旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

LCCで2泊5日 烏山頭水庫

2018-12-30 12:00:00 | 台湾日記

臺灣鐵路管理局 縱貫線 區間車 3152次 [EMU500型] (新市)

高雄から嘉義行の區間車(普通列車に相当)に乗る。新しい地下区間を走る。昨日は莒光號(急行に相当)だったので通過していたが、區間車は地下区間の新駅の各駅に停車する。駅間隔は短く、地下鉄のようである。地上に出て、新左營を過ぎると、駅間隔も長くなり、平常に復する。高雄から1時間かかって臺南に到着。さらに北上する。これなら宿は臺南に取った方がよかったかも知れないが、最初は高雄よりまだ南に足を延ばすつもりもあった。しかしLCCとバスでの深夜の移動で疲れるので、臺南を観光して早々に宿に入り、お相撲を見る事にしたのだ。列車は新市という駅で、後続の自強號(特急に相当)の通過待ち。近くで台灣高鐵(新幹線)の高架が交差している。幸田駅を思わせるが、もっと長閑なところである。ところで區間車の発車時刻となっても自強號が通過しない。どうやら遅れているらしい。この後のバスの乗り換え時間があまりないのだが。やっと自強號が通過し、區間車が出発。5分くらい遅れて善化に到着。下車する。


metro 縱貫線で善化站到了symbol6

縱貫線 區間車 3152次 高雄(8:33)→善化(10:05) 45EP552 電子票證票價86元




臺灣鐵路管理局 縱貫線 善化車站 (臺南市善化區中山路)


駅頭の様子!

バスが待っているのではないかと期待したが、10時10分の発車時刻は過ぎており、停留所にバスの姿はなかった。次のバスは2時間半後。とても待ってはいられない。




售票窗口(出札口)と剪票口(改札口)

善化は駅前を見ただけで駅舎に戻る。今日の目的地へは善化の他の駅からもバスが出ている。しかし本数は少なく、時間的に善化からのバスが最適だったのだが、乗れなかったものは仕方がない。バスの時間は合わないけど、目的地への最寄り駅へ移動する。


臺灣鐵路管理局 縱貫線 莒光 510次 [E200電力機車] (善化)

莒光號に乗る。出入口の扉は手動。月台(プラットフォーム)の係の女性が扉を閉めているようだが、全ての車両の扉を見て回るのだろうか。


metro 莒光號で善化を出発symbol6

莒光號の切符は買わずに、悠遊卡で乗車している。全車指定席だが、座席指定のない悠遊卡の乗客も空席があれば座る事が出来る。車内は空席多数で好きな席に座れる。しかし次の停車駅で下車する。


臺灣鐵路管理局 縱貫線 莒光 510次 (隆田)


metro 莒光號で隆田站到了symbol6

莒光號の善化-隆田間の票價は18元だが、悠遊卡などの電子票證(IC乗車券)を使うと、區間車の票價の1割引きで計算されて14元だった。交通系ICカードで特急・急行に乗ったら、料金不要で、運賃は普通列車の1割引きだった感じだが、日本ではありえない。

縱貫線 莒光 510次 善化(10:23)→隆田(10:29) 35SP32973T 電子票證票價14元


臺灣鐵路管理局 縱貫線 隆田車站 (臺南市官田區隆田里中山路)


駅頭の様子! ここまで民國107年11月26日撮影

隆田は3年前に麻豆の總爺糖廠(元の明治製糖本社)を訪れた時に下車している。駅前がなんか小ぎれいになっている。知らないキャラクターもいる。


臺灣鐵路管理局 縱貫線 隆田車站 (台南市官田區隆田里中山路)
民國104年7月25日撮影


駅頭の様子! 民國104年7月25日撮影





こちらのバスの時刻を見てみると3時間位来ない。駅前で客待ちしているタクシーに乗る。運ちゃんにダムに行きたいと言えば、すぐに話は通る。車内で中国語と日本語で書かれた案内を貰う。隆田駅を出発してタクシーは長閑な田園地帯を走る。あまりタクシーは利用しないのだが、以前臺中でタクシーに乗った時、運ちゃんの聞くカーラジオのFMの周波数が気になり、日本に帰って確認していたところ、台湾のラジオが聞けるウェブサイトがあり、時折聞いている。今の時間は好きな番組の放送中のはずである。運ちゃんにラジオをつけてもらうが、聞きたい高雄のラジオ局はこの臺南のタクシーにプリセットしておらず、結局聞く事は出来なかった。臺南も放送エリアのはずなのだが。運ちゃんはダムの中をガイドしようかというが、ダムの入口で降ろしてもらう。帰りに利用する時の連絡用に名刺をもらう。

計程車 隆田火車站→烏山頭水庫 車資(タクシー料金)250元


烏山頭水庫風景區へ! ここから民國107年11月26日撮影

徒歩だがバスや乗用車の料金所のようなところで料金を払って入場する。優待票100元だった。全票(大人)200元なのだが、107年11月1日より108年2月28日まで冬季優惠票價活動で門票一律100元だそう。ダムに来たつもりだが、大きな公園のようである。


舊送水站 旧放水口

ダムの水が用水路に流れ出すところ。理由は後で記すが、ここで合掌する。




平壓塔 平圧塔



噴水みたいな観賞用の物かと思ったが、送水管内の水圧を安定させるための施設だそう。


送水工作站 烏山頭別綫抽水站


KANO拍攝場景

映画『KANO』の場面で出ていた。映画のブルーレイディスクを買ったので再確認しよう。今年の甲子園ではKANOならぬKANANOを応援していた。くしくも準優勝だったが。




八田技師紀念室

烏山頭水庫(ダム)を設計し、工事に携わった八田與一技師。週刊誌か文庫で司馬さん文章を読んでその名を知る。日本ではあまり知られていない石川県出身の日本人だが、台湾では学校で習うのだそう。この紀念室には八田さんに関する資料などが展示されている。これらの資料に見入る。日本語の資料に台湾にいる事を忘れてしまう。紀念室の管理人のような方に「謝謝」と言って退出する。日本から来た事を告げればよかったかなと思う。


殉工碑

工事犠牲者の名前が、日本・台湾区別なく、亡くなった順に刻まれているそう。


堰堤より嘉南平原を望む!

長閑な風景だが、近くを高速道路・國道3號(福爾摩沙高速公路)が走っており、車の音が絶えない。烏山頭交流道(インターチェンジ)に近く、烏山頭水庫は高速とのアクセスは良い。


烏山頭水庫(ダム)のダム湖、珊瑚湖を望む!




臥堤迎暉


大壩石堤 ダム堰堤

大正9年に着工し、昭和5年に完成した烏山頭ダム(貯水池)。川の狭いところを堰き止めたコンクリートダムを見慣れているが、ここはフィルダムという型式らしい。村山貯水池(多摩湖)がこんな感じなのだろうか。




南無阿彌陀佛


遊覧船が見える!


溢洪道 余水吐

ダムの水位が58.18mを超えると、ここから水が流れ出すそう。立木が写真に入ってしまう。


烤肉區 バーベキューエリア 露營區 キャンプエリア

ダムの周りはこんな公園になっている。月曜日の午前中で誰もいない。




九重葛 ブーゲンビリア


吊橋

観光用の吊橋かと思ったが、初めの橋は昭和5年に架けられている。森の管理者、また対岸の村民の通路だったそう。現在の橋は民國75年(1986)に架け替えられたもの。




「毎次限載10人」の注意書きが…


珊瑚橋

案内には「跨虹吊橋」(虹のつり橋)と紹介されている。ダム湖を珊瑚潭と称するから、この橋名となったのか。


橋の上から溢洪道がよく見える!




溢れ出た水は官田溪へ流れ込む!


吊橋の先は行き止まり!

現在は観光用の橋のようだ。扉が南京錠で閉じられ、村人は往来出来ない。


振り返って見る!


下を見ると…

この高さでもちょっと怖い。


天壇公園




天壇

北京にある天壇の四分の三の大きさで造られたそう。こういった建物を見ると、中華民國なんだなと思う。


1,273mの堰堤を歩く!

タクシーの運ちゃんが車でガイドするのを勧めていた訳が判る。中は広大なのだ。歩くのは大変だが、普段の運動不足解消だと思おう。


三等控制點



三等水準点という事か。


火車頭 蒸気機関車

番子田より烏山頭に至る軽便鉄道。ダム建設の物資や人員を運んだ鉄道の機関車のうちの1両が保存されている。番子田は現在の隆田で、今日タクシーに乗った駅である。


ベルキー製の機関車


嘉南大圳南北幹線原始分歧閘門

更新で取り換えられた70年余り使用された閘門が展示されている。ダムの水は嘉南大圳の灌漑設備で嘉南平原の農地を潤す。

烏山頭ダムの歴史

嘉南平野の灌漑用水の問題を解決するため、台湾総督府は嘉南大圳と烏山頭ダムを旧台南州の官田・六甲・大内・東山の4つの地域に跨って設けました。もともとここには利用できる水源はありませんでしたが、八田與一氏が楠西に水閘門を、烏山嶺に導水路を設け、曾文溪の水を引き込みました。そのほか、烏山頭地区に水をせき止めるための堤防を築き、嘉南大圳の「官田渓貯水池」を完成させました。これが烏山頭ダムの前身です。
烏山頭ダムは1920年1月に着工されました。「セミ・ハイドロリックフィル工法」という施工法を採用し、10年あまりの歳月を費やして完成しました。1930年5月から貯水が始まりました。
(説明版より)



ダム完成後、昭和6年に建立された八田さんの銅像がある。






八田與一銅像

背後には八田夫妻のお墓もある。陸軍の命令により南方へ赴くため、宇品を出港した大洋丸に乗船していた八田さんだが、昭和17年5月8日夜、長崎県沖の東シナ海で米海軍の潜水艦の攻撃を受けて大洋丸は沈没。八田さんも犠牲者となった。毎年、命日の5月8日には慰霊祭が行われているそう。そして奥様の外代樹さんは敗戦を迎えた昭和20年9月1日、夫の後を追うように先程見た取水口に身を投げ、亡くなられている。


銅像の場所から眺める先にはダム湖が!


金沢より徽軫灯籠が贈られている!

戦時中の金属類回収令、終戦後も地元の有志に隠されて守られていた銅像は、民國70年(1981)になって元の場所に戻った。大切にされてきた銅像だが、昨年、銅像の頭部が切られるという事件が発生している。像はご覧のように修復されている。



とうに正午を過ぎており、昼食でもと思う。観光バスが何台かと待っているホテルがダム湖畔にある。団体さんが食事をとっているようである。エレベーターで二階に上がって入ってみるが、入口にメニューとか掲示はない。値段が判らない。ホテルのレストランで高いのだろうと思い、帰りは階段で降りて来た。


烏山頭水力發電廠 (臺南市官田區嘉南里)

ダムの水で水力発電も行われている。民國91年(2002)完成の比較的新しい発電所。有効落差24mあまりだが、発電に使った水は、灌漑用水となる。広大な敷地を歩いてダムについては凡そ見たと思うが、八田與一紀念園區(記念公園)があり、昔の宿舎が復元されているようなので、そちらにも足を延ばしてみる。 (つづく)



LCCで2泊5日 高雄へ

2018-12-25 05:00:00 | 台湾日記

臺灣鐵路管理局 縱貫線 莒光 6511次 [E200電力機車] (臺南)


車票 莒光 臺南→高雄(82元)

臺南より莒光號(急行に相当)に乗車する。莒光號も對號列車(全車指定席)である。切符の席に行くと若い男女が並んで座っている。無座(立席)の客であろう。声を掛けると二人とも移動していった。近くの席に日本人の親子連れ3人がきて、やはり無座の客に移動してもらっていた。自分の隣の席もその3人のうちの1席である。自分も日本人ですと言う必要もないので、黙って缶コーヒーを飲んでいたが妙な感じである。台灣高鐵(新幹線)乗換駅の新左營を出ると、線路は地下トンネルに入って行く。今年の10月14日より地上より地下に線路が切り替わったばかり。新左營、左營、高雄の順だったが、地下区間に新しい駅が随分出来ている。莒光號はいずれも通過して、真新しい高雄駅に到着した。


臺灣鐵路管理局 縱貫線 莒光 6511次 (高雄)

縱貫線 莒光 6511次 臺南(15:00)→高雄(15:46) 40FP10036(K)T 票價82元


metro 高雄站到了symbol6




臺灣鐵路管理局 縱貫線 高雄車站 (高雄市三民區建國二路)

新しい地下駅に、まるで初めてのところに来たかのようである。これから駅の北口側に向かう。南口側は月台(プラットフォーム)や線路は撤去済みのようだが、北側は先月まで列車が走っており、施設が残る。元の跨線橋を使う事になる。元の第3月台よりエスカレーターで跨線橋に上がる。


前站(南口)への通路は閉鎖されている!


後站(北口)への通路は残る!

この感じが知っている高雄駅である。もっと昔の駅は知らないけど。


月台(プラットフォーム)はあるが、線路や架線は撤去済み!


後站(北口)の元の剪票口(改札口)

通路もラッチ外になったので改札は無い。自動改札機も撤去されている。


售票窗口(出札口)、候車室(待合室)は閉鎖されている!


臺灣鐵路管理局 縱貫線 高雄車站《後站》 (高雄市三民區建國二路)

この駅舎も跨線橋もいずれ撤去されるのだろう。後站(北口)の駅前にあるホテルにチェックインする。民國102年11月25日の朝にチェックアウトしているから、5年振りに戻って来た。


客室の様子!






客室からの眺め!

ホテルの位置は変わらないが、もう線路は見えない。


tv テレビでお相撲を見る!

これより三役揃い踏みに間に合わなかった。あと二番を残すのみである。



御当所九州で勝ち越しを決めている松鳳山関。相手は大関の栃ノ心関。千秋楽の取組は如何に。ところが何度も立ち合いが成立しない。



ようやく三度目で成立。口の中を切り流血する激しい相撲。最後は物言いまでついたが、上手投げで松鳳山の勝ち。凄い熱戦だった。学校が同じで、応援している力士なので嬉しい。


十一月場所(九州場所)最後の取組は?

十四日目で優勝は決まっておらず、大関の高安関が一敗で貴景勝関を追っていたのか。昨日は空港に向かうため、最後までお相撲を見てなかったので知らなかった。


大関勝てば優勝決定戦だが…


大関敗れる!


貴景勝関が初優勝!


一年納めの九州場所が終わった!

横綱の休場が残念である。来年は上位陣が万全の相撲が見たい。後日、土俵の外でもう一波乱あるとは知る由もなかった。お相撲を見るため、NHKワールド プレミアムの映りの良いこのホテルを選んだが、当然地上波は映らず、海外制作番組のRachelは見られない。


六合觀光夜市

夕食は久しぶりに六合夜市に出掛けてきた。高雄駅構内を通り抜けるので、ホテルで通行券を貰ったものだが、地下化でそれも要らない。前站(南口)の駅舎を見たが、閉鎖されている。駅前には東南アジアの方の飲食店が出来ている。今朝、臺中市の列車内で東南アジアの女性を何人も見掛けたが、高雄市でも見掛ける。後日、新聞記事で見たが、台湾では外国人労働者を受け入れているそうである。駅前から少し南に行ったところに六合夜市はある。


18天台灣生啤酒

以前、入った事のある店に行く。日本語の出来るおかみさんに見覚えがある。その時と同じように注文する。しかし麦酒の銘柄は指定する。台湾に着いて初めての麦酒。旨い。


空芯菜炒め

空芯菜は好きだが、ちょっと薄味か。醤油を垂らす。


牡蠣と玉子炒め

以前もここで牡蠣を食べた時のと味付けが異なるが旨い。牡蠣にあまり火を通さず、生に近いのは変わらず。最近は日本にいても生牡蠣を食べるのは控えているのだが。


白飯

以前、焼そばを注文して、結局食べきれなくて残した反省から、ご飯をもらう。このくらいでちょうどいい。一人で食べると何種類も頼めないのが残念である。


阿輝海産 (高雄市苓雅區六合二路 )

お代は全部で450元だった。ごちそうさまでした。




高雄捷運 美麗島站 (高雄市新興區中山一路)

六合夜市最寄りの捷運の地下駅。


美麗島站公共藝術 - 光之穹頂

これを見たかった。ロータリーの下がこうなっている。




歩いて高雄駅に帰って来た!

美麗島から一駅。捷運に乗る程の距離ではない。


小美冰淇淋とUCC BLACK(合わせて45元)
ここまで民國107年11月25日撮影(切符の画像を除く)

ホテル近くのコンビニエンスストア、OK martでアイスと缶コーヒーを買って帰る。スポーツニュースを見て就寝した。


朝の客室からの眺め! ここから民國107年11月26日撮影

民國107年11月26日星期一。月曜日を高雄のホテルで迎える。実によく眠れた。昨日が寝不足だったせいもあるが。


中西式自助式早餐

ホテル1階にあるレストランで中国スタイルと洋式折衷のバイキングの朝食。ご飯にかけて肉操飯も出来るが、食べ過ぎぬよう少しだけかける。焼うどんには朝鮮漬を入れて炒めてある。焼鯖があるのはいい。野菜も炒めたのと生のサラダと両方食べる。


coffee 食後にコーヒーsymbol6

スジャータを入れるのに匙が見当たらない。サジの中国語読みが判らないので、ティースプーンはどこかと、レストランの係の人に尋ねると、紙に包装された木製のマドラーが用意されていた。何だか分からない。アメリカみたいにむき出しでいい。ごちそうさまでした。


NAVIDAD Feliz Navidad, Feliz Navidad


tv 部屋に戻りテレビを見ると…

先月発生した宜蘭線での脱線事故だが、非常に残念でならない。臺鐵には事故再発防止を強く望む。この列車には乗った事もある。改めて犠牲者のご冥福をお祈りします。


京城大飯店 (高雄市三民區九如二路)



快適なホテルをチェックアウトする。今回のプランでは1,800元だった。交通の便もいいし、この値段なら高雄の定宿でもいい。




後站から跨線橋を渡って、かつてのプラットフォームに降りる!

エスカレーターは上りだけだが、別にエレベーターもある。


元の第3月台(プラットフォーム)




北口側を望む!

撤去されるであろう前站の仮駅舎の写真を撮っておきたかったが、列車の出発時刻が迫る。地下の高雄駅に潜る。


高雄は地下化、臺中は高架化!

10月の時刻表改正で、高雄付近には7駅、臺中付近には5駅が誕生している。 (つづく)



牛肉麵 東京赤坂

2018-12-24 08:00:00 | たべる

JR東日本 東海道本線 東京駅 (東京都千代田区丸の内)

平成30年12月23日日曜日。flag1 天皇誕生日。おめでとうございます。平成も残すところ、あと四箇月あまり。感慨深く、また名残惜しい。



東京駅付近も三十年の間に随分様変わりしている。


郵船ビルディング (東京都千代田区丸の内)

内田百先生ゆかりの郵船ビル。ただし嘱託をされていた頃のビル(大正12年竣工)ではなく、こちらは昭和53年竣工の建て替えられた建物である。隣の丸の内ビルヂング(大正12年竣工)も、平成14年竣工の丸の内ビルディングに建て替えられている。


beer 生ビール中ジョッキ(280円+税)

都内に来たついでに昼食(昼酒)を頂く。まだ正午前だった。朝酒か。


台湾ソーセージ(280円+税)

台湾に行ったのに食べて来なかった腸詰を注文。旨い。


牛肉麵(680円+税)

台湾に行ったのに食べて来なかった牛肉麵を注文。


麵はこんな感じ♪


お肉♪

実に旨い。台湾でも食べてくればよかった。


三商巧福 赤坂店 (東京都港区赤坂) いずれも平成30年12月23日撮影



LCCで2泊5日 臺南へ

2018-12-16 04:00:00 | 台湾日記

臺灣鐵路管理局 縱貫線 彰化車站 (臺灣省彰化縣彰化市長樂里三民路)


駅頭の様子!



彰化と言えば、駅の近くに扇形車庫があって見学出来る。台湾に何度も鉄道に乗りに来ていて、まだ訪れていないのもどうかと思うが、今日も行かない。さて、今朝ほど臺中で買えなかった彰化から臺南への自強號の切符だが、對號列車自動售票機(指定席券売機)で見てみると、窗邊(窓側)の席に空席がある。わけなくきっぷは買えたが、なぜ臺中の出札口で買えなかったのか。8時40分以降の列車と言う意味で「自強 彰化→台南 8:40~」というメモを渡したが、伝わらなかったのか。それとも、これから乗る第103次自強號は海線経由で臺中を経由しないから、空席を確認しなかったのか。手元に時刻表があれば具体的に車次(列車番号)と発車時刻を示して、この列車の空席はあるのかと尋ねる事が出来たのにと思う。取り敢えず希望する列車の切符が確保出来たのでよしとする。


售票窗口(出札口)と剪票口(改札口)


臺灣鐵路管理局 縱貫線 自強 103次 [E1000型] (彰化)


metro 自強號で彰化を出発symbol6


車票 自強 彰化→臺南(323元)

切符を確認して席に行ってみると、間違いなく窓側の席だった。しかし通路側の先客がカーテンを閉めて寝ている。これではカーテンを開けるのが躊躇される。列車に乗って車窓を見るために台湾に来ているのに。時々、カーテンの隙間から田中駅の通過や、二水で集集線が別れてゆく様、濁水溪を渡るのを見る。嘉義では阿里山鐵路のプラットフォームを見る。隣の席の客が起きて、電話で「今、嘉義。うんうん。」みたいな会話をしている。聞き取れたのは嘉義だけなので想像だが。隣の客は新營で降りて行った。日が射すがカーテンは開ける。隣の席には無座(立席)と思われる御婦人がお掛けになる。座席指定が無くても空席があれば座っていいのだ。24分だけだが自強號の車窓を眺めて臺南に到着する。


臺灣鐵路管理局 縱貫線 自強 103次 [E1000型] (臺南)

縱貫線 自強 103次 彰化(9:17)→臺南(10:53) 35PPT1050 票價323元


metro 自強號で臺南站到了symbol6


新旧の駅名標が混在!

最近はガイドブックを持参せずに出掛けているのだが、今日は珍しく観光地らしいところを観光する。駅にある旅游服務中心(観光案内所)に立ち寄る。地図だけもらえばいいやと思っていたが、係の女性に日本語の観光案内の類をいろいろ貰った上、案内所から出てバス停の位置まで教えていただいた。ご親切にありがとうございました。


臺灣鐵路管理局 縱貫線 臺南車站 (臺南市東區北門路)



おや、臺南駅に覆いが。別に建て替える訳ではない。


駅頭の様子!


駅前のロータリーには鄭成功像が!




bus 案内に従い、バス乗り場へ…

詳しく教えてもらったが、これなら大丈夫。


駅前のロータリーに停留所が並ぶ!

映画のバス旅で高雄へ行くローカル路線バスを探してた場面を思い出す。日本語の堪能な男性が応対していたが、カメラに気付き「収録中?」と言うと劇場は笑いに包まれた。


大台南公車 府城客運 99 台江線 (臺南火車站)

高雄ではなく安平に行くバスが来た。高速は通らないから大丈夫。99系統のバスは駅を出ると線路の東側の大きなホテルや大学を回り、再び線路の西側に戻り、先程の駅のロータリーを再び通る。おやおやと思う。ただし今度は駅には停まらない。バスの車窓には行ってみたいような建物が見える。しかし今日はこのまま安平に向かう。


bus 安平古堡で降車symbol6

99 台江線 臺南火車站(11:18頃)→安平古堡(11:57頃) 電子票證(IC)免費(無料)

悠遊卡を使うと運賃は掛からなかった。説明文の日本語訳が無くて不確かだが、期間限定で臺南のバスはIC乗車券の利用で8kmまで無料となるらしい。

「持電子票證(市民卡、一卡通、悠遊卡、iCash 2.0)搭乘台鐵及大台南公車,並且上、下車都刷卡,4小時內轉乘市區公車1段票免費!幹支線公車8公里免費再折扣9元!」
(107.8.1▶12.31)


お城が見えてきたが、ここは出口専用!

バス停から安平城に向かう。星期日(日曜日)とあってか人も多い。


ここからも入れず!露店が並ぶ!

付近には露店が店を連ねており、観光地らしい雰囲気である。強烈な臭いがして、臭豆腐を出す店を見つける。まだ、これを試す勇気はない。


安平古堡 (臺南市安平區國勝路)

入口に到着。50元払って中に入る。



安平古堡は17世紀、オランダ人によって築かれた要塞、熱蘭遮城 Fort Zeelandia ゼーランディア城である。オランダ東インド会社は歴史で聞いた事がある。


熱蘭遮城博物館

清光緒年間に稅務司公館として建てられたものが博物館となっている。


一級古蹟 臺灣城殘蹟



オランダ人が築いた当時の城壁が残る。煉瓦はインドネシアから運ばれたのだそう。






日本人観光客の姿も見られる!


史跡より普段見ない植物に目がいってしまう…




民族英雄 鄭成功



南明永暦15年(1661-1662)、鄭成功は熱蘭遮城を包囲し、陥落させる。台湾でのオランダ統治は終わり、熱蘭遮城は安平城となり、鄭氏政権が台湾を治める。「反清復明」の拠点としたかったが、鄭成功は南明永暦16年(1662)に病没。鄭氏政権は三代続くが、南明永暦37年・清康熙22年 (1683)に清に降伏して、台湾も清の版図となった。



鄭成功は日本・肥前平戸で寛永元年(1624)に生まれる。父は鄭芝龍、母は田川マツで平戸藩士田川七左衛門の娘。鄭成功の幼名は福松。7歳で日本を離れ、明の泉州南安へ渡る。明崇禎17年・清順治元年(1644)に北京は陥落し、明は滅亡するが、亡命政権の南明隆武帝より国姓の朱姓と成功の名を賜り、国姓爺と称されている。


古炮



鄭成功の頃のものではなく、昭和5年の臺灣文化三百年紀念大典で安平城を整備した時に、他から移してきたものらしい。






原荷蘭堡洋樓 史蹟紀念館

日本時代の建物に展示があったり、売店があったりするのだが、成功啤酒(ビール)というのが置いてあった。今日は昼酒を飲まない。











博物館や紀念館の展示は興味深かったけど、往時に思いをはせるのはこの城壁か。赤崁樓には11年前に行っているが、今回ようやく安平城にも来られてよかった。



お城を出て安平の街を歩く。安平でお昼を食べるつもりで行きたいお店は決めてある。


安平の行列のできるお店に並ぶ!

カウンターで注文して、自分で確保した席に運んでゆく仕組み。大勢の一団もいて席があるか心配だが、とにかく注文する。名物の蝦捲が食べたいが、読み方が判らない。エビまきでは通じなさそうだし。お店の人が日本語メニューを出してくれる。とにかく看板メニューなので注文は出来た。


蝦捲(60元)

いい具合に店の奥の方に席は空いていた。さっそく味わう。


いただきます♪

実に旨い。置いてあったタレをかけてみたが、これも美味しい。揚げた食感も、味も良く、これなら何皿も食べられる。


台南擔仔乾麵(50元)

台南といえば擔仔麵。汁なしの乾麵を注文した。


よく混ぜていただく♪

こうゆう混ぜそばが食べたかった。香菜はもっと多くていい。美味しかったけど、街の中心部にある擔仔麵の有名店の方が好みかな。


完食!ごちそうさまでした♪

空いていれば何品も頼んで、お酒も飲みたいところだけど(メニューにお酒は無いけど、持ち込みの可否は如何に?)、混んでいるのでサッと食べて引き上げる。


周氏蝦捲 (臺南市安平區安平路)





橋で運河?を渡って安平の南側へ向かう。


安億橋






安全第一

碼頭(埠頭)で工事しているのだが、そこの看板のイラストが何とも。


施工車輛進出 行人・車輛 小心慢行


請確實著用 個人安全防護用具


工地出入口 請勿停車

台湾、恐るべし。




安平港1號 台南市

安平港を遊覧出来るのか。さて、臺南を訪れた目的といっていいお店にやって来た。閑静な(高級な)住宅街にお店はあった。お菓子のお店で、日本人のブログで見掛けて美味しいらしいのだが、実際に食べた事が無いので、購入前に食べてみたい。しかしお店の女性は日本語が通じない。バラ売りしてくれないかと思っていたら、まるまる試食に出してくれた。


千味Q餅 原味

説明ではチーズといっていた。口にしてみると、実に旨い。


千味Q餅 黒糖

もう一種類。ブラウンシュガーといっていた。これも非常に旨い。日本にお土産に買って帰る。保存期限は一箇月で都合がいい。鳳梨酥ばかりでなく、違うお菓子もいいでしょう。


かわいいキャラクター♪

お店のお姉さんはきれいな人でした。


金沢千味軒 (臺南市安平區永華十一街139號)

日本に帰ってお土産に配ったら好評。店舗ではこのお店まで来ないと置いてなさそう。台湾では通信販売の扱いがあるけど、決済出来なくて日本では買えなさそう。もう少し多めに買っておいてもよかった。蝦捲にお菓子と、安平では美味しいものが続く。




bus 安平港濱歴史公園からバスに乗車symbol6

お菓子のお店の最寄りの停留所から乗車。往路と違って、復路はマイクロバスである。車内にFMラジオが掛かり、台湾の歌謡曲が流れていい感じ。前日に選挙があったので、車窓には候補者の巨大な看板があちこちに見られる。俳優か、女優かみたいな感じの広告看板である。行ってみたいと思う林百貨(旧林百貨店)を見て、臺南火車站に帰ってきた。帰りもICカードで運賃は無料である。


大台南公車 府城客運 19 安平-大灣 (臺南火車站)

19 安平-大灣 安平港濱歴史公園→臺南火車站 電子票證(IC)免費(無料)


昭和11年竣工の瀟洒な駅舎が見られない!


駅舎内の様子! いずれも民國107年11月25日撮影(切符と時刻表のの画像を除く)

臺南駅はコンコースも工事で手狭になっている。對號列車自動售票機で高雄までの切符を購入。出発まで少し時間があるので、鉄道の案内所で時刻表は無いかと聞くと、臺南駅の時刻表が出てきた。「全部、ALL TRAIN」というと、業務用の臺鐵の全ての旅客列車の記載された時刻表を出してくれた。非売品なのだろうが、有償でも欲しかった。「謝謝、謝謝」とお礼を言って頂戴した。本当にありがとう。 (つづく


交通部臺灣鐵路管理局 時刻表 (107年10月12日製發)

LCCで2泊5日 日南へ

2018-12-07 14:00:00 | 台湾日記

臺灣鐵路管理局 臺中線 區間車 2602次 [EMU500型] (臺中)

高架となった台中駅は2年前の旅で通っているが、月台(プラットフォーム)から列車に乗るのは初めて。豐原発海線経由の竹南行の區間車(普通列車に相当)に乗車する。竹南は臺中から見て北の豐原の先であり、不思議な感じがする。


metro 臺中線(山線)で臺中を出発symbol6

臺中を出発する。知らない駅が出来ている。臺中付近を高架線にするにあたって、駅間を短くして利用しやすくしたのだろう。新駅開業は先月の10月28日だそう。高架区間が終わって烏日から地上駅となる。次の新烏日は台灣高鐵(新幹線)の乗換駅。繰り返しになるが、高鐵(新幹線)と臺鐵(在来線)の臺中駅は別々の場所にあり、高鐵(新幹線)の台中駅は臺鐵(在来線)でいえば新烏日駅となる。次の成功で臺中線から分かれ成追線に入る。車掌が車内改札に回ってくる。悠遊卡を渡すと携帯端末で読み取ったのか、何か書き込んだかをして返してくれる。他の乗客を見ても、紙の切符よりもICカードの人の方が多い。ICカードだと一割引きとなる。成追線は次の追分までで、ここから縱貫線(海線)を北上する。追分には立派な木造駅舎が見える。

台湾西海岸を走る西部幹線は縱貫線・臺中線・屛東線から構成されるが、竹南-彰化間で二つの経路に分れる。もともと臺中経由で鉄道は開通していたが、急勾配で蒸気機関車時代に貨物輸送に支障が出るようになり、海側に新たに建設されたのが今から通る路線である。海線・海岸線と称される。一方、臺中を経由する路線は臺中線となり、山線と称される。山線はルート変更等で急勾配は緩和され、複線化されており、大都市の臺中を通る事から列車本数は多い。一方の海線は単線区間もあり、自強號などが運転されるものの本数は少なく、ローカル線のよう。海線だが海沿いを走るのはもっと北の方で、この辺りからは海は見られない。寝不足でウトウトしているうちに目的地に到着する。


臺灣鐵路管理局 縱貫線 區間車 2602次 [EMU500型] (日南)


列車は竹南へ…

臺中線 區間車 2602次 臺中(6:12)→日南(7:13) 45EP530 電子票證票價(IC運賃)61元
※成功-追分間は成追線。日南-追分間は縱貫線。


metro 縱貫線(海線)で日南站到了symbol6

5年振りに日南へやって来た。


臺灣鐵路管理局 縱貫線 日南車站 (台中市大甲區孟春里中山路)

大正11年建築の木造駅舎は健在だった。




售票窗口(出札口)と剪票口(改札口)


窓口が閉まっている!

ついに無人駅になってしまったかと思ったが、選挙で人手不足でお休みのよう。以前、切符を買ったら硬券だった。売り場は閉まっているが、IC乗車券の悠遊卡で出站(出場)・進站(入場)出来るので問題ない。


悠遊卡




駅舎の正面!




駅頭の様子!

次に乗る列車まで少し時間がある。朝食が出来るところを探す。




駅前の通り、中山路!




金口餅・漢堡・三明治 早點 (臺中市大甲區臨江路)

中山路から臨江路に入ったところにお客さんが何人もいるお店があった。店頭で卵か何かを焼いていて旨そうである。入ってみる。屋号は知らない。



暫くメニューを眺めてみるが、店頭で焼いているのが何というのか知らない。漢堡がハンバーガーで、三明治がサンドイッチと言うのは解る。日本語が通じないので万事休するが、老板が「蛋餅?」と聞いてくるので、店頭で焼いているのが蛋餅と判る。ではメニューの蛋餅のところを見て、旨そうなのを注文する。黒胡椒の「ヘイ」しか発していないが注文は通る。


黒胡椒豬排蛋餅(40元)

先に代金を支払い、テーブルで待っていると、焼き立ての蛋餅の皿が運ばれてくる。これは旨そう。食べた事は無いのだが、とん平焼きを思わせる。食べてみると果たして旨い。ソースも旨い。日本で再現するならオタフクソースになるか。


巧克力拿鐵(30元)

冷蔵庫からコーヒー牛乳かなと瓶を取り出す。飲んでみるとココアである。中文と英文でチョコレートラテと書いてあるではないか。ここはお茶でも飲むべきだったが、蛋餅は美味しかった。老板に謝意を伝えてお店を出る。


駅に戻って来た!


YouBikeがずらりと並ぶ!

スマートフォンがあれば借りられそうだが、利用方法がよく判らない。


牛の石像が!




臺中市市定古蹟 縱貫鐵路(海線)‐日南車站


日南と言えば日南キャンプだが…

宮崎県日南市にはまだ行った事が無い。休みをとって台湾に来ているが、もともとカープの優勝パレードがあるだろうと休みをとっていたのだ。しかし日本一にならなかったのでパレードはやらないのだそう。ちなみにこの日の夜のニュースで、福岡でホークスのパレードがあった事を伝えていた。



悠遊卡で進站(入場)して、木造駅舎を後にする。


高雄方を望む!


何やら古そうな倉庫が…

これも戦前の物か、それとも違うのか。




臺灣鐵路管理局 縱貫線 區間車 2511次 [EMU500型] (日南)

日南から来た鐵路を戻る。


metro 縱貫線(海線)で日南を出発symbol6

車内はあまり混んでなかったが、途中の駅から乗客は増えてきた。頭を布で覆った回教徒の若い女性の一団が乗り込んできた。顔つきからして東南アジアの方の人達だろうか。言葉は判らないが、時折中国語も入ってくるので台湾在住かと思う。台湾人の服装は日本と変わらないようだが、ベンチシート(ロングシート)の車内で食事をする高校生くらいの男女を見掛ける。車内にクロスシートも設けて欲しいところである。

列車は追分から成追線に入らずに、縱貫線を南下し彰化へ向かう。追分にも木造駅舎が残り、下車してみたい駅だが、列車の時間が合わず、今日は降りない。室蘭本線・石勝線の追分駅(北海道)、奥羽本線・男鹿線の追分駅(秋田県)には降りた事がある。臺中線(山線)の鐵路が近づき、複々線のように4線が並んで烏溪(大肚溪)の橋梁を渡る。臺中市より臺灣省彰化縣彰化市に入る。このまま彰化まで複々線ではなく、大肚溪南號誌站(信号場)の南は複線となり、竹南から山線・海線に分かれていた鐵路は再び合わさる。扇形車庫を車窓に見て終着の彰化に到着する。(つづく)


臺灣鐵路管理局 縱貫線 區間車 2511次 [EMU500型] (彰化)


metro 縱貫線で彰化站到了symbol6
いずれも中華民國107年11月25日撮影(カードの画像を除く)

縱貫線 區間車 2511次 日南(7:51)→彰化(8:37) 45EM533 IC票價54元