狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

沖縄決戦夏の陣!『狙われる沖縄』VS『挑まれる沖縄戦』

2008-07-15 07:50:28 | ★集団自決

 

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■沖縄決戦夏の陣ー『狙われる沖縄』VS『挑まれる沖縄戦』

沖縄の地元出版の書籍は他県のそれに比べて多いという。

昔話や地元グルメに始まって、沖縄戦記モノとなると本屋の一コーナーは沖縄物書籍だけで容易に埋まってしまうほど。

昨日『WILL』増刊号が沖縄の書店で発売されたとの知らせを受けて、某大手書店に確認にいった。

書店の陳列は担当者の腕の見せ所で工夫次第で書籍の売れ行きも違ってくるという。

某大手書店の店頭陳列を見て次のように感じた。

今年の夏は、

集団自決、沖縄書店の夏の陣!

曽野綾子氏の『集団自決の真相』の横積みの左右に、沖縄タイムス編著の『挑まれる沖縄』と「軍命あり派の」の謝花直美沖縄タイムス記者の著書が挟み込むように横積みされていた。

そして入り口左の目立つ場所には数ある「沖縄モノ」の中から地元著者による沖縄戦記記モノだけで、ワン・コーナーを横積みで設置してあった。  

せっかくだから迎撃部隊の先頭に立つ沖縄タイムス編著の本を紹介しておく。

『挑まれる沖縄戦』写真

『挑まれる沖縄戦』
─「集団自決」・教科書検定問題 報道総集

沖縄タイムス社編

 「集団自決(強制集団死)」をめぐる一連の動きを、「沖縄タイムス」の記事と書き下ろしの証言でまとめた、同問題を理解するうえでの必須のテキストです。

【目次】 プロローグ(強制された死/徹底取材「闇」に迫る/ドキュメント 9・29教科書検定意見撤回を求める県民大会)/ドキュメント・挑まれる沖縄戦(2005年6月の発端から、07年12月の「集団自決」訴訟結審と教科書訂正申請承認までを、記事と論評でまとめた)/ルポ・証言(慶良間諸島での証言をまとめた)/索引付

■四六判/422ページ/上製本
■定価2500円(本体2381円+税5%)

だが、陳列されてある地元刊の沖縄戦記モノの中に、

一冊だけ場違いな本のタイトルが目に止まった。

「ハンセン」って、まさか「反戦平和」のハンセンではないだろうと本を取り上げたら、

ナ・ナ・何と、『ハンセン病だった私は幸せ―子どもたちに語る半生、そして沖縄のハンセン病』
金城 幸子
ボーダーインク ⇒このアイテムの詳細を見る

店長さん、慌てて間違えた?担当者を笑って許してくださいね。

それにしても、空気を読んだ店の担当者の販売作戦は成功するのだろうか。

で、肝心の『WILL』は月刊誌コーナーの目立つ場所に、「手書き(に見える)宣伝タグ」を伴って20冊ほど積まれてあった。

アウェイに殴りこんだ『狙われる沖縄』(WILL)に対して、

ホームで迎え撃つタイムスが『挑まれる沖縄戦』 とは、

よく出来た書店店頭の「沖縄夏の陣」ではある。

                    ◇

大阪地裁の判決で被告側は「敗訴も覚悟していた」と正直に吐露する一方、

判決後の集会で「場外乱闘(署名提出)」が判決に大きな効果を与えたことを認めていた。

一審敗訴を想定していた被告側

大阪地裁に提出した15630筆の署名は地裁書記官も驚かせた先例に倣って高裁宛にも署名を集めるという。 

何しろ署名活動は「プロ市民」の自家薬籠の得意技だ。

各地の学校での講演・洗脳活動と連動させ父兄の署名を大々的に集めていくという。

三権分立を標榜するわが国において、どんな団体にも影響を受けない司法の独立は当然のことだと、

原告側弁護士の一人はアオイ理想論を述べるが、

現実は必ずしもそうではないことが今回の地裁判決で再確認できた。

筆者は、「集団自決裁判」の応援団の一人ではあっても、何の団体にも属していないフリーな立場である。 

ただ己の正しいと思うことを連日当日記で書きなぐっている一ブロガーに過ぎないが、「戦後レジーム」にどっぷり浸った法曹界の一面を見ると、

「場外乱闘(署名活動)」もやむなしと思い、下記の通り原告側署名活動を支援していきたい。

「署名活動」は被告側の得意技とはいえ、あえて原告側を支援する方の署名を求めます。

                      ◇

2008年07月14日(月)
大阪高裁への要請書(署名用紙)

2008年07月14日
沖縄集団自決冤罪訴訟 大阪高裁への要請書(署名用紙)
送り先の住所も用紙上に記載してあります。
以下のアドレスをクリックしてください。
http://image01.wiki.livedoor.jp/y/7/yakata7/ac1ab342.pdf

「沖縄集団自決冤罪訴訟」の第1審判決(大阪地裁)は不当であり、
大阪高裁に丁寧で、厳正な審理を求める要請書

平成20年(ネ)第1226号 出版差止等請求控訴事件
(原審 大阪地方裁判所 平成17年(ワ)第7696号)
 
 平成20年3月28日、大阪地方裁判所において、本件裁判に関して原告の請求が棄却される判決が出されました。判決は、法解釈、事実認定のどちらにおいても、不当なものであり、貴大阪高等裁判所において裁判長に丁寧で、厳正な、歴史の審判に耐えうる判決を示していただくことを求めます。
 過ぐる大戦末期の沖縄戦において、座間味、渡嘉敷両島で起こった島民の痛ましい「集団自決」に関して、最近の歴史研究成果によれば日本軍による島民への自決命令は無かった事は明らかになっています。樺太真岡の女子電信員たちの壮絶な自決も、最初は軍命によるとされていましたが、今はそうでなかった事が明らかになっています。軍命無きところでの住民自決は枚挙にいとまがありません。
 沖縄集団自決冤罪訴訟とは、海上挺身隊(特攻隊)の戦隊長として両島に赴任した 座間味島戦隊長 梅澤裕氏(90才)と、同じく渡嘉敷島戦隊長であった故 赤松嘉次氏の弟、赤松秀一氏が、島民に自決命令を出したとされ、名誉を毀損され続けた事に対して、名誉回復をかけて、大江健三郎氏、及び、岩波書店を訴えている裁判であり、私どもは両名を支援しています。そもそも戦闘地において日本軍が国民に自決の軍命を出した例はどこにもないと認識しております。
 平成20年3月28日、大阪地裁の判決は、「(大江氏の)沖縄ノートでは原告梅澤及び赤松大尉の氏名を明示していないが、引用された文献、新聞報道等でその同定は可能である」と同定性を認める判決で、当方の訴えが採用され、被告の訴えは退けられました。 同時に「自決命令の伝達経路等が判然としないため、本件各書籍に記載されたとおりの自決命令それ自体まで認定することには躊躇を禁じ得ない」と裁判官の認識を示してもいます。 そうであれば当方が全面敗訴するとは普通考えられないのですが、結果は「原告らの請求はいずれも棄却する」という大変不当な判決でありました。
貴裁判所においては、一審の法解釈、事実認定の誤りを正され、丁寧で厳正な審理をしてくださることを切に望みます。また、司法の力によって、名誉を毀損され続けて生涯を送った日本国民の人権を守り、世界に向けて我が司法のプライドを示すことができるような、歴史の審判に耐えうる審理をされ、我が国権を内外に明示していただくことを強く望みます。

氏名 住所





〒530-0047 大阪市北区天満2-1-10 大阪高等裁判所 第4民事部ハ係 御中
沖縄集団自決冤罪訴訟を支援する会 昭和史研究所 自由主義史観研究会靖国応援団 
関西戦中派の会 大阪の教育を正す府民の会 大和心のつどひ 宗教教育研究会 
大阪読書研究会 関西自由主義史観研究会  大阪教育連盟 大阪ビジョンの会
大阪新樹会 新しい歴史教科書をつくる会大阪 日本教育再生機構兵庫県協議会 他
 
沖縄集団自決冤罪訴訟を支援する会事務局
連絡先 569-0855 大阪府高槻市牧田町7-55-107吉田方

                                             ◇

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