旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

ぐるり台湾 台灣桃園→成田

2010-12-26 18:00:00 | 台湾日記

擔仔麵(150元)

空港に到着し、お土産を買い求める。以前利用した鳳梨酥(パイナップルケーキ)を売るワゴンがあった場所に行ってみると、扱っている鳳梨酥が変わっている(中太商行→維格餅家)。日本語が適当な売り子さんも変わっている。他の菓子を試食するが、結局は鳳梨酥を購入する。1箱300元もするけど、円高なので千円もしない。鳳梨酥の袋を抱えてチャイナ エアライン中華航空)のカウンターで搭乗手続き。鳳梨酥が重いので、ペットボトルや歯磨き粉、整髪料とともに預けようとするが、この袋では預かれないという。3年前にエバー航空長榮航空)を利用した時は箱を用意してくれたのだが。空港内にある手荷物の業者に箱詰めしてもらう。料金は200元。空港とはいえ高い。いっそ段ボールとガムテープ持参で旅行しようか。今度は無事に航空会社のカウンターで預ける事が出来て身軽になる。再び先程の鳳梨酥のワゴンに立ち寄り、自分用に1箱を追加購入する。バラで1個おまけにもらう。いよいよ出境(出国)する。次に台湾を訪れるのはいつか。この後、機内食があるけど、台湾最後の食事をする。擔仔麵(150元)を注文。空港とはいえ高い。そして大した事はない。食事は市中でするに限る。付け合せは何だか判らないが、全くみずみずしくない梨のような気がする。お茶?は甘かった。


臺灣桃園國際機場臺灣省桃園縣大園鄉航站南路

食事を済ませ、登機門(搭乗口)へ向かう。なかなか見つからないので迷ったかと思ったが、表示に従って延々歩きたどり着いた先は…


登機門(搭乗口)は第一航廈(ターミナル)だった!

懐かしい場所だった。西暦1997年、返還を目前に控えた香港に行く途中、中華航空の乗り継ぎで利用したのが、当時の中正國際機場のこのターミナルである。まだ第二航廈はなかった。日本円しか持っておらず、何をするでもなく、香港國際機場(啓徳)行の出発を待っていた。待合室のテレビで「ちびまる子ちゃん」をやっていたのが印象に残っている。この時は中華民國(台灣)には入境(入国)していない。


為配合第一航廈?

往路の便もそうだったが、搭乗手続きなどは本来の第二航廈だが、スポットだけ第一航廈に変更されているようだ。後日調べたところ、6月に第二航廈で韓国製ボーディングブリッジが突然倒壊している。幸い死傷者はなし。これと関係があるのだろうか。


チャイナ エアライン(CI) 中華航空 18便 [B747-409] (臺灣桃園國際機場)
機体記号 B-18203

これから搭乗する中華航空機の隣には…


エアチャイナ(CA) 中国国际航空 [A340-300] (臺灣桃園國際機場)
機体記号 B-2386

大陸の航空機が駐機している。以前には考えられなかったが、現在では大陸の各都市と結ばれている。ちなみに台湾、大陸どちらも機体記号は中国の国籍記号Bで始まる。日本はJAで始まる。農協ではない。


中国の国番号(86)も加わっていた!

民國86年(1997)に香港からの帰りで立ち寄った時には、公衆電話の表には国番号(86)は表記されていなかった。わずか13年前の話である。さて、機内に案内されて窓側の席に着く。飛行機はエプロンを離れ、北跑道(3,660m)から離陸して、台湾を後にした。

中華航空 18便 台北/臺灣桃園(14:20)→東京/成田(18:35) B-18203


食前にスナックが配られた!

往路は食事だけだったが、復路は食事の前にスナックが供される。昔はそれが当たり前だったのに。


おかきとジュース♪

昔はここでビールをもらったが、今日は何が欲しいか聞かれる事もなく、出された飲み物を大人しく頂戴する。色からしてお茶かと思ったが、飲んでみるとりんごジュースであった。


fork 機内食、チキンを選ぶとチキンカレーが出てきた!
以上、いずれも民國99年(2010)8月2日撮影

そして機内食。普通のチキンカレーが出てきた。カレーはいいのだが、フォーク、ナイフ、スプーンがプラスチック製なので、安っぽく感じてしまう。グラスもなく、プラスチックのコップでは葡萄酒も飲む気がしない。切符の値段が高くなっては仕方がないので、これでも構わないが、以前の方が食事が充実していただけに残念である。座席にもモニター画面が付いていないし。窓外にほとんど陸地を見る事もなく、日本領空に帰ってきた。久しぶりの陸地は茨城県だろう。利根川を越え、千葉県に入った。高度を下げ、東関東自動車道を見て、成田国際空港B滑走路(2,500m)に着陸した。B滑走路から第2ターミナルは近くていい。


チャイナ エアライン(CI) 中華航空 18便 [B747-409] (成田国際空港)
以下、いずれも平成22年8月2日撮影

機内から降りたところで、民國99年8月2日星期一より、平成22年8月2日月曜日へ。時計も1時間進めねばならないが、面倒なのでそのまま。カメラの時計だけ日本時間に直す。


ただいまsymbol5

機内から降りた乗客は主に2つに分かれる。一方は日本に帰国・入国。もう一方はハワイへ。CI18便の最終目的地は成田ではなく、ホノルルなのである。ハワイには行った事がない。うらやましいのう。乗り継ぎカウンターへ入っているが、その前に乗り継ぎ用セキュリティチェックがあり、その前でペットボトルの飲み物を捨てている。夏威夷(ハワイ)行の飛行機に乗ったものの、経由地の成田で一旦降ろされて、もう一度保安検査をされるのだ。こちらは入国審査で帰国のスタンプをもらい、手荷物の受け取りのターンテーブルへ。これが煩わしい。なかなか出てこないし、出てこなかった事もある。無事に手荷物を受け取り、税関で2、3の質問があって終りである。隣の外国人の兄ちゃんは鞄を開けて中を確認中である。


どこでJALさんに抜かれた?

到着ロビーから空港第2ビル駅へ。JR東日本京成電鉄の各線をじっくり比べて、成田空港線(成田スカイアクセス)を利用する事にした。所要時間が一番短い。Suicaで京成の改札を入場する。財布の中は台湾の紙幣・硬貨だけである。プラットフォームの自動販売機で缶コーヒーをSuicaで購入する。日本円を取り出す必要がない。鳳梨酥を食べながら列車を待つ。


おまけで貰った鳳梨酥♪


京成電鉄 成田空港線 アクセス特急 1906K列車 [3000形] (空港第2ビル)

成田空港方から列車が入ってきた。駅の放送では「北総線経由」と案内している。スカイ何とかより、その方が解りやすいだろう。空港第2ビルを出発すると、成田湯川に到着。時速160kmで運転する〔スカイライナー〕の通過待ち。車内は空いているが、千葉ニュータウン中央では事業所から帰宅する乗客もいて、空港からの利用者ばかりではなくなった。若者が一人、床に座り込んで何か食っている。首都と国際空港を結ぶ列車の中でみっともないではないか。東松戸で武蔵野線に乗り換える。こちらは大変混雑している。しかし乗るしかない。新松戸に到着。空港第2ビルから50分。県内に成田空港がある便利さをようやく実感出来るようになった。 (おわり)

成田空港線 アクセス特急 1906K 空港第2ビル(19:39)→東松戸(20:18) 3001-5
武蔵野線 普通 1958H 東松戸(20:22)→新松戸(20:29) クハ204-55

ぐるり台湾 台北→桃園機場

2010-12-19 14:00:00 | 台湾日記

自助早餐

民國99年8月2日星期一、月曜日である。台湾旅行も最終日。今日は帰るだけである。地下の食堂で美味しい朝食をとり、ここに置かれているPCを使わせてもらう。友人のブログを見たりして過ごす。実に快適だが、そろそろ部屋に戻り、荷物をまとめてチェックアウトする。一昨日飲んだ冷蔵庫の可口可樂(30元)の代金を精算する。

東呉大飯店 DONG WU HOTEL
台北市延平北路二段258號


迪化街一段

ホテルからは捷運の駅には向かわず、台北駅まで街を散策しながら歩く。ホテルの近くにある迪化街を南へ歩く。古くからの問屋街という事だが、特に買い物はしない。投宿中は駅とホテルとの往復だけだったから、ホテルから近くの場所なのに街の風景が新鮮だ。


上の写真が逆光になっているので、反対側から写す


林氏滋養和菓子 (臺北市大同區南京西路)

迪化街を下り、南京西路を東へ。重慶北路と交わるロータリーを越えて、承徳路の交差点へ。4年前に見掛けた和菓子屋さんがある。気になるけどまだ買った事はない。さて、11時発の高鐵に乗らなければならないが、出発時刻が迫ってきた。時間前に駅に到着する。昨日は臺鐵の切符を買うのに手間取って乗り遅れてしまったが、今日は高鐵の自動售票機(券売機)で無事に切符を買う事が出来た。


車票 單程票(片道) 台北→桃園(160元・約448円)

定刻に台北を出発。地下の暗闇を列車は走る。板橋を出ると地上に出る。しかし車窓を楽しむ間もなく、次の桃園に到着。このまま乗っていたいが、ここで降りなければならない。

高鐵641 台北(11:00)→桃園(11:19) 125-02


台灣高鐵 車次641 [700T型車両] (桃園)


台灣高速鐵路 桃園站臺灣省桃園縣中壢市高鐵北路

駅構内には航空会社(中華航空・長榮航空)のカウンターがあり、ここで搭乗手続きが可能。これから中華航空に乗るけど手続きは空港でするので、ここは利用しない。


建設中の桃園國際機場捷運高鐵桃園站

駅から出ると、捷運が建設中だった。先程出発した台北駅から桃園空港、ここ高鐵桃園駅を経て、臺鐵の中壢駅を結ぶ予定。これが完成すると、鉄道で乗り換えなしで台北駅と桃園空港が結ばれる。高雄、台中方面からも鉄道だけで結ばれる。しかし今日のところはバス連絡となる。バス乗り場の前で切符を売っていたので、小銭の心配もない。バスはぎゅうぎゅう詰めにする事なく、ある程度の人が乗ると次の便に案内された。駅を出発し、しばらく高鐵に沿って走る。線路と別れを告げて高速道路に入り、空港へ。台北駅から1時間足らずで到着した。 (つづく)

統聯客運 高鐵桃園站(11:34)→桃園機場二航站(11:54頃)
※ダイヤ不明のため、実際の時刻を記す。




統聯客運 (桃園機場二航站)
いずれも民國99年(2010)8月2日撮影 ※切符の画像をのぞく



ぐるり台湾 野柳

2010-12-12 12:12:00 | 台湾日記

野柳風景區 (臺灣省臺北縣萬里鄉野柳村)

野柳へ行くバス乗り場は歩道橋の階段の下にあった。基隆客運の1022番の金山行で運賃は47元と聞いている。バス停のベンチに腰掛けていると、タクシーの客引きがやってきて声を掛けてきた。営業熱心だがバスに乗るのでお断りする。今度は隣に座っていた年配の女性が話し掛けてきた。相変わらず中国語は解らないが、自分が日本から来ていて、野柳に行くという事は伝わった。バス停はここで間違いないようだ。おばさんは旦那さんに「日本云々…」話している。

バスが到着して乗車する。運賃は後払い。通路側に空席があり腰掛ける。前の席には先程のご夫婦が座っている。発車すると坂を上ってゆく。港町だけに平地が少ない。省道台2線を行くが、坂とカーブの連続である。それにしても運転が荒い。カーブでもそれほど速度を落さないので、座席から転げ落ちそうである。しかし乗客は平然としている。國道3號(福爾摩沙高速公路)の基金交流道(IC)が見える。全長431.5kmの高速道路である。市界という停留所を過ぎて、基隆市から臺北縣萬里鄉に入る。基隆市は省轄市で臺北縣には属さない。萬里で新道と旧道が分かれる。バスは旧道を行く。新道は隧道だろうが、旧道は峠道を登る。坂を下りたところが野柳だった。さっきのおばさんが声を掛けてくれる。ありがとう。運賃箱に47元を入れてバスを降りる。他にも何組かここで降りていた。

基隆客運 1022「基隆-金山線」 基隆火車站(15:29)→野柳(16:03頃)
※ダイヤ不明のため、実際の時刻を記す。ピーク時12~15分毎、オフピーク時15~20分毎の運転との事。


野柳地質公園 (臺灣省臺北縣萬里鄉野柳村港東路

迷うような道ではないが、野柳に向かうであろう人達について行く。途中、漁港があり、大きなお廟もある。海鮮料理のお店も多い。広大な駐車場が現れる。観光バスや乗用車が数多く止まっている。野柳海洋世界という施設が賑わっている。しかし海豚(イルカ)、海獅(アシカ)のショーを見る為にバスに揺られて来た訳ではない。目的の野柳地質公園へ。切符(50元)を買って中に入る。公園内には見た事のない奇景が広がる。


大勢の観光客が訪れていた!


野柳岬


風化窗(風化窓)

昔、テレビ番組でここを紹介されていて、是非とも来てみたかったのだ。地質学はよく解らないが、自然の造形に驚くばかりである。4度目の台湾でようやく訪れたが、ここには早く来なければならない理由がある。


ある岩の前に記念撮影の列が出来ている!


女王頭(クイーンズヘッド)

野柳の象徴である女王頭。象徴であるが故に、観光客が触れるので侵食が早まり、いずれ首がもげてしまうそうな。何とか首がつながっているうちに見る事が出来た。今は周りを囲って観光客が近づけないようにしている。見てみたい人はお早めにどうぞ。


節理


蕈狀岩(きのこ岩)

この辺の岩も頭に見えなくもない。


地層好きには堪らないところでしょう…

曇っていて日差しはないのだが、屋外を歩くのは暑い。持参の南越谷阿波踊りの団扇を使い、タオルで汗をぬぐう。不思議な事に、台湾では扇子や団扇を使っている人を殆ど見掛けないのだが、暑さに慣れているからだろうか。首にタオルをぶら下げている人も殆ど見掛けない。さて、無事に女王陛下に謁見出来たので、野柳を後にする。地質公園前の飲食店に「生魚片」の文字を見る。さしみの事である。お店の人が食べていかないかと声を掛けてくるが、台北で行きたい店があるのでパスする。明日帰国するのではなければ、ここで海鮮を堪能してもよいのだが。バス停への途中にある漁港では、日本と同じ漁港の匂いがしている。


野柳漁港 (臺灣省臺北縣萬里鄉野柳村)


台湾の漁船

バス停に到着。来た道を引き返し、基隆に戻ってもいいが、このまま海沿いの道を淡水に行ってもいい。淡水と台北との間は捷運の淡水線が走っている。ちょうど淡水客運の淡水行が到着した。運転士に淡水まで運賃はなんぼか聞くと、「イーパイアースー」という。120元か。後日、ウェブサイトで確認したところ、野柳-淡水間は125元だったので聞き間違いだろう。ところで台湾のバスではお釣りは出ない。そんなにいい具合に小銭を持ち合わせていない。どこかの商店でお金を崩してきて、次の便に乗ろうかと思っていると、運転士がいいから乗れという風な仕草をする。ひょっとして釣りを出すのかと思い、150元を運賃箱に入れる。運転士は釣り銭ではなく紙の札を渡す。さっぱり解らないが、これをもらって空席に腰掛ける。バスは海沿いの道を走る。途中、金山、石門、三芝といった街を経由する。鉄道の通わない街も魅力的である。鉄道の次はバスの旅かな。


省道台2線を行く①


省道台2線を行く②

海水浴場や観光スポット、洒落た飲食店が見られる。関東でいうと湘南の国道134号のような位置付けなのか。若いカップルが沢山遊びに来ている。スクーターで来ている人が多いのが台湾らしい。ところでバスの車内は冷房が効き過ぎである。野柳で汗ぐっしょりなので風邪でもひきそうである。地元の人は平気なのかというと、やはり寒そうである。次第に暗くなってきた。淡水の街が近づいてきた。大きなマンションが続々と建ちつつあるニュータウン、多くの商店が軒を連ねる旧市街と進み、終点の淡水に到着した。運転士に乗車時に渡された紙の札を渡す。釣り銭をくれるのではないかと期待したが、結局なかった。そういうシステムだから仕方がないが、30元(本当は25元)損したショックが大きい。やはりバスより鉄道だな。

淡水客運 1262「淡水-基隆」 野柳(17:12頃)→捷運淡水站(18:46頃)
※ダイヤ不明のため、実際の時刻を記す。1日25往復運転。


淡水の夕日に間に合わず! (臺灣省臺北縣淡水鎮)

駅に着いたが、まだ列車には乗らず、淡水河の方に行って見る。今日行った基隆河も淡水河に合流して海に注いでいる。ここで淡水河の河口で夕日を眺めるのがよいそうだが、少し来るのが遅かったようだ。観光客相手の商店の並ぶ通りを散策する。宮島の桟橋と厳島神社との間の商店を連想する。観光なのか、夕涼みなのか、多くの人が歩いている。その道に乞食がいる。こちらの流儀なのかも知れないが、あたかも行き倒れのように、道にうつ伏せになっている。誤って踏んでしまいそうだが、そこは皆さん慣れているのか、上手く除けて歩いている。


対岸の觀音山

さあ、台北へ帰ろう。ホテルの最寄り駅、民權西路まで淡水線で1本である。運賃は45元。淡水は始発駅だが、今度の出発を待つ列車に空席がなさそうだったので、次の列車で座ってゆく。

台北捷運 淡水線 淡水(19:27)→民權西路(19:57) 2021
※ダイヤ不明のため、実際の時刻を記す。

地上を走っていた淡水線が地下にもぐった所にあるのが民權西路。ここで下車する。食事を済ませてホテルに戻ることにする。台湾最後の晩餐は、日本にも出店している鬍鬚張へ。魯肉飯の店である。ビールが欲しかったが、無いというので仕方が無い。店内はきれいである。肉の盛りが少し物足りない。


魯肉飯(中)(45元)


貢丸湯(35元)


湯青菜(40元)

今、これを書くためにレシートを見ていて気付いた。「湯青菜 X2 $80」になっている。2皿も食うとらんぞ。40元損した。そうとも知らず、支払いを済ませて店を出た。疲れていたのだろう。とにかくホテルに戻ってビールを飲みたい。それも一番搾り。銘柄指定である。7-ELEVENで、麒麟一番搾(60元)と北海鱈魚香絲(20元)を買ってホテルに戻った。


台灣麒麟啤酒 麒麟一番搾啤酒

シャワーで汗を流し、冷房の効いたホテルの部屋で、鱈のおつまみでビールを飲む。台湾の一番搾りは麦芽100%ではなく、日本のものと異なる。これはこれで美味しい。どこで醸造しているのか缶を見てみると、なんと中国大陸で作られている。5年前に台湾で購入した一番搾りは、日本の麒麟麦酒が醸造して台灣麒麟啤酒が販売していたのだが。一体いつの間に。大陸産のビール、台湾産のおつまみでほろ酔いとなり、台湾最後の夜の寝床に就いた。(つづく)


中國廣東省の麒麟啤酒(珠海)で製造
いずれも民國99年(2010)8月1日撮影