暗いニュースばかりが流れる中で、超明るいニュースを四つ。
・村上選手(ヤクルト22歳歳)王貞治を超える。
セリーグの覇者ヤクルトの主軸村上が、56号本塁打を放って王さんを超えた。しかも、55号を打って新記録に王手をかけて、十数試合出なかった本塁打を、最終戦の最終打席で打ったのだ。神のなせる業(わざ)としか言いようがない。併せて取った三冠王のタイトルも、影薄くさえ見える。
・大谷選手(エンジェルス28歳)ベーブ・ルースを超える。
海を越えた米メジャーリーグでは、大谷選手が、これまた最終戦で規定投球回数に達し、すでに達していた規定打席数と共に、投打二部門達成というメジャー初の偉業を達成した。また、「勝利投手・本塁打数共に二桁」というベーブ・ルースの記録を104年ぶりに超えており、日本の若者がアメリカ球史を塗り替えている。
・若田宇宙飛行士(59歳)、5回目の宇宙飛行士として勤務につく
活躍するのは若者ばかりではない。59歳の若田光一さんが、日本人としては初の、5回目の宇宙飛行士として宇宙船の勤務(約半年)についた。卓抜した知識と技術、極限生活を生き抜く精神力と協調性など、豊かな人間性が求められる仕事だ。余人をもって代えられないのだろう。
・松木琉森君(杉並区堀之内小2年8歳)、バドミントン全国小学生AB大会で優勝
超若者の活躍を紹介する。私の三井銀行時代から60年に及ぶ親友松木幹治君の孫、琉森君が、バドミントン全国大会の「小学校低学年(1,2年生)の部」で優勝した。全国全県から集まった49人のトーナメントを勝ち抜き優勝杯を手にした。日本のバドミントンはオリンピックや世界選手権でメダルを競う地位にある。日本一は世界一に通じる。並のことではない。
カップと賞状を掲げインタビューに答える琉森君
本人抜き祝勝会で資料を広げ喜ぶ松木幹治おじいちゃん