JR西日本 山陽本線 普通 344M列車 [227系A24編成] (岩国)
令和元年8月18日日曜日。18きっぷの1回分を使うべく出掛けてきた。あちこちの鉄道に乗りに行っているが、実は中国地方のJR線にも乗っていない路線がある。
JR西日本 山陽本線 普通 344M列車 [227系A06編成] (岩国)
山陽本線で岩国を出発
山陽本線 普通 344M 岩国(10:56)→広島(11:48) クモハ2226-6
※参考 運賃760円
乗車券・新幹線自由席特急券/特定特急券 広島→岡山(5,500円)
本当は18きっぷだけで行きたいが、出発が遅くなったので、新幹線でワープする。18きっぷ2回分よりも高い。
新幹線〔さくら546号〕 546A列車 [N700系R8編成] (広島)
広島に着いたら新幹線乗り場へ。Uターンラッシュで自由席に空席はないだろうと思っていたが、通路側に空席を見付けて腰掛ける。5,500円払って岡山まで通路に立つ事を覚悟していたので、大いに助かった。九州新幹線直通の車両だが、指定席と違い自由席は3人掛+2人掛の配置となる。でも〔のぞみ〕くらいに快適である。
JR九州の車両にあたり、
JR西日本とは異なる車内チャイムが楽しめてよかった。福山で通路に立つ人が増える。やっぱりUターンラッシュなのだ。岡山で下車する。
新幹線〔さくら546号〕 546A列車 [N700系R8編成] (岡山)
おや、下り線に見覚えのある列車が。
新幹線〔さくら〕で岡山に到着
新幹線〔さくら546号〕 546A 広島(11:54)→岡山(12:34) 788-8008
◆運賃3,020円 自由席特急料金2,480円
新幹線〔こだま741号〕 741A列車 [500系V2編成] (岡山)
〔ハローキティ新幹線〕だ。岡山でキティちゃんに会えるとは。
Hello Kitty Shinkansen
今日も各府県のキティちゃんを撮ってみよう。
Fukuoka 1号車:福岡県
Yamaguchi 2号車:山口県
Shimane 3号車:島根県
Tottori 4号車:鳥取県
Hiroshima 5号車:広島県
Okayama 6号車:岡山県
しかし、ここで時間切れ。キティちゃんは九州・博多に出発していった。7号車:兵庫県と、8号車:大阪府のキティちゃんは撮れず。どこか停車時間の長い駅で撮らねば。
宇野線 快速〔マリンライナー31号〕 3131M列車 [5000系] (岡山)
再び18きっぷの旅に戻る。岡山発高松行の快速〔マリンライナー〕に乗車する。岡山から高松への宇野線・本四備讃線・予讃線は瀬戸大橋線と案内されている。以前の宇野線・宇高航路に代わるルートである。同様に青函航路に代わって、青森から函館への津軽線・海峡線・江差線・函館本線は北海道新幹線開業までは津軽海峡線と案内されていた。
快速〔マリンライナー〕で岡山を出発
瀬戸大橋・下津井瀬戸大橋に差し掛かる! (児島-宇多津)
岡山出身の内田百
先生は、明治43年6月12日開業の宇野鉄道(宇野線)に当日乗りに行かれている。その宇野線(瀬戸大橋線)に乗る。明治43年開業の宇野線は、昭和63年に四国への列車が走るようになった。岡山では座れなかったが、途中で席が空いたので腰掛ける。茶屋町で宇野線と分れて本四備讃線に入る。児島で乗務員が交代する。この先は
JR四国管内となり、瀬戸大橋を渡る。本州側から1本目の下津井瀬戸大橋を渡る。この橋が岡山県と香川県の県境となる。瀬戸大橋は島づたいに何本もの橋で構成されているが、この後の島は全て香川県となる。鉄道道路併用橋で、上部が道路で瀬戸中央自動車道、下部が鉄道で本四備讃線が通っている。在来線の本四備讃線の他に新幹線が通せる設計となっている。
橋の構造で視界が遮られるが、海上を走る独特の車窓である。瀬戸内海の島々が楽しめる。空席の関係で進行方向右側の席に座っているが、進行方向左側の席だと、より車窓が楽しめると思う。
南備讃瀬戸大橋を走り、四国本土が近づく!
四国への最後の吊橋、南備讃瀬戸大橋を渡る。巨大船はこの下を航行するのだろう。一度、瀬戸内海を通り抜けてみたいが、まだその機会はない。関西・九州のフェリーに乗るか。
四国に上陸!
四国に入ると、上部の道路が離れてゆき、視界が開ける。松山方面への線路が分岐してゆく。快速〔マリンライナー〕は高松方面への線路を走り、宇多津駅のプラットフォームは経由しないが、宇多津駅構内扱いである。予讃線上り線に入って行く。
車窓には讃岐富士(飯野山)! (坂出-宇多津)
予讃線 快速〔マリンライナー31号〕 3131M列車 [5000系] (坂出)
快速〔マリンライナー〕で坂出に到着
宇野線 快速〔マリンライナー31号〕 3131M 岡山(12:42)→坂出(13:20) 5206
※参考 運賃1,110円
※茶屋町-宇多津間は本四備讃線。坂出-宇多津間は予讃線。
JR四国 予讃線
坂出駅《北口》 (香川県坂出市元町)
久しぶりに四国に上陸する。
道路には八十八ヵ所のお寺への標識が!
お遍路のために四国に来た訳ではない。
いきいきうどん 坂出店 (香川県坂出市元町)
うどんを食べるためだ。
瓶ビール(480円) 肉うどん(中)(600円) 茄子天(120円)
クラシックラガーがあったので中瓶を取ったが、普通のラガーが350ml缶だったから、そのくらいの量でよかったな。ちょっと多い。
うどんの中は2玉!
2玉もちょっと多かった。
いただきます♪
肉うどん旨い。以前、この店に来た時は冷たいのにして、麵にはかなりコシがある感じだったが、暖かいのだとそれほどでもない。まあ久しぶりに讃岐でうどんを食べられて満足した。
坂出市公認キャラクター
さかいでまろ
駅に戻る。坂出にもこんなキャラクターが待っていた。
JR四国 予讃線 坂出駅《南口》 (香川県坂出市元町)
反対側の南口はこんな感じ。キヨスクで飲み物を買う。
四国キヨスクも
セブン‐イレブンなのか。再び18きっぷで改札から入場する。ちなみに坂出駅には自動改札機はないが、簡易改札機で交通系ICカード(
Kitaca、
Suica、
TOICA、
ICOCA、
SUGOCA、
PASMO、
manaca、
PiTaPa、
はやかけん、
nimoca)が利用出来る。四国では予讃線(高松-多度津間)のみ利用可能で、本州へは岡山方面へ利用出来る。但し、出発駅から出場駅まで営業キロ200kmまで。広島や大阪までは使えない。
予讃線 快速〔マリンライナー35号〕 3135M列車 [5000系・223系] (坂出)
これは自分が乗った列車ではないが参考までに。5両編成の場合は、高松方の3両が
JR四国の5000系、岡山方の2両が
JR西日本の223系なのだそう。先頭車両は2階がグリーン車、1階が普通車指定席。他の車両は普通車自由席となっている。
快速〔マリンライナー〕で坂出を出発
今度は
JR西日本の223系に乗ってみる。会社ごとに型式が違うが、同じような感じで統一感はある。ところで青函トンネルに新幹線が走るようになったが、瀬戸大橋に新幹線は走っていない。それでも列車の運転本数も多く、運賃のみで利用出来る瀬戸大橋の方が便利だなと思う。1時間程の四国滞在を終え、本州に戻ってきた。
宇野線 快速〔マリンライナー38号〕 3138M列車 [223系] (岡山)
快速〔マリンライナー〕で岡山に到着
予讃線 快速〔マリンライナー38号〕 3138M 坂出(14:24)→岡山(15:02) クモハ223-5005
※茶屋町-宇多津間は本四備讃線。岡山-茶屋町間は宇野線。
宇野線 普通〔
瀬戸大橋アンパンマントロッコ3号〕 8179D列車
[キロ185形・キクハ32形] (岡山)
岡山では〔ハローキティ新幹線〕を見たばかりだが、今度はアンパンマン。キティちゃんは
JR西日本の車両だったが、アンパンマンは
JR四国の車両。
国鉄末期に導入された四国地区の特急車両が改装されている!
トロッコだけでは動力車がないから、気動車(ディーゼルカー)が連結してある。先頭のキハ185系には譲渡先の九州でしか乗った事がない気がする。そもそも四国の特急は、2000系の〔宇和海〕に松山-八幡浜間を乗っただけである。
2両目がトロッコ車両!
床窓があって、瀬戸大橋では足元に海が見えるのか!
〔アンパンマントロッコ〕も見るだけ。バイバイキーン。
JR西日本 津山線 快速〔ことぶき〕 3940D列車 [キハ47形] (岡山)
津山線にも乗った事がない。でも今日は乗らない。末…真っ黄色と同じ理由で、1色だけの塗装らしいが、これは国鉄らしくていい。
JR西日本 吉備線 普通 755D列車 [キハ47形] (岡山)
かつて津山線とともに中国鉄道という私鉄の路線だった吉備線。昭和19年に両路線は国有化されている。中国鉄道はバス会社となり、現在の中鉄バスである。わざわざ国有化した路線だが、分割民営化を経て、吉備線をライトレールにする計画が出てきた。富山港線のように
JR西日本の路線ではなくなるのだろうが、今の吉備線のうちに乗っておこうと思う。
吉備線で岡山を出発
車内は芸備線のようなボックスシートかと思ったら、ロングシートばかりである。車窓を楽しむというものではない。通路を挟んで反対側の車窓を見るが、車内はガラガラではないので、向こうの席の人もいるので、心ゆくまでは楽しめない。吉備線の愛称が桃太郎線にしているからか、車内チャイムが「桃太郎さん桃太郎さん♪」の節なのだが、スピーカーか、音源のせいか、ちょっと耳障りである。単線のため、対向列車と交換するが、向こうの列車はボックスシートもあるようで、たまたまロングシートの車両にあたったようである。伯備線との接続駅、総社に着いて吉備線の乗りつぶしは終わったが、途中に大きな神社もあり、そこを訪れるのに再び乗ってみようと思う。ライトレールになる前に。
キハ47形の車内の様子!
7人掛どころではない。1両に扉は2つなので、とてつもなく長大なベンチシートである。何人掛になるのたろうか。
JR西日本 吉備線 普通 755D列車 [キハ47形] (総社)
吉備線で総社に到着
駅名標も桃太郎から桃色(ピンク)なのか。
吉備線 普通 755D 岡山(15:17)→総社(16:00) キハ47-3001
車止め
JR西日本 伯備線
総社駅 (岡山県総社市駅前)
駅頭の様子!
井原鉄道 井原線 総社駅 (岡山県総社市駅前)
JRの改札は撮っていないが、井原線の改札が別にあったので撮影する。出札口も塞がれ、無人のようである。井原線の起点は清音ではなく総社で、総社-清音間は伯備線であり、井原線でもある。錦川清流線が岩徳線に乗り入れるのとは異なる。
JR西日本が第一種鉄道事業者、井原鉄道が第二種鉄道事業者となっており、ちょっと七尾線七尾-和倉温泉間を思わせる。なお、井原線は昨年の水害で甚大な被害を受けた真備町を走っている。
JR西日本 伯備線 普通 1842M列車 [213系C-09編成] (総社)
昭和62年、高松から宇高航路を利用。連絡船の甲板でうどんを食べ、宇野に着くと、いわゆる宇野走りをして宇野線の列車の座席を確保した。その快速〔備讃ライナー〕はこの213系だった。この車両に乗ると、瀬戸大橋開通後の快速〔マリンライナー〕も思い出す。もう四国には行かないのか。陰陽連絡特急〔やくも〕の通過を待って、普通列車は総社を出発した。
伯備線で総社を出発
車内で電話の会話が聞こえてくる。5時台に広島に着く事を相手に話している。新幹線だと広島まですぐだが、帰りは乗らない。山陽本線下りに乗り換えるため、倉敷で下車する。
JR西日本 伯備線 普通 1842M列車 [213系C-09編成] (倉敷)
伯備線で倉敷に到着
伯備線 普通 1842M 総社(16:24)→倉敷(16:35) クモハ213-9
倉敷からは新快速ならぬ快速〔サンライナー〕に乗る。吉備路を列車は快走する。このまま広島まで、せめて糸崎まで行ってくれと思う。終点の福山まで行かず、途中の金光で下車する。
JR西日本 山陽本線 快速〔サンライナー〕 2725M列車 [117系E-04編成] (金光)
山陽本線 快速〔サンライナー〕 2725M 倉敷(16:40)→金光(16:54) クハ116-15
JR西日本 山陽本線 普通 1751M列車 [115系A-04編成] (金光)
先日は笠岡で緩急接続したが、今日は金光にて接続。時間によって快速列車が普通列車を追い抜く駅が異なるようだ。
山陽本線で糸崎に到着
山陽本線 普通 1751M 金光(16:57)→糸崎(17:53) クハ115-1241
JR西日本 山陽本線 普通 371M列車 [227系] (糸崎)
よし、これで岩国まであと1本と言いたいところだが、何と五日市行の列車だった。
山陽本線で白市に到着
山陽本線 普通 371M 糸崎(18:01)→白市(18:33) クモハ227-58
JR西日本 山陽本線 普通 1563M列車 [227系] (白市)
白市で最後の乗り換え。
山陽本線で岩国に到着
暗くなって岩国に着いた。
山陽本線 普通 1563M 白市(18:41)→岩国(20:30) クモハ227-74
◆特別企画乗車券「青春18きっぷ」(1回分)2,370円
※参考 坂出-岩国間の運賃4,890円