国道20号 甲州街道 新猿橋 (山梨県大月市猿橋町)
猿橋駅より国道20号を歩いて新猿橋までやって来た。歩道のない箇所もあり、それなりに交通量はあり大型車も多いので、歩くのは注意が必要。富士急バスの営業所があって路線バスが走っているので、時刻表を確認して利用するのもいいだろう。さて、旧甲州街道の猿橋と甲州街道の新猿橋を間違えたのではない。新猿橋より猿橋を見てみようと思う。
下流側の手前より、八ツ沢発電所施設第一号水路橋、猿橋、新猿橋(県道)。今撮影をしている国道の橋の名前が新猿橋だが、上流に架かる県道の橋も新猿橋というそう。
手前より、猿橋、新猿橋(県道)
それでは猿橋へ…
猿橋駅を利用して猿橋へ来た人が他にいたか確認出来なかったが、車でやってくる観光客は多い。
久しぶりの猿橋へ
猿橋へ来るのは三度目と思うが、十年以上は来ていない。
甲斐の猿橋 (山梨県大月市猿橋町)
料金は無料。取りあえず渡ってみる。
猿橋より桂川を望む
手前より八ツ沢発電所施設第一号水路橋と赤いのが国道20号新猿橋
旧甲州街道江戸日本橋方を望む
橋を渡ったら住宅と中学校。アイスクリーム屋とかはない。下諏訪宿方へ橋を渡って戻る。猿橋には猿橋宿があった。
猿橋には橋脚が無く、両岸から差し出された桔木により支持された桔橋という構造。現在の橋は昭和59年に架け替えられた鉄骨造りで木板を貼り付けたものだが、嘉永4年(1851)の資料を基に忠実に復元しているそう。
紅葉も楽しむ
猿橋の上流側に架かる新猿橋(県道)から見てみよう
新猿橋(県道)より上流を望む
展望台からの眺め
展望台と言うから高い位置を想像していたが、猿橋より低い位置にある。狭い谷に架けられた猿橋を下側より望む。急な石段を谷底の方へ降りていくのだが、またこれを歩いて登るのかと思うとちょっとしんどい。
ここで桂川が急に狭くなっている
架橋するなら川幅の狭いところがいいか。しかし水面からの高さがあるのでこの橋になったそう。
展望台より戻ってきた
展望台まで降りずともこの辺りの眺めでいいかな…
それでは猿橋をあとにする
JR CYBER STATIONの紅葉情報をもとに猿橋に来たけど、情報通り紅葉は見頃だった。春は桜の散り始めとの情報を見て急いで京都に行き、散った桜を見る事になったが。
線路沿いの道
国道を歩いて駅に戻る。JAクレイン(農協)の看板が目に入る。旧都留郡(北都留郡・南都留郡)だから、都留→鶴→CRANE(クレイン)なのか。国道は相変わらず車が多いが、線路沿いの道に入ると車の往来からは解放され駅に着く事が出来た。
JR東日本 中央本線 猿橋駅《南口》 (山梨県大月市猿橋町殿上)
列車が到着して生徒さんが何人も降りてきた。乗る予定の列車まで少し時間があるので南口も見てみよう。北口は国道まで出ればコンビニエンスストアがあるが、南口には特に何も見当たらない。
住宅地へのエレベータ入口
猿橋駅の南の山の上が宅地分譲されており、高低差があるのでエレベータが設けられている。以前はモノレールが運行されていたそう。近くの四方津駅にも同様の施設があるそう。
駅に戻るとJR貨物EH200形牽引の上りの貨物列車が待避線に入ってきた。大月で途中下車している乗車券は仕舞ったまま、簡易改札機にSuicaをタッチして入場する。
JR東日本 特急〔あずさ22号〕 22M列車 [E353系] (猿橋)
特急が通過。
貨物列車はこの特急の通過待ちだったのか。
JR東日本 中央本線 普通 1459M列車 [211系N603編成] (猿橋)
下り列車が入ってきた。東京方面に向かわずに大月方面に戻る。列車も甲府から乗ってきた車両が高尾で折り返し戻ってきたものだ。同じ箱に乗る。
JR東日本 中央本線 普通 1459M列車 [211系N603編成] (大月)
終着の大月に到着。Suicaで出場する。
中央本線 普通 1459M 猿橋(12:50)→大月(12:53) クハ211-3 IC運賃147円
JR東日本 中央本線 大月駅 (山梨県大月市大月)
出札口で特急券を買い求める。南甲府からの乗車券を使わずにSuicaで大月-猿橋間を往復したのは、大月から特急に乗るため。途中下車していた乗車券の旅行を再開する。
JR東日本 特急〔かいじ24号〕 3124M列車 [E353系] (大月)
プラットフォームでは旅行者らしき若い西洋人男性が列車に乗る前に律儀にマスクをしている。お手数を掛けますな。 特別企画乗車券「ジャパン・レール・パス」利用者かと思ったが、出発後に車掌さんが英語で話していて違うようだ。会話は遠くて聞き取れなかったけど、車内補充券を発券する音が聞こえる。勝手が判らないのだろうが、駅で買うより少し高くついたな。
E353系普通車の様子
E353系普通車の座席
特急〔かいじ〕で大月を出発
新桂川橋梁で桂川を渡る (鳥沢-猿橋)
現在の新桂川橋梁からは猿橋を望む事は出来ない。昭和43年に線路が付け替えられるまで、先程見た八ツ沢発電所施設第一号水路橋の下流に桂川橋梁があり、チラッと車窓に猿橋が見えたのだそう。
特急券 大月 ➡ 新宿(1,020円)
列車は大月を出ると八王子まで停まらない。山梨県より神奈川県を経て東京都へ。甲斐国より相模国を経て武蔵国へ入った。ちょっとだけ神奈川県に入るのが、東北本線で埼玉県より茨城県を経て栃木県に入るのを思わせる。
中央自動車道八王子JCT付近 (高尾-相模湖)
首都圏中央連絡自動車道(圏央道)と接続する。
国道20号甲州街道と交差
急に山から街に出てきた印象。八王子に到着。プラットフォームで待つ客が多くいるがこの列車ではない。高尾から東京へは快速列車が多数運転されている。
多摩川を渡る (立川-日野)
立川に到着。いつもなら立川と西国分寺で乗り換えて武蔵野線を利用するが、今日は新宿を経由する。山間を快走していた特急も平地に出るとゆるゆると走る。そして新宿に到着した。
JR東日本 特急〔かいじ24号〕 3124M列車 [E353系] (新宿)
特急〔かいじ〕で新宿に到着
特急〔かいじ24号〕 3124M 大月(13:06)→新宿(14:04) モハE352-503 特急料金1,020円
昨日、バスタ新宿に来た時以来の新宿駅だが、それはさておき埼京線に乗り換える。新木場始発川越行快速列車は混雑していたので、当駅始発大宮行普通列車で座ってゆく。池袋で途中下車。
埼京線 普通 1437K 新宿(14:17)→池袋(14:25) クハE232-7013
※正式には山手線。
本日の昼ごはん♪
前回利用した中国食品スーパーのフードコートを利用する。麦酒はスーパーで調達。そうゆうものらしい。朝日啤酒…アサヒスーパードライ(237円)を買ってきた。料理の会計が独特で、注文時にICカードと金額を記したメモを渡され、スーパーの方の専用のレジで代金を支払い、チャージしてもらったICカードを注文した店に渡すというものだ。まあ一回やれば判る。
四川麻辣手工香肠(450円)
香肠…香腸は腸詰(ソーセージ)。辛いのか甘いのか聞かれたので甘いのにしたが、甘くはない。辛くしてないという事だろう。麦酒によく合い美味しい。
老四川坦坦面(700円)
面は麵。思いの外、量がたっぷり。よく混ぜて食べるよう言われる。
麵はこんな感じ♪ いずれも令和4年11月24日撮影
以前こちらで四川風冷麺(750円)を食べたが同じような味。あれの冷麺ではなく坦坦麺といった感じ。これも美味しい。香肠を辛くないので注文したからか、坦坦面も辛くなかったので加減してくれたのだろう。ごちそうさまでした。今回も四川のお店で注文したが、他の料理の店もあって興味ある料理がたくさんある。また来なければ。 (おわり)
友諠食府 (東京都豊島区西池袋)