旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

久しぶりに広島牡蠣の美味しさを堪能!

2010-12-17 10:37:04 | 時局雑感

 

 呉の親戚から沢山の牡蠣(かき)が送られてきた。いわゆる旬の広島牡蠣だ。
 大きな“殻つき”と”剥き身の牡蠣”が大量に入っている。早速、殻つき牡蠣を焼き、ナイフでこじ開けると汁があふれ出る。海水で十分に塩味が着いているが、醤油を2~3滴、かぼすを大量に絞りかけ、口に含むと美味しい! 思わず唸った。
 同時に剥き身の一部をカキフライにしたがこれがまた美味しい! 最近浜松町に移って、昼飯などでカキフライをとることがあるが美味しいと思ったことがない。浜松町には魚類を期待していたがあまり美味しいとは思わない。恐らく美味しい店を未だ探し当てていないのであろうが、鮮魚類がいまひとつだ。呉から直送された牡蠣と比べては、浜松町に申し訳ないのであろうが。
 殻つきはもちろん、カキフライもひさしぶりに本物を食べたという感がした。続いて昨夜は“カキ鍋”にして、急に冷え込んだ夜に相応しい食べ物であった。

 私は広島に6年住んだ。このシーズンになると毎日のように牡蠣を食べた。当時は慣れっこになっていたのか、当たり前のように食べていたが、こうして比べてみるとやはり「本場」の力を見せ付けられる。牡蠣ってこんなに美味しいものだったのか、と改めて思い知る。もちろん、直送――新鮮、が決めてであろうが。
 ワイフが広島時代を想起して、「親戚や知人が来て“カキ御飯”をつくると、料理が上手ですねえとよく言われた」とつぶやいていたが、たしかにワイフの料理の腕は相当なものであるが、先ずは素材が良かったのであろう。何事も「その地」にはかなわない。


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