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今日は原爆の日。
被爆者の平均年齢は75.1歳(3月末時点)で、昨年の74.6歳からさらに高齢化が進んだ。全国の被爆者数は24万3692人(同)で、昨年より8142人減った。(時事通信 2008/08/05-18:28)
このようなデータを見ても体験者の高齢化が感じられ、戦争を語り残す必要性を痛感します。
原爆犠牲者のご冥福をお祈りいたします。
◆
■中国の火薬庫■
「平和の祭典」の名がが最も相応しくない「北京オリンピック」。
当初は北京オリンピック開催に反対を表明していた当日記ではあるが、
開催日を明後日に控えて今さら反対というより、
むしろ北京オリンピックによって中国の実体が世界に暴露された、
と言う点で「有意義」であると言っておこう。
中国当局が最も気にしているのが、
世界のマスコミ報道だろうが、
そのマスコミを暴行するという所に、
当局のパニック振りが垣間見えて興味深い。
⇒中国:新疆・警備隊襲撃 五輪前、厳戒と沈黙 邦人2記者に暴行、武装警官謝罪へ
アメリカの中国専門家が「今後もテロはありうる」というくらいだから、
無事に終わるとは思えないのだが・・・。
爆発寸前の「中国の火薬庫」について、朝鮮日報が分かりやすく報じているので、以下に引用します。
テロの火薬庫、新疆ウイグル自治区(上) 2008/08/05 09:01:31
中国の火薬庫は爆発するのか-。北京五輪開幕を4日後に控えた4日、中国の少数民族居住地域である新疆ウイグル自治区で武装警察目がけて手りゅう弾を投げるテロ事件が起き、安全な五輪開催に警戒信号がともった。中国当局は先月26日、「トルキスタン・イスラム党(TIP)」を自称する集団が「北京や香港など五輪開催都市でテロを行う」とインターネット上で警告した際、「存在しない組織の虚勢だ」と切り捨てたが、今回の事件発生に戸惑いを隠せずにいる。
◆なぜ新疆なのか
中国の国土の6分の1を占める新疆ウイグル自治区は、南隣に位置するチベット自治区とともに少数民族の独立運動が最も盛んな地域とされる。大部分が中国国内に住むチベット族とは異なり、新疆ウイグル自治区の人口の46%を占めるウイグル族は、同自治区と境を接するカザフスタン、キルギスタンはもちろん、ウズベキスタンなどにも居住しており、国外との連帯闘争が行われている可能性が高い。ウイグル分離独立を求める団体は、イスラム国家である周辺国に住む同族と連携して、国境周辺の山岳地域に身を隠し、勢力を蓄え、中国政府を脅かしてきた。250万人にすぎないチベット族が周辺の四川、甘粛、青海の各省に分散しているのに対し、ウイグル族は新疆ウイグル自治区に大部分(941万人)が集中しており、イスラム教を信じる彼らは団結力も強固だ。
北京=李明振(イ・ミョンジン)特派員
テロの火薬庫、新疆ウイグル自治区(下) 2008/08/05 09:01:57
ウイグル独立運動の中心組織は「東トルキスタン・イスラム運動(ETIM)」だ。1993年に発足したとされる同組織の詳細な体系や規模は判明していないが、国連や米国は2002年8月にETIMをテロ組織に指定している。中国当局が先月、今回事件の起きたカシュガル市で年初来、12の武装テロ組織のメンバー82人を検挙したと明らかにしたように、ETIM以外にも分離独立を求める武装組織は相当な数に上るとされる。最近はインドに亡命政府を樹立したチベット族のように海外に居住するウイグル族が亡命政府樹立の動きも見せている。
◆中国のウイグル族封じ込め
中国政府は国家の安定を脅かすウイグル族の独立運動を阻むため、強硬な措置を取っている。今年3月にチベット独立要求デモが起きて以降、ウイグル族の分離独立組織に対する「ウサギ狩り式」の検挙作戦が繰り広げられており、中国はロシア、中央アジア諸国と構成する上海協力機構(SCO)を通じ、ウイグル族武装勢力を狙った大規模な対テロ軍事演習を実施している。米同時多発テロ以降、中国が米国主導の対テロ活動に積極参加したのもウイグル族分離独立勢力に対処するためというのが定説だ。
しかし、中国の包囲作戦にもかかわらず、今回の事件は中国の対テロ作戦の限界を見せつけた。これまで北京の「封鎖」には問題が生じなかったが、各地の安全維持にはほころびが生じている。今年3月7日には新疆ウイグル自治区ウルムチから北京に向かっていた中国南方航空の旅客機で爆破テロ未遂事件が摘発されている。
北京=李明振(イ・ミョンジン)特派員
◆
■沖縄タイムスの「大山鳴動 発煙弾?個」の記事■
新聞のことをマッチポンプとはよく言われることで、
実際にも自分で放火して特ダネを流した国営放送記者(消防署員だった?)がいたくらいだ。
散々自分で火をつけておいて、その火も消さないのでは、
ただの放火魔。
浦添市の「化学不発弾」騒動は、住民の安全に関わるだけに、
少しでも疑念があれば、
これを大きく報じるマスコミに異論をはさむつもりは無い。
ただ騒ぎっぱなしでフォーロー記事がないのでどうしたかと思っていたら・・・・。
その前に、
とにかく「事件」に関する、
沖縄タイムスの大騒動記事を見るとこの通り。
煽られて地元テレビもこの騒ぎ
琉球朝日放送⇒http://www.qab.co.jp/01nw/08-04-24/index4.html
ところが、今朝の沖縄タイムスは、
人目を忍ぶようなベタ記事で、
「発煙弾と判明 防衛省が発表」
これで一件落着のつもりらしい。
産経新聞那覇支局長小山さんによると、
防衛省幹部による定例会見で「まず考えられない」と話していたらしいが、
万に一つでも危険性があればこれを大騒ぎのタイムス報道もよしとしよう。
だが、この小さなベタはないだりろう。
タイムスはウェブ記事にもしないだろうから、
日刊スポーツ記事で、「泰山鳴動ネズミ一匹」を報じておこう。
沖縄・浦添市の不発弾22発は発煙弾 [5日19:45]
防衛省は5日、4月に沖縄県浦添市の建設現場で見つかり、化学弾の可能性があるとして同県内の一時保管庫に移送した不発弾22発は、化学弾ではなく発煙弾だったと発表した。
防衛省によると、不発弾は米国製M57砲弾(迫撃砲弾)で、太平洋戦争時のものとみられる。内部に液体が入っていたため、化学弾の可能性があるとして5月に嘉手納弾薬庫地区に移送。7月に米国から派遣された専門家が検査し、データを米国で分析したところ、液体は発煙剤であることが判明した。砲弾は自衛隊が処理するという。
[2008年8月5日19時45分]
ちなみに、いつもなら沖縄タイムスとタッグを組む琉球新報は、この「事件」に関しては比較的冷静で、「?」付きで報道していたようだ。
「追記」
比較的冷静だった、琉球新報は、ウェブ記事でもちゃんと報道している。
⇒国、発煙弾と発表 浦添市内で発見不発...(2008.8.6)
沖縄タイムスは、
やはり、ただの放火魔なのか。
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