旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

伊豆急行線・伊東線

2020-09-15 10:00:00 | 鉄道

伊豆急行 伊豆急行線 普通 5660M列車 [8000系] (伊豆急下田)

帰りも東横線を走っていた8000系。〔リゾート21〕[2100系]にも乗りたかったな。


IZUKYU CORPORATION

東急グループのロゴ。かつて田園都市線・新玉川線を使っていたので懐かしい。TOKYUではなくIZUKYUになっている。


E257系リニューアル車両の特急〔踊り子〕の車両!

特急〔踊り子〕は国鉄の185系にしか乗った事がない。特急〔スーバービュー踊り子〕[251系]には一度も乗った事がないまま、今年運行を終了。かわって特急〔サフィール踊り子〕[E261系]が運行開始。試運転かなんかで車両を見掛けた事がある。そて、時刻表を見ると26分後に特急〔踊り子〕があるが、途中で追い抜かれる事もないので、普通列車を利用する。


metro 伊豆急行線で伊豆急下田を出発symbol6


乗車券 伊豆急下田→小田原(2,330円)

内訳は、伊豆急下田-伊東間(伊豆急行線)が1,650円。伊東-小田原間(伊東線・東海道本線)が680円となっている。小田原までなのは訳がある。


海が見えた! (伊豆稲取-今井浜海岸)

比較的新しい路線で(開業から半世紀以上経つが)、トンネルが多く、海のすぐ側という区間はあまり多くないが、ここでは海岸べりを走る。




放送での案内もあります! (片瀬白田-伊豆稲取)

伊豆諸島の島々が見えるそうだが、薄っすらしてよく見えない。




何島だろうか?






窓に島々の名前、形、位置関係まで貼ってあるのだが…

下田を出た時から、まずまず乗客はいたが、途中駅からもどんどん増えてくる。浮き輪を膨らませたままの人も乗ってきたけど、それはどうだろう。伊豆高原で増結する。


この角度から見えるのは… (川奈-富戸)


伊豆大島で間違いない!

大島は今年、タモさんが行っていたな。列車は伊東に到着。これで伊豆急行線の乗りつぶし終了。列車は伊東線に直通。このまま乗り続ける。伊東線はすでに全線乗っている。昭和13年、伊東線熱海-伊東間は開通。下田まで延長する計画があったが凍結されてしまう。戦後になって国鉄ではなく、東急グループの伊豆急行が昭和36年に伊東-伊豆急下田間を開通させている。


伊東へ行くなら♪のホテルが見える! (宇佐美-伊東)

かつて、夜中にテレビを見ていたら、よくCMが流れていた。


初島は近くにくっきりと見える!

初島は伊豆諸島と違い、静岡県の島になっている。


JR東日本 伊東線 普通 5660M列車 [伊豆急8000系] (熱海)
※伊東-伊豆急下田間は伊豆急行伊豆急行線。

下田から1時間半余り。熱海まで帰ってきた。

伊豆急行線 普通 5660M 伊豆急下田(15:36)→熱海(17:11) 8208
※熱海-伊東間はJR東日本伊東線。


metro 伊東線で熱海に到着symbol6




JR東日本 東海道本線 普通 1924E列車 [E233系E-62編成] (熱海)

熱海で伊東線から東海道本線に乗り換える。乗り換え客は多かったと思うが、東海道本線の編成が長くて、東京方の先頭車両は貸切である。


E233系普通車の様子!


E233系普通車の座席!


metro 東海道本線で熱海を出発symbol6

熱海を出て、次の湯河原に到着する前に千歳川を渡り、静岡県より神奈川県に入る。


東海道本線のこの辺の車窓が好き! (根府川-真鶴)


根府川駅停車中!


相模湾を望む! (早川-根府川)




西湘バイパス石橋IC付近


metro 東海道本線で小田原に到着symbol6

速くて快適なので、このまま品川まで乗って行こうかとも思うが、予定通り小田原で下車する。普通列車はここで特急〔踊り子〕の通過待ちをするという。下田から特急に乗っても小田原では降りられなかったのか。

東海道本線 普通 1924E 熱海(17:18)→小田原(17:41) クハE233-3512
◆伊豆急下田-小田原間の運賃2,330円(伊豆急:1,650円・JR:680円)


JR東海 東海道新幹線 小田原駅《西口》 (神奈川県小田原市城山)

小田原で降りたのは小田急に乗り換えるため。特急ロマンスカーの切符を買ってくる。駅舎を撮るべく、駅の外に出る。時間がないので西口だけ。JR東海の駅舎と思うので東海道新幹線としたが、JR東日本 東海道本線、伊豆箱根鉄道大雄山線、小田急電鉄小田原線、箱根登山鉄道鉄道線の小田原駅でもある。JR東日本から小田急の連絡通路は蒸し暑かったが、JR東海の区画に入ると冷房が効いている。さすが新幹線。蒸し暑い通路に戻り、売店で買い物をして、Suicaで小田急の改札に入る。




行先には北千住の文字が!

先程、出札口で北千住行の列車がある事に気付き、切符を買ってきたのだ。


小田急電鉄 特急ロマンスカー〔メトロはこね22号〕 422列車 [MSE 60000形
(小田原)

停車する前なので、箱根登山鉄道の特急ロマンスカーと書くべきか。この列車は箱根登山鉄道、小田急電鉄、東京地下鉄(メトロ)の3社の路線を走る。


MSE 60000形の車内の様子!


MSE 60000形の座席!

昨日乗った、特急〔ふじさん〕と同じMSEですな。


metro ロマンスカーで小田原を出発symbol6


鈴廣 炙り焼きかま 枝豆(194円)

小田原らしく蒲鉾とハイボールを買ってきた。


特別急行券 小田原→地下鉄北千住(1,120円)

内訳は、代々木上原-北千住間(千代田線)については、東京地下鉄の規程に特別急行料金は210円とあるので、逆算で小田原-代々木上原間(小田原線)は910円と思われる。ただし、千代田線内のみの乗降は出来ない。


fuji 富士山[3,776m] (栢山-富水)



静岡県にいたのに見る事が出来ず、神奈川県に入って富士山のシルエットを見る事が出来た。「山の日」に富士山を見られてよかった。


metro ロマンスカーで新松田を通過symbol6


御殿場線との連絡線!

昨日は特急〔ふじさん〕に乗ってここを通った。富士山は見られなかったが。さて、日も暮れて車窓も暗くなってきた。本厚木、町田と降りるばかりで車内は寂しくなってゆく。町田付近が東京都で、都県境を経て神奈川県内を走り、多摩川を渡って東京都に入る。成城学園前に停車。この後、小田急線内の停車駅はない。


代々木上原で運転停車!

時刻表では停車駅になっていないが、乗務員交代の為、運転停車する。小田急電鉄から東京地下鉄の乗務員に交代する。


metro ロマンスカーで代々木上原を出発symbol6

列車は地下鉄千代田線に入る。すぐに地下区間となる。見慣れた地下鉄区間を特急列車で走っているから、何とも不思議な感じがする。


metro ロマンスカーで霞が関に到着symbol6


東京地下鉄 千代田線 特急〔メトロはこね22号〕 [小田急MSE 60000形]
(北千住)

特急〔メトロはこね22号〕 422レ 小田原(18:04)→北千住(19:51) 60401 特急料金1,120円


metro ロマンスカーで北千住に到着symbol6
いずれも令和2年8月10日撮影

終点の北千住で下車する。よく使う北千住駅だが、ロマンスカーで到着すると違和感がある。常磐線にも乗り入れて欲しいが、北千住まで。車両基地の関係で綾瀬方面に回送するが、乗る事は出来ない。常磐線直通列車に乗り、江戸川を渡って東京都より千葉県に入る。新松戸に到着した。自動改札で小田原から新松戸まで1,372円がSuicaから差し引かれる。思っていたよりも安く感じる。ちなみに全区間でJR東日本利用の運賃は1,980円(IC運賃同額)。そして実際に乗車した線区で計算した額よりも少し安い。地下鉄とJR東日本の接続が、北千住ではなく西船橋で計算されていた。 (おわり)

千代田線 普通 1923K 北千住(19:56)→新松戸(20:18) モハE232-2210
※綾瀬-新松戸間はJR東日本常磐線。
◆(小田急)小田原-新松戸間のIC運賃1,372円

下田散策

2020-09-12 05:00:00 | 

伊豆急行 伊豆急行線 伊豆急下田駅 (静岡県下田市東本郷)

初めて下田へやって来た。


駅頭の様子!


駅前に黒船が!

嘉永7年(1854)、神奈川で日米和親条約が調印され、下田と箱館は開港。黒船は下田に入港する。ここで松陰先生は黒船に密航を試みるが果たせなかった。下田において日米下田条約が締結されるが、その場所となった了仙寺である。黒船ミュージアムがあり、見学してもよかったのだが、暑くて積極的に観光する気が起きない。




ペリーロード (静岡県下田市三丁目)

下田に上陸したペリーが300人の部下を引き連れ了仙寺まで行進した道のりだそう。










旧澤村邸 (静岡県下田市三丁目)

さて、下田公園から港の眺望を楽しもうと思う。山城だったので登りである。


下田公園 カーター大統領紀念碑 (静岡県下田市三丁目)

公園内に碑がある。誰かと思えばカーターさん。日本の首相は大平さんだったな。昭和54年、日本で初めて開催された先進国首脳会議、東京サミットに出席するため来日されたジミー・カーター米国大統領閣下は、下田に来られていた。

HERE IN SHIMODA
FRIENDSHIP BETWEEN THE JAPANESE AND AMERICAN PEOPLE
FIRST TOOK ROOT AND FLOWERED.
WE HAVE BUILT, TOGETHER,
A LASTING FRIENDSHIP BASED ON TRUST AND UNDERSTANDING.
OUR PARTNERSHIP OFFERS HOPE
THAT ALL PEOPLES WILL ONE DAY LEARN TO LIVE TOGETHER
IN BROTHERHOOD, PROSPERITY, AND PEACE.
JUNE 27, 1979
JIMMY CARTER

ここ下田で
日米両国民の友情が初めて根をおろし花開いた
私たちは共に信頼と理解に基づいた永遠の友情を
築き上げてきた 私たちのパートナーシップは
すべての人々が いつの日か 兄弟愛と 繁栄と
平和のうちに共に暮らすことを学ぶだろうという
希望そのものである
1979年6月27日
第39代米国大統領 Jimmy Carter

(碑文より)


下田公園 開国紀念碑




港を見下ろす!

良港の地形である。なんとなく。


海上保安庁 巡視船 かの PM30 (下田港)


鵜島城址


港内(湾内?)の島が陸続きになっている!



積極的に観光しないはずが、起伏のある山城の散策になっている。「山の日」ではあるが。汗びっしょりになる。それでも絶景を求めて山道を歩く。


お茶ヶ崎


下田海中水族館が見える!




湾の対岸は須崎

御用邸があるのはあちらか。


黒船サスケハナが!

USS Susquehanna ではなく、平成元年建造の遊覧船「黒船サスケハナ」である。USS Susquehanna の船名は、Susquehanna River と言う米国ニューヨーク州に発し、ペンシルベニア州を経て、メリーランド州で大西洋に注ぐ、米国東海岸最長の河川名からとられているそう。





公園(山城)を一周して元に戻るつもりだったが、山を下る道になった。もう上り坂はたくさん。水族館に向かっているが、駐車場が見えるので、車道が通じているはずである。


降りてきた!

水族館から海沿いの道で、下田の中心部に戻ろう。










本土と湾内の小島と地続きの堤防は釣り場だった!


神新汽船 下田営業所 (静岡県下田市三丁目)


神新汽船航路ご案内
●下田~神津島~式根島~新島~利島~下田
   毎週 月・木・土曜日
●下田~利島~新島~式根島~神津島~下田
   毎週 火・金・日曜日

旧分国の伊豆は、伊豆半島は静岡県だが、伊豆諸島は明治11年に東京府に移管され、昭和18年に東京都となり現在に至る。伊豆諸島へは東京・竹芝桟橋から船便があるのは承知している。同一都県ではないが、同じ伊豆の下田からの船便がある事に安心する。






静岡県道117号下田港線 起点

下田港と国道136号とを結ぶ区間延長0.9kmの道路。




あぜりあ丸のプロペラ

下田と伊豆諸島を結ぶ航路に〔フェリーあぜりあ〕が平成26年に就航する以前、昭和63年より平成26年まで就航していた〔あぜりあ丸〕のプロペラ。〔あぜりあ丸〕は海外へ売却されたそうだが、プロペラはどうしたのかと思う。これは予備のプロペラという情報がある。




ペリー艦隊来航記念碑
The Monument for the Arrival of U. S. N. Commodore Perry's Squadron


マシュー・C・ペリー Matthew C. Perry の上陸の地に建てられている。錨は米国海軍寄贈のものだそう。






静岡麦酒(550円)

下田に着いて歩きっぱなしで、ようやく昼食です。麦酒が旨い。


海鮮丼(1,848円)

お店の方のすすめられた海鮮丼を注文。


マグロ、ハマチ、地ダイ、赤エビ、イクラ、本日の白身、玉子の全7品

ご飯は酢飯と白米から選べる。寿司ではなく、お刺身をご飯で食べたいので、白米を選ぶ。


いただきます♪

実に旨い。麦酒によく合う。魚の種類が多くて、ご飯が足りなくなるほど。ご飯は大盛に出来たのかな。伊豆の海鮮に大満足。ごちそうさまでした。


伊豆海鮮 瀧 (静岡県下田市一丁目)




ウチカフェ 濃厚ミルクワッフルコーン(220円)

LAWSAONでアイスとコーヒーを買ってきた。


UCC BLACK無糖(123円) いずれも令和2年8月10日撮影

駅の待合室のベンチに腰掛けて、おやつを食べながら列車を待つ。 (つづく)

天城越え

2020-09-06 01:00:00 | 

JR東海 東海道本線 普通 1436M列車 [211系LL13編成] (沼津)

沼津駅の北口をSuicaで入場する。TOICAエリアで交通系ICカードが利用出来る。SuicaPASMOのエリア(熱海以遠、小田急線等)に跨っての利用は出来ない。


metro 東海道本線で沼津を出発symbol6

車窓に富士山は見えないかと思うが、夏はなかなか見えない。冬はくっきり見えるのだが。


metro 東海道本線で三島に到着symbol6

駿河の沼津より、伊豆の三島に到着。下車する。

東海道本線 普通 1436M 沼津(9:31)→三島(9:36) クモハ211-5035 運賃190円


東海道本線のプラットフォームから駿豆線の列車が見える!

東海道本線から駿豆線に乗り換える。


伊豆箱根鉄道 駿豆線 三島駅 (静岡県三島市一番町)

JR東海の三島駅の改札を出て、隣にある伊豆箱根鉄道の三島駅へ。駅舎の写真を撮るためだが、駅の外に出なくても連絡改札があり乗り換えられる。ただし、TOICA等の交通系ICカードに対応していないらしい。一旦、外に出て正解。




改札口と出札口

駿豆線では、TOICA等の交通系ICカードは使えない。乗車券を買って入場する。


乗車券 三島→520円区間


伊豆箱根鉄道 駿豆線 普通 37列車 [1300系] (三島)

出発時刻が迫っている。次はどちらの列車が出るのか判らず、確認しに改札まで戻ろうとしたら、駅員さんが右の列車と教えてくれる。左に停まっているのは7000系。


なんとか先頭車両も撮影…


metro 駿豆線で三島を出発symbol6

旧分国の伊豆のみを走る駿豆線。丹那隧道が開通する前は、今の御殿場線下土狩駅(駿東郡長泉町)が東海道本線三島駅を名乗っており、駿豆線はそこを起点としていた。長泉は駿河なので、実際に駿河と伊を結んで駿豆線だった時期がある。昭和9年に丹那隧道が開通し、東海道本線のルートが変わり、今の三島駅(三島市)が開業すると、駿豆線もそちらに起点を変更し、旧三島駅の下土狩駅への線路は廃止された。隣の三島広小路までが三島駅変更による開業区間。駿豆線には初めて乗るが、いい雰囲気の地方の私鉄である。自分の乗っている列車は窓を背にしたベンチシート(ロングシート)だったが、単線なので途中駅で交換する上り列車を見てみるとクロスシートの車両もあるようだ。川沿いを走る区間もあったが、写真を撮り損ねる。


車窓には城山! (田京-大仁)

代わりに山でも。「山の日」だし。短距離だと思っていたが、途中の小さな駅にも趣があり、乗りごたえのある楽しい路線だった。終点の修善寺に到着。


伊豆箱根鉄道 駿豆線 普通 37列車 [1300系] (修善寺)

駿豆線 普通 37レ 三島(9:43)→修善寺(10:19) 2202 運賃520円


metro 駿豆線で修善寺に到着symbol6

これで駿豆線の乗りつぶし終了。伊豆箱根鉄道には神奈川県内に大雄山線がある。そちらはまだ乗った事がないが、今日は乗らない。






車止め

修善寺まで特急〔踊り子〕が東海道本線から乗り入れている。修善寺発着となる〔踊り子〕は、東京-三島間だけで利用した事がある。


改札口


『伊豆の踊子』の顔出し看板!

国鉄・JRの特急〔踊り子〕の名称で馴染みがあるけど、実は『伊豆の踊子』(川端康成)を読んだ事はない。映画もドラマも見た事がない。従って話の筋も知らない。踊子が登場する話なんだろうと思う。伊豆の話では『しろばんば』(井上靖)は読んだ事がある。東海道本線、駿豆線、天城山隧道を行くくだりが印象に残っている。(そこかいっ!)


伊豆箱根鉄道 駿豆線 修善寺駅 (静岡県伊豆市柏久保)


駅頭の様子!

所在地は伊豆市となっている。音だけ聞くと皿そばの出石(兵庫県豊岡市)かと思う。伊豆市の隣には伊豆の国市があり、市名を聞いてもどこだか判らない。だから、ここは旧修善寺町と認識する。旧国名そのものを一部の地域の市町村の名称とするのはどうかと思う。テレビ番組で出雲市大社町に行った人が松江市に来て、「出雲に行ってきた」というのを見ていて、「松江は出雲じゃないのか?」と思わずにはいられない。




東海バス 修善寺駅前案内所 (静岡県伊豆市柏久保)

駿豆線で引き返すのではなく、先に進む。最終的に下田を目指す。この先はバス路線となる。案内所で切符を売っていたので購入する。


バス乗車券 修善寺駅→河津駅(1,730円)


(裏面)


東海バス 湯ヶ島・天城峠線(天城線) C50系統 (修善寺駅)


狩野川を渡る!

川を遡るようにバスは走る。乗客は多くない。短距離での乗り降りする乗客もいる。


浄蓮の滝停留所

天城越え♪の歌詞に出てくる浄蓮の滝。この先は乗客は自分一人となる。


いのしし飛出し注意

豬最中だの猪肉だの、猪が有名なところなのか。車窓にはワサビ田も見られる。


山深くなってきた!


昭和の森会館停留所・道の駅 天城越え (静岡県伊豆市湯ヶ島)


天城峠停留所


国道414号 新天城トンネル

トンネルで峠を越える。こちらは昭和45年開通の新トンネルで、小説などに出てくるのは、明治38年開通の天城山隧道である。一度行ってみたいが、今日は行かない。


トンネルの先は急な下りが続く!

トンネルを抜けて、伊豆市(田方郡旧天城湯ケ島町)より賀茂郡河津町に入る。


国道414号 七滝高架橋(河津七滝ループ橋)が見えてきた!

ループ橋で高低差を下ってゆく。


ループに進入!








2周目!




ループを抜ける!

ここは自分の運転で走ってみたいなと思う。バイクが走っているのが羨ましい。原付しか乗れないけど。ループ橋を通過すると、バスは国道から分かれ、別の道に入って行く。


ループ橋の下を通る!





ループ橋をもっと見せようというのではなく、バスは河津七滝停留所を経由するのだった。ここでドッと乗車してきた。浄蓮の滝にも、天城山隧道にも、河津七滝にも立ち寄らず、河津駅を目指しているが、途中で降りて観光するのがいいのかなと思う。乗り降り自由なバスの切符も発売されている。山道で少々酔ってきた頃、終点の河津駅に到着した。高速バスではなく、一般道の路線バスに長い事乗っているのも楽しい。


伊豆急行 伊豆急行線 河津駅 (静岡県賀茂郡河津町浜)


駅頭の様子!

湯ヶ島・天城峠線(天城線) C50系統 修善寺駅(10:40)→河津駅(12:07) 運賃1,730円



ローカル路線バスのみで、鉄道に乗れない訳ではないので、河津からは列車を利用する。伊豆急行線も初めて乗る路線。そもそも伊東より南に来るのが初めてである。伊豆急行線ではSuica等の交通系ICカードが利用出来るが、下田までの運賃を確認すると、普通運賃500円に対し、IC運賃503円となっている。わざわざカードにチャージして3円高くなるのは嫌なので、券売機で切符を買って入場する。


乗車券 河津→伊豆急下田(500円)


伊豆急下田方を望む!


伊東方を望む!


伊豆急行 伊豆急行線 普通 5639M列車 [8000系] (河津)

東横線が来た。渋谷から走って来た訳ではない。東急から伊豆急に移籍した車両である。


特急〔踊り子〕と交換待ち!

東横線内ではありえない。


8000系の車内の様子!

車内は改造されている。お手洗いも設置されている。


8000系の座席(海側はクロスシート)

通勤路線から観光路線に相応しくなっている。しかし窓枠と座席の位置が合っていない。


metro 伊豆急行線で河津を出発symbol6


河津川を渡る! (河津-稲梓)

河口の先に海が見える。2月には川沿いにカワヅザクラが咲くのだそう。河津を出ると、もう海を見る事もなく、伊豆急下田に到着した。


伊豆急行 伊豆急行線 普通 5639M列車 [8000系] (伊豆急下田)

伊豆急行線 普通 5639M 河津(12:18)→伊豆急下田(12:32) 8016 運賃500円


metro 伊豆急行線で伊豆急下田に到着symbol6




特急〔踊り子〕の終着駅!

〔踊り子〕は駿豆線にも乗り入れるけど、伊豆急行線に乗り入れる本数が圧倒的に多い。


車止め


出口改札

人が少ないなと思ったが、ここは出口専用改札だった。 (つづく)


伊豆急行 伊豆急行線 伊豆急下田駅《出口側》 (静岡県下田市東本郷)
いずれも令和2年8月10日撮影



特急〔ふじさん〕

2020-09-03 13:00:00 | 鉄道

小田急電鉄 特急ロマンスカー〔ふじさん5号〕 405列車 [MSE 60000形
(新宿)

令和2年8月9日日曜日。昭和20年、米国により長崎に原子爆弾を投下された日である。8月6日と同じく黙祷する。さて、海が見たい。伊豆に行こうと思う。とりあえず今日は駿河の沼津へ行く。沼津なら東海道本線で行けばすぐ着くが、違う経路で行ってみる。西武、東武と新しい特急車両に乗ったが、小田急のロマンスカーは暫く乗っていない。新宿から特急〔ふじさん〕で御殿場へ行く事にした。以前は〔あさぎり〕という列車名だったが変更されている。


MSEに乗るのは初めて!


沼津行だった頃もある!


新しい列車名に慣れない…

改称は2年前。どうも富士急を連想する。


新宿方の6号車!

6両編成で運転されるが、10両編成の時はここに7号車が連結される。1号車の先頭車両と違って、連結用に平べったい顔になっている。


車止め


それでは6号車に乗車!

ロマンスカーは全席指定制である。


MSE 60000形の車内の様子!


MSE 60000形の座席!

車内は空いている。


大船軒 夏越ごはん弁当(1,100円)

お弁当を買ってきた。袋は有料なので、手で持ってくる。金を払ってまで要らない。結局、手で持ちきれない程の買い物はしない習慣になる。


中身はこんな感じ♪

ちょっと洋風な感じ。普通の幕の内の方がよかったが、お弁当が買えたのでいい。利用者の少ないご時世なので、売店に置いてある種類も少ないのかも知れない。


サッポロビール サッポロ生ビール黒ラベル(225円)


metro ロマンスカーで新宿を出発symbol6



ロマンスカーでお弁当を食べ、麦酒を飲む。実に旨い。小田急の車両は常磐線・千代田線で時々乗る事があるけど、ロマンスカーはいいなあ。走る喫茶室はもうないのか。どれだけ久しぶりなのか。車内販売はあるようだが、今乗っている列車は自動販売機のみだそう。代々木上原から複線が複々線となり、地下に潜ったり高架を走ったりする。


多摩川を渡る! (和泉多摩川-登戸)

東京都より神奈川県に入る。複々線も終わり、向ヶ丘遊園からは複線となる。都県境が錯綜する辺りを走り、町田を過ぎると再び東京都より神奈川県に入る。


相模川を渡る! (厚木-本厚木)

圏央道と東名が見える。新東名も圏央道までは建設されるが。


長閑な車窓! (渋沢-新松田)

小田原線の中でも好きな区間である。




小田原線から御殿場線への連絡線に入る!

列車は御殿場行。小田原方面の小田原線と別れる。


㊦小田原線と㊤御殿場線が立体交差する!


連絡線が御殿場線に近づく!


御殿場線松田駅のプラットフォームが見える!


metro ロマンスカーで松田に到着symbol6



この先はJR東海御殿場線に入る。小田急とJR東海の乗務員さんが交代する。運賃・料金の分岐点でもある。


特別急行券 新宿→御殿場(1,760円)

内訳は、小田急区間の新宿-松田間が700円。JR東海区間の松田-御殿場間が1,060円(繁忙期)。距離に比べて小田急の料金は安い。


普通乗車券 新宿→790円区間

小田急でクレジットカードで切符を買える事を知らなかったので、乗車券は別々に買ってしまった。小田急で連絡乗車券を購入出来る。


乗車券 松田→沼津(860円)

御殿場線の切符はJR東日本の新宿駅で購入。改札内の通路が東西自由通路になっており、出札口(みどりの窓口)も自由通路に移動していた。自由通路の事は報道で知っていたが、大きく様変わりしており驚いた。ちなみに特急〔ふじさん〕は、SuicaPASMO等の交通系ICカードで小田急からJR東海にまたがっての利用は出来ない。


静態保存の蒸気機関車 (山北)

御殿場線は昭和9年の丹那隧道開通以前の東海道本線。勾配が急で、列車に補機を連結するので、山北機関区が置かれていた。蒸気機関車と電気機関車の違いがあるが、山陽本線の八本松-瀬野間(セノハチ)を挟む区間の上り線で補機を連結している感じか。かつての東海道本線を特別急行で行く。


渓流に沿って行く! (山北-谷峨)

かつては複線だったが、戦時中に単線にされて、レールは他所に持っていかれた。


東名が見える! (谷峨-駿河小山)



川の名前は、神奈川県では酒匂川だが、上流の静岡県では鮎沢川。東名の鮎沢PAに程近い。列車は神奈川県より静岡県に入る。


盆地になった! (足柄-御殿場)


JR東海 特急〔ふじさん5号〕 5M列車 [小田急 MSE 60000形] (御殿場)

1時間41分で御殿場に到着した。新宿からあまり乗客は多くなかったが、御殿場まで乗り通したのは、6号車では数人だけだった。

特急〔ふじさん5号〕 405レ 新宿(14:40)→御殿場(16:21) 60255
※御殿場線内は特急〔ふじさん5号〕5M列車で運転。
◆特急料金1,760円 ◆新宿-新松田(松田)間の運賃790円 ※御殿場線内の運賃は後述


metro ロマンスカーで御殿場に到着symbol6





折り返し列車を見ると、ゴルフ帰りの人などいて、ガラガラではなさそう。


JR東海 御殿場線 普通 2639G列車 [313系V3編成] (御殿場)

以前は小田急とJR東海の相互直通運転で沼津まで運転されていた特急〔あさぎり〕だが、御殿場止まりで小田急の片乗り入れとなった。沼津までは普通列車を利用する。


313系V編成の車内の様子!


313系V編成の座席!

窓を背にしたベンチシート(ロングシート)かなと思ったが、セミクロスシートだった。座席の向きは固定でボックスシートだが、車窓を楽しむにはいい。しかし席が埋まると窮屈だな。


metro 御殿場線で御殿場を出発symbol6



ベトナム人のお嬢さん方と乗り合わせるが、会話している内容が全く解らない。英語とかなら少しは解るが。列車は坂を下ってゆき、終点の沼津に到着する。


JR東海 御殿場線 普通 2639G列車 [313系V3編成] (沼津)

御殿場線 普通 2639G 御殿場(16:40)→沼津(17:17) クハ313-3003
◆松田-沼津間の運賃860円


metro 御殿場線で沼津に到着symbol6


JR東海 東海道本線 沼津駅《北口》 (静岡県沼津市大手町)

南口は何度か利用しているが、北口は初めて利用する。


駅頭の様子!




ホテルミワ (静岡県沼津市高島町)

駅前のホテルにチェックインする。Go Toなんとかの対象と思うので、一応聞いてみたが、旅行サイトで予約する時に何かする事があったようで、宿泊料金はそのままになった。料金に納得して予約したのだから構わない。1泊朝食付きで5,400円。


客室の様子!


tv ドラマを見ていたら、腹が減ってきた…




sun 中村さんのお天気を見てsymbol6

夕食に出掛ける。北口から南口に回る。自由通路がありそうなものだが、駅の西側のガードまで迂回する。沼津駅は高架にする計画があり、今から通路は造らないのだろう。沼津でもサイゼリヤに入る。


フレッシュワイン デカンタ(250ml)白(200円)
チキンとブロッコリーのサラダ(350円)

価格を切りよくしたのはいいけど、伝票にボールペンで記入して注文するようになったのは面倒くさい。他の店舗だが、注文を確認しなかったので、自分が間違えた番号を記入したのか、店員が間違えたのか判らないけど、思ったのと違う料理が出てきた事がある。同価格でソースとチーズの違いなので食べたけど。


エビとブロッコリーのオーロラソース(500円)


ミニフッセル(150円)

フォッカチオがなくなり、プチフォッカになったので、最近は同価格のミニフッセルを注文する事もあるが、なかなか美味しい。この店舗では伝票を見て注文を確認したので間違いもなく、美味しく食事が出来た。ごちそうさまでした。




UCCブラック無糖(123円) ぎっしり満足チョコミント(178円)
これまで令和2年8月9日撮影

ファミリーマートでアイスとコーヒーを買ってきた。アイスを食べて就寝。


牛乳と水とおしぼり これより令和2年8月10日撮影

令和2年8月10日月曜日。flag1 山の日。今年は移動しているけど、違和感を感じる程、まだ馴染みはない。沼津のホテルで起床する。朝食はバイキングではなく、前日にフロントで希望を聞かれて和食を頼んでいる。飲み物を注いできて料理を待つ。


和定食

地元産、鯵の干物定食。こうゆうのがいいんだよ。沼津の朝ごはんを堪能。旨い。


coffee 食後にコーヒーsymbol6

緑茶を飲んだけど、コーヒーも飲む。ごちそうさまでした。


客室からの眺め!


快適なホテルをチェックアウト!

それでは駿河を後にして、伊豆に向かう。 (つづく)