人もいる。


metro 箱根登山鉄道で箱根湯本を出発symbol6


先程通った鉄橋が下の方に見える! (出山(信)付近)


右の線路から来て、スイッチバックして左の線路へ!

ジグザグに進んで、高低差を上ってゆく。鉄道でこんな急坂が登れるのかと驚く。


山ばかりでなく、登ったところに温泉街もある! (上大平台(信))

昨年の台風被害を受けた区間を通る。復旧工事の跡が生々しい。箱根湯本-強羅間は不通となっていたが、今年7月23日に運転を再開したのだ。


箱根登山鉄道 鉄道線 普通列車 [1000形] (強羅)

彫刻の森を車窓に見て、終着の強羅に到着した。実に楽しかった。何故今まで乗らなかったのだろかと思う。東京の近くにこんな鉄道があったのだ。これで箱根登山鉄道の鉄道線の乗りつぶし終了。


metro 箱根登山鉄道で強羅に到着symbol6

鉄道線 普通 箱根湯本(11:11)→強羅(11:49) 1003


車止め


強羅でケーブルカーに接続する!

ここまでは普通の鉄道で登ってきたけど、この先はケーブルカーで登ってゆく。しかし、すぐの列車は満員で乗り継げない。一旦出場する。


箱根登山鉄道 鉄道線 強羅駅 (神奈川県足柄下郡箱根町強羅)

何とケーブルカーに乗車するのに行列が出来ている。


駅頭の様子!

思ったより早くケーブルカーに乗る事が出来た。しかし2両編成で大混雑。ここは座れなかった。強羅までの登山電車も、今乗ったケーブルカーも箱根登山鉄道の路線。ケーブルカーは鋼索線という。鋼索線内には途中駅があるが、終点まで停まらない臨時直通列車だそう。座れないので早く着いてくれた方がいい。




metro ケーブルカーで強羅を出発symbol6


急勾配を登る! (公園下)


途中駅は通過! (公園上)




まもなく終点! (上強羅-早雲山)


metro ケーブルカーで早雲山に到着symbol6

鋼索線 臨時直通 強羅(12:07)→早雲山(12:14頃) ケ22


箱根登山鉄道 鋼索線 臨時直通列車 [02編成 ケ12+ケ22] (早雲山)





これで鋼索線の乗りつぶし終了。同時に箱根登山鉄道全線の乗りつぶしも終わった。新宿から始まった鉄道の旅はここまで。しかし、まだ他の乗り物を乗り継いで旅してゆく。 (つづく)



水郡線・大洗鹿島線

2020-11-11 04:00:00 | 鉄道

客室の様子!

令和2年8月29日土曜日。茨城県に出掛けてきた。日帰りできる行程だが、宿泊料金が割引になるので前泊する。今回はホテルのウェブサイトからの予約で、1泊(朝食無料)3,980円が1,393円割引で2,587円となった。前回と同じくホテル外のサイトでクーポンを発券してもらう。


beer キリン一番搾り ジョッキ(400円)

いつものレストランで食事。内容は割愛する。


明治 エッセル スーパーカップ 超バニラ(151円)
これまで令和2年8月29日撮影

ファミリーマートでアイスを買って帰る。コーヒーはホテルのウェルカムコーヒーサービス(無料)。チェックインしてこれが二杯目。深夜までテレビを見て就寝。


客室からの眺め! これより令和2年8月30日撮影

令和2年8月30日日曜日。水戸のホテルで起床する。


和洋朝食バイキング

水戸なので朝食にもちろん納豆を食べる。納豆も数種類置いてある。


coffee 食後にコーヒーsymbol6

ごちそうさまでした。


水戸プリンスホテル (茨城県水戸市桜川)

快適なホテルをチェックアウトする。今回利用しなかったが大浴場もある。利用したのは二度目だが、駅から近く、低料金で、朝食もいいので、また利用したい。




JR東日本 常磐線 水戸駅《南口》 (茨城県水戸市宮町)

南口の駅ビルの隣のビルに昨夜利用したレストランが見える。


JR東日本 水郡線 普通 827D列車 [キハE130系] (水戸)

特別企画乗車券「ときわ路パス」(2,180円)を購入して改札を入る。乗ろうと思った路線の列車の出発まで時間が少し空くので、予定を変更して久しぶりに水郡線に乗ってみる。車両も新しくなっている。


metro 水郡線で水戸を出発symbol6

「ときわ路パス」では茨城県内のJR線のほぼ全線と、いくつかの私鉄で利用出来る。東北本線、東北新幹線も茨城県内を走っているが、「ときわ路パス」は利用出来ない。水郡線は福島県のひとつ手前の下野宮まで利用出来る。久慈川に沿った水郡線の車窓を楽しみたいところだが、乗った常陸大宮行の列車では久慈川を見るところまで行かない。なお、水郡線は昨年の台風被害で、今も袋田-常陸大子間で不通となっている。また郡山まで乗ってみたいが、今日は常陸大宮で下車する。

水郡線 普通 827D 水戸(10:25)→常陸大宮(10:57) キハE131-10


JR東日本 水郡線 常陸大宮駅 (茨城県常陸大宮市南町)

改札で「ときわ路パス」を見せて出場する。特別企画乗車券「青春18きっぷ」で改札を通る人を見掛ける。そろそろ切符の残りの消化のための小旅行なのかなと思う。


駅頭の様子!



駅前を見て改札内に戻る。




プラットフォームから見た駅舎


安積永盛方を望む!

水郡線は単線非電化。


JR東日本 水郡線 普通 838D列車 [キハE130系] (常陸大宮)

以前乗った時はキハ110系だったが、暫く乗らないうちに新しい車両になっていた。新しいといっても導入から10年以上経っている。常磐線で水戸を通る時に見掛けるので気になっていた。ようやく念願かなって乗る事が出来た。非電化路線なので気動車(ディーゼルカー)だが、外見は電車のような印象を受ける。キハ40系とは隔世の感がある。いや、キハ40系が今も現役で走る線区はいくつもあるが。


キハE130系の車内の様子!

車内もJR東日本の新型車両の電車のよう。


片方が2人掛、もう片方が1人掛になっている!

2人+1人の配列が、キハ110系を思わせる。


metro 水郡線で常陸大宮を出発symbol6


雑木林?を抜けると… (静-常陸大宮)


開けてきた!



長閑な車窓。絶景ではない。


台地の上に水戸市街地を望む! (水戸-常陸青柳)


見覚えのある建築物!




那珂川を渡る

列車は台地に登らず、水戸城の堀の部分に敷かれた線路で抜けて、水戸駅に到着する。


metro 水郡線で水戸に到着symbol6

水郡線 普通 827D 常陸大宮(11:05)→水戸(11:40) キハE131-10


鹿島臨海鉄道 大洗鹿島線 普通 137D列車 [8000形] (水戸)

それでは今日の目的の大洗鹿島線に乗り換える。大洗鹿島線も単線非電化で気動車(ディーゼルカー)が走る。今日はまだ電車に乗っていない。さて、座る事は出来たが、出発時刻が迫ると混み合ってきて、立っている人も多くなった。


metro 大洗鹿島線で水戸を出発symbol6

大洗に到着すると、多くの乗客が下車して、車内は空いてきた。


北浦が見える! (新鉾田-北浦湖畔)



臨海鉄道なので海沿いを走りそうな印象だが、ほとんど海は見えない。北浦が見える。途中、かつて日本一長い駅名だった駅を通る。


8000形の車内の様子!

大洗鹿島線は何度も利用しているが、ロングシート(ベンチシート)の車両は初めてだった。車窓を楽しむには適さない。それでも大洗から空いていたから存分に楽しんだ。


鹿島臨海鉄道 大洗鹿島線 普通 137D列車 [8000形] (鹿島神宮)
※鹿島神宮-鹿島サッカースタジアム間はJR東日本鹿島線。

鹿島サッカースタジアム(通過)からJR東日本鹿島線に乗り入れ、終着の鹿島神宮に到着する。佐原方面からではなく、水戸方面から来るのは久しぶり。


metro 大洗鹿島線で鹿島神宮に到着symbol6

大洗鹿島線 普通 137D 水戸(12:00)→鹿島神宮(13:17) 8006
※鹿島神宮-鹿島サッカースタジアム間はJR東日本鹿島線。


JR東日本 鹿島線 鹿島神宮駅 (茨城県鹿嶋市宮下)

二年振りの鹿島神宮駅。簡易改札機が設置され、Suica等の交通系ICカードが利用出来る。ただし大洗鹿島線では使えない。


鹿島線の電車が大洗鹿島線の気動車に接続して出発する!

運転本数が少ないので、全ての列車が接続する訳ではない。鹿島神宮には前回お参りしたので、今回はお参りせずに失礼する。そろそろ昼食にしたい。参道には飲食店が多数あったが、今日は駅前で済ませたい。喫茶店があり、サンドイッチだの、スパゲッティナポリタンだの、軽食を想像したが、御食事処の幟や定食の文字も見える。パンよりご飯物の方がいいので、入ってみる。


瓶ビール(630円)


焼き魚定食(850円)

定食や丼物、麵類も多くて、喫茶店というよりも食堂のメニューである。海は見てないけど魚を食べよう。魚は数種類の干物から選べるが、今年は秋刀魚が高いというので、秋刀魚にする。干物の秋刀魚も旨い。食後におかみさんと昨今のご時世とかについて話す。いいお昼でした。ごちそうさまでした。


コーヒーショップ モア (茨城県鹿嶋市宮下)

コーヒーショップなのにコーヒーを飲んでないな。駅前食堂な感じでよかった。鹿島神宮に来たら、また利用したいと思う。




鹿島臨海鉄道 大洗鹿島線 普通 152D列車 [6000形] (鹿島神宮)
※鹿島神宮-鹿島サッカースタジアム間はJR東日本鹿島線。

鹿島神宮からは成田経由で帰る方が近いが、「ときわ路パス」利用なので、水戸経由で帰る。次の水戸行の列車の車両デザインは凄いな。




6000形の車内の様子!

転換式クロスシートが並ぶ。遠慮なく車窓が楽しめる。


6000形の座席!




metro 大洗鹿島線で鹿島神宮を出発symbol6


茨城県立カシマサッカースタジアムが! (鹿島サッカースタジアム)

アントラーズのホームスタジアムの最寄り駅。かつては北鹿島駅という貨物駅だったが、サッカースタジアムが出来た後、旅客営業を開始。駅名も鹿島サッカースタジアムに改称された。サッカーの試合がある日のみ列車は停車する。今日は通過となっているが、この駅で降りるために、観戦しないのに試合のある日に訪れた事がある。JR東日本鹿島線(電化)は当駅までで、先は鹿島臨海鉄道大洗鹿島線(非電化)となる。同社には貨物線の鹿島臨港線も接続しており、開業は大洗鹿島線より早い。当駅でJR貨物の電気機関車と、鹿島臨海鉄道のディーゼル機関車が付け替えられるそう。


空の青さと畑の緑が気持ちいい! (大洋-鹿島灘)




大洗の街が見えてきた! (大洗-涸沼)

遠くに海が見える。北海道への船便のある大洗は何度も訪れている。大洗鹿島線の水戸-大洗間は利用回数が多い。港にしか印象がなかったが、しばらく大洗を訪れていないうちに盛り上がっている街だそうである。


metro 大洗鹿島線で水戸に到着symbol6

大洗鹿島線 普通 152D 鹿島神宮(14:26)→水戸(15:50) 6011
※鹿島神宮-鹿島サッカースタジアム間はJR東日本鹿島線。


JR東日本 常磐線 普通 440M列車 [E531系] (水戸)

「ときわ路パス」は特急券を買えば特急を利用出来る。大洗鹿島線の着いたのと同じプラットフォームの向かいから特急〔ときわ〕がすぐに出発する。柏に停車するので都合がいいが、特急券を持っていない。車内で車掌から買う事も出来るが、料金は260円増しとなる。〔ときわ〕は全車指定席だが、車内で買うと座席は指定されない。高い料金を払って席が定まらないのは面白くない。改札を出て出札口へ行くが、次の柏停車の〔ときわ〕は1時間後。その前の特急〔ひたち〕は柏を通過する。時間を潰して次の〔ときわ〕に乗るより、先に出発する普通列車を利用する。割と乗車時間はあるのでグリーン車を利用する。切符を買ってプラットフォームに行くと、水戸始発の普通列車は早くから入線していた。


E531系グリーン車の車内の様子!


E531系グリーン車の座席!

出発前からさっそく寛ぐ。特急は水戸始発じゃないから、こうはいかない。


metro 常磐線で水戸を出発symbol6


普通列車用 グリーン券 水戸→柏(800円)


特別企画乗車券「ときわ路パス」(2,180円)


乗車券 取手→新松戸(310円)

茨城県内のエリアからはみ出す区間の乗車券も購入。


もっちりフルーツスティック プレーン(140円)
ミスド アイスコーヒー(270円)


車窓に筑波山を望む! (高浜)

余談だが、高浜駅と言うと高浜線高浜駅(愛媛県)が思い浮かぶ。土浦で後続の〔ときわ〕を先行させる。水戸で〔ときわ〕を待って乗った方が到着は早いが、グリーン車でゆっくり出来るのでいい。ただし普通列車のグリーン車よりも特急列車の普通車の方が座席はいいと思う。柏で緩行線に乗り換えて帰宅した。

常磐線 普通 440M 水戸(16:31)→柏(18:06) サロE530-22 グリーン料金800円
常磐線 普通 1722K 柏(18:08)→新松戸(18:15) モハE232-2209
◆特別企画乗車券「ときわ路パス」2,180円
◆取手-新松戸間の運賃310円


4号線(グリーンライン)

2020-11-06 12:00:00 | 鉄道

横浜市交通局 3号線(ブルーライン)・4号線(グリーンライン) センター北駅
(神奈川県横浜市都筑区中川中央)


駅頭の様子!

港北ニュータウンか。




横浜市交通局 4号線 普通列車 [10000形] (センター北)

3号線から4号線に乗り換える。4号線はグリーンラインと案内されている。センター北は4号線の途中駅。まずは終点の日吉行に乗車する。小ぶりな車両で、大江戸線(東京都)、東西線(仙台市)、七隈線(福岡市)を思わせる。浮上しないリニアモーターカーである。


metro グリーンラインでセンター北を出発symbol6

センター北を出発すると地下区間。車窓を楽しむ事もなく終着の日吉に到着。


横浜市交通局 4号線 普通列車 [10000形] (日吉)


metro グリーンラインで日吉に到着symbol6

4号線 普通 センター北(12:02)→日吉(12:14) 10156


車止め


改札口

地下鉄と東急の改札機が向かい合う。


横浜市交通局 4号線(グリーンライン) 日吉駅《出口1》
(神奈川県横浜市港北区日吉)


地上に出たところは大学構内だった!

駅の反対側に向かう。


東急電鉄 東横線 日吉駅 (神奈川県横浜市港北区日吉)


駅頭の様子!

日吉には初めて降りた。同じ東急でも田園都市線の駅前とは印象が異なる。先刻訪れたあざみ野駅は昭和52年開業と比較的新しいが、日吉駅は大正15年開業である。戦前から開発された街なのだろう。東横線と接続する日吉から、起点の中山を目指す。3号線(ブルーライン)とは途中駅で接続しているが、起点・終点とも地下鉄線とは接続していない。




横浜市交通局 4号線 普通列車 [10000形] (日吉)


metro グリーンラインで日吉を出発symbol6


長閑な車窓… (川和町-都築ふれあいの丘)

センター北からは地上区間もある。センター南までは3号線と並行している。


横浜市交通局 4号線 普通列車 [10000形] (中山)


metro グリーンラインで中山に到着symbol6

4号線 普通 日吉(12:34)→中山(12:55) 10111

4号線の起点、地下駅の中山に到着した。これで4号線の乗りつぶしは終了。同時に横浜市交通局の運営する地下鉄線の乗りつぶしが終わった。1号線、3号線、4号線と乗ってきて、2号線は無いのかというと無い。2号線の計画はあったけど、計画は廃止。欠番となっている。


車止め

レンズが汚いな。


改札口


横浜市交通局 4号線(グリーンライン) 中山駅 (神奈川県横浜市緑区中山)


駅頭の様子!




JR東日本 横浜線 中山駅 (神奈川県横浜市緑区寺山町)

終点の日吉では東横線に接続していたけど、起点の中山では横浜線に接続している。


横浜線は地上を走り、橋上駅となっている!

ここは横浜市緑区。かつて広大な緑区があった印象だが、平成6年に港北区と緑区が再編されて青葉区と都筑区が誕生している。これで乗りつぶしは終わったので、横浜線に乗って帰ってもいいが、今日は横浜の地下鉄が乗り放題なので、もちろん地下鉄で戻る。






metro グリーンラインで中山を出発symbol6


横浜市交通局 4号線 普通列車 [10000形] (センター南)


metro グリーンラインでセンター南に到着symbol6

4号線 普通 中山(13:08)→センター南(13:15) 10061

グリーンラインとブルーラインは、センター北とセンター南とで乗り換える事が出来る。


改札口


横浜市交通局 3号線(ブルーライン)・4号線(グリーンライン) センター南駅
(神奈川県横浜市都筑区茅ケ崎中央)


駅頭の様子!

ここもニュータウンの駅前風景。ふりだしの関内に戻る。




metro ブルーラインでセンター南を出発symbol6


横浜市交通局 3号線 普通列車 [3000形] (関内)


metro ブルーラインで関内に到着symbol6

3号線 普通 センター南(13:28)→関内(13:55) 3375


横浜市交通局 1号線・3号線(ブルーライン) 関内駅
(神奈川県横浜市中区尾上町)

昨夜は中華街に行かなかったので、ちょっと遅い昼食に訪れる。




瓶ビール(660円)

何度も来ているお店で一盞。


魯肉飯セット(880円)


魚丸湯 ※セットに含まれる。


杏仁豆腐 ※セットに含まれる。

美味しかった。ごちそうさまでした。


秀味園 (神奈川県横浜市中区山下町)



店内には他のお客さんも何組かいたけど、中華街を訪れる人は多くない。お店を閉めているところもある。平日の午後だからか、このご時世だからか。行列も見掛けない。中華街から関内駅に戻る。途中で横浜公園内の彼我公園を通り抜ける。


池の水ぜんぶ抜かれていた!

JR線で帰れば早いが、地下鉄の一日乗車券を最後まで活用する。


metro ブルーラインで関内を出発symbol6


横浜市交通局 3号線 普通列車 [3000形] (センター南)


metro ブルーラインでセンター南に到着symbol6

3号線 普通 関内(15:14)→センター南(15:41) 3426


ブルーライン(1号線・3号線)は第三軌条方式!

第三軌条方式は、線路の上に張られた架線からではなく、通常の2本のレールの側に敷設された3本目のレールから集電する。架線を張らない分、トンネル断面を小さく出来るので、地下鉄の多くで採用されている。銀座線・丸ノ内線も第三軌条方式。第三軌条と通常のレールとで電気が流れる。線路に空き缶でも捨てられて、第三軌条と線路とでショートすると危険なので、かつて帝都高速度交通営団(現東京地下鉄)の売店では缶の飲料を置かないという話を聞いた事がある。なるほど紙パックの飲料を置いていた。人が線路内に立ち入って感電でもしたら生命にかかわるが、テレビ番組を見ていたら「非常時は地下鉄の線路に降りて避難していいのでは」とコメントするタレントがおり、いい加減な事を言うなと思った事がある。


グリーンライン(4号線)は架空電車線方式!

グリーンラインは架線が張られているが、リニアモーターを採用する事で通常のモーターの車両よりも台車が小さく出来る。これでトンネル断面を小さく出来るそう。2本のレールの間にリアクションプレートが見える。車体のリニアモーターとリアクションプレートとの磁気力で吸引・反発して推進力を得るのだそう。


metro グリーンラインでセンター南を出発symbol6


metro グリーンライン日吉に到着symbol6 いずれも令和2年8月25日撮影

またグリーンラインに乗るなら、乗りつぶしの最後はこの区間でもよかったが、先ずは祝杯が挙げたかった。東横線に乗り換えて帰宅した。 (おわり)

4号線 普通 センター南(15:53)→日吉(16:07) 10062
◆横浜市営地下鉄線内は「一日乗車券」740円
東横線 急行 日吉(16:16)→中目黒(16:31) 5422
日比谷線 普通 中目黒(16:32)→北千住(17:18) 東武75701
千代田線 普通 1655E 北千住(17:28)→綾瀬(17:31) 小田急4513
◆日吉-綾瀬間のIC運賃462円
常磐線 普通 1645S 綾瀬(17:36)→新松戸(17:54) 東京地下鉄16233 IC運賃220円