昨22日15時時20分、セシオン杉並会場で第1回目のワクチン接種を受けた。接種個所に若干の違和感(痛み)を感じる程度で、お陰で副作用らしきものもない。
ところで…、わが家族にあっては、コロナに対する対応がかなり違う。
妻は、ワクチン接種などに目もくれない。そもそもこれをコロナウィルス感染症など呼ばない。単なる風邪と呼んでいる。テレビを見ながら私が、「コロナも困ったものだ」などと呟いていると、「温かくなれば風邪など収まるわよ」と平然としている。ワクチンについても「俺は予約するが一緒に予約しよう」と誘ったが、「毎日外に出かけるわけでもないし、めんどくさいからいいわ。こんな年寄り(80歳)より、毎日働いている若い人に回してよ」と、それなりの考えはあるようだ。
娘はもっと確信犯的である。この病気を新型コロナウィルス感染症と正確に呼ぶが、同時に、インフルエンザなどと同じ風邪の一種と位置付けているようだ。重傷者や死者のことを問うと、「死者は累計で精々1万人チョット、インフルエンザでも毎年1万人近く死んでいる。コロナ死者を含む昨年の日本の死亡者は138万4544人で、前年比9373人も減少している」とうそぶいている。
感染しても7,8割は無症状というのが、「極端に恐れる要なし」とする娘の根拠で、私が「無症状でも人に感染させる」と問うと、「それは疑わしい。無症状というのはその人が菌を体内で処理していることだ。感染させる証拠はあるのか?」と、これもそれなりの考えがあるようだ。
中にあって私は、全くの平均的、常識的日本人。毎日、マスコミの報道に一喜一憂し、ワクチンのクーポンが来ると当たり前のように予約して、昨日終了、今朝、2回目も予約した(6月13日)。もちろん、政府やマスコミの諸報道に対しては眉に唾を付けながら聞いているつもりだが、結局は平々凡々、面白くもくそもない普通の人間の生きざまをさらしている。