旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

八高線・両毛線

2019-08-25 14:00:00 | 鉄道

JR東日本 川越線 普通 1369H列車 [209系55編成] (高麗川)
※八王子-高麗川間は八高線普通1368E列車。

令和元年8月4日日曜日。暑いので列車に乗って出掛けてきた。当初の予定では特別企画乗車券「青春18きっぷ」を買って栃木県へ行くつもりだったけど、乗ろうとする線区の列車の接続が悪く、暑い中を駅で待つのも嫌なので、接続の良かった群馬県に出掛ける事にした。大宮から普通乗車券を買って出発する。久しぶりに川越線に乗る。車内の冷房が心地よい。新駅が出来ている。川越線は電化しており、埼京線との直通列車が走るが、単線区間もある。川越で八高線直通の八王子行に乗り換える。こちらも車内は涼しい。車窓は長閑な感じとなる。山が迫り、高麗川に到着。下車する。

川越線 快速 1076S 大宮(12:37)→川越(12:59) モハE232-7228
川越線 普通 1369H 川越(13:02)→高麗川(13:22) クハ208-3505


metro 高麗川で川越線から八高線に乗り換えsymbol6


JR東日本 八高線 普通 239D列車 [キハ112形] (高麗川)

高麗川以北の八高線は単線非電化路線で、電車ではなく気動車(ディーゼルカー)が走っている。今一つ冷房の効きがよくない。車内はクロスシートで車窓を楽しむのにはよい。エンジン音を響かせて高麗川を出発。列車は山間の長閑なところを走る。どこか遠くに出掛けたかのようである。途中で東武鉄道越生線、東上線の乗換駅がそれぞれある。


視界が開けてきた! (折原-寄居)


荒川を渡る!


八高線、秩父本線、東上線の3路線が集まる! (寄居)

広大な駅構内。秩父鉄道の貨物列車も見られる。寄居を出ると平野部を走り、車窓は高崎線と似たような印象となる。


神流川を渡り、埼玉県より群馬県へ! (丹荘-群馬藤岡)

新幹線、高速道路を潜り、北藤岡に到着。複線電化の高崎線がそばに見える。駅を出るとすぐに高崎線の線路に入ってしまう。烏川を渡り、次の倉賀野までが八高線だが、列車は高崎まで直通する。終着の高崎で下車する。上越新幹線、北陸新幹線、高崎線、信越本線、上越線、上信電鉄上信線、それに八高線、両毛線の乗り入れる大きな駅である。


JR東日本 八高線 普通 239D列車 [キハ112形] (高崎)
※倉賀野-高崎間は高崎線。

八高線 普通 239D 高麗川(13:32)→高崎(15:00) キハ112-204
※倉賀野-高崎間は高崎線。


JR東日本 両毛線 普通 453M列車 [211系A37編成] (高崎)
※高崎-新前橋間は上越線。

ちょっと前までの115系がよかったのに。広島駅からもいなくなるなんて。


metro 両毛線で高崎を出発symbol6
※高崎-新前橋間は上越線。

両毛線直通列車は混雑しており、座れなかったが、すぐに降りるので問題ない。上越線と両毛線の分岐駅、新前橋に到着。両毛線の列車は高崎始発だったが、水上方面の上越線は高崎始発ではなく新前橋始発で、ここで乗り換えるダイヤになっている。列車は両毛線に入ると、利根川を渡って前橋に到着。下車する。


JR東日本 両毛線 普通 453M列車 [211系A37編成] (前橋)

両毛線 普通 453M 高崎(15:06)→前橋(15:20) クモハ211-3037
※高崎-新前橋間は上越線。


metro 両毛線で前橋に到着symbol6


JR東日本 両毛線 前橋駅 (群馬県前橋市表町)

暑いのに北関東に来てしまった。駅近くのホテルに投宿する。写真に見えるところではない。




客室の様子!



冷房の効いた客室で寛ぐ。


ワイルドスパイシービーフ(390円)

前橋駅のマクドで期間限定商品を買ってきた。


いただきます♪

ちょっと思ったのと違うなあ。


サッポロクラシック(319円)

山形駅売店で買えなかったサッポロクラシックを前橋駅売店で買ってきた。旨い。


tv 突然、緊急地震速報が!

ウトウトしていたら不安にさせる心臓に悪い音で起こされる。前橋も揺れたけど、大した事はない。震源に近い地域の被害が少ない事を願う。目も覚めたので夕食に出掛ける。以前も利用したレストランへ。すぐに席に案内される。


バイキング

「サラダ・スープ・ライス・カレーがお替わり自由!」だそう。カレーを食べに来たのではないが、ついよそってしまう。


チキンステーキ バイキングセット(1,166円)

牛も食べたいが、今日は鶏にしておく。


beer 生ビール 中ジョッキ(518円)

暑いのでまた麦酒を飲んでしまう。鶏肉を食い、麦酒を飲む。旨い。



バイキングにあったデザートもいただく。ごちそうさまでした。


ビッグボーイ 前橋店 (群馬県前橋市本町)




coffee ホテルのウェルカムドリンクからコーヒーsymbol6
ここまで令和元年8月4日撮影

客室にコーヒーを持って帰って飲む。チェックインの時には冷たいレモン水を選んだが、なかなか良かった。就寝する。


客室からの眺め! ここから令和元年8月5日撮影

令和元年8月5日月曜日。前橋のホテルで起床する。


無料朝食

ご飯がピラフになったのは、先日横浜のコンフォートホテルに泊まったので承知しているが、ピラフ用の食器が用意してあることは知らなかった。


coffee 食後にコーヒーsymbol6

ごちそうさまでした。


コンフォートホテル前橋 (群馬県前橋市表町)

涼しく過ごした快適なホテルをチェックアウトする。




JR東日本 両毛線 普通 441M列車 [211系C4編成] (前橋)

きっぷは往復で買ってある。グリーン車を連結した東海道本線直通の熱海行が出発を待っているが、両毛線を反対方向に小山行に乗ってみる。


metro 両毛線で前橋を出発symbol6

天気は良いが、湿気があるのか車窓の赤城山もよく見えない。伊勢崎から東の両毛線は久しぶりとなる。115系だったのに。桐生を過ぎると。群馬県より栃木県に入る。どうもまだ県境がどこだか判らない。足利を出ると、新駅が出来ている。


あしかがフラワーパーク駅に停車中!

藤棚の有名な、あしかがフラワーパークの最寄り駅だが、まだ行った事はない。両毛線には新駅もあれば、古い駅舎の駅もいくつか見掛けた。東京の近くのいいローカル線だと思う。211系がクロスシートではなく、ベンチシートなのが惜しい。終着の小山に到着する。


metro 両毛線で小山に到着symbol6

両毛線 普通 441M 前橋(9:52)→小山(11:23) クモハ211-3005


metro 東北本線で小山を出発symbol6

東海道本線直通の熱海行に乗り換える。グリーン車を連結しているが、今回は利用しない。


乗車券(かえり) 前橋→大宮 (2,980円・往復)

復路は乗車券の経路の通りに全く乗っていない。東京近郊区間内のみの乗車券は最も安い運賃が適用されるので、高麗川経由でも、小山経由でも問題はない。栃木県より茨城県に入り、古河に到着。ここも県境がよく判らない。


利根川を渡る! (栗橋-古河)

これは判りやすい県境。茨城県より埼玉県に入る。


特急〔きぬがわ4号〕の通過待ち! (白岡)

常磐線では日常茶飯事だが、今の東北本線で特急の通過待ちは、あまり多くないのではないか。東北各地へ特急、急行、寝台列車が多数走っていたのに。


JR東日本 東北本線 普通 1559E列車 [E231系U527編成] (大宮)

大宮に到着。下車する。北関東を何となく一回りして帰ってきた。

東北本線 普通 1559E 小山(11:30)→大宮(12:33) モハE23-3527
◆大宮-前橋間の往復運賃2,980円


metro 東北本線で大宮に到着symbol6

山形へ

2019-08-12 07:00:00 | 

道の駅 天童温泉 (山形県天童市鍬ノ町)

蔵王の御釜を見て天童に帰ってきた。レンタカーの返却は山形駅なので、そのために帰って来た訳ではない。取り敢えず、賑わう道の駅に車を停める。道の駅には足湯がある。アイスかソフトクリームの店には行列が出来ている。玉こんにゃくの売店も。山の上よりも安い。





混雑しているので、駐車場所を見つけるのに時間が掛かった。用を足して、道の駅を後にする。昨夜、行きたかったお店にこれから向かう。お店の駐車場も一杯のようである。立体の二階を一回りして地上に降りると、お店の前から1台が出て行った。車を停めて、店内へ。


beer キリンフリー キリン 零ICHI(ゼロイチ)(380円)

混雑しているが、すぐに席に案内される。さっそく注文。麦酒は飲めないので、メニューにあったキリンフリーを注文すると、ゼロイチが出てきた。そういえば、キリンフリーの販売は終了している。ノンアルコールならいい。


鳥中華(700円)




麵はこんな感じ♪


いただきます♪

久しぶりに鳥中華を食べる。旨い。少しスープがぬるい気がする。自分の料理は問題なく出てきたが、先に鳥中華を注文した男女の注文が通ってなかったらしく、順番が先になったので気まずい。他の家族連れも、一人の料理だけなかなか出てこないとか。昨夜、混雑していない時に来ればよかったか。ごちそうさまでした。


山形空港 (山形県東根市大字羽入字柏原新林)

蔵王の御釜は見たし、鳥中華も食べたので、今回の旅行の目的は達成された。しかし、レンタカーの返却までまだ時間がある。天童市内には元広島東洋カープで、現在は東北楽天ゴールデンイーグルスでコーチをされている栗原健太コーチの実家の焼肉屋さんがある。久しぶりにその前を通ってみる。ユニホーム姿の写真と、応援する会の「17年間おつかれさまでした」の垂れ幕が見える。本当にお疲れさまでした。天童市を後にして、隣の東根市にある山形空港へと向かう。


car 駐車場は無料kirakira2

飛行機に乗らなくても駐車料金は要らない。今はどうか知らないが、20年以上前にやはり無料だった福島空港に車を停めて、新千歳往復した事がある。岩国空港でも搭乗しない場合は1時間を超えると駐車料金が発生する。まわりを見ると関西ナンバーや、何と下関ナンバーも停まっている。ターミナルビルに入る。航空機の発着のない時間らしく、お客はほとんどいない。山形県内各地の観光案内パンフレットが用意されており、手に取ってどこに行くか思案する。まだ最上川を見ていないし、難読の寒河江に行く事にする。



空港から西に向かうと東北中央自動車道東根IC。ふと見ると、村山方面無料となっている。予定を変更して東根ICから流入するが、開通しているのは次の東根北ICまでだった。現在、東北自動車道福島JCTから東根北ICまで高速道路が繋がっている。北に向かうのは止めて、やはり寒河江に向かう。田園風景の中の県道を走る。東根市より西村山郡河北町に入り、河北橋で最上川を渡る。河北町より寒河江市に入り、最上川の支流の寒河江川を渡る。最上川左岸の方には、左沢線乗りつぶしなどでしか来ていないが、思ったよりも街である。左沢線もある訳である。市街地を通り、寒河江公園に向かう。八幡様のある山の上までやって来た。駐車場に車を停める。


寒河江公園 (山形県寒河江市大字寒河江字長岡)

山形盆地を一望する。穏やかな良い眺めである。


名産日本一 さくらんぼの里

さくらんぼの碑が建立されている。




長岡山からの展望




長岡民政局跡


どなたかの歌碑が…



西村山郡役所の建物を見るつもりだったが、盆地の景色を見て満足した。ちなみに東村山郡役所の建物は天童市にある。どちらも近くまで行って、どちらも見ていない。寒河江公園を後にして、再び市街地を通る。国道112号を山形方面へ。寒河江ICがあるが、もう高速道路には流入しない。長崎大橋で最上川を渡ると、東村山郡中山町。概ね、最上川の右岸左岸で東村山郡、西村山郡になっているのかなと思う。往復4車線のバイパスが山形まで続くのかと思ったが、途中から往復2車線となった。中山町より山形市に入る。東北中央道を潜る。国道から県道に入ると、こちらは往復4車線のバイパスである。左沢線を跨ぐと、もう山形駅は近い。ガソリンスタンドに入り、給油する。久しぶりのフルサービス。久しぶりに「レギュラー現金満タン」を口にする。山の上まで登って、どのくらい掛かるのかと思ったが、僅か7.41リットル。1,118円で済んだ。時間貸駐車場の中にあるようなレンタカーの営業所に車を無事に返却する。


駅レンタカー 山形営業所 (山形県山形市双葉町)


西口の様子!

レンタカー営業所のある西口。ホテルなど、新しい建物が建ち並ぶ。再開発された地区のようである。西口にあるホテルに泊まった事がある。駅に入ると、1本前の列車に乗れそうである。指定席なので、列の出来ているみどりの窓口で変更か、と思っていると、女性の駅員さんが指定席券売機の方へ案内する。この機械で列車の変更が出来るそう。おまかせで空席を見てもらったが、1本前の列車の普通車の窓側に空席はなかったので、切符はそのままにして予定の列車に乗る事にする。変更しなかったけどお手数を掛けた駅員さんにお礼を言う。今後は自分で機械で変更出来る。


JR東日本 奥羽本線 山形駅 (山形県山形市香澄町)



まだ時間があるので、東口を見てみる。大きな駅ビルである。その駅ビルに入り、車内で食べるものを買ってくる。時間は早いが、そろそろ入場する。在来線の改札機を特別企画乗車券「週末パス」で入場。プラットフォーム階に降りて、中間改札の改札機に「週末パス」と新幹線特急券を重ねて投入して入場する。山形新幹線の発着する1番・2番線に列車の姿はなかったが、売店で買い物を済ませると、じきに列車が入ってきた。


1番線に回送列車で入線!


1番線側

車止めがあり、山形以南の列車に使用する。


2番線側

山形以北にも線路が伸びており、天童・新庄方面の列車はこちらを使用する。


新幹線〔つばさ192号〕 8192M列車 [E3系L53編成] (山形)

先日、野球を見に行って、カープの選手が三振を取られる度に新幹線が走っていく広告を見せられて、大いに気を悪くしたが、その中にE3系は含まれていなかったから、〔つばさ〕に乗っても構わない。








E3系の普通車の様子!



新幹線車両だが、福島-新庄間は在来線の奥羽本線を走る。いわゆるミニ新幹線で、車体は在来線に合わせて小ぶりなものになっている。座席も二人掛+二人掛。座席間隔もN700系よりも狭い。若い女性2人が、大きな荷物を網棚に上げている。N700系などで座席間隔が広いと、網棚に荷物を上げず、自分の席の前に置いている客をよく見掛ける。通路側の客にこれをされると、窓側の客は閉じ込められて、たまったものではない。


E3系の普通車の座席!

放送でこの列車の車内販売はないという事を繰り返し伝えている。臨時の〔つばさ〕に乗っているのだが、定期の〔つばさ〕では車内販売があるという事か。すでに買い物は済ませてある。


麦酒とメンチかつサンドとおつまみを買ってきた♪

山形なので、でん六豆(108円)も買ってきた。麦酒のアテにするには甘かった。


とんかつ新宿さぼてん メンチかつサンド(420円)


麒麟麦酒 一番搾り(242円)

サッポロクラシックは売り切れだったので、一番搾りの東北の夏祭り缶を買ってきた。レンタカーは返却したので、麦酒を飲んでも大丈夫。


特別企画乗車券「週末パス」(8,730円)

「週末パス」は特急(新幹線を含む)でも使える。別途、特急券が必要。


新幹線特急券 山形→上野(5,190円)

上野-仙台間の営業キロ348.2で新幹線特急料金(〔はやて〕〔こまち〕を除く)は4,740円。上野-山形間の営業キロ356.3で新幹線特急料金は5,190円。営業キロは同じくらいなのに、山形新幹線の方が割高である。


metro 新幹線〔つばさ〕で山形を出発symbol6


蔵王の方を望む! (蔵王-山形)

山形市街の天気はいいので、今なら御釜もはっきりと見えているのではと思うが、山の天気は分からない。ところで近年、夏に東北新幹線に乗っていて車内が暑いと感じるのだが、山形新幹線でも汗をかいてきた。乗車率は50%以下で、混雑しておらず、冷房の設定温度が高いのかなと思う。


赤湯へ坂を下ってゆく! (赤湯-北赤湯(信))



高畠の次は米沢に停車するはずだが、置賜で停車。奥羽本線には単線区間があり、上下列車の交換のため、〔つばさ〕であっても運転停車がある。思いの外停車時間が長い。〔つばさ192号〕が臨時列車だからだろう。ようやく下りの〔つばさ〕が通過して、上りも置賜を出発する。


福島盆地に下りてきた! (庭坂-赤岩)

山形県より福島県に入り、奥羽本線もあと少し。


東北新幹線に近づいてゆく! (福島)

今まで一般道を走っていて、これから高速道路に流入する感覚である。



福島で、先に入線している仙台始発の〔やまびこ〕の後ろに、〔つばさ〕が連結する。連結作業の終了後、扉が開く。


apple 青森りんご ふじ(160円)

車内販売も自動販売機もない〔つばさ〕の車内。福島停車中にプラットフォームの自動販売機で冷たいジュースを買ってきた。もう車内もそれほど暑く感じない。


東北新幹線を走る! (郡山-福島)

福島では雲の間に十三夜の月が見えていた。日も暮れてきて、車窓も見えなくなってきた。〔つばさ〕は新幹線に入ると、在来線の奥羽本線を走っていた時とは全く異なる俊足で走っている。高速鉄道である。福島を出ると、次は大宮に停車する。福島県より栃木県に入ったのは覚えているが、茨城県、埼玉県に入ったのはウトウトしていて判らなかった。雨音で目を覚ます。荒川を渡り、東京都に入る。地下トンネルに入り、上野に到着。下車する。


新幹線〔つばさ192号〕 8192B列車 [E3系L53編成] (上野)

新幹線〔つばさ192号〕 8192M 山形(17:32)→上野(20:22) E326-1003
※福島-山形間は奥羽本線。東京-福島間は東北新幹線8192B列車。


metro 新幹線〔つばさ〕で上野に到着symbol5


東京方に〔やまびこ192号〕[E2系J55編成]を併結!


新幹線〔やまびこ〕〔つばさ〕は終点東京へ…

地下深い新幹線プラットフォームからエスカレーターを乗り継ぎ、中間改札へ。特急券は回収され、「週末パス」のみとなる。常磐線に乗り換えるが、いわゆる上野東京ラインで、上野始発だけでなく、品川始発の常磐線もある。幸いすぐに上野始発の列車があり、空席に腰掛ける事が出来た。

常磐線 快速 2063H 上野(20:33)→松戸(20:54) モハE231-111


フレッシュワイン デカンタ(250ml)(200円) ほうれん草のソテー(199円)


キャベツのペペロンチーノ(399円)

松戸で軽い夕食。


サイゼリヤ 松戸銀座通り店 (千葉県松戸市松戸)
いずれも令和元年7月15日撮影

雨上がりの関東は山形より涼しい気がする。 (おわり)



常磐線 普通 2017K 松戸(21:28)→新松戸(21:35) モハE233-2218
◆特別企画乗車券「週末パス」8,730円 ※参考 山形-新松戸間の運賃6,260円

蔵王・御釜へ

2019-08-04 06:00:00 | みる

客室からの眺め!

令和元年7月15日月曜日。flag1 海の日。ちなみに海の記念日(昭和16年制定)は7月20日である。祝日の海の日も当初は7月20日だったが、暫くして7月第3月曜日に移されている。海の日を山に囲まれた天童で迎える。もっとも天童市のある山形県は日本海に面しており、海無し県ではない。


和朝定食(※参考価格620円)

ホテルのレストランで朝食。朝食付きプランだったので、価格は参考まで。バイキングではなく、和食か洋食か、チェックイン時に選択する。だしはないかなと思ったが付いてなかった。納豆はある。ごちそうさまでした。


天童セントラルホテル (山形県天童市本町)



ホテルでゆっくりして、午前9時前にチェックアウトする。天童駅前のトヨタレンタリースの営業所へ。駅レンタカーで予約しているが、借りる営業所はトヨタレンタリースさんとなっている。普段はマツダ車しか乗らないので、トヨタ車に乗るのも久しぶりで楽しみである。パッソだそう。営業所で説明を受けて出発。国道13号を南下する。天童市より山形市へ。交通量は少なくないが、順調な流れである。山形自動車道山形北ICを通過する。まだ高速道路に流入しないが、ETCの場所が判らない。営業所で確認しておくべきであった。そこら中を探って、右下の方にカードを入れるところを発見する。

山形市より上山市に入る。国道13号から県道12号に入る。この後はほぼ道なりだが、カーナビに目的地を設定する。道案内より、あと何キロとか、何分とかが参考になる。県道はどんどん標高を上げてゆく。かつては有料道路だったが、昭和60年に無料開放された蔵王エコーラインを行く。秋田ナンバーの車についてゆく。平野部では晴れ間も見えていたが、山道を登るうちに霧で見通しが悪くなった。前照灯をつける。天気が悪くて景色が見られないのなら、プランBで庄内に行く事も考えていたが、ここまで山を登って来てしまった。どうしたものか。カーナビが宮城県に入った事を告げる。イメージ画像は牛たんだった。すぐに山形県に入った事を告げ、さくらんぼの画像が出る。つづら折りの道なので、県境付近でそうなる。急に一面の霧が晴れて、視界が開ける。

再び宮城県に入る。刈田郡七ヶ宿町。御釜へ向かうリフト乗り場があり、リフトに乗っている人が見える。きっと山の上も霧ではないのだろう。御釜へはリフトでも行けるが、最後まで車で行く。蔵王エコーラインを離れ、有料道路の蔵王ハイラインへ。普通車の通行料金は540円。通行料金というより、入場料金のような感じで、復路は料金は徴収されない。車に対して料金が発生するので、複数台でこの辺まで来て、少ない台数に乗り合わせて料金所を通過し、乗らない車はそこいらに駐車しているのではないか、という感じの車を何台か見掛ける。料金所付近は蔵王町。料金を支払い、さらに坂を上る。北見ナンバーについてゆく。北海道にでも来た気分である。すぐに道路の終点に着き、駐車場に誘導される。この辺は七ヶ宿町となる。


car レンタカーで蔵王に到着symbol6

庄内ナンバーのパッソ。料金所付近では霧が晴れていたが、やっぱり視界は悪い。海の日は庄内に行って、魚を食べてくればよかったか。羽黒山にも行ってみたいし。


県営蔵王レストハウス(蔵王山頂レストハウス)
(宮城県刈田郡七ヶ宿町大深沢)


bus 蔵王刈田山頂停留所

ここまで路線バスが登ってくる。


ミヤコーバス 白石蔵王駅前ゆき 12:00発 13:00発

白石蔵王駅前までの運賃は1,920円である。

宮城交通 http://www.miyakou.co.jp/


山交バス 刈田山頂線 特急山形駅行 13:00発

山形駅前までの運賃は2,050円である。

どちらも運転日注意だが、宮城県側から2往復、山形県側が1往復で、本数は少ない。運賃も往復すると高額である。ならばと自由のきくレンタカーにした次第。むろんレンタカー代・ガソリン代・有料道路の通行料金の合計はバス代よりも高い。


霧が出ている…

御釜の方から帰ってくる人が、「ちょうどよかったね」とか話している。今からゆくと、ちょうどよくないという事なのか。


平地とは植生が異なる!

森林限界を超えているのだろうか。




霧で何も見えない!



少し下に下りてみる。何も見えないけど、多くの人が御釜のあるだろう方向を見ている。


注意 観光客・登山客のみなさまへ

何ら火山情報について調べてないけど、凄いところにいるのか。


山肌が見えてきた!


あれは?


蔵王 御釜 (宮城県柴田郡川崎町前川)

ついに御釜がその姿を現した。








また霧の中に御釜が隠れてゆく…

ちょっと場所を移動してみる。





自分は山登りはしないけど、登山者はこんな景色を見ているのかと思う。


雪渓か?
















刈田嶺神社 奥宮 (宮城県刈田郡七ヶ宿町大深沢)

2回程、御釜は見えたけど、最初の時程はっきりと見えない。近くの刈田岳山頂に登ってみる。おやしろがあり、山の安全を祈願する。ここでも御朱印が大人気。






刈田岳 標高一七五九メートル

刈田岳から御釜が見たかったが、霧で何も見えん。レストハウス近くの展望台に下りる。






刈田岳山頂・刈田嶺神社を望む!

霧の中に1時間程いたけど、これ以上待っても見えなさそうなので引き上げる。もっと天気の良い日にまた来たい。




玉こんにゃく(150円)

山形名物だそうだが、宮城県のレストハウスで玉こんにゃくを売っていた。辛子をつけて食べる。鍋で煮えているのを出してくれるので、アツアツで旨い。


ずんだだんご(350円)

宮城県の名物もある。ずんだ餡がたっぷり。ずんだ好きなのでたまらん。


各国語のパンフレットが並ぶ!

日本語で「英語」とか「中国語」とか書いてあるけど、「ENGLISH」とか「中文」の方がいいと思う。御釜には西洋や東洋の観光客の姿もあったけど、東北の人が多かったような気がする。関西人も見掛けたし、駐車場には関東のナンバーが数多く停まっていた。




山交バスとミヤコーバス いずれも令和元年7月15日撮影

山形県・宮城県の定期路線バスが停まっている。御釜を見て、昼食をとるくらいの時間でダイヤが組んである。ただ、今の時間は御釜は見えないかな。さて、駐車場を後にして山を下りる。蔵王町に入り、復路は料金の徴収のない料金所を通過する。山形県側から登ってきたが、宮城県側に下る。先程見たミヤコーバスの12時発の白石蔵王駅前行が後続車に道を譲ってくれる。宮城県側もつづら折りの坂道。自分が運転しているからいいが、他人の運転なら酔うだろう。天気がよければ眺めもいいのだろうが、下りも霧の中、前照灯をつけての運転。途中でJRバスとすれ違う。列車の車内に広告が出ていたが、仙台発の御釜にも行く観光バスがあるのだそう。県道12号蔵王エコーラインは国道457号に突き当たる。川崎町方面へ左折する。刈田郡蔵王町より柴田郡川崎町に入る。国道も曲線が多い。緑の林間コースだが、木々の緑が目に鮮やかである。山口県や広島県も山ばっかだが、植生が違うのか緑は鮮やかではない。東北にいるなあと思う。峠を越えたのか、線形がよくなる。

山形自動車道を見て、国道457号は国道286号に突き当たる。レンタカーは山形駅で返却するので、山形県に戻るが、宮城川崎ICから流入せず、国道286号で山形方面へ向かう。交通量は少なく、線形の良い道路である。笹谷ICに至る。この先は一般有料道路の笹谷トンネルがあったが、高速道路の山形自動車道に編入されている。一般道は山形方面に通じているが、道はよくないようである。ETCカードを入れて、笹谷ICより山形自動車道に流入。少し進むと山形自動車に編入された笹谷トンネルに入る。長いトンネルで宮城県より山形県に入る。ここはもう山形市である。トンネルを出てすぐに関沢ICより流出する。ETCの通行料金は休日割引で150円だった。再び国道286号に戻る。これからまた天童へ向かう。山形市街地を通らなくてもいい、短絡するトンネルがあったようだが、そのまま国道を進み、山形県庁などを見て、今朝通った国道13号に戻る。山形市より天童市に入る。帰ってきた。 (つづく)