山形県郷土館 文翔館 旧山形県庁舎 (山形県山形市旅篭町)
令和6年8月8日木曜日。山形県山形市に来ている。山形県の旧県庁舎と旧県会議事堂から成る文翔館。外観だけのつもりが中にも入ってみる事にした。入館は無料。旧県庁舎は大正5年の竣工。
中央階段室
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バルコニーに出てみた
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正面に七日町大通りを望む
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振り向けば時計塔
正庁
貴賓室
知事官房
知事室
暖炉は各部屋で見掛けた。やはり寒冷地なのだろう。
警察部長室
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中庭を望む
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廊下の床には雷文が…
ラーメン鉢じゃないよ。
内務部長室
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中央階段を降りる
会計課・銀行出納係
大正から昭和初期の事務室風景を再現しました。人形は、昭和14年ころの職員を想定して製作しています。
また、家具は現存していた机、椅子(大正~昭和20年代製作)を修理し、不足分は大正時代によくみられた意匠に基づき復元製作しました。
(説明文より)
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窓口が並ぶ
歴史ある建物だが普通にお役所なんだなと思う。
山形県郷土館 模型(縮尺 1:100)
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中庭に出る事が出来る
つづいて渡り廊下を渡って旧県会議事堂へ。
山形縣 縣會議事堂(旧県会議事堂)
外観は先に撮っておいたもの。議事堂は昭和5年竣工。二階に上がる。
来賓室
正副議長室
二階の廊下の窓より議場ホールを見下ろす。硝子越しですが。では一階に降りる。
議場ホール
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氏名標があるのは国会と同じか
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旧県会議事堂と旧県庁舎とを結ぶ渡り廊下
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旧県会議事堂と渡り廊下
外観は先に撮っておいたもの。旧県庁舎に戻ってきた。募金箱があったので見学のお礼に少し入れたが、よくよく見ると先月の水害の募金だった。被害に遭われました方々にお見舞い申し上げます。冷水器があったのでお水を頂戴して旧県庁舎から外に出た。
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車寄せの上にあるバルコニーに出られる
国指定重要文化財「旧県庁舎および県会議事堂」をすっかり堪能した。車を駐車している山形城へと向かう。
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途中にも古そうな建物を見掛ける
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上空を行く航空機
垂直尾翼に鶴丸が見えるので、大阪国際空港(伊丹)
ITM RJOO より山形空港
GAJ RJSC へ向かう
日本航空(
JL)2235便と思われる。ダイヤを見ると
大阪13時30分発
山形14時40着と1時間10分の空の旅である。新幹線だと新幹線〔のぞみ380号〕
新大阪13時21分発
東京15時51分着(運転日注意)、新幹線〔つばさ145号〕
東京16時00分発
山形18時43分着となかなかの長旅。
JR東日本 新幹線〔つばさ137号〕 137M列車 [E8系G編成] (山形-北山形)
※東京-山形間は新幹線〔やまびこ137号〕137B列車に併結。
お城のお濠まで帰って来ると、
東京発
新庄行(この日は災害の為
大石田止)新幹線〔つばさ137号〕137M列車(7両編成)がやって来た。E8系は今年3月のダイヤ改正で登場した新型車両だ。
E8系にはまだ乗った事がない。E6系、H5系にも乗った事がない。E1系には乗る事なく引退してしまった。東海道・山陽・九州・西九州新幹線は大丈夫かな。
東大手門櫓公開中
東大手門より城内に入る。櫓門の中を公開しているそうなので見てゆく。
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櫓門より外を望む
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櫓門内の様子
櫓門より外に出てきた。
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史跡 山形城跡 二ノ丸東大手門 (山形県山形市霞城町)
二ノ丸東大手門は平成3年に復原された。山形城は羽州探題として山形に入った斯波兼頼が延文2年・正平12年(1357)に築城。斯波氏の子孫は最上氏を名乗り、山形藩主となった最上義光が城郭を整備。元和8年(1622)に最上氏は改易。後に入った鳥居忠政が改修して東北最大、全国でも五番目の規模の城となる。以後も城主は変わってゆき、最上氏の頃の57万石から幕末には5万石となり巨大な城の維持は困難となる。日露戦争後に陸軍歩兵第三十二聯隊が山形城に入り、第二次大戦後は運動公園として整備。霞城公園と言う。今は発掘や復元が進む。
最上義光之像
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本丸の濠かな
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お城の発掘や復元に伴い、野球場などの施設が撤去されたのだそう
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レンタカーに戻ってきた
この辺は野球場の側だった所かな。山形の街も暑かったが、関東の猛暑よりはまだ容認出来るような夏らしい暑さだった。昭和55年8月に初めて仙台に行った時に少しも暑くなくて東北は違うなと思ったが、その時は冷夏だったそう。山形城跡、霞城公園を後にする。奥羽本線を跨線橋で越え、旧県庁舎を車窓に見て国道13号へ。山形自動車道
山形北ICを過ぎる。跨線橋で仙山線を越える。山形市より天童市に入る。鶏中華も食べたいが今日は山形で冷たい肉そばを食べた。仙台へ向かう国道48号が分岐する。沿道には栗原選手(現コーチ)の実家の焼肉屋さんがある。奥羽本線を跨線橋で越えて天童市より東根市に入る。国道を離れて空港へ。
山形空港 GAJ RJSC(山形県東根市大字羽入字柏原新林)
また道の駅の感覚で空港に来てしまった。駐車場は無料。但し夜間は閉鎖。さっそく展望デッキへ。
フジドリームエアラインズ JH386便 [E170/175]
JA12FJ (山形空港)
※JL4326便との共同運航便。
新千歳(
CTS RJCC)より飛来した機体。これから
名古屋(
小牧)(
NKM RJNA)へ向かう。
送迎・見学者展望デッキ
おいしい山形空港
RWY 01/19(2,000m)の1本の滑走路を有する
昭和17年、北村山郡東根町(現在の東根市)に海軍が神山飛行場の開設に着手。戦後は米軍が接収。昭和31年に日本に返還され陸上自衛隊が使用していたが、昭和39年に神町空港として開港。翌年に山形空港と改称している。今日は航空機が見られてよかった。ターミナルの下の階へ。
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二階の待合室より屋外を望む
搭乗口付近のようだが、ここは保安検査前である。小牧に向かう人は保安検査場に入ってゆく。
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一階のカウンター
国際線は就航していないが、冬季国際定期チャーター便として今年1月から3月まで
臺灣桃園(
TPE RCTP)から
中華航空機(
CI)が飛来した。国内線は日本航空(
JL)とフジドリームエアラインズ(
JH)が就航。
JHと言っても日本道路公団でもハイウェイラジオ♪でもない。
東京(
羽田)が2便、
大阪(
伊丹)が3便、
名古屋(
小牧)が2便、
新千歳が1便出発する。到着の便数も同様。山形新幹線があっても東京線は残っている。新幹線とは言っても
福島からは奥羽本線(在来線)だし。お手洗いを借り、売店で午後の紅茶を買って空港を後にした。
国道287号を西へ。東北中央自動車道
東根IC入口を通過。山形県内の有料区間は
米沢北IC-
東根IC間で、
新庄IC方面は無料区間となる。東根市より西村山郡河北町に入り最上川を渡る。市町境が最上川ではない。寒河江市に入る。最上川の支流の寒河江川を渡る。国道112号に入る。左沢線
羽前高松駅付近。西川町に入る。山形道と立体交差し
西川ICもあるが流入しない。有料区間だから。ラジオをつけると九州・四国の方で津波警報が出ている。山間に入りダム湖の近くを通る。山形道
月山ICからの道と合流。高速道路に入ったのではなく、高速がないので国道112号に接続しているのだ。月山道路で自動車専用道路。国道25号名阪国道を思わせる。長大な月山第一トンネル(2,620m)を抜けて西川町より鶴岡市に入る。またいくつものトンネルを抜ける。自動車専用道路の区間が終わる。山形道
湯殿山ICがあり高速道路が復活するが流入しない。有料区間だから。山間から庄内平野に出てきた。鳥海山が見える。どこかで国道7号に入りたいと思うが、鶴岡市街地の手前で国道345号などを経て入る事が出来た。日本海東北自動車道
鶴岡西ICがあり流入する。山形県内の
鶴岡JCT以南は無料区間である。途中で給油所がない旨の案内がある。そこへ燃料残量警告灯が点灯。凡そ50kmくらいは走れるようだが不安である。高速道路なので燃料が減るのも早いだろう。鶴岡市街地で給油しておくべきだった。これから県境へ向かうので大きな街はなさそうである。日本海東北道(日東道)は
あつみ温泉ICまでの開通で流出する。国道7号へは来た方向へ引き返すような県道へ案内される。燃料がないのに遠回りとは。羽越本線
あつみ温泉駅付近で国道に出る。給油所は見当たらない。右側は日本海の絶景だが街を離れてしまった。県境の街、鼠ヶ関に給油所かあり事なきを得る。新潟県のガソリン価格は安いだろうから二千円だけ給油する。セルフではなく久しぶりに給油してもらった。1Lが184円で、二千円で10.87L入った。
給油所を出発。程なく県境を通過する。旧道には古くからの集落の中に県境の石碑が建っているそうだが、国道はあっさりしたものだ。山形県鶴岡市より新潟県村上市、
出羽国(
羽前国)より
越後国に入る。平成の大合併の前の市町村で言うと、山形県西田川郡温海町と新潟県岩船郡山北町である。羽越本線府屋駅付近を過ぎると、もしもしピットがあり入る。お手洗いも設置されている。日本海に日が沈むところなので海の方を見てくる。
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国道7号府屋交差点、新潟県新潟市方を望む
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青森県青森市方を望む
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道路の山側にあるのがもしもしピット
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府屋漁港を望む
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沖合に見えるのが粟島
一島で岩船郡粟島浦村となっている。
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国道7号府屋第二トンネル(間の内トンネル)の内側に使われていないトンネルが見える
これまで令和6年8月8日撮影
左が国道7号現道、真ん中が旧道(通行不可)、右が羽越本線の廃線となった旧線のトンネルと思われる。現行の新線のトンネルは国道より山側を通っている。
府屋駅には10年前に訪れている。
JR東日本 特急〔いなほ7号〕 2007M列車 [E653系U-103編成]
(府屋)
これより平成26年3月1日撮影(切符の画像を除く)
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B自由席特急券 坂町 ➡ 府屋(500円)
特別企画乗車券「青春18きっぷ」の旅の途中、短区間で特急を利用。別途乗車券が必要です。
特急〔いなほ7号〕 2007M 坂町(16:15)→府屋(16:52) モハE652-1005
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新津方を望む
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秋田方を望む
JR東日本 羽越本線
府屋駅 (新潟県村上市府屋)
当時は有人駅。出札口(みどりの窓口)もあったが、現在は無人駅だそう。
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日本海と国道7号を望む
JR東日本 羽越本線 普通 829D列車 [キハ47形] (府屋)
特急を利用する事でこの普通列車に乗り継げた。
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キハ47形車両車内の様子
国鉄の車両で
鶴岡に向かった。10年後の現在の話に戻る。日本海の眺めを堪能したところで、もしもしピットを出発。暗くなる前に先を急ぐ。羽越本線は日本海沿いに笹川流れを行くが、国道7号は勝木より内陸へ入ってゆく。今は村上市内だが、かつての山北町より朝日村へ入る。もうすっかり暗くなった。県境を挟んで未開通区間のある日東道だが
朝日まほろばICより
新潟中央JCT方面へは繋がっている。流入する。無料区間である。山形県内同様暫定2車線だが無料なのがありがたい。
荒川胎内ICで流出。この先は有料区間となるからである。荒川とは旧荒川町。羽越本線
坂町駅のあるところである。国道113号を経て国道7号へ。村上市より胎内市に入る。平成17年に北蒲原郡中条町、黒川村が合併して発足。市名は市内を流れる胎内川から。新発田市に入り羽越本線が並走する。115系でもキハ47形でもない。新発田市街の新発田バイパスを通り高架道路に入ってゆく。
新発田ICからは新新バイパス。聖篭町に入り日東道
聖篭新発田ICに接続する。日東道は有料だが新発田BP、新新BPなどの国道バイパスの通行料金は無料。新潟市に入る。競馬場のある豊栄市だったが新潟市に合併している。阿賀野川を渡る。
海老ヶ瀬ICからは新潟バイパスとなる。
羽越新幹線 新幹線車両基地への回送線を潜り、信越本線・白新線を跨ぐ。
新潟駅の南にある
紫竹山ICで国道7号から国道8号へ変わるようである。国道49号亀田バイパス、栗ノ木バイパスに接続する。延長40kmを超える連続立体交差で新潟市を東西に貫くバイパス群。最高速度が60km/hから70km/h、自動車専用道路となる区間では80km/hに引き上げられている区間もある。無料の高規格道路があってうらやましい。明るい日中に走ってみたかったが午後8時頃となった。まだ交通量は多い。信濃川を渡り、
黒埼ICより新潟西バイパスとなる。国道8号はここで流出だったのだが新潟西BPに入ってしまった。
新潟西ICまではかつて北陸自動車道だった区間で、後に国道116号新潟西BPとなり無料で通行出来る。このまま北陸道に入ってしまうのかと思ったが新潟西BPのまま西へ向かう。同バイパスは自動車専用道路である。
曽和ICで地上に降りて自動車専用道路、そして新発田市からの連続立体交差が終わる。久しぶりの信号機である。
どこかで国道8号に入らねばと思うが、国道116号も並行して南に向かっている。二つの国道が大きく離れてしまう前に移るとして、暫く国道116号を走る事にする。燕市に入る。越後線・弥彦線の
吉田駅付近。春日町交差点で左折。国道116号と重用区間だったようだが国道289号単独となり三条市へ向かう。燕ラーメンが気になるが先を急ぐ。市街地で国道がカクカク曲がるので正確に辿れなかった。北陸道
三条燕ICと上越新幹線
燕三条駅付近を通る。この付近で燕市より三条市に入る。市境付近に新幹線駅、高速のインターチェンジがあり、名前の順序を入れ替えそれぞれに配慮している。国道8号に出て、京都方面へ向かう。給油所が多数あり価格は安いようである。なるべく空にしてから満タンにしたいのでまだ給油しない。見附市を経て長岡市に入る。長岡東バイパス川崎ICで国道8号が分岐して行く。実は新潟からここまで国道17号との重用区間だったのだが、ここから国道17号の単独区間となる。これより魚沼方面へ向かうが、ガソリン価格の相場が判らないので長岡市内で満タンにした。1Lが162円で、20.61Lで3,339円となった。
ラジオによると津波警報がまだ出されているようだ。地震があったのは日向灘で宮崎県日南市では震度6弱だったそう。日南と言えばカープのキャンプ地で、キャンプしてない時に訪れた事がある。宿泊したホテルが電話取材に応じていた。地震で被害に遭われました方々にお見舞い申し上げます。長岡市より小千谷市を経てまた長岡市に入る。北魚沼郡川口町が長岡市に合併して飛び地となっているためである。上越線、そして飯山線の終点である
越後川口駅がある。魚沼市に入る。北魚沼郡堀之内町、小出町などが合併して発足。上越線、そして只見線の終点である
小出駅がある。南魚沼市に入る。南魚沼郡大和町、六日町、塩沢町が合併して発足。上越線と上越新幹線の
浦佐駅、上越線、そしてほくほく線の起点である
六日町駅がある。新潟県最南端の南魚沼郡湯沢町に入る。上越線、上越新幹線の
越後湯沢駅がある。新潟県を出る前に
ファミリーマートで夜食を買って小休止。SPAMむすびが沖縄のポーク玉子おむすびの形(おにぎらず?)からハワイの俵型に変わっている。沖縄の方が食べやすいのだが。鮭のおむすびも買うが新潟の鮭ではあるまい。
いよいよ上越国境越えに挑む。魚野川に沿って走りやすかった国道だが、この先は上り坂や曲線の道路となる。日付が変わる前に関東に入りたかったが、湯沢町の市街地から県境まで随分ある。途中には苗場スキー場もある。新潟県内で日付が変わり、令和6年8月9日金曜日となる。零時5分頃、新三国トンネル(1,284m)に入る。老朽化していた昭和34年開通の三国トンネル(1,218m)に変わり令和4年に開通した新トンネルである。トンネル内で新潟県南魚沼郡湯沢町より群馬県利根郡みなかみ町、
越後国より
上野国に入る。国境の長いトンネルを抜けると雷雨だった。新潟県側でも山の方で稲光がしているのが判ったが、雨は降っていなかった。山を越えて群馬県に入ると天気も変わる。ちょっと霧も出ている。下り坂で曲線も多く慎重に運転する。交通量は少ないが時折対向車も現れる。ここと比べると国道18号碓氷バイパスで県境を越えるのはちっとも苦ではない。時間があるので国道でも構わないが、ETC深夜割引の時間帯まで待って関越自動車道
湯沢ICから関越トンネルを利用してもよかった。
湯沢IC-
水上IC間が深夜割引で軽自動車510円となる。山道を上越新幹線
上毛高原駅付近まで下ってきた。上越国境越えでは数えるほどしか他の車両は見なかったが、何台もトラックを見掛けるようになる。やはり
水上ICまで関越トンネルを利用しているのだろうか。沼田市を経て渋川市に入る。道の駅こもちに入り小休止。雨は止んでいる。
道の駅を出発。渋川からは素晴らしいバイパス群が続く。北群馬郡吉岡町、前橋市、伊勢崎市を経て太田市へ。また激しい雨が降っている。利根川に架かる新上武大橋を渡り群馬県より埼玉県深谷市、
上野国より
武蔵国へ。熊谷市に入り国道17号より国道125号に入る。激しい雨も止んでいる。ラジオは津波警報ではなく通常放送に戻っており、オリンピックや音楽を流している。この時間は第一放送とFM放送の同時放送をしており、懐かしいMadonnaの曲や歌謡曲を楽しむ。第一に戻しオリンピック放送を聞いていたらレスリング女子の藤波選手が金メダル獲得。おめでとうございます。ラジオなのでよく判らないのだが解説の浜口さんの熱量は伝わった。後日、TVerやテレビで見たが、連日のようにレスリングの選手が金メダルを獲得してよかった。しかし開会式は
Céline Dionの歌くらいしかいい印象はない。Londonは面白かったのに。行田市を経て羽生市へ。国道122号との重用区間がある。加須市を経て久喜市へ。国道4号(現道)に入るつもりが道を間違えて県道に入ってしまう。国道125号、曲がる所が多すぎ。幸手市に入る。もう国道4号には入らない。埼玉県内で
武蔵国より
下総国に入る。そして江戸川に架かる関宿橋を渡り、埼玉県より千葉県野田市(旧東葛飾郡関宿町)を経て、利根川に架かる境大橋を渡り茨城県猿島郡境町に入る。道の駅さかいで休憩。
道の駅を出発。夜も明けてきた。深夜・早朝にレンタカーを返却すると、そこから交通手段がないので、またどこかの道の駅に立ち寄り時間を潰そうと思う。茨城県より千葉県を経て埼玉県に入り、
下総国から
武蔵国に戻り新4号国道に入る。北葛飾郡旧庄和町以北の新4号国道は
下総国を通っていると思っていたが、幸手市では一部のみが
下総国だった。杉戸町に入り、
武蔵国より
下総国また入る。春日部市(旧庄和町)の道の駅庄和の駐車場を見るが混雑している。もうレンタカー返却場所近くまで行ってしまう。早朝なのに新4号国道が混雑して来ている。県道に逃げる。往復2車線の決して広くはない道路を行くが、大型車の通行が多く流れもよい。松伏町を経て吉川市へ。
下総国から
武蔵国に戻る。今の県境は江戸川だが、総武国境は太日川(庄内川)であり、旧河道は畑になっていたりして判りづらい。三郷市を経て江戸川に架かる流山橋を渡って埼玉県より千葉県流山市、
武蔵国より
下総国入る。ここは県境と国境が一致している。
流山市から松戸市に入り、荷物を家に置いてから市川市に入り、道の駅いちかわで時間調整。ここも早朝から車が多い。エンジンを止めているので日の当たるマスだと暑く感じる。日陰のマスに移動する。もうそろそろいいでしょう。道の駅を出発。市川市より松戸市に入る。給油所で満タンにする。1Lが169円で、13.54L入り2,288円だった。やっぱり新潟県の価格は安かった。無事にレンタカーを返却。夏季料金で高くなっており48時間で13,067円だった。走行距離は1,063km。また1,000kmを超えてしまった。 (おわり)