新幹線 〔やまびこ62号〕 62B列車 [E2系車両] (仙台)
気持ちよく宮城球場を後にする。隣の宮城陸上競技場では中高生も引き揚げる支度をしている。宮城野原駅に到着。自動券売機の前に列が出来ている。こんな時、そのまま自動改札機を通れるSuicaは威力を発揮する。すぐにプラットフォームに入れたが、混雑している。4両分のホーム有効長しかないのに、島式ホームの中に階段やエレベータがあって狭い。警備員がおり、どちらへと問われる。仙台だが、仙台行の側にはすでに多くの客が待っている。警備員も誘導のしようがない。とりあえず石巻行の側で待っている。すぐにあおば通行普通列車が入線してきた。プラットフォームは混雑していたが、車内に入ると大した混雑ではない。やはり駅が小さいのだが、まさかプロ野球本拠地球場最寄駅になるとは思っていなかったので仕方がない。球場から仙台駅へはシャトルバスも運転されており、歩いたとしても30分は掛からない。山手線のお古の205系で仙台へ。205系も武蔵野線などの首都圏の路線へ転属したものもあれば、仙石線で松島湾を眺めながら走っているものもある。どちらが幸せだろうか。
仙石線 普通 宮城野原(16:29)→仙台(16:33) モハ204-3118
仙台で下車して、長いエスカレータで地下から昇ってくる。仙石線以外の在来線各プラットフォームを見て、中央口からSuicaで出場する。売店を物色し、「楽天イーグルス頑張れ饅頭」を購入する。コインロッカーから荷物を取り出し、混雑するみどりの窓口をよそに、指定席券売機で仙台-上野間の新幹線自由席特急券(4,100円)を購入する。仙台を去る前にずんだ餅を買ってきて、途中下車していた新松戸→新松戸の乗車券と特急券を新幹線の改札機に投入して新幹線乗り場へ。仙台を出ると大宮まで停車しない〔はやて〕〔こまち〕には自由席はないので、盛岡始発の〔やまびこ〕の自由席の乗車位置に並ぶ。
列の前から2人目だったので、窓側のA席に座れた。乗車率はよく、空席は埋まった状態で仙台を出発。車窓を見ながら、ずんだ餅を食べる。新鮮な枝豆から作られたずんだが旨い。
ずんだ餅ぷち(336円) 菓匠三全 ずんだ茶寮
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白石蔵王を通過し、宮城県から福島県へ。県都の福島に停車。続いて郡山に停車する。乗ってきた若者たちが、空席がないので弁当が食べられないと言っている。新白河を通過し、みちのくを後にして関東・栃木県に入った。那須塩原も通過。宇都宮に停車し、隣のB席C席に座っていた仙台からのご夫婦が下車する。ようやく空席が出てきた。小山を通過、茨城県に入り、利根川を渡り埼玉県に入る。上越新幹線が寄り添ってきて大宮に到着。長閑な車窓はすっかり建物だらけとなった。埼京線と並走し、荒川を渡って東京都に入る。日暮里付近でトンネルに入り、上野に到着した。仙台から2時間足らず。さすがに新幹線は早いが、時速300kmの〔のぞみ〕と比べると速度を抑えている印象を受ける。
やまびこ62号 仙台(17:21)→上野(19:18) E223-1015
新幹線 〔やまびこ62号〕 62B列車 [E2系車両] (上野)
地下深いプラットフォームから長いエスカレータを乗り継いで地上へ。新幹線乗換口の自動改札機に乗車券、特急券を投入。日暮里-上野間は乗車券の経路に含まないが、区間外乗車が可能で、問題なく自動改札機を通れた。後は常磐線で帰るばかりである。松戸で中距離列車から緩行線に乗り換え、ぐるり一周となる乗車券での旅は完結した。 (おわり)
常磐線 普通 上野(19:33)→松戸(19:54) モハE531-1008 ※取手まで快速と案内
常磐線緩行 普通 松戸(20:02)→新松戸(20:08) モハ202-124
乗車券 新松戸→新松戸 (回収直前)
いずれも平成20年6月1日撮影