このところ、急激に春の陽気が迫ってきた。朝晩はともかく、日中の日差しは十分に春である。そしてようやく、この16日からマスクも取れる。やっとコロナから解放されるのである。
それに合わせて、休眠中であった様々な会合が、再開の動きを見せ始めた。うれしいことだ。実は私は、それらを見通していたわけではないが、今月31日に「自分の米寿の会」を開く。この88歳の会をもって、自分の活動に一定のけじめをつけるつもりでいたのだ。それはそれで計画通りやるが、このところの動きを見ると、けじめをつけられそうにない気配だ。うれしい悲鳴だ。
そこへ加えて、今日、某経済雑誌社から、私たちが昨年暮れから続けてきた勉強会を採り上げたいから記事を書け、と注文があった。こんなうれしいことはないが、この調子では、「米寿をもって本格的な余生に入ろう」という計画が大幅に狂いかねない。
容易ならぬ“コロナ明けの春”を、じっくり見極める必要がありそうだ。