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2008年08月28日 (木曜日)
高校社会科教師 教科書検定問題考える
文部科学省の教科書検定意見に抗議する県民大会から間もなく1年が経ちますが、この問題について改めて考えようと、社会科の教師たちが8月27日夜、那覇市で集会を開きました。集会には高校の社会科の教師、およそ50人が参加しました。
教科書検定意見を巡っては2007年9月の県民大会以降も、沖縄から国に対し記述を元通りにするよう要請が続けられていますが、国は当初の姿勢を崩していません。教師たちからはこの問題を学校現場でどうとらえ生徒たちに教えていくか、悩みの声も上がっていました。
教師たちは、「(歴史を)調べているところと学校現場はとても遠いということが分かった」、「昨年来の活動には多くの高校生が参加したはずなのに、やはり学校現場の中では討論ができない」などと話していました。
教師たちは県民大会について授業でとり上げたいと考えていて、今後も教育現場で議論を重ねると話しています。
◇
>、「(歴史を)調べているところと学校現場はとても遠いということが分かった」、「昨年来の活動には多くの高校生が参加したはずなのに、やはり学校現場の中では討論ができない」
教師が「集団自決」についての授業で苦悩しているというが、教師自身がイデオロギーに捉われていたら、学校現場は授業という名を借りた政治集会になってしまう。
何よりも、「11万人集会」というデタラメを金科玉条に掲げている限り、まともな生徒なら授業をバカにするだろう。
ほとんどの高校の社会科教師が属している「歴史教育者協会」だって左翼教師の集団だし。
高校の社会科教師こそ、なまじ中途半端な知識があるだけに、こんなに始末に終えないものはない。
昨年の「11万人集会」前、30年近く高校の社会科の教師をして県会議員になったK女史と県議文教委員の一行が、アリバイつくりのため渡嘉敷島に現地聞き取り調査に行ったとき、とんでもない発言をしたが、同行していながらこれを報じる新聞はなかった。
集団自決を体験した金城武徳さん(75)が証言しようとすると、自分のイデオロギーと違うと見るや次のように発言したという。
「私は、社会科の教師を30年近くやってきました。よってこの問題には造詣があります。」「戦争を美化しないで下さい。」
実体験者の証言より詳しいとは、この女子は霊能者なのだろうか。
詳細はアリバイ作りの県議団調査 結論は決まっていた!にあるが、
下記に一部抜粋引用する。(説明する金城さんを見ているK女史が下記写真にバッチリ写っている)
◇
県議会文厚委 検定撤回へ現地調査 文部科学省の教科書検定で沖縄戦の「集団自決」に関する日本軍強制などの記述が修正・削除された問題で、県議会文教厚生委員会(前島明男委員長)は6日午前、渡嘉敷島で「自決」現場を視察したほか、「集団自決」の生存者らから聞き取り調査を始めた。午後には座間味島に渡り調査する。 (7/6 16:05)全文 >>> |
「集団自決」の生存者から当時の話を聞く県議会文教厚生委員会の委員ら=6日午前10時半ごろ、渡嘉敷村 |
上記写真で調査団を先頭で案内している当時14歳の金城武徳さん(75)の証言は新聞では肝心の部分は完全に封鎖殺された。
一方、当時僅か6歳の吉川さん(67)の証言は事細かに取り上げ「軍命令はあった」と結論付けている。
■デタラメだった聞き取り調査■
島の人によると、聞き取り調査は実に酷いものだったという。
金城さんが「軍の命令は無かった」と証言すると、
議員団のK女史(社民党)は、金城さんの発言を封じるように次のように決め付けたという。
「私は、社会科の教師を30年近くやってきました。よってこの問題には造詣があります。」「戦争を美化しないで下さい。」
当時15歳で生き残ってきた証言者に対して、この「決め付け」発言がこの調査団の左翼的性格を物語っている。
証言者の発言を封じるなら何のための聞き取り調査だったのか。
そう、議会決議に合致する証言だけを聞けばよかったのだ。
「不都合な証言」を聞く耳など最初から持ち合わせてはいなかった。
社会科の教師をしていたら証言を聞かなくとも全てをお見通しだとは細木数子先生もきっとびっくりでしょう。
又調査団の団長で、後に「県民大会実行委員長」となる仲里県議会議長は、調査現場で驚くべき発言をしている。
あの「毒おにぎり」証言の仲里議長である。
「みんなで既に決めたこと(採択したこと)だから、早く話をまとめましょう」
もう既に決まった結論のアリバイ造りの調査だったことがこの議長の一言で、語るに落ちてしまっている。
この調査団の左翼偏向的性格は今更説明を要しないが、この一連の県議団の動きがマスコミのセンセーショナルな報道と相まって、
その後県民を狂乱の渦に巻き込んでいく。
沖縄タイムスは恥知らずにも、
「証言を聞き終えた前島委員長は「検定意見削除は県民の総意だ。文科省にさらに強く訴えていく」という文で締めくくっている。
そう、タイムスは己が創作した“県民の総意”が重要であり、
重要証人の証言などどうでも良かったのだ。
沖縄タイムスは結局、聞き取り調査の証言は封殺して、自分が作ったシナリオ・「県民の総意」さえあれば、歴史の事実を捏造できると信じているのか。
デタラメな調査で「県民の総意」を捏造される県民もたまったものではない。
◇
学校教師のデタラメぶりは、下記エントリーに詳しい。
小学生を洗脳! 左翼教師が「集団自決」創作
死者を冒涜する「プロパガンダ劇」 児童をを使った卑劣な行為
小学生を授業で洗脳/沖縄県民を洗脳しているテレビ
◆
今朝のテレビ案内のNHK総合欄に次のような案内がある。
≪8:00 九州沖縄スペシャル
集団自決・新たな証言
沖縄戦から63年の苦悩
“肉親を手にかけた”
渡嘉敷島・兄弟の告白≫
NHKは裁判が近くなってくると、被告援護の為の特集番組を放映する。
控訴審(大阪高裁)の第2回口頭弁論が9月9日なのでまたぞろNHKか、という感じで、「新しい証言」は期待できない。
未だ見ないうちにコメントも出来ないが、≪肉親を手にかけた”
渡嘉敷島・兄弟の告白≫から推測すると、第一審の判決前に放映された≪NHK「渡嘉敷島の集団自決」≫の「金城重明・重栄兄弟の告白」の焼き直しだとは思うのだが・・・。
弟の重明氏は戦後島を出て本島に在住し「集団自決」の語り部として地元マスコミは勿論本土大手新聞でも再三登場し、証言を綴った著書もある有名人である。
その男は手りゅう弾を二個ずつ呉れたが、彼が兵器係であったことは 後で知った。
自分達兄弟には手りゅう弾はなかった。
3時過ぎ村長が「天皇陛下万歳」を叫び、次々「集団自決」が始まった。
「生き残ることへの恐怖」が自決を加速させた。
木の枝で作った木の棒で肉親に自ら手を下す、・・・それは家族への愛であった。
このまま死ぬより1人でも敵を倒して死のうと切り込みに向かう途中、日本兵に遭遇し島がまだ玉砕していないと知った。
番組では語られなかったがその後二人は日本軍の陣地で数日過ごすことになる。
◇
重栄氏の顔が画面アップで「木の棒で肉親を手にかける」と言った時、一瞬表情がこわばって重栄氏の言葉が止まった。
その時彼の脳裏には肉親を自分の手にかけた地獄絵のほかにもう一つの地獄絵が思い浮んだと想像する。
重栄、重明兄弟は肉親の他に他人も手にかけていたのだ。
しかもそのうちの数人は生き残って島で生活している。
兄弟にとってこれ以上の地獄が他にあろうか。
弟の重明氏が戦後島を出て宗教の道に入った心境も理解できる。
だが、肉親どころか他人まで自分が手にかけた重明氏は自分達の取った行動を自責の念で「家族への愛だった」と弁明する。
その一方、責任転嫁で「軍の強制だった」と言い続けなければ生きてはいけなかった。
「集団自決」とは何だったのか。
追い詰められた末の、閉鎖空間における極限的な状況が生み出した「狂気」のなせる業であり、その「狂気」は元々人間の内部に潜む。
この解明には歴史家はもとより心理学者の検証研究が不可欠と考える。
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