旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

可児市で一泊・敦賀市へ

2024-02-29 23:55:00 | ドライブ

国道1号箱根新道の車窓 (神奈川県足柄下郡箱根町箱根)

令和6年2月24日土曜日。三連休の中日に出掛けてきた。朝からレンタカーで出発。江戸川に架かる国道6号水戸街道の新葛飾橋を渡り千葉県より東京都、下総国より武蔵国に入る。早く都内を抜けてしまおうと四つ木より首都高速中央環状線に流入。6号向島線に入ると両国JCTの手前から渋滞にはまる。そのまま国道6号を行けばよかったか。江戸橋JCTを越えて都心環状線内回りも渋滞しているようだ。予定を変更して外回りに入る。渋滞はない。一ノ橋JCTから2号目黒線へ。空いている。終点で他の高速道路に接続しておらず、目黒で流出して東京都道312号白金台町等々力線(目黒通り)を走る。交通量は多めだが渋滞していない。都道311号環状八号線を経由して玉川ICより第三京浜道路に流入。多摩川に架かる多摩川橋を渡り東京都より神奈川県へ。第三京浜も順調。保土ヶ谷PAで休憩。松屋できつねうどんを食べる。

PAを出発。国道1号横浜新道(有料道路)に入る。武蔵国より相模国に入る。横浜新道終点の手前から渋滞する。現道が合流。国道から神奈川県道30号戸塚茅ヶ崎線に逸れるが遊行寺坂で渋滞中。駅伝の練習なのか何人ものランナーを見掛ける。藤沢市街地を抜けると渋滞は解消。海沿いの国道134号に入り西へ。出川さんの番組で訪れていた野球場を見てここかと思う。この国道も渋滞する。三連休では仕方がないのか。ランナーの他にサーファーの姿も見掛けるようになる。渋滞は解消し西湘バイパスに入る。早川JCTから箱根方面へ。真鶴方面は渋滞している。無料開放された箱根新道に入る。雪の心配をしたが路面に問題なし。急勾配、急カーブを登っていたら突如渋滞してしまう。箱根湯本だけでなく箱根新道も渋滞するのか。千葉県から5時間以上かかってまだ静岡県に入れない。山の雪景色を眺める。渋滞の原因は事故現場での片側交互通行だった。ようやく箱根峠を越えて神奈川県より静岡県、相模国より伊豆国に入る。

四つ木-目黒 軽自動車等 ETC料金720円
玉川IC-戸塚IC 軽自動車等 ETC料金570円
西湘二宮IC-箱根口IC 軽自動車等 ETC料金150円(休日)



順調に坂を下ってゆく。しかし三島市街地に入るとまた渋滞が。


fuji 富士山(3,776m)を望む (静岡県三島市)

伊豆国より駿河国に入る。三島からは往復4車線ないし6車線あるのだが交通量は多い。右折レーンの列が一杯で本線にまではみ出すところが何箇所もあった。道の駅富士に入り休憩。桜エビの入ったお蕎麦が美味しそうだが、朝はうどんを食べたので止めておく。



道の駅を出発。富士川を渡る。由比海岸を快走する。東名高速道路と並走し、東海道本線の貨物列車と並走する。昨年、静清バイパスを通った時には橋桁落下事故の影響で車線が規制されて渋滞していたが、もう影響はない。安全に立体化を進めていただければと思う。途中から自動車専用道路となった。こんな高規格なバイパスが静岡市街地を迂回している。国道2号西広島バイパスは市街地に入ると高架道路が途切れ地上に降りてしまう。何とか高架を仁保まで繋げて欲しい。都市高速は距離に対して通行料金が高くて話にならん。静岡では一部に信号機のある交差点もあったがバイパスが連続して走りやすい。暫定2車線となる藤枝バイパスに入ると速度が低下してきた。しかし午前中の神奈川県内の渋滞を思えば快適である。大井川に架かる新大井川橋を渡り駿河国より遠江国に入る。浜松市では時速80km制限の浜名バイパスを快走する。かつて淡水湖だった浜名湖は明応7年(1498)発生の明応地震で海と繋がり汽水湖となる。陸地が切れた場所、今切口に架かる浜名大橋を渡ってゆく。静岡市以西の藤枝BP・掛川BP・磐田BP・浜名BPは有料道路だったが、平成17年に無料開放。

潮見バイパスに入ると国道23号が分岐するが、国道1号を行く。この辺りで静岡県より愛知県、遠江国より三河国に入る。新幹線の高架、そして山には立岩が見える。愛知県に入ったなという感じ。しかし二川駅付近で国道は渋滞してしまう。地図を見ると豊橋市街地を通過する経路となっている。そういえば豊橋で路面電車に乗って国道1号を通った。豊橋には用はない。迂回すべき。どうやら愛知県に入った所で国道23号を行くのが市街地を迂回する経路だった。県道に逸れて道の駅とよはし近くの七根ICより国道23号豊橋東バイパスに流入する。暫定2車線で渋滞している。国道1号よりは流れているが。豊橋バイパスに入る。往復4車線となり流れもよくなる。日も暮れてきた、東の車窓に豊橋市街地の灯りを遠望すれば空には望月も見える。豊川為当ICで静岡県から続くバイパスが途切れる。県道を経由して国道1号に戻る。国府、御油、赤坂といった地名は東海道を歩いた時を思い出させる。歩いたのは旧街道だが。そして国道は渋滞している。暗くなったし、宿は午後8時到着で連絡してあるし、もう一般道で行くのはいいでしょう。東名音羽蒲郡ICを目指す。なかなか車が進まない。ようやくIC入口。他の渋滞にあった車とともに東名に流入する。



東名の速度は速い。まだ慣れないので走行車線でおとなしくしている。そして東名でも渋滞が。岡崎ICの先で解消する。さて今日は岐阜県に向かうがこのまま東名を行くのではない。豊田JCTで伊勢湾岸自動車道に入り、次の豊田東JCTで東海環状自動車道に入る。東海環状道は関東における首都圏中央連絡自動車道(圏央道)のような道路をイメージしていたので、勝手に暫定2車線で時速70km制限だと思っていたが、往復4車線で最高速度時速100kmの道路だった。そして交通量は少ない。猿投山トンネルを抜けると三河国より尾張国に入り、瀬戸市を通過すると愛岐トンネルを抜けて愛知県より岐阜県、尾張国より美濃国に入る。中央自動車道と接続する土岐JCTを過ぎると暫定2車線時速70km制限となる。五斗蒔PAに入りカーナビゲーションに宿の番地を設定しようとするが出来ない。近隣と思われる場所を設定してPAを出発。次の可児御嵩ICで流出する。

音羽蒲郡IC-可児御嵩IC 軽自動車等 ETC料金1,470円(休日)



ICを出ると国道21号可児御嵩バイパスを可児市街地へ。ところがカーナビゲーションは田圃の中の道へと案内する。もっと広い道があるだろうに。おかげで広見線が走る所が見られたが。市街地に入り宿を探す。見覚えのある看板が建物の上に見える。知らない街でも馴染みのあるホテルの看板を見ると安心する。駐車場に車を停める。千葉県から岐阜県まで12時間以上かかった。疲れた。


夜空には旧1月15日の満月

今日は元宵節。平溪では夜空に多くの天燈が上げられているのだろう。


ABホテル 可児 (岐阜県可児市広見)

もう午後8時半になる。チェックインする。宿泊料金はホテルの公式サイトから予約して、当日限定プランが5,400円だった。無料朝食サービスがある。可児市に宿を取ったのは岐阜県あたりで探していて中でも料金が安かったからである。可児といっても太多線のどこかという認識だった。


客室の様子



もう疲れたので近くのセブン‐イレブンに買い出しに行ってくる。


ななチキ(ペッパー&ガーリック)(232円+税8%)
サッポロビール サクラビール500ml缶(266円+税10%)

ななチキで麦酒を飲む。旨い。長時間の運転から解放された後に飲む麦酒は余計に旨い。かつて関門隧道を抜けて門司を出発した寝台特急の車窓にビール工場が見えたが、あそこが大正2年竣工のサクラビールだったのだ。昭和18年に大日本麥酒に合併し、戦後に日本麦酒→サッポロビールとの工場となった。平成12年、工場は大分県日田市に移転し、跡地は門司赤煉瓦プレイスとなっている。


大盛 明太マヨのスパゲティ(460円+税8%)

スパゲティにお箸をくれたのは明太子に海苔という和風な商品だからかな。知らんけど。ごちそうさまでした。食後に大浴場に入ってくる。


湯上りに動画を見て寛ぐ

可児のABホテルさんでは大画面で動画が見られる。



先月訪れたコザしんきんスタジアムだ。


チバリヨ~‼


これまで令和6年2月24日撮影 ※動画の撮影日は令和6年2月16日
※参照 https://www.youtube.com/@user-ew7xt3uu6j/featured


やはりキャンプ地を訪れるのならキャンプ中かな。疲れたので早々に就寝する。また未明に目が覚めるが、眠れない事はなく、朝まで寝ていた。


朝食ビュッフェ ※無料朝食サービス これより令和6年2月25日撮影

令和6年2月25日日曜日。可児市のホテルで起床する。大浴場に行くと銭湯かという程の盛況ぶり。一旦部屋に戻ってから朝食会場へ。焼うどんを取ったのに焼きそばもあり取りそうになる。炭水化物はご飯で十分なはずだ。しかし麵も食べたい。最後は納豆玉子かけご飯で締める。


coffee 食後のコーヒーsymbol6

牛乳がある所では牛乳を投入するのに、UCCのスジャータみたいなのを持ってきてしまった。コーヒーフレッシュである。ごちそうさまでした。


ホテル通路より北を望む


南を望む




客室からの眺め、東を望む

ホテルのチェックアウト時刻は午前10時だが、以前豊田市のホテルで作ってくれたポイントカードがあるので正午まで無料で延長出来る。そこまでゆっくりする事はないが、昨夜は早々に寝てしまったので少し動画を見ておこう。


沖縄の動画が上がっていた


既視感が…


モニターでこんな角度からの映像が見られるのか

ピーチさんの座席にモニターはなかった。片道一万円しないからいいかな。




那覇空港(OKA ROAHRWY36Lに離陸symbol5


道の駅の詳しい様子も…
※参照 https://www.youtube.com/@tabisuru_porco/featured

この動画を先に見ていたら道の駅許田に立ち寄っていたかも。ところで可児市は目的地ではなく経由地である。ゆっくりしてはいられない。午前9時に出発するつもりだったが、15分以上過ぎる。


快適なホテルをチェックアウトする



駐車場には沖縄と違って各地のナンバーが見られる。愛媛もあれば習志野も停まっている。この周辺だけで千葉県内のナンバーを自分以外に数台見掛ける。沖縄で借りたのは普通車だったが、今回は軽自動車を借りている。料金は沖縄の普通車の方が安かった。



ホテルを出発。市街地を抜けて国道21号へ。中山道である。可児市内に宿場はなかったが、太田宿(岐阜県美濃加茂市)、伏見宿(可児郡御嵩町)が隣の市町にある。旧中山道とバイパスが分かれて可児郡御嵩町を少し通って可児市に戻る。高速に入る前にガソリンを満タンにしておく。岐阜県での価格はあまり高くないように感じる。東海環状道可児御嵩ICより流入する。木曽川を渡る。景色が素晴らしい。暫定2車線で時速70km制限なので後ろより速い車が来ると面倒くさい。追い越し車線の設けられている区間で先行させる。美濃関JCTで東海北陸自動車道に入るようカーナビゲーションが案内する。大垣方面に行くから直進だろうと思ったが、東海環状道はこの先の山県ICで途切れている事に気付いた。今朝、ホテルフロントの女性に大垣方面に行く方法を尋ねると中央道を勧められた。なぜ東海環状道を勧めないのか疑問だったが、繋がっていないのなら勧めないだろう。未完の高速があると終点まで行ってみたくなる。このまま東海環状道を直進する。大半の車が美濃関JCTから東海北陸道に入ったたので交通量は極めて少なくなった。終点の山県ICで流出。ICはETC専用。

レギュラーガソリン(166円?) 21.77L 3,614円(可児市内の給油所)

可児御嵩IC-山県IC 軽自動車等 ETC料金740円(休日)



国道256号に接続する。往復4車線の山県市街を走る。広島県にも山県郡があるから読みは判る。大野神戸ICへの案内に従い進む。岐阜市に入る。案内に従い右折するがどこを走っているのか判らない。紙の地図が見たい。本巣郡北方町、本巣市を走っているようだ。建設中の東海環状道と交差する。揖斐郡大野町に入る。ようやく大野神戸ICがあった。福山ナンバーの車に続いて流入する。ETC専用。IC内で安八郡神戸町に入る。「神戸」は「ごうど」と読む。「こうべ」でも「かんべ」でもない。山県ICから未開通区間を一般道に迂回して走ってきたがなかなか遠かった。山県IC-大野神戸IC間は令和6年度開通予定で、途中には岐阜IC、糸貫IC、本巣PAが設けられる。



ここも暫定2車線、時速70km制限。交通量は少ない。折角高速に入ったが大垣西ICで流出する。

大野神戸IC-大垣西IC 軽自動車等 ETC料金250円(休日)



国道21号に戻る。不破郡垂井町に入る。鉄道の旅ではお馴染みの場所である。東海道本線、東海道新幹線に挟まれた区間。鉄道に乗っても登る感覚があるが、道路も登っている。国道21号は関ケ原バイパスが分岐する。現道は滋賀県米原市へ至るが、バイパスは途中までで別の国道に接続している。バイパスに入ると関ケ原町となる。東海道本線(垂井線)をアンダーパスする。暫く行くと関ケ原駅近くで東海道本線(新垂井線)をアンダーパスする。国道365号に入り長浜市方面へ。岐阜県より滋賀県、美濃国より近江国に入る。米原市となる。伊吹山の麓だが天気が悪く山は見えない。長浜市に入る。道の駅に入り休憩する。


道の駅 浅井三姉妹の里 (滋賀県長浜市内保町)


お市の方と浅井三姉妹



道の駅を出発。木之本で国道365号より国道303号を経て国道8号に入る。北陸自動車道木之本IC口を通過。琵琶湖の湖畔を走る。近江塩津駅前を通り山間に入ってゆく。といっても山深くはない。新道野越で滋賀県より福井県、近江国より越前国に入る。坂を下ってゆくと国道161号との交点。琵琶湖の西側を通る国道である。鉄道で言うと国道8号が北陸本線で、国道161号が湖西線か。敦賀バイパスと現道が分岐するが、現道を進む。小浜線の踏切を通過。敦賀市街地を行く。敦賀駅に向かうが、ちょっと寄りたいところがある。


北陸道総鎮守 越前國一之宮 氣比神宮 (福井県敦賀市曙町)

車窓におやしろを見て敦賀駅へ向かう。 (つづく)


那覇空港

2024-02-27 20:00:00 | 

沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 那覇空港駅 (沖縄県那覇市字鏡水)

令和6年1月27日土曜日。沖縄都市モノレール線(ゆいレール)で那覇空港駅に戻ってきた。


那覇空港 OKA ROAH (沖縄県那覇市字鏡水)



三年半前には誰もいなかった国際線エリアにも賑わいが戻っていた。列が出来ているので出発案内を見てみると、午後1時台の高雄國際機場KHH RCKH)への便の搭乗手続き待っているようだ。もう午後5時を過ぎているから随分と出発が遅れている。


見学者デッキ

どこからデッキに出るのかよく判らずターミナルを彷徨った。


ソラシドさん、RWY36Rから離陸

ソラシドエア6J)の本社は宮崎県宮崎市。


日本トランスオーシャン航空NU) 〔ジンベエジェット〕 [Boeing 737-800] JA05RK
(那覇空港)

鶴丸を見て日航機かと思ったが、グループの日本トランスオーシャン航空の機体だった。


日本トランスオーシャン航空(NU) [Boeing 737-800] JA10RK (那覇空港)

かつての社名は南西航空。本社は沖縄県那覇市。


全日本空輸(ANA)NH) [Boeing 777-200] JA715A (那覇空港)

着陸した全日空さんが第二滑走路から駐機場へ向かう。本社は東京都港区。




ピーチさんも駐機場へ向かう


Peach AviationMM) [A320] JA14VA (那覇空港)

本社は大阪府泉南郡田尻町。関西国際空港KIX RJBB)の空港島にある。


RWY36Lに着陸する航空機

写真下は瀬長島(沖縄県豊見城市)。


ピーチさん、駐機場に到着




全日本空輸(ANA)NH) [Boeing 737-800] JA65AN (那覇空港)

離陸するため第一滑走路へと向かう。


日本トランスオーシャン航空(NU) [Boeing 737-800] JA08RK (那覇空港)

先程着陸していたのは日本トランスオーシャン航空さんだった。


Peach AviationMM) [A320] JA12VA (那覇空港)

次々と航空機が着陸してくる。今までよく滑走路1本でやっていたものだ。




全日空さん、RWY36Rから離陸


全日本空輸(ANA)NH) 〔スターアライアンス特別塗装機〕 [Boeing 737-800] JA51AN
(那覇空港)







いつまでも見飽きないが見学者デッキを後にする。ちなみに料金は無料。


沖縄での最後の食事

混雑している。少し待って券売機で食券を購入し、席に案内された。


オリオンビール(中瓶)(650円)

沖縄での最後のオリオンビール。旨い。


ソーキそば(800円)

コーレーグース投入。


ソーキはこんな感じ♪



ソーキは骨付きの豚肉。沖縄そばの三枚肉(豚バラ肉)との違いを知る。


麵はこんな感じ♪


そして赤と黄に塗り分けられたこのお箸がうめーし

いただきます。ソーキがホロホロで旨ぇし、麦酒によく合う。ごちそうさまでした。


空港食堂 (沖縄県那覇市鏡水 那覇空港ビルディング1F)



コインロッカーから手荷物を取り出す。東京だと1日400円もするのだろうが、那覇空港では小型が6時間まで100円と安い。モノレールから降りてすぐに取り出せば100円で済んだのだが、デッキで飛行機見たり、食事をしたり、その間も荷物が少ない方がいいので6時間を超えた。合計200円とそれでも安かった。そうこうしているうちに出発便の搭乗手続き締切を知らせる放送が流れる。出発の30分前が締切だったと思うが、余裕をもって知らせているのだろう。自動チェックイン機で搭乗手続きをして搭乗券を受け取る。手荷物は無料となる機内持ち込み7kgに収まるようにしている。まだ重量に余裕がある。ピーチさんのカウンターに来る途中にポーク玉子のお店で長蛇の列を見掛けた。出来立ては美味しいのだろうが、ソーキそばを食べて麦酒を飲んだばかりで食べられない。空港内のファミリーマートに立ち寄る。沖縄県内のファミマは沖縄ファミリーマートの店舗で沖縄限定商品が豊富なのだ。ポーク玉子おむすびを探すが売り切れのよう。がっかりしてさんぴん茶だけ買ってくる。もしかして他のコンビニエンスストアにもあるのではと思う、空港内のローソンに入店。沖縄県のローソンもローソン沖縄のお店なのだそう。やはりポーク玉子おにぎりはあった。チキナーとシーチキンマヨネーズを購入。ひとつは30円引きとなっていた。値引きの方は帰宅後に夜食に、定価の方は朝食に食べた。ローソンさんのも美味しかった。全国で発売すればいいのにと思う。開封・未開封の飲み物が何本もあって申し訳ないが、保安検査を済ませて搭乗口に移動する。


Peach Aviation MM508便 [A320] JA14VA (那覇空港)

暗くて機体記号が読み取れない。こうゆう事で手を煩わせるのは不本意なのでしない事にしているのだが、どうやっても読み取れないので搭乗口のスタッフに機体番号を尋ねる。しかし判らなかった。すみませんでした。搭乗開始となり機内に入る。復路は夜間なので座席は指定しなかったところ通路側だった。窓側の乗客がまだ搭乗していないので窓外を見ると、翼の機体記号がハッキリと読み取れた。よし。先程、まだ明るいうちにデッキから見掛けた機体だ。


このスポットがここの搭乗口だったのか…

通路側のD席に座っているが、E席・F席の乗客がやって来たので立ち上がって通す。訪日外国人らしき西洋人のカップル。会話を聞いてもラテン系なのかスラブ系なのかよく判らない。どちらの国の方かも判らない。楽しい日本旅行をされる事を願う。MM508便はRWY36Rを離陸。沖縄県、琉球国(律令国・旧分国とは異なります)を離れる。雲ですぐに街の灯りは見えなくなった。




コカ・コーラ350ml(200円)

機内販売を利用。ところで成田国際空港(NRT RJAA)までの飛行時間は2時間だそう。往路は向かい風に加え強風でいつもより余計に時間が掛かっていたのに。西暦1998年に金浦國際空港(SEL・現在はGMP RKSS)から成田の便で1時間50分の飛行といわれて驚いた。その時と僅か10分の違いである。那覇の方が遠いのになんと速い事か。本当に2時間足らずで千葉県の灯りが窓外に見える。成田のRWY34Rに着陸。千葉県、下総国に入る。向きを変えて地上を走行。第3旅客ターミナルの前を通る。ピーチさんはLCCだが第3ではない。第2旅客ターミナルの前を通る。往路は搭乗橋を使って機内に入ったが、復路は沖止めだった。ピーチさんの案内放送の最後は「おおきに」で締められた。タラップを使い地上に降りる。


Peach Aviation MM508便 [A320] JA14VA (成田国際空港)

Peach Aviation MM508便 沖縄/那覇 OKA(19:30)→東京/成田 NRT(22:00) JA14VA
◆運賃等7,720円(旅客施設使用料・支払手数料を含む)


夜空には旧12月17日の月

沖縄の天気は曇りが多かったが、関東はよく晴れている。そして寒い。バスで第1旅客ターミナル国内線到着ロビーへ。手荷物は預けていないから直ちに駅へと向かう。第3旅客ターミナルと違い、鉄道駅が近い。しかも始発駅である。列車の時刻は確認していないが、足早に駅へ向かう人を何人も見掛ける。もうすぐ列車が出るのだろうか。駅に着いてJR東日本京成電鉄の列車を確認する。10分も待たずに成田空港京成高砂行アクセス特急が出発する。MM508便が少し早く到着したので余裕を持って利用出来る。おおきに。




京成電鉄 成田空港線 アクセス特急列車 [東京都交通局5500形] (成田空港)

Suicaで入場する。次のアクセス特急は1時間後の出発。丁度いい具合に乗り換えられた。始発駅で空いている。


metro アクセス特急で成田空港を出発symbol6

成田空港を出発すると次の空港第2ビルに停車。駅は第2旅客ターミナルの前にあり、第3旅客ターミナルの最寄り駅でもある。乗客が増えてきた。空港第2ビルを出ると京成成田京成津田沼京成船橋を経由する本線と分岐する。空港から続く地下区間から地上に出る。単線から複線となり成田湯川に到着。次の印旛日本医大に到着すると京成高砂までは北総線と同じ線路を走る。千葉ニュータウン中央を出ると新鎌ケ谷に停車する。ここで後続の特急〔スカイライナー〕の通過待ちではなく接続するという。いつの間に停車駅になったのか。一部の特急〔スカイライナー〕が停車となっていた。通過ではないのでアクセス特急の停車時間は長い。もし成田空港でアクセス特急に間に合わなくても、後から出発する特急〔スカイライナー〕で追いかけて新鎌ケ谷でアクセス特急に乗り換える事も可能。但しライナー券(800円)が必要となる。おとなしく次のアクセス特急を待つかな。特急〔スカイライナー〕を先行させて新鎌ケ谷を出ると東松戸に停車。下車する。特急〔スカイライナー〕が東松戸に停車するなら利用したいが、全列車通過である。


京成電鉄 成田空港線 アクセス特急列車 [東京都交通局5500形] (東松戸)
北総鉄道との共同使用駅(北総鉄道管轄)。

このアクセス特急は京浜急行電鉄、都営地下鉄に直通せずに次の京成高砂が終点。成田空港線(成田スカイアクセス線)の線内で完結する。


metro アクセス特急で東松戸に到着symbol6
いずれも令和6年1月27日撮影

東松戸で武蔵野線に乗り換える。午後7時半に那覇を出て午後11時過ぎには帰ってきた。4時間かからない。また沖縄に行きたい。 〔おわり〕

成田空港線 アクセス特急 成田空港(22:08)→東松戸(22:50) 都交通局5506-1 IC運賃953円
武蔵野線 普通 2264E 東松戸(23:01)→新松戸(23:08) クハE231-23 IC運賃178円

琉球バス交通・ゆいレール

2024-02-24 08:00:00 | 鉄道

A&W 国際通り松尾店 (沖縄県那覇市松尾)

令和6年1月27日土曜日。沖縄県那覇市の国際通りに来ている。A&Wでハンバーガーを食べ、ルートビアを飲んで国際通りを後にする。これから那覇バスターミナルに移動する。一日乗車券があるのでモノレールを利用してもいいが、隣の駅なので歩いて行く。




仲島の大石 (沖縄県那覇市泉崎)

バスターミナルのそばに大きな石が祀られている。


沖縄県営鉄道 与那原線 那覇駅跡 (沖縄県那覇市泉崎)

昭和3年開業した県営鉄道。昭和20年には戦災で運転されなくなり、戦後も復活する事はなかった。那覇駅跡は那覇バスターミナルとなる。平成15年に沖縄都市モノレール線(ゆいレール)が開業して58年振りに沖縄県に鉄道が走った。バスターミナルの側にはモノレールの旭橋駅が設けられた。そして平成27年に再開発で転車台の遺構を発見。移設され展示されている。


転車台

沖縄県営鉄道の軌間は762mmの軽便鉄道だった。


那覇バスターミナル (沖縄県那覇市泉崎)

鉄道駅ではなくなったが、多くのバスが発着している。




国道330号に面する


琉球バス交通 56系統 浦添線 (那覇バスターミナル)

ちょっとバスに乗ってみよう。帰りはモノレールを使えるところがいい。浦添市方面へ行くバスを待つ。10分強の遅れでバスが到着する。ここが始発ではない。例によってバスは前扉と中扉があっても使用するのは前扉だけ。降車が終わって乗車する。使用出来るICカードは沖縄県内のOKICAのみで、SuicaPASMOなどの交通系ICカードの利用は出来ない。整理券を取る。バスターミナルを出発。



バスは出発すると国道を離れてバスターミナルの周りを走り、県道39号に入る。先程ハンバーガー店から歩いてきた道を通る。ならばお店の最寄りの停留所から乗ってもよかったが、バスターミナルで情報を得たかったのだ。ローカル路線バスの旅か。バスは国際通りに入ってゆく。その名に違わず国際的で(通りの名前は映画館の名前からとったそうだが)外国人の若い女性が乗ってくる。この人が運賃箱側のカード読取部にタッチしようとして運転士に止められている。タッチしようとしていたのはmanacaに見えた。整理券を取って料金表と照らし合わせて現金で支払う旨を英語で説明。前払いしようとするので、また制止する。河口湖でも思ったが、今の運転士は英語も話せないといけないのかと思う。訪日観光客の多い地域だけかも知れないが。

流れの悪い国際道路を通り抜け、牧志駅前で大きなシーサーを見る。国道330号に戻りモノレールの高架沿いを進む。おもろまち駅前で先程の女性は下車する。日本語が判らない、日本円にも不慣れな外国人はもちろん、日本人でも観光で訪れた先のバスで交通系ICカードが使えれば便利なのにと思うが、それぞれ地域の都合があるのだろう。モノレールと別れてバスは那覇市より浦添市に入る。モノレールと離れた県道を経由して浦添市内を走る。途中の停留所での乗り降りは多い。OKICAの利用も多い。ところで琉球バス交通では扉が開いていないと両替機が使えない。乗降があり、信号待ちですぐにバス停を発車出来ない時を見計らって両替機を使わせてもらう。バス停到着後に両替して差し支えないのだが、運賃は握りしめてバス停ではサッと支払って降りる癖がついている。自動車専用道路と見紛うような国道330号のバイパスと立体交差し、浦添市役所前を通り、モノレールの高架が見えて浦添前田駅に到着。20分以上の遅れ。ここで下車する。知らない土地での路線バスの旅も楽しい。


琉球バス交通 56系統 浦添線 (浦添前田駅)



56系統 浦添線 那覇バスターミナル(14:45)→浦添前田(15:28) 運賃430円


沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 浦添前田駅 (沖縄県浦添市前田)




沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 普通列車 [1000形] (浦添前田)

駅の近くで写真を撮ってみる。









そろそろ駅へ。


券売機


改札

一日乗車券で入場する。


沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 普通列車 [1000形] (浦添前田)

3両編成が到着。乗車する。


metro ゆいレールで浦添前田を出発symbol6


ゆいレールで唯一のトンネルへ (浦添前田-てだこ浦西)


沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 普通列車 [1000形] (てだこ浦西)


metro ゆいレールでてだこ浦西に到着symbol6

沖縄都市モノレール線 普通 浦添前田(16:10)→てだこ浦西(16:13頃) 1232 一日乗車券利用


中間車両

テーマパークのアトラクションのようにモノレールに乗って来て引き返す訪日外国人のご家族を見掛ける。こちらも似たようなものだが。


折り返し列車を見送る




てだこ浦西那覇空港行普通列車(3両編成)が出発する

硝子越しとなるがご了承ください。




ゆいレールで唯一のトンネルに入ってゆく…


自動改札より出場する


改札を出て右へ進み…


道路に出たら右へ行くと…

この先に沖縄自動車道幸地BSがある。下り線(沖縄市・名護市方面)と上り線(那覇市方面)で乗り場が異なります。上り線は初日に沖縄市から帰って来る時に使った。






沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 てだこ浦西駅 (沖縄県浦添市前田)

道路上に設けられた他の駅と違って普通の鉄道の高架駅のような印象。


駅頭の様子



駅前には駐車場があるだけで商店の一軒も見当たらない。三年半前に乗りつぶしで訪れた時と変わった印象はない。一日乗車券で入場する。


車止め

この先の延伸はあるのか。


沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 普通列車 [1000形] (てだこ浦西)



後の車両に乗車。後ろ向きのかぶりつき席に着席する。


metro ゆいレールでてだこ浦西を出発symbol6


トンネルに入ってゆき…


トンネルを抜ける


浦添前田付近


首里付近


首里城を望む (儀保-首里)


沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 普通列車 [1000形] (那覇空港)



沖縄都市モノレール線全線を一度に乗り通した。


metro ゆいレールで那覇空港に到着symbol6

沖縄都市モノレール線 普通 てだこ浦西(16:26)→那覇空港(17:04頃) 1221 一日乗車券利用




沖縄都市モノレール線 1日乗車券(800円) ※二次元コードは隠してあります。

大変お得に利用出来ました。ありがとうございます。


車止め

こちらは延伸する事はあるまい。


国道332号の右には那覇空港自動車道(事業中)と陸自の駐屯地


沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 那覇空港駅 (沖縄県那覇市字鏡水)


いずれも令和6年1月27日撮影

三泊四日の沖縄旅行も後は飛行機で帰るだけとなった。 (つづく)


首里より那覇へ

2024-02-23 20:00:00 | 

首里城 白銀門 (沖縄県那覇市首里当蔵町)

令和6年1月27日土曜日。首里城公園の有料区域を訪れている。白銀門をくぐり東のアザナヘ登る。


東のアザナより東方を望む

太平洋・中城湾まで見えるか。ズームでよってみる。


右は知念半島として、真ん中の細長い陸地は久高島か


正殿(復元工事中)を望む






東シナ海を望む

慶良間諸島が見える。






寝廟殿

東のアザナより降る。




湯屋

ここは女官たちの浴場で国王のお風呂は別にあったそう。





この門を抜けると有料区域から出るのだが気付かない。


淑順門

国王やその家族に仕える女官らが御内原へ入るときにくぐった門だそう。平成22年の復元。




こちらはまだ来た事がなかった




ガマ遺構


東のアザナ

東のアザナの外側を昇り降りする道がある。結構な高低差で、戻ってくる事は考えたくない。


美福門

この辺りは観光客の姿は少ない。階段に草も生えている。


美福

次の門の外は住宅街のようである。昔の役人の衣装を着た門番(女性スタッフ)がおられるのだが、一旦外に出ていいか尋ねると出入り自由だとの事。ようやく有料区域を出ていた事を知る。では遠慮なく門外へ。


継世門

継世門は修復工事中だった。




継世門の門前の様子 (沖縄県那覇市首里赤田町・崎山町)



再び継世門をくぐり、門番さんに声を掛けて城内に戻る。




やはり昇り降りは疲れる


リュウキュウバライチゴ バラ科


ガジュマル クワ科


リュウキュウマツ


淑順門

淑順門まで帰ってきた。順路に戻る。


淑順




右掖門

戦災で焼失していたが、平成4年に櫓から下の城壁部が復元、平成12年に櫓が復元された。


右掖






寒水川樋川


この門をくぐり城外へ




久慶門

首里駅からやって来て最初に見た門。まだ駅には向かわず公園内を散策する。






重修天女橋碑記

円鑑池の中島にある弁天堂に架けられた天女橋。乾隆9年(1744)に橋を改修した時に建立した石碑が後に倒壊して嘉慶3年(1798)に新たに石碑が建てられた。その石碑が昭和20年に戦災にて破壊され、拓本・写真などから復元されたのがこの石碑である。百年以上前からありそうに見える。


円鑑池

円鑑池は西暦1968年の復元。




首里城公園の猫ちゃん


それより見慣れぬ鳥が…

後日調べたところ、バリケンという鳥で、南米原産のノバリケンを家禽化したものだそう。


龍潭



長虹堤と同じく国相懐機が造った人工池。






円鑑池と弁財天堂

天女橋が架かる。


史跡 円覚寺跡

国指定史跡
昭和47年5月15日指定

 円覚寺は琉球における臨済宗の総本山で、山号を天徳山と称した。第二尚氏王統の菩提寺であり、琉球随一の寺院であった。
 尚真王が父王尚円を祀るため、1492年から3年がかりで建立したと伝えられる。開山住持は京都南禅寺の芥隠禅師である。建築の手法は、鎌倉の円覚寺にならった禅宗七堂伽藍の形式を備えており、寺域は約3,560m²であった。伽藍は西面し、前面中央に総門を開き、その左右に掖門を備えていた。総門を入ると放生池があり、放生橋、山門、仏殿、龍淵殿が一線上に配置されていた。
 昭和8年に円覚寺伽藍として国宝に指定され、総門前庭の円鑑池やハンタン山の緑に映えて荘厳な寺院であったが、去る大戦でほとんど破壊された。
 現在の総門(県指定有形文化財)と左右の掖門は昭和43年に復元されたものである。放生橋(重要文化財)は昭和42年に修復された。橋の勾欄羽目の彫刻は精緻を極め、沖縄の石彫美術の最高傑作であると言われている。
 沖縄県教育委員会 (説明板より)

昭和47年5月15日は沖縄の復帰した日である。


沖縄師範學校跡

今は県立芸術大学が建っている。




首里城公園を後にする


沖縄県道49号 終点 End 那覇市 Naha City 首里 Shuri 当蔵町 Tonokuracho

公園内の道だと思っていたが車両通行禁止となっているだけで守礼門の下の道も県道49号だった。




沖縄県道29号 那覇北中城線 当蔵一丁目

県道を渡って住宅街を抜けて儀保駅に行った方が少し近い。以前はそうしたが今日は首里駅に戻る。






鳥堀交差点

駅まで戻ってきた。


沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 首里駅 (沖縄県那覇市首里汀良町)

一日乗車券で入場する。




沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 普通列車 [1000形] (首里)

3両編成がやって来た。乗車する。


metro ゆいレールで首里を出発symbol6


沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 普通列車 [1000形] (県庁前)

県庁前で下車する。県庁には用はない。


metro ゆいレールで県庁前に到着symbol6

沖縄都市モノレール線 普通 首里(13:31)→県庁前(13:48) 1232 一日乗車券利用






沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 県庁前駅 (沖縄県那覇市久茂地)




県庁北口交差点

県庁前駅で下車したのは国際通りに行くため。旅行四日目にしてようやく訪れる。写真左のみずほ銀行と中央のA&Wとの間が国際通り。三日連続でA&Wに入店する。


Root Beer ルートビア S(200円)

すっかり気に入ったルートビア。ただ黒松沙士との違いが判らなくなってきた。ところで、気に入ったのになぜ一番小さいSサイズなのかというと、店内では毎日おかわり無料なのだ。昨日、一昨日もおかわりすればよかった。この味が何ともいえない。サロンパスじゃないよ。


The A&W Burger The A&Wバーガー(790円)

食べにくく、そして旨い。ルートビアによく合う。個人的にはシンプルで肉多目がいいのでダブルバーガーがあればいいのだがない。パティ2枚のメニューはいくつかあるのでそれもよかったが、お店の名前を冠しているので食べてみたかったのだ。


ルートビア、おかわり

素晴らしいサービス。そしてやっぱり旨い。20年以上前に Los Angeles International AirportLAX KLAX)にあるハンバーガー店を利用した時、紙コップを渡されドリンクバーのように自分で入れるようになっていた。まだ日本でドリンクバー導入も多くなかったのでアメリカでは飲み放題なのかと感心したのだが、Small Sizeのカップが日本のLarge Sizeくらいあるので1杯で充分だった。沖縄のA&Wさんではルートビアに限られるがおわかり出来るのは嬉しい。ごちそうさまでした。


A&W 国際通り松尾店 (沖縄県那覇市松尾) いずれも令和6年1月27日撮影

ここは都市部にある店舗で小さかったが、ドライブインのあるような店舗にもまた行きたい。
(つづく)


首里城

2024-02-21 20:00:00 | 

沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 普通列車 [1000形] (那覇空港)

令和6年1月27日土曜日。那覇空港に来ている。


metro ゆいレールで那覇空港を出発symbol6


車窓に首里城を望む (儀保-首里)




沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 普通列車 [1000形] (首里)


metro ゆいレールで首里に到着symbol6

沖縄都市モノレール線 普通 那覇空港(11:18)→首里(11:47) 1121 一日乗車券利用




琉球泡盛 めんそーれ 泡盛の邦へ


改札口


沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 首里駅 (沖縄県那覇市首里汀良町)

平成15年に那覇空港首里間が開業。終点だった首里駅だが、令和元年に首里てだこ浦西間が延伸開業して中間駅となった。





琉球の都だった首里。かつては首里市だったが西暦1954年に那覇市に合併している。


国王頌徳碑

 「国王頌徳碑」は琉球王国時代の1543年(嘉靖22)に建立された石碑である。碑文の内容は首里城から、古来より崇拝された弁ヶ嶽(後に久高島・斎場御嶽)の遥拝所として整備される。那覇市内最高所。標高165m)への道を石畳道にし、周辺に松樹を植えるなど参道を整備した国王尚清の徳を讃えたもので、表は平仮名文、裏は漢文で刻まれている。また首里城から東に延びる丘陵「上の毛」の東端部を「かたのはな」といい、この地先に建立されたため別名「かたのはなの碑」ともいう。
 石碑が建立された一帯は「碑文の毛」(後に「碑文の前」)と呼ばれ、広場となっていたが、1935年(昭和10)に首里と那覇を結ぶ首里市営バスの発着場となった。
 1945(昭和20)の沖縄戦で石碑は破壊されたが、碑の一部が沖縄県立博物館に残されている。本碑は碑の一部や建立年の近い石碑を参考にし、石碑建立地に隣接する現在地に新たに復元したものである。 (説明文より)


明国の年号が見える

明嘉靖22年は天文12年。室町時代である。それにしては新しいなと思ったら碑は復元だった。



18世紀頃の首里古地図にモノレールの路線などを加えたものが。モノレールが首里駅止まりになっている。気になるのはそこか。


上の毛 ウィーヌモー

元東急線利用者なので大井町線上野毛駅から「かみのげ」と読んでしまう。野原の意。沖縄では eiou となるから「うえの」を「うぃーぬ」と読むのだろう。「もう」は「もー」のままか。


うぃーぬもーは通らず、まずは守礼門を目指す






正殿は復元工事中

令和元年10月31日未明に発生した火災により正殿等9つの主要施設が焼失している。




首里城 久慶門 (沖縄県那覇市首里当蔵町)

昭和58年復元。首里城の通用門であったが、現在順路の都合で出口となっている。後で通る。










守礼門

平成4年に正殿が復元される前の昭和の沖縄観光のイメージはここ。昭和にも平成にも沖縄に来た事はなかったのだが。もっと早く訪れるべきだった。



もとの門は昭和8年に国宝に指定されていたが沖縄戦で破壊された。現在の門は西暦1958年復元。


守禮之邦

咸豐3年(1853)、米国のマシュー・カルブレイス・ペリー提督 Commodore Matthew Calbraith Perry は守礼門を通り首里城を訪れている。清咸豐3年は嘉永6年。ペリー提督は琉球を離れて相州浦賀沖に現れた。黒船来航である。


園比屋武御嶽石門

扁額に「正德十四年八月二十八日」(1519)とあり、尚真王の時代の創建と判明している。昭和8年に国宝に指定。沖縄戦で一部破壊されたが西暦1957年に復元。国指定重要文化財となっている。この「正德」は明国の年号(1506-1521)で、日本の江戸期の「正德」(1711-1716)ではない。




歡會門

歓会門。首里城の城郭へ入る第一の正門だそう。創建はやはり尚真王の時代。戦災で焼失したが昭和49年に復元された。




門の両側には一対のシーサー




瑞泉門



ここも戦災で焼失。平成4年の復元。


瑞泉

扁額をアップで撮るのを忘れた。拡大で画質が悪くて申し訳ない。


瑞泉門を入る前に…

首里城には湧水がある。


龍樋

瑞泉門の名はここにちなむ。龍の彫刻は約500年前のもので明国からもたらされたそう。


中山第一

冊封七碑という石碑。清国より遣わされた冊封使が龍樋を詠んだ漢詩、題字を石碑にしていた。戦災で破壊されてしまったが、拓本から復元されている。もっとも古いのが康熙58年(1719)、冊封副使徐葆光の「中山第一」。「泉の水量は、水質は琉球第一の泉である」の意。


活潑潑地

嘉慶13年(1808)、冊封正使斉鯤の「活潑潑地」。「魚がはねるように水の勢いが極めて活発な泉である」の意。全部で七つあるとは知らず、二つしか写真に撮っていない。


歡會門を望む


瑞泉門にも一対の石獅子

「獅子」を「シーサー」と読む。






漏刻門


漏刻

漏刻とは水時計。時の記念日の由来で漏刻が出てくる。天智天皇10年(671)4月25日に本邦で初めて漏刻を用いる。この日をグレゴリオ暦にすると6月10日で、大正9年に時の記念日が制定された。首里城の漏刻門には漏刻が設置され大鐘を打って城の内外に時刻を知らせていたという。


廣福門


廣福

創建年は不明。明治末期頃に撤去され、平成4年に復元された。


随分高いところまで登ってきた






首里城 奉神門 (沖縄県那覇市首里金城町)

奉神門を過ぎると首里城正殿のある御庭。門は明治末に撤去されたが平成4年に外観が復元された。



奉神門から先は有料区域となる。


首里城公園 入場券 モノ割大人(320円)

入場料金は一般大人400円。モノレールの一日乗車券・二日乗車券を利用中の場合、出札口で乗車券を提示すると団体料金が適用されて320円となる。


沖縄都市モノレール線 1日乗車券(800円) ※二次元コードは隠してあります。

昨夜、那覇空港駅の券売機で購入した切符。暦日ではなく発行から24時間有効である。それでは改札で入場券の半券をもぎってもらい有料区域へ。


奉神


木材倉庫の壁に正殿の画が描かれている


漏刻門を望む


硝子越しに復元工事エリアの様子を見学出来る


龍潭を望み、外の階段で上の階へ登ってゆく

エレベータあります。


火災で正殿から焼け落ちたものが展示されている




また硝子越しに工事の様子を見る








完成したら屋根をこの角度から見る事もあるまい








正殿の復元工事現場がすっぽり素屋根に覆われている

平成の復元では正殿にタイワンヒノキが使われていた。今は伐採禁止となっている大変貴重な木材である。首里城を訪れている台湾からの観光客を見掛けたが、何だか申し訳ないような気持になる。


世誇殿

平成31年の外観復元。本殿の裏側、御内原に位置する。平成4年に正殿など復元して開園した首里城公園。ようやく整備が終わり全面開園となったこの年(平成31年・令和元年)に正殿などが火災で焼失したのか。何たる事か。


いずれも令和6年1月27日撮影

やはり平成31年に復元・公開された東のアザナへむかう。 (つづく)