旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

さわやか 焼津店

2024-11-28 13:00:00 | たべる

道の駅より芦ノ湖を望む

令和6年11月11日月曜日。神奈川県足柄下郡箱根町に来ている。都内など渋滞で運転が大変だったが、もうすぐ関東を抜ける。その前に道の駅で小休止。


芦ノ湖を行く箱根遊船の遊覧船

以前は西武グループの遊覧船だったが、今は富士急グループの会社となっている。芦ノ湖では小田急グループの船に乗った事があるが、こちらの会社の船には乗った事がない。


道の駅 箱根峠 (神奈川県足柄下郡箱根町箱根)

肝心の道の駅の建物を写していない。外壁?工事中だったもので。お店は営業中。道路は国道1号の現道沿いにある。写真は大阪方。この先で国道1号箱根新道が合流して箱根峠を越える。


東京・日本橋方

坂を下ると芦ノ湖畔の元箱根に至る。



道の駅を出発。箱根峠を越えて神奈川県より静岡県、相模国より伊豆国に入る。峠の坂を下って三島市から駿東郡清水町へ、伊豆国より駿河国に入る。国道1号は三島市より往復4車線以上ある区間に入るが交通量は多い。バイパス群を進み、東名高速道路清水IC近くで国道1号を離れて臨海部のしみずマリンロードへ。国道1号静清バイパス清見寺ICからしみずマリンロードに入れたようだが行き過ぎた。清水駅の裏側、商業施設も見える。美味しい海鮮もいただけるようだが今日はお魚は食べない。国道149号に入る。距離の短い港国道で清水港と清水駅とを結ぶ。清水港からは国道150号となる。福岡県北九州市の国道198号・国道199号を思わせる。三保松原方面と分岐し、国道は駿河湾に沿った気持ちのよい道となる。久能山東照宮はここにある。参詣した事はないが日光の方もまだお参りした事はない。

安倍川を渡り、石部トンネルを抜け、新日本坂トンネル(下り線2205.7m)を抜けると静岡市より焼津市に入る。国道150号新日本坂トンネル(上り線3,104m)がもう1本、他にも東名の日本坂トンネルが3本(下り線・上り線右ルート・同左ルート)、東海道新幹線の日本坂トンネルが1本(複線)、東海道本線の石部トンネルが2本(下り線・上り線)と多くのトンネルが狭い範囲に集まる。新幹線の日本坂トンネルは昭和16年に弾丸列車のトンネルとして着工。弾丸列車計画は成らなかったがトンネルは昭和19年に開通して東海道本線で使われた。昭和39年開業の新幹線に使われるようになると、在来線の東海道本線は放棄されていた旧線のトンネル(旧石部トンネル・旧石浜トンネル)を今の石部トンネルに仕立て直して使用している。東海道本線が日本坂トンネルを使用していた時の渡り線のような線路跡が列車内から見られた。ちなみに旧東海道や現在の国道1号はこの付近ではなく内陸側の宇津ノ谷峠を通過して焼津市ではなく藤枝市(旧志太郡岡部町)に入る。新東名高速道路はさらに内陸を岡部トンネルで抜けている。



焼津市に入りカーナビゲーションに目的の飲食店を設定したのだが、間違えてサイゼリヤにしていた。サインが緑色だから選択時に間違えた。改めて設定し直して目的地に到着。午後3時を過ぎている。待つ事なく席に案内される。


マットがきました♪


ビールテイスト飲料(500円)

今日は麦酒は飲めないが、似たような飲み物を注文する。冷えててシュワシュワして旨い。


季節の野菜スープ ※セットに含まれます。

スープが旨い。


パン ※セットに含まれます。

パンも旨い。セットではライスまたはパンが選べる。ご飯はどこで食べても美味しいだろうが、最初にここのパンを食べたら実に美味しかったので、大体パンを選ぶ事が多い。


ドリンク ※セットに含まれます。

コーヒーも旨い。ホットのブレンドコーヒーを選ぶとおかわり自由。


げんこつ倶楽部(ハンバーグ250g)(1,760円)

げんこつおにぎりフェアのメニューでセットではドリンク・季節の野菜のスープ・ライスまたはパンが付く。次のフェアの期間は12月6日から11日まで。


いただきます♪

五箇月ぶりのさわやかさんのハンバーグ。やっぱり旨い。つけ合わせの野菜も旨い。サービスもいい。これを食べるために静岡県まで来る価値はある。久しぶりの味に大満足。ごちそうさまでした。


炭焼きレストラン さわやか 焼津店 (静岡県焼津市東小川)



会計の時に美味しかった旨を伝える。飴ちゃんを貰い店を出る。焼津は遠かったが待ち時間なして入店出来たのはよかった。お店のサイトから待ち時間が確認出来るので、あまり混雑しないであろう店舗を確認して候補にしていたのだ。御殿場市の大型商業施設にある店舗を午前11時過ぎに確認すると6時間待ちになっていて驚いた事がある。食べる頃には晩御飯になっている。富士川以東の店舗は御殿場市のその大混雑するとこ以外は行ったので、今日は焼津までやって来たのだ。



さわやかさんを出発。東名焼津IC前を通り、国道1号藤枝バイパスへ。しかし東京方面へは広幡ICでは県道から入れない。新東名藤枝岡部ICからの専用なのか。側道を走り次のバイパスとなる岡部バイパス内谷ICより流入する。さっさく道の駅に入る。


道の駅 宇津ノ谷峠 藤枝市側 (静岡県藤枝市岡部町岡部)


国道1号岡部BP上り線に設置

道の駅宇津ノ谷は、ここ藤枝市側と新宇津ノ谷トンネルを抜けた静岡市側にもある。静岡市側は上下線に一箇所ずつあり、計三つの施設からなる。藤枝市側と静岡市側とで運営会社が異なる。


東京・日本橋方を望む いずれも令和6年11月11日撮影



道の駅を出発。このまま国道1号を帰ってもいいが、中部横断自動車道の走ってない区間を通ってみようと思う。新東名から分岐する新清水JCT付近は通っているので無料区間となる富沢ICから入ろうと思う。国道1号静清BP興津ICで流出して国道52号へ。二桁国道なので重要な路線なのだろう。新東名新清水ICが随分山間にある。日も暮れてきた。静岡県より山梨県、駿河国より甲斐国に入り富士川沿いに降りてきた。対岸には身延線が通っている。山梨県の最南端、南巨摩郡南部町にある富沢ICより中部横断道に流入する。暫定2車線だが通行料金無料なのがいい。但し無料の新直轄区間に休憩施設はない。南部町内の南部ICで流出。隣接する道の駅なんぶで小休止。



道の駅を出発。南部ICより中部横断道に流入する。前回通った時は無料区間はここまでと言う六郷ICで流出したが、今日は鉄道で言うと乗りつぶしのようなものだから有料区間に入ってゆく。富士川TBを通過。真っ暗な山中を走ってきたが、甲府盆地のきれいな夜景が広がる。途中のICで流出する車が多く交通量は減ってゆく。甲府市街地へ行くなら南アルプスICなどで流出した方が遠回りにならずいいのでしょう。今回は双葉JCTまで走破する。そして中央自動車道上り線に入る。中部横断道のうち静岡県と山梨県とを結ぶ新清水JCT-双葉JCT間は前回と合わせて走破。山梨県と長野県とを結ぶ区間については山梨県内に開通区間はなく、開通している八千穂高原IC-佐久小諸JCT間は走破しているので、現在開通している区間は走り終えた事になる。中央道双葉SAを通過。中央自動車道西宮線は全線走破しているのでもう流出してもよい。双葉SAはSIC併設であったが知らなかった。甲府昭和ICで流出して国道20号上り線へ。中部横断道は全く混雑していなかったが、帰宅時間で国道20号の流れはやや悪くなっている。このまま国道20号を帰ってもいいが、東京都内はあまり走りたくない。国道140号で秩父へ抜ける。途中、桜井ランプより自動車専用道路の西関東連絡道路を走行する。甲府市と山梨市とを結び通行料金無料。こちらも交通量は多いが途中ランプで減ってゆく。岩手ランプで現道と合流する。一般道になっても走りやすい。坂をどんどん登り、道の駅みとみで小休止。国道の交通量が少なかったので道の駅にも他の利用者は僅かである。お手洗いを借りるのに階段を使うが日も落ちて薄暗いので足元が見づらい。階段辺りにも照明があればなと思う。



道の駅を出発。すぐに雁坂トンネル有料道路料金所がある。通行料金740円。収受員さんのお気を付けての暖かい言葉をいただく。雁坂トンネル(6,625m)を抜けて山梨県より埼玉県、甲斐国より武蔵国に入る。山梨県側の国道140号と比べて埼玉県側は線形がよくない区間が多い。それだけ地形が険しいのだろう。収受員さんの言葉通り気を付けて運転せねば。7kmの区間を2kmに短絡する大滝トンネルの工事が行われている。秩父本線の踏切を二度渡る。山間から街に入ってきた。秩父市街地で国道140号から国道299号へ。西武秩父線に沿う。鉄道は線形がよかったが、国道は曲線が多い。正丸トンネル(1,918m)を抜ける。国道は飯能市街地に向かうが川越市方面に向かうべく埼玉県道15号川越日高線に入る。いや、旧道に入ったようで幅員は狭い。すぐに県道に合流して事なきを得る。川越市街地で喜多院付近を通る。一度訪れた事がある。国道16号に入りさいたま市を通過。春日部市内で中川を渡って武蔵国より下総国に入る。江戸川を渡り埼玉県より千葉県に入る。復路は神奈川県も東京都も通らずに千葉県に帰る事が出来た。

久大本線

2024-11-24 12:00:00 | 鉄道

JR九州 久大本線 日田駅 (大分県日田市元町)

令和6年10月17日木曜日。大分県日田市の日田駅に来ている。


待合室




自動券売機と出札口と改札口

指定席券売機、みどりの窓口あり。それでは途中下車している乗車券を改札氏に見せて入場する。


乗車券 中津 ➡ [福]福岡市内(5,280円)




JR九州 キハ125形気動車 (日田)

留置されている車両が来るのかと思ったが違った。


特急の乗車位置





急行時代の表示かと思ったが、急行〔由布〕は漢字、平成4年に特急〔ゆふ〕になり平仮名になったのだ。一方、豊肥本線には急行〔火の山〕が走っていて平成元年9月1日に大分から宮地まで乗車した。宮地から熊本までは〔SLあそBOY〕に乗車した。初めて蒸気機関車の牽引する列車に乗った。昭和には乗る機会なかった。米国の西部劇風の列車で乗務員(車掌さん?)はジーンズだった。少し前まで国鉄で車掌さんはキッチリした制服の印象なので不思議な感じがした。なお急行〔火の山〕は平成4年に特急〔あそ〕、平成16年には特急〔九州横断特急〕となった。列車名がちと長すぎではないか。種別と列車名で「特急」が重複しているし。


JR九州 久大本線 普通 1853D列車 [キハ200系] (日田)

久留米方より折り返し当駅始発となる列車が入ってきた。


JR九州 久大本線 普通 1858D列車 [キハ200系] (日田)

日田久留米行普通列車(2両編成)に乗車する。


ワンマン 久留米 KURUME


キハ200系車内の様子

転換式クロスシートで快適。


metro 久大本線で日田を出発symbol6




日田盆地を行く (光岡-日田)


光岡に停車

日田彦山線BRTのりばの案内が見える。


夜明に停車

これで久大本線の未乗区間の乗りつぶし終了。大分県で残すのは日豊本線の大分から宮崎方面の区間となった。なお宮崎県では肥薩線しか乗っていない。


夜明でも日田彦山線BRTに接続する

そもそも夜明が日田彦山線の分岐駅だった。特別企画乗車券「青春18きっぷ」で城野から日田彦山線に乗ってきて、夜明から久大本線久留米行に乗り換えた。だから夜明大分間が未乗車のまま残っていた。鉄道が走っている頃に日田彦山線全線に乗れてよかったと思う。


特急〔ゆふいんの森5号〕と交換

下りの特急と交換待ちをして夜明を出発する。


日田彦山線の線路が敷かれていたのはどこ?

きれいに更地になっていてよく判らない。



後日、ストリートビューで確認すると、道路に黄色の札がある辺りが線路の跡だった。


夜明ダム (筑後大石-夜明)

日田市内で玖珠川と大山川が合流すると三隈川と名を変える。夜明を過ぎた辺りでいよいよ筑後川を名乗るようだが、その境目がよく判らない。ここでは河川が県境となっている。


筑後川を渡る

大分県より福岡県、豊後国より筑後国に入る。今回の旅行で豊後国筑後国を訪れる予定はなかったのだが、昨日搭乗予定の航空便が欠航した事からこうなった。豊前国筑前国肥前国豊後国筑後国と九州のうちの五州を訪れた事になる。


筑後平野に入ってきた (うきは-筑後大石)


一路西へ (筑後吉井-うきは)

日田を出た時には車内は空いていたのだが、平野部に出て乗客が増えてきた。沿線に学校があって帰宅する生徒さんで大変混雑する。外は激しい雨が降っている。大勢の乗客を乗せた気動車は終着の久留米に到着した。下車する。


JR九州 久大本線 普通 1858D列車 [キハ200系] (久留米)


metro 久大本線で久留米に到着symbol6

久大本線 普通 1858D 日田(15:32)→久留米(16:35) キハ200-1003


車止め



次の列車まで少し時間がある。乗車券を自動改札に投入して途中下車する。


自動券売機と出札口(みどりの窓口)

指定席券売機あります。


在来線改札口


新幹線改札口


ほとめき広場(自由通路)



ちょっと駅舎から出てみようと思ったのだが、傘をさしても何ら役に立たないくらい激しい雨が降っている。外に出るのは諦める。いずれラーメンを食べに来た時にでも。



自動改札に途中下車した乗車券を投入し入場する。プラットフォームで列車を待っていると、大雨の中を列車が入ってきた。


JR九州 鹿児島本線 普通 354M列車 [815系N013編成] (久留米)

熊本鳥栖行普通列車(4両編成)に乗車。


metro 鹿児島本線で久留米を出発symbol6


筑後川を渡る (肥前旭-久留米)

福岡県より佐賀県、筑後国より肥前国に入る。今回の旅行でまた肥前国に戻って来るとは。


九州新幹線と分かれる (鳥栖-肥前旭)

久留米では新幹線駅が鹿児島本線の駅に併設されているが、鳥栖は鹿児島本線・長崎本線の駅、新鳥栖は九州新幹線・長崎本線の駅で二つの駅に分かれている。


JR九州 鹿児島本線 普通 354M列車 [815系N013編成] (鳥栖)

終着の鳥栖に到着。下車する。


metro 鹿児島本線で鳥栖に到着symbol6

鹿児島本線 普通 354M 久留米(16:51)→鳥栖(16:59) クハ814-10


改札口と出札口(みどりの窓口)

自動改札より途中下車する。


自動券売機

指定席券売機あります。


JR九州 鹿児島本線 鳥栖駅 (佐賀県鳥栖市京町)

久留米は激しい雨で外に出られなかったが、鳥栖は降っていない。



明治36年竣工の駅舎が現役で使われている。




ごぼう天うどん(530円)

鳥栖駅と言えばかしわうどん。前回、ごぼう天を入れると実に旨かったのでそうする。一味を投入。


ごぼう天♪


うどんは基本がかしわうどん♪

ごぼう天を入れるとかしわごぼう天うどんになる。


麵はこんな感じ♪

いただきます。やっぱり旨い。


おつゆまで飲んでしまう…

ごちそうさまでした。


中央軒 (佐賀県鳥栖市京町 鳥栖駅構内)

自動改札から途中下車した乗車券で入場。中津からの乗車券で最後の列車となる。


JR九州 鹿児島本線 普通 2172M列車 [813系R2223編成] (鳥栖)


白いソニック…ではなく、リレーかもめが入ってきた


JR九州 特急〔リレーかもめ45号〕 2045H列車 [885系] (鳥栖)

では鳥栖海老津行普通列車に乗車する。何両編成だったかは知らない。


813系車内の様子


転換式クロスシート最高♪


metro 鹿児島本線で鳥栖を出発symbol6

列車は佐賀県より福岡県、肥前国より筑前国に入る。夕方とあって車内は次第に混雑してきた。


JR九州 鹿児島本線 普通 2172M列車 [813系R2223編成] (博多)

博多に到着。下車する。


metro 鹿児島本線で博多に到着symbol6

鹿児島本線 普通 2172M 鳥栖(17:29)→博多(18:19) クモハ813-2223
◆中津-福岡市内間の運賃5,280円


乗車券 中津 ➡ [福]福岡市内(5,280円)

乗車券には無効印を押してもらい記念に持ち帰る。


JR九州 鹿児島本線 博多駅《博多口》 (福岡県福岡市博多区博多駅中央街)

それでは空港へ移動する。




福岡市交通局 1号線(空港線) 普通列車 [1000N系] (福岡空港)


metro1号線(空港線)で福岡空港に到着symbol6

1号線 普通 博多(18:32)→福岡空港(18:37) 1122 運賃260円

地下鉄ではSuicaを利用する。まだ搭乗手続きは開始されていないが情報を求めて航空会社のカウンターへ。昨日は予約した便が欠航してしまったが今日は問題なさそう。今日は飛んでよ。まだ時間があるので展望デッキへ上がってみる。




福岡空港 FUK RJFF 国内線旅客ターミナルビル 国内線展望デッキ
(福岡県福岡市博多区大字下臼井)







それでは搭乗手続きをしにカウンターへ。無事に搭乗券を手にする。保安検査を受け搭乗口へ。




Peach Aviation MM530便 [A320neo] JA210P (福岡空港)

もう大丈夫。飛ぶでしょう。機内に案内され席に着く。RWY16より離陸。福岡県、筑前国を後にする。座席は自動的に窓側が割り当てられたが真っ暗で特に見るものもない。空港で買っておいたコカ・コーラを飲んで寛ぐ。窓外には思ったより早く房総半島の夜景が見えてきた。東行きは本当に速い。成田国際空港(NRT RJAA)ではRWY34Lに着陸したような気がする。千葉県、下総国へ。沖止めではなくボーディングブリッジで直接ターミナルビルに入る。暗くて福岡で機体記号を確認出来なかったが、成田は沖止めだろうから地上から直接確認すればいいやと考えていたが予想外だった。ターミナルの通路からカメラの望遠を使い、何とか機体記号が読み取れた。

Peach Aviation MM530便 福岡 FUK(20:30)→東京/成田 NRT(22:30) JA210P
◆運賃等8,690円(旅客施設使用料・支払手数料を含む)




京成電鉄 本線 成田空港駅JR東日本 成田線 成田空港駅 (千葉県成田市三里塚御料牧場)


本日の東京方面は特急〔スカイライナー〕、アクセス特急、普通列車の3本のみ

京成電車を利用する。Suicaで入場する。北海道から沖縄県まで利用出来て便利な交通系ICカードだが、残念ながら廃止する地区もある。クレジットカードのタッチ決済を交通機関で使うのは落としそうで怖い。実際のところSuicaは何度も紛失している。


京成電鉄 成田空港線 アクセス特急列車 [3100形] (成田空港)

成田空港京成高砂行アクセス特急(8両編成)に乗車する。


metro 成田空港線で成田空港を出発symbol6
いずれも令和6年10月17日撮影

昨日は欠航で九州から帰れなかったが、今日は無事に帰宅した。 (おわり)

成田空港線 アクセス特急 成田空港(23:08)→東松戸(23:43) 3154-7 IC運賃953円
武蔵野線 普通 2326E 東松戸(23:50)→新松戸(23:57) クハE231-35 IC運賃178円

特急〔ゆふ〕

2024-11-23 09:00:00 | 鉄道

JR九州 日豊本線 大分駅《府内中央口・北口》 (大分県大分市要町)

令和6年10月17日木曜日。大分県大分市の大分駅に来ている。乗り入れる日豊本線、久大本線、豊肥本線の三路線のうち、平成元年9月1日に日豊本線小倉大分間、豊肥本線全線に乗ったが、それから35年経っても他の路線の乗りつぶしは終わっていない。日豊本線は大分以南、隼人まで乗った事がないが次回に残しておいて、今日は久大本線で乗っていない夜明大分間に乗車する。日田彦山線乗りつぶしの時にすでに乗っている久留米夜明間にも乗って行く。


久大本線特急〔ゆふ4号〕に乗車する

特急〔ゆふ4号〕は久大本線・鹿児島本線経由。大分発13発26分博多着16時31分で3時間5分で到着する。一方、日豊本線・鹿児島本線経由の特急〔ソニック34号〕は大分発13発44分博多着15時52分で2時間8分で到着する。運賃・B自由席特急料金の合計はどちらの経路も5,940円。


乗車券 中津 ➡ [福]福岡市内(5,280円)

大分で途中下車した乗車券で入場する。


B自由席特急券 大分 ➡ 日田(1,200円)

特急は終着の博多までではなく日田で下車する。


特急が小倉方より入ってきた

特急〔ゆふ〕は大分始発ではない。




JR九州 特急〔ゆふ4号〕 84D列車 [キハ185系] (大分)

別府博多行特急〔ゆふ4号〕(4両編成)に乗車する。


キハ185-1011

国鉄四国総局から分割民営化でJR四国に引き継がれた気動車がJR九州に譲渡され九州を走っている。


metro 特急〔ゆふ〕で大分を出発symbol6


古市庵 押寿司 バッテラ(600円・外税)穴子(720円・外税) 消費税等(105円)
サッポロビール サッポロ生ビール黒ラベル350ml缶(206円)

大分での乗り換えの間に駅弁を買うつもりでいたが、駅員さんに尋ねると無いのだそう。駅の商業施設でお寿司を買って来た。麦酒はコープで購入。大分県日田市に工場のあるサッポロビールである。


いただきます♪

押寿司を食べ麦酒を飲む。実に旨い。欲張って二種類買って来たけど結構お腹が膨れる。幕の内弁当くらいの量でよかったな。ごちそうさまでした。


雨が降ってきた… (小野屋-鬼瀬)

初めて乗る区間なのにお寿司を食べるのに忙しくて車窓を見るのが疎かとなる。九州に来てからは福岡県でも佐賀県でも雨は降らなかったが、大分県でとうとう降ってきた。福岡県豊前市、築上郡吉富町、大分県中津市を歩いている時に降らなくてよかった。


国道210号に沿う

国道210号も久大本線と同じく福岡県久留米市より大分県大分市に至る路線。


湯平に停車


日田発大分行普通列車と交換

久大本線は全線単線非電化。


大分川に沿う (南由布-湯平)


前方には由布岳 (由布院-南由布)


由布院に停車



鉄道で由布院を通るのは初めてだが、40年くらい前にやまなみハイウェイで大分郡湯布院町(当時)を通っている。平成17年に大分郡庄内町、挾間町、湯布院町が合併して由布市が発足。駅名の由布院と旧町名の湯布院の二通りの表記があるが、昭和30年に大分郡平村と由布院町が合併した時に出来た合成地名が湯布院町である。どちらにせよ通過だけで観光した事はない。特急の乗客の多くが由布院で下車。また乗車もあって乗客がだいぶ入れ替わった。外国人観光客も多い。近くの席の家族連れは最初は広東語かと思ったけど違うか。知らんけど。


由布院盆地を行く(野矢-由布院)

地図見ると久大本線は由布院付近で不自然に大きく曲がっている。辺鄙なところに駅を造るより町の中心に駅がある方がいい。


玖珠盆地を行く(豊後森-恵良)

山間を走り、分水嶺を越えてきた。由布院を流れる大分川水系大分川は大分市で別府湾に注ぐが、分水嶺の西は筑後川水系で福岡県柳川市・佐賀県佐賀市で有明海に注ぐ。


松木川を渡る

すぐ下流で筑後川水系玖珠川に合流する。


扇形機関庫が見える


昭和9年完成の機関庫

豊後森機関区が置かれていた。昭和45年に久大本線の無煙化で蒸気機関車の姿は消え、昭和46年に豊後森機関区は廃止された。


蒸気機関車の姿が見える

後日調べたところ、9600形だそう。先日、福岡県田川市で見掛けたのも9600形だった。


豊後森に停車


また山間を行く (杉河内-北山田)




玖珠川を渡る


また渡る (天ケ瀬-杉河内)


何度も渡る (豊後三芳-豊後中川)


JR九州 特急〔ゆふ4号〕 84D列車 [キハ185系] (日田)

日田に到着。下車する。


metro 特急〔ゆふ〕で日田に到着symbol6

特急〔ゆふ4号〕 84D 大分(13:26)→日田(15:09) キハ185-1011
◆B自由席特急料金1,200円


LIMITED EXPRESS ゆふ YUFU
KYUSHU RAILWAY COMPANY
キハ185-1011



列車は博多へ…

改札口で駅員さんに乗車券を見せて途中下車し、特急券は回収してもらう。自動改札はなく、SUGOCAエリアではない。SUGOCASuicaなどの交通系ICカードは利用出来ない。


駅頭には万聖節の装飾が

記事を書くのが遅くて、万聖節どころか感謝祭も終わってしまった。


『進撃の巨人』のパネルが

作者は日田郡大山町出身。「進撃の巨人 in HITA ミュージアム」があるそう。大山町は平成17年に日田郡前津江村、中津江村、上津江村、天瀬町とともに日田市に合併。あの中津江村がこの近くに。


『進撃の巨人 リヴァイ兵士長像』

アニメはテレビでやっていたので見た事はあるのだが、あまり話の筋は知らない。




JR九州 久大本線 日田駅 (大分県日田市元町)


駅頭の様子

江戸期は天領だった日田。水郷であるが、「すいきょう」と濁らないのは司馬さんの本で知った。しかしまだ観光した事はない。今日は列車を乗り換えるだけ。門司から移転した麦酒工場を訪れたい。



日田と言えば日田彦山線がどうなったか気になる。平成29年の豪雨被害を受けた日田彦山線。添田夜明間は鉄道での復旧はせず、日田彦山線BRTとして昨年開業した。鉄道の日田彦山線は城野添田間での運転となっている。鉄道時代の日田彦山線は夜明日田間は久大本線に乗り入れていたが、日田彦山線BRTは添田日田間で運行される。鉄道の駅舎の外にBRTのりばがある。




JR九州バス 日田彦山線BRT 日田駅 (大分県日田市元町)

ひこぼしラインの愛称がある。









日田彦山線BRTの区間内に限りSUGOCASuicaなどの交通系ICカードが利用出来る(PiTaPaを除く)。交通系ICカードで利用してBRTと鉄道の乗り継ぎは出来ない。接続駅がそもそもSUGOCAエリアではない。また日田彦山線BRTでの交通系ICカードは実証実験である。現金で利用する時のように乗車時に整理券をとり、降車時に乗務員に申し出て交通系ICカードで支払う。現金などの普通運賃は鉄道運賃+BRT運賃-100円となる。JR九州JR九州バスとの連絡運輸であって、連絡運輸区域は限られる。田川後藤寺-(鉄道)-添田-(BRT)-日田の乗車券は発売するけど、途中でBRTを挟むような田川後藤寺-(鉄道)-添田-(BRT)-日田-(鉄道)-豊後森の乗車券は発売されない。彦山宝珠山間では専用道を走る。ちょっと興味があるが今日は乗らない。 (つづく)


特急〔ソニック〕

2024-11-19 21:00:00 | 鉄道

JR九州 日豊本線 中津駅《北口》 (大分県中津市大字島田)

令和6年10月17日木曜日。大分県中津市の中津駅に来ている。博多まで切符を買う。指定席券売機で購入を試みるが、自分の思う経路が候補に出てこない。何か方法があるのかも知れないが、指定席券売機にそこまで詳しくない。出札口(みどりの窓口)へ。


出札口(みどりの窓口)

中は広いけど開いている窓口は一箇所のみ。空いているからいいのか。博多までの乗車券、この後で使う特急券を購入する。


次の出発は…

大分方面は特急ばかりだが、特急のみの発車案内ではなく普通列車の運転本数が少ないのだ。下りの普通列車は12時台には1本もなく、上りも小倉行の1本のみ。特急は1時間に2本運転される。またしても上りには乗らずに下りの大分行を利用。乗車券・特急券を重ねて自動改札に投入。入場する。


JR九州 特急〔ソニック24号〕 3024M列車 [883系AO-4編成] (中津)

上りの大分博多行特急〔ソニック24号〕(7両編成)。博多には13時28分に到着する。


なかつの字が鱧に!

イラストは中津市の公式キャラクターの『くろかんくん』。


下りプラットフォームはイラストが異なる

国鉄時代には駅名標に入っていた駅所在地の市町村名。分割民営化して表記しない鉄道会社もあるがJR九州 では表記されていていい。JR東海も表記あり(新幹線を除く)。


小倉方より列車が入ってきた


JR九州 特急〔ソニック17号〕 3017M列車 [885系SM5編成] (中津)

博多大分行特急〔ソニック17号〕(6両編成)。「白いソニック」で運転。


クモハ885 5

自由席に乗車する。


metro 特急〔ソニック〕で中津を出発symbol6


駅館川を渡る (柳ケ浦-豊前長洲)


海辺を離れて内陸へ (豊前長洲-宇佐)

日豊本線は国東半島の付け根へ入ってゆく。


寄藻川を渡る これまで令和6年10月17日撮影

USA…と言っても合衆国ではなく宇佐を通過する。宇佐へは寝台特急〔富士〕でやって来て宇佐神宮に参詣した事がある。東京からではなく徳山から立席特急券で乗車。従ってこの時は寝台を利用していない。いわゆるヒルネである。


寝台特急〔富士〕1列車 [ED76 69号機牽引](門司)
平成19年1月撮影

USA宇佐の次の西屋敷を通過する。この辺りは宇佐市と杵築市(速見郡旧山香町)の境が複雑で、杵築市に食い込む形で宇佐市西屋敷がある。伊能図でも「宇佐郡西屋敷村」と記載がある。豊前國宇佐郡、豊後國速見郡となっているので、この辺りの市境が国境という事。立石峠越えで日豊本線は上下線で線路が離れるが、下り線だと向野川付近で市境、国境を越えて豊前国より豊後国に入り、新立石トンネルに入ってゆく。立石峠が国境ではない。列車は杵築も通過する。今乗っている特急〔ソニック17号〕は停車駅が少なく博多大分間の停車駅は折尾黒崎小倉行橋中津別府である。2時間01分で走破する。


八坂川を渡る (杵築-大神) これより令和6年10月17日撮影


海が見える (暘谷-豊後豊岡)

周防灘沿いから別府湾沿いにやって来た。


別府市街地の高架を走る (別府大学-別府)


別府タワー(100m)を望む


別府に停車

中津から別府まで39分間無停車だった。別府を出発する。


前方は高崎山かな (別府-東別府)


国道10号、別大国道と並走する (東別府-西大分)

往復6車線の主要道路。走ってみたいが列車の車窓から見た事しかない。




高崎山の入口かな


大分市街地の高架を走る (西大分-大分)


JR九州 特急〔ソニック17号〕 3017M列車 [885系SM5編成] (大分)

終着の大分に到着。下車する。


metro 特急〔ソニック〕で大分に到着symbol6

特急〔ソニック17号〕 3017M 中津(12:12)→大分(13:01) クモハ885-5
◆B自由席特急料金1,200円




885 LIMITED EXPRESS KYUSHU RAILWAY COMPANY


885 AROUND THE KYUSHU SINCE 2000


JR九州 特急〔ソニック32号〕 3032M列車 [885系] (大分)

上りプラットフォームには大分博多行特急〔ソニック32号〕(6両編成)が出発を待つ。「白いソニック」で運転。途中停車駅は別府杵築宇佐柳ケ浦中津宇島行橋小倉戸畑黒崎折尾赤間香椎。停車駅は多いがそれでも2時間16分で走破する。


B自由席特急券 中津 ➡ 大分(1,200円)


乗車券 中津 ➡ [福]福岡市内(5,280円)

中津から博多までは遠くて有効期間は3日間、運賃は5,280円もする。これは久大本線経由だからこの値段なのであって、中津博多間は西小倉まわりだと日豊本線・新幹線経由の運賃が2,120円、日豊本線・鹿児島本線経由の運賃が2,170円である。それでは自動改札に乗車券・特急券を重ねて投入。特急券は回収され、乗車券は戻ってくる。途中下車である。


改札口


自動券売機と出札口(みどりの窓口)

大分駅が高架駅になってから初めて訪れた。


JR九州 日豊本線 大分駅《府内中央口・北口》 (大分県大分市要町)


北口・駅頭の様子



南口にも行ってみる。


JR九州 日豊本線 大分駅《上野の森口・南口》 (大分県大分市要町)


南口・駅頭の様子 これまで令和6年10月17日撮影

15年振りに大分にやって来たが、すっかり様子が変わっている。


客車二段式B寝台に乗車☆☆☆ これより平成21年2月15日撮影

寝台特急で東京から大分に向かった。


進行方向向きの下段の席を確保☆☆☆


常盤軒 北海洋食弁当(950円)

熱海を出て丹那隧道に入ったところで麦酒を開け、弁当を広げる。お弁当は大丸東京店で買った。


洗面台☆☆☆


シーツを敷いてベッドメイキング完了 これまで平成21年2月15日撮影


徳山駅弁当 のりまき弁当(1,050円) これより平成21年2月16日撮影

一夜明けて朝ご飯もお弁当。車内販売で麦酒と弁当を購入。下関で機関車を付け替え関門トンネルを抜けて九州に入り、門司でもまた機関車を付け替える。小倉から日豊本線に入り大分に到着した。


寝台特急〔富士〕 1列車 [ED76 90号機+14系客車] (大分)

寝台特急〔富士〕 1レ 東京(18:03)→大分(11:17) オハネ15-1202


改札口


JR九州 日豊本線 大分駅 (大分県大分市要町)

現在の北口にあたる。


とり天定食(830円) 梅の家 (大分駅構内)

お昼はとり天を食べた。美味しかった。しかし今日は時間がないので食べられない。 (つづく)


行橋でもう一泊

2024-11-17 12:00:00 | 鉄道

JR西日本 新幹線〔こだま876号〕 876A列車 [700系E2編成] (博多)

令和6年10月16日水曜日。福岡県福岡市の博多駅から新幹線〔こだま〕で移動する。博多福山行新幹線〔こだま876号〕(8両編成)に乗車。


metro 新幹線〔こだま〕で博多を出発symbol5


乗車券 博多 ➡ 行橋(1,750円)

切符購入時にみどりの券売機(指定席券売機)に途中下車しないか尋ねられる。何の事かと思えば経路に小倉西小倉間が含まれていない。区間外乗車となる。そもそも片道の営業キロが100キロまでの普通乗車券なので途中下車は出来ない。なお新幹線経由と在来線経由とで運賃が異なる。


新幹線特定特急券 博多 ➡ 小倉(990円)

博多小倉間(営業キロ67.2、実キロ55.9)で自由席を利用すると新幹線特定特急料金が990円。今乗っている新幹線〔こだま〕は16分で到着する。ちなみに佐賀博多間(営業キロ53.6)を自由席利用でB自由席特急料金が1,000円。先程乗った特急〔みどり〕では41分かかった。新幹線の方が安くて速い。なお鹿児島本県(在来線)の経路と比べ新幹線は大幅に短絡する。北九州トンネルを抜けて筑前国より豊前国に入り小倉に到着。下車する。今回の旅行でまた豊前国を訪れるとは。


JR西日本 新幹線〔こだま876号〕 876A列車 [700系E2編成] (小倉)


metro 新幹線〔こだま〕で小倉に到着symbol5

急いで新幹線から在来線に乗り換え。プラットフォームにある券売機で特急券を購入。


JR九州 特急〔ソニック57号〕 3057M列車 [883系AO-4編成] (小倉)

博多大分行特急〔ソニック57号〕(7両編成)に乗車する。


B自由席特急券 小倉 ▶ 25kmまで(500円)

一昨日、Suicaで購入する券売機で発券した特急券は磁気券ではなかったが、二台あるうちの現金で購入する券売機では磁気券が発券された。小倉行橋間の営業キロ25.0は料金500円で利用出来るギリギリの距離でお得感がある。特急〔ソニック〕は新幹線とはまた違ったスピード感で走り、小倉から16分で行橋に到着。下車する。


クモハ883 4


JR九州 特急〔ソニック57号〕 3057M列車 [883系AO-4編成] (行橋)


metro 特急〔ソニック〕で行橋に到着symbol6

新幹線〔こだま876号〕 876A 博多(21:30)→小倉(21:46) 723-7002
特急〔ソニック57号〕 3057M 小倉(21:53)→行橋(22:09) クモハ883-4
◆博多-小倉間の新幹線特定特急料金990円 小倉-行橋間のB自由席特急料金500円
◆博多-行橋間の運賃1,750円

新幹線〔こだま〕+特急〔ソニック〕で39分で到着した。何たる速さ。ちなみに特急〔ソニック57号〕は博多を21時01分に出発する。もう少し早く福岡市周辺でのホテルを諦めれば博多から行橋まで乗り換えなしで行けたなと思う。運賃・料金を見てみると、新幹線〔こだま〕+特急〔ソニック〕の運賃・料金の合計3,240円。特急〔ソニック〕のみでは運賃・料金の合計3,050円。さて大きさの異なる乗車券と特急券を二枚重ねて自動改札に投入。問題なく出場。


駅頭の様子

また行橋に戻って来ようとは。駅前のホテルにチェックインする。福岡市から電話を掛けた時に対応された方がフロントにおられた。電話では料金は七千円台という話だったが、自分はポイントカードを持っているので6,600円となった(福岡県の宿泊税200円を含む)。カードは愛知県豊田市の同ホテルで作ってもらった。東海地区に多いホテルだが、九州には行橋市に一軒ある。


客室の様子



よく利用するシングルルームとは違う。後で調べるとモデレートシングルという。バスタブはなくシャワーブースのみ。普段からバスタブがあっても湯は貯めずにシャワーしか使わない。ここは大浴場?があるのでそちらに入ってくる。今日は唐津市、佐賀市、そして駅前のホテルを求めて福岡市でも歩いたので汗をかいた。サッパリして部屋に戻る。食事もお酒も板付で済んでいるのでアルコール度数の低いほろよい梅酒ソーダをホテルの自動販売機で買って来た。


市村さんのお天気を見て…


tv 突然、福岡のニュースに変わる これまで令和6年10月16日撮影

日付が変わる頃に就寝する。


客室からの眺め これより令和6年10月17日撮影

令和6年10月17日木曜日。行橋のホテルで起床する。九州に入って四日目。先ずは朝湯に入って目を覚ます。大浴場?はありがたい。以前は面倒で入らなかったけど、近年はよく利用する。


朝食バイキング

一昨日の朝と一部メニューが異なる。今朝は鶏がある。また麵を取ってしまう。焼きちゃんぽんが旨いから仕方がないね。


coffee 食後にコーヒーsymbol6

ごちそうさまでした。


tv 福岡局からのニュースを見て…

岩国では不発弾が発見されると付近の住民などを避難させて陸自の方が海田から来られて処理されていたけど、何十年経っても不発弾は爆発するのだなと改めて認識する。本当に命懸けである。ありがとうございます。ところで板付は大丈夫かな。


ABホテル 行橋 (福岡県行橋市西宮市)

快適なホテルをチェックアウトする。急遽泊ったけど助かりました。滞在時間が11時間程なのが残念。本当は昨夜のうちに九州を発つはずがLCC欠航での予定変更なので仕方がない。



ホテルから行橋駅へ移動。午前9時になって空港で航空会社の方から貰った欠航時の案内を見て電話を掛ける。待たされる事なくすぐに繋がる。振り替えを希望するが、変更は案内にある二次元コードからして下さいという。その手の物は持っていないと言うと電話で対応してくれた。今日の午後の明るい時間の便を希望したが、昨日欠航したのと同じ最終便しか空席はなかった。これ以上何日も九州にいる訳にもいかないから最終便でお願いする。「今度は飛んでよ」と要らん事を言ってしまう。対応された方も恐縮して保証は出来かねないような事をと言われるので悪い事をした。昨夜いきなり福岡市内に放り出された愚痴です。流して下さい。これで振り替えの方は片付いた。しかし今夜まで時間が空いた。どうするか。駅の券売機を見てみる。「2枚きっぷ(自由席)」と言う企画券があり、博多行橋間が4,400円。特急〔ソニック〕の自由席が利用出来る。今に思えばこれを買えばよかったが、昨夜は一刻も早く行橋に移動してホテルに入りたかったのだ。


改札口

出札口(みどりの窓口)はある。午前中だけという事はなく午前7時30分から午後7時まで、年中無休である。ここでは切符は買わずに自動改札からSuicaで入場する。



まだ福岡市へは向かわない。夕方に着けばいいでしょう。この辺でちょっと行ってみたいところがありそちらへ向かう。下り列車を待つ。


JR九州 特急〔ソニック12号〕 3012M列車 [885系SM5編成] (行橋)

佐伯博多行特急〔ソニック12号〕(6両編成)。「白いソニック」で運転。博多まで65分。昨日「2枚きっぷ(自由席)」を買っていればこの列車で博多に戻っていただろうか。


JR九州 日豊本線 普通 2531M列車 [813系R3114編成] (行橋)

しかし門司港中津行普通列車(3両編成)に乗車する。


metro 日豊本線で行橋を出発symbol6


田川線と分かれる (行橋-南行橋)

一昨日乗った田川線が離れてゆく。非電化で架線柱もなく判りにくいが緑の築堤がそうである。


新田原にて特急の通過待ち

特急〔ソニック7号〕が通過してゆく。ちなみに新田原駅は「しんでんばる」と読む。新田原飛行場 RJFN(宮崎県児湯郡新富町)は「にゅうたばる」と読む。新田原駅からは築城飛行場 RJFZ(福岡県築上郡築上町)が程近い。空自の基地がどちらにもありちょっと混同していた。


長閑な車窓 (椎田-豊前松江)

特急で何度か眺めた車窓だが、各駅停車から眺めると初めての土地のように思える。


JR九州 日豊本線 普通 2531M列車 [813系R3114編成] (豊前松江)

豊前松江に到着。下車する。


metro 日豊本線で豊前松江に到着symbol6

この駅名標を見るまで「ぶぜんまつえ」だと思っていた。「ぶぜんしょうえ」と読む。後日、博多に向かわれる方の旅の動画を見ていたら、やはり「ぶぜんまつえ」だと思っていたそう。

日豊本線 普通 2531M 行橋(9:25)→豊前松江(9:50) クハ812-3114 運賃380円


JR九州 日豊本線 普通 2540M列車 [813系R3418編成] (豊前松江)

上り線には中津小倉行普通列車(3両編成)が入ってきた。


下り列車は中津へ…


駅舎を望む


駅の側は周防灘




小倉方を望む


鹿児島方を望む




木造駅舎へ入る

簡易改札機にSuicaをタッチして出場する。無人駅ではなく駅員さんはいらっしゃる。


改札口と出札口

みどりの窓口ではないので指定席は取れない。サイトを見ると「近距離のきっぷのみ販売しています」の注意書きあり。



有人駅だからか奇麗な印象を受ける。手が行き届き床もピカピカだ。


自動券売機

指定席券売機は見当たらない。


JR九州 日豊本線 豊前松江駅 (福岡県豊前市大字松江)

しょうえ」とルビが振ってある。








駅頭の様子


福岡県道208号松江停車場線を一目で望む

突き当り終点の豊前松江駅前交差点(国道10号交点)。



昭和7年築造の木造駅舎。以前、国道10号を走っていてチラッと見えた駅舎に惹かれ一度訪れたいと思っていた。それが今日訪れようとは。LCCの欠航のおかげなのかな。この駅で列車を待ってもいいけど次の列車一時間後。隣の駅まで歩いてみる。


国道10号側から駅舎を望む



これだけ見て惹かれたのか。今日は曇り空だが初めて見た時は青空に木造駅舎がより映えていた記憶がある。実際に訪れて思った以上に素晴らしい駅舎だった。今朝ほど行橋駅で思い立ってやって来たが、知らぬ間に建て替えとかなってなくてよかった。




国道10号を鹿児島市方面へ


国道10号 門司から from Moji 52 km

この先で国道10号より福岡県道113号中津豊前線に入る。国道の旧道。




JR九州 日豊本線 普通 2542M列車 [813系] (豊前松江-宇島)

これは上り列車。乗ろうとしている下り列車に追い抜かれてしまった訳ではない。


⇐ 100m 宇島駅 Unoshima Sta.

次の駅の入口が見えてきた。


県道113号 門司から from Moji 55 km

県道に入っても門司からのキロポストが現れる。


県道207号宇島停車場線に入る

宇島駅に到着した。




JR九州 日豊本線 宇島駅 (福岡県豊前市大字八屋)

旧国名を市名とした市の代表駅は正名市駅→長門市駅、出雲今市駅→出雲市駅、南郡中駅→伊予市駅のように(旧国名)○○市駅に改称する駅を見掛けるが、ここは豊前市駅ではなく宇島駅なのだ。昭和30年に築上郡八屋町、角田村、山田村、三毛門村、黒土村、千束村、横武村、合河村、岩屋村が合併して宇島市が発足した後、豊前市と改称している。




駅頭の様子




改札口と出札口?


「窓口ではきっぷは発売しておりません」???

では出札口ではないな。駅員さんはいらっしゃる。中が見えぬよう塞ぐような圧迫感はない。


自動券売機

近距離の券売機に加え指定席券売機も設置。宇島駅は特急停車駅である(一部列車は通過)。先程は駅員さんがお客さんに付きっきりで切符を買うのを手伝っていた。まあそうなるわなぁ。


待合室

では自動改札からSuicaで入場。宇島には海鮮を食べに来た事があるけど鉄道ではなく車だった。




鹿児島方を望む


小倉方を望む


駅舎を望む


JR九州 日豊本線 普通 2533M列車 [813系R3113編成] (宇島)

小倉中津行普通列車(3両編成)に乗車する。


metro 日豊本線で宇島を出発symbol6

電車は速い。歩いた後だと特にそう感じる。あっという間に次の目的地へ。


JR九州 日豊本線 普通 2533M列車 [813系R3113編成] (吉富)

吉富に到着。下車する。


metro 日豊本線で吉富に到着symbol6

日豊本線 普通 2533M 宇島(10:54)→吉富(10:59) クハ813-3113 運賃210円

簡易改札機にSuicaをタッチして出場。


出札口?と改札口

無人駅となっており、かつての出札口には「吉富町ふるさとセンター管理事務所」とある。自動券売機、交通系ICカードのチャージ機と簡易改札機が設置してある。待合室も見える。


JR九州 日豊本線 吉富駅 (福岡県築上郡吉富町大字広津)

福岡県最東端の駅。ちなみに山陰本線に吉富駅(京都府南丹市)があり、駅名が重複する。


駅頭の様子

県境にある小さな町、吉富町。山口県玖珂郡和木町を思わせる。和木駅から隣接する広島県大竹市の大竹駅が近いように、吉富駅から隣接する大分県中津市の中津駅も近い。歩いて県境を越えてみる。




山国川の川沿いに出た

上流には耶馬渓がある。青の洞門もある。青の洞窟(Grotta Azzurra)ではない。


福岡県・大分県道108号中津吉富線 山国橋



山国川に架かる山国橋は昭和9年3月竣工。煉瓦造りの橋脚がなんともいい。




それでは山国橋を渡りたいところだが…


山国橋の下流側に架かるのは…


昭和55年3月竣工の山国川側道橋

山国橋が車道、山国川側道橋が歩道のようだからこちらの橋を渡る。


下流側を望む


中津城の模擬天守が見える




上流側、日豊本線山国川橋梁を渡る特急〔ソニック13号〕 (吉富-中津)


山国川を渡り福岡県築上郡吉富町より大分県中津市へ

福岡県築上郡も大分県中津市も豊前国。ここは国境ではない。


若松常一郎翁之像

中津市に入った所にかんしゃの広場と言う場所があり、銅像が置かれている。説明文を読んだところ、若松翁は山国川の改修に尽力された方だそう。


大分県 Oita Pref. 中津市 Nakatsu City

大分県に入るが吉富町も中津市も豊前国の中津藩だった場所。川一本を隔てたところに「県境を跨いだ云々」と騒いでいた頃はさぞ迷惑な話だったろう。


新中津市学校 (大分県中津市殿町)

昭和13年竣工の旧小幡記念図書館の建物。


中津駅 Nakatsu Station ⇒

歩いて県境を越えて中津駅に到着した。




JR九州 日豊本線 中津駅《北口》 (大分県中津市大字島田)


北口・駅頭の様子

駅前の銅像は誰かと言うと。


福沢諭吉先生

では駅舎内に入る。


出札口(みどりの窓口)

年中無休で午前7時から午後7時まで開いている。券売機は近距離と指定席券売機が設置。


改札口

自動改札機を設置。


JR九州 日豊本線 中津駅《南口》 (大分県中津市大字島田)

南側も見てみる。


南口・駅頭の様子


スーパーマーケットの壁には…

昭和59年発行開始のD一万円券、平成16年発行開始のE一万円券と長い間見てきた(あまり縁がなくて見なかった?)お顔だが、今年発行開始のF一万円券から図柄の人物が変わる。F一万円券とF千円券は新しい人を見掛けたけど、五千円札は使う事がほとんどなくて、F五千円券の新しい人をまだ見掛けていない。やっぱりお札は聖徳太子、伊藤博文、岩倉具視の御三方だな。敬称略。さすがに板垣退助のB百円券は使った事がない。 (つづく)