旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

蓼科「御泉水自然園」を歩く … 山びこの会に参加して

2015-07-21 14:20:32 | 

 

 山びこの会の恒例行事、夏の一泊山行は、今年は蓼科。登山が無理な私は、毎年参加を躊躇するのであるが、蓼科という距離感と新宿からバスの一泊旅行という魅力もあって参加した。山に登れないものが何で来るんだ、とお叱りを受けそうなのだが、実に魅力的なメンバーの方々にお会いしたいことと、年1回ぐらいは山の空気を吸いたいというのが、厚かましい願いだ。また、そのようなわがままを快く受け入れてくれる会なのだ。
 私は、ホテル(池の平白樺高原ホテル)の前からゴンドラに乗り、御泉水自然園の一部を歩いただけであったが、(その他は、蓼科山登山組や、滝めぐりなどのハイキング組など)、木漏れ日と小鳥の囀りに満ちた「落葉松の経」など、標高1800mの空気を吸って大満足した。

  
    自然園入口
    
         
  木道を歩き、清流を越え
     
         柔らかな緑に心を癒され
   
   ときどき、雲が覆う蓼科山を仰いで、登山組に思いをはせる
 「落葉松の経」

 
  私は下りもゴンドラであったが、
   
    健脚組は歩いて下山……。(ゴンドラより撮影)


 登山はおろか、ハイキングともいえない程度の山歩きでも、行ってみなければ絶対に味わえない素晴らしさがある。空気のおいしさ、緑のやさしさ…、どんな人の話をきかされてもでも、どんな映像を見せられても、自らそこに行かなければ絶対に味わえないものがある。
 しかし、この「80歳の山行」をもって、いよいよ最後になるか…、とも思っている。
    

  
 
   


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