旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

立春(つづき)

2020-02-06 15:54:27 | 時局雑感



 昨日は最高気温が16度近くに上がり、文字通り春の到来を感じさせた。うっかりそれにつられた私は、歌をおもう「谷のうぐいす」は、「さては時ぞと」歌い出したであろう、と書いた。
 ところが今日は、最低気温1度、最高気温も6度と、昨日より10度も低い。加えて北風が強く、寒さは肌にしみる。うぐいすたちは「さては時ぞとおもうあやにく」この寒さに触れて、やはり「時にあらずと声もたてず」に谷へ舞い戻ったことであろう。昨日の描写を訂正しておく。
 併せて、紅梅の写真を並べて、わが庭にも春が来た、と書いたが、これも、春はまだ遠いと書き改めておく。

 (注)文中カッコ書きの引用は、吉丸一昌「早春賦」より。


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