狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

小沢代表の逮捕か!?違法性認識⇒収賄罪で

2009-03-05 08:09:36 | 県知事選

 

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小沢代表の聴取検討  違法性認識を確認へ
 準大手ゼネコン西松建設がダミーの政治団体を使って小沢一郎民主党代表の資金管理団体「陸山会」に違法献金したとされる事件で、東京地検特捜部は4日、小沢代表から参考人として事情聴取する検討を始めた。

 小沢代表側への献金額や献金先は、陸山会側が指定していたことが関係者の話で既に判明。特捜部は、小沢代表の公設第1秘書で陸山会の会計責任者大久保隆規容疑者(47)=政治資金規正法違反容疑で逮捕=が違法性を強く認識していたとみており、陸山会代表者の小沢氏にも違法性の認識の有無を確認する必要性が高いと判断。同容疑者の監督状況なども聴く方向とみられる。

 一方、西松建設のダミーとされる新政治問題研究会(新政研)と未来産業研究会(未来研)の両政治団体が、陸山会など小沢代表側の3団体に献金する際、1-2週間程度の間で5、6回に分散、小口化させていたことが政治資金収支報告書などで分かった。特捜部は西松建設からの献金を目立たないようにする大久保容疑者の配慮だった可能性もあるとみている。

2009/03/05 00:28   【共同通信】 
 

                   ◇

継続的、且多額の献金を、このような複雑な手法で受けていて、

「知らぬ存ぜぬ」では地検が納得するはずは無い。

当然、親玉の小沢代表をお白洲に引きずり出し尋問する必要がある。

大久保秘書が逮捕された容疑は「違法献金」容疑だが、地検が狙うのは「贈収賄」。

「贈賄罪」の本丸に踏み込むには、小沢氏の金庫番である大久保容疑者が口を割ること。

だがもう一つ本丸に踏み込むルートは、贈賄側の西松建設ルート。

西松建設側の口は意外にもろく、次々とゲロを吐いているようだ。

西松前社長「献金はダム受注目的」 影響力を期待(1/2ページ)
西松前社長「献金はダム受注目的」 影響力を期待(2/2ページ)

小沢一郎・民主党代表の資金管理団体「陸山会」をめぐる違法献金事件で、政治資金規正法違反容疑で逮捕された準大手ゼネコン「西松建設」前社長の国沢幹雄容疑者(70)らが東京地検特捜部の調べに対し、「小沢代表側への献金はダム工事などを受注するためだった」などと供述していることが関係者の話でわかった。

 実際、西松建設は06年に、国土交通省が発注する岩手県内のダム工事の一部を約100億円で受注。同社側はこの受注を献金の成果と受け止めていたという。

 調べなどによると、西松建設が陸山会に献金する際、会社名を出さないためのダミーとして使っていたのは、同社OBが代表を務める政治団体「新政治問題研究会」(95年設立、06年解散)と「未来産業研究会」(98年設立、06年解散)。他人名義での献金や政党側以外への企業献金は政治資金規正法で禁じられているが、大久保秘書は、西松建設からの政治献金(計2100万円)であることを知りつつ、この献金が両団体からの寄付だったように03~06年の政治資金収支報告書に虚偽記載をした疑いなどが持たれている。

 一方、関係者によると、西松建設は、二つの政治団体の設立当初から、陸山会や小沢代表が代表を務める政党支部へ献金を始めたという。こうした献金を始めた理由について、国沢前社長は「西松建設は東北地方で仕事をとれないため、小沢代表側を頼った」という趣旨の供述をしている模様だ。

複数のゼネコン関係者によると、小沢事務所は、地元の岩手県など北東北3県を中心に公共工事の受注で強い影響力を持つとされる。
この地域での大規模な公共工事の一つとして、西松建設は他の2社との共同企業体(JV)で06年3月、国交省東北地方整備局が発注する「胆沢(い・さわ)ダム」(岩手県奥州市)建設工事の一部の入札に参加。
洪水時に流水をためるなどして安全に下流に流すための施設工事を約100億円(後に約90億円
に減額)で落札した。

 関係者によると、国沢前社長や西松建設の営業担当者は、この受注について献金の成果が表れたと評価していたという。

 小沢代表は4日の会見で、「献金に対して私や秘書が便宜を供与した事実はあり得ない」と述べた。

(朝日新聞 2009年3月4日15時4分)



小沢氏側が西松建設に献金請求書…「企業献金」認識か

こうした手続きは毎年繰り返され、陸山会側から西松建設側に、「今年もよろしく」などと、前年並みの献金額を求めることもあったという。

(読売新聞 2009年3月4日14時57分)



『小沢氏側から献金依頼』 東京地検 西松建設元幹部が供述

関係者によると、これらの献金の一部は小沢氏側から依頼があったという。

 一九九〇年代の二度の政治資金規正法改正による企業献金の制限を受け、西松が小沢氏側の要請に応えて献金を続けるため、二つの政治団体を設立したとみられる。

 建設業界の関係者によると、小沢事務所はゼネコン各社に金額を割り振り、寄付を要求していたという。

 「仕事で意地悪されないため、献金せざるを得なかった」と証言する。

 特捜部は、大久保容疑者が政治団体を通じた献金が実質的には同社からの献金だったと認識していた疑いが強いとみて調べている。

(東京新聞 2009年3月4日)



「献金元は西松建設」、会社側が小沢氏秘書に伝達か

準大手ゼネコン西松建設が民主党の小沢一郎代表の資金管理団体「陸山会」に違法献金したとされる事件で、同社側が、小沢代表の公法違反容疑で逮捕=に対設第1秘書で陸山会会計責任者、大久保隆規容疑者(47)=政治資金規正し、2つの政治団体からと装った献金の実際の出し手が西松建設であると伝えていたことが4日、東京地検特捜部の調べで分かった

 特捜部は、政治団体を隠れみのにした迂回(うかい)献金であると大久保秘書が認識していたことを裏付けるとみて、献金の経緯について調べを進めている。小沢代表が違法献金を認識していたかどうかについても慎重に調べるもようだ。

(日経新聞 3月4日16:00)

                                               ◇

難産だった定額給付金が国会通過して、麻生首相は昨夜は17日振りにホテルのバーで鴻池官房副長官と一献傾けたらしい。

一国の首相の飲み食いまで批判し続けたマスコミだが、

次期総裁候補?だった小沢代表の「収賄容疑」で金庫番が逮捕されているというのに、

テレビ各局は批判の矛先を切り替えられずに動揺して奇妙な番組を流し続けている。

昨日のTBS「ピンポン」は、まるで検察の捜査は小沢氏の言うように、政治的にも法律的にも不公正な捜査であるような論調。

宮崎哲也氏の次の発言には笑った。

「(総選挙のために)テーブルがちゃんとセッティグされて、キャンドルが立てられて、料理が乗せれて、ワイングラスがあったわけ。それを検察がやってきてパーンとひっくり返した。政治を論評していた側からすれば、これからどうなるのか。白紙に戻っちゃった」

テレビ芸者の宮崎氏としてはテレビが誘導して造り上げた「支持率信仰」のもとに、

小沢民主党内閣をテーブルの上にセッティングしていたのだろう。キャンドルかなんか立てて・・・。

そんなものテメーで勝手に作った幻だろうが。

各コメンテーターが揃って小沢擁護で陰謀論を述べ、検察は説明責任がある、といったとき、

検事出身の大沢孝征弁護士が、この時期に小沢代表の秘書の逮捕されれば陰謀論が起きることを地検は百も承知で、

「物的証拠も供述証拠も握ってないと逮捕は出来ない。予算も成立して政治的に影響の少ないこの時期にやった。3月の時効の問題もある」

さらに地検は国策捜査と言われることを極端に嫌っている、犯罪があって証拠がある限りは見逃さないというのが彼らの姿勢で、司直とは実直に司法を実行することだと地検を擁護した。

さすが、元検事。

陰謀といわれようが国策捜査といわれようが、そこに犯罪があり、証拠があれば粛々と逮捕すればよい。

一々国民に説明などしていたら、その前に証拠隠滅でもされてしまう。

小沢代表の「問題はない」発言は空威張りだろう。

検察側は自信満々のようだし、次は

①小沢氏事情聴取。

②「違法献金」で逮捕。

国沢幹雄容前西松社長の「贈賄罪」逮捕。

④小沢「収賄罪」で逮捕。

こんなところだろうが、その前に緊急入院で抵抗するか。

 

秘書逮捕、検察側は立証に自信  JNNニュース

 捜査は不公正だと反論した小沢代表。検察側のねらいはどこにあるのでしょうか? 検察幹部は、「西松建設側から小沢代表側の団体への献金金額は突出している」と、立証に自信を示しています。

 「逮捕を含めた強制捜査を受けるいわれはない」(民主党、小沢一郎 代表)

 検察の捜査を強く批判した小沢代表。しかし捜査のメスは、ついに小沢代表の地元・岩手県にまで及びました。特捜部は4日、新たに、奥州市の小沢代表の事務所と民主党岩手県連第4区総支部など、数か所を家宅捜索しました。

 3日、政治資金規正法違反の疑いで逮捕された公設第一秘書・大久保隆規容疑者(47)は、資金管理団体「陸山会」の会計責任者を務める金庫番です。

 逮捕容疑となった、西松建設からの違法献金の仕組みはこうです。陸山会に献金していたのは、西松建設のOBが代表をつとめる2つの政治団体。しかしこの金の原資は「社員の会費」です。しかも社員が自発的に支払ったものではなく、会社がボーナスを上乗せする形で支給したものだったということです。つまり、西松建設は、政治団体からの献金を装い、法律で禁止されていた企業献金を行っていたことになるのです。

 「もし企業献金という認識があったのなら、政党支部で受領すれば、何の問題も起きなかったわけでありまして」(民主党、小沢一郎 代表)

 こう反論する小沢代表ですが、専門家は次のように指摘します。

 「小沢さんの政党支部に『西松建設』という名前で献金すれば問題ない。ただ、西松建設と小沢さんとの密接な関係が分かってしまうということがあるから、その関係を隠したいとなると、今回のようなやり方が出てくるのではないかという気がします」(政治資金規正法に詳しい 日本大学法学部 岩井奉信 教授)

 西松建設では、前社長の国沢幹雄容疑者(70)が、献金先や金額までを具体的に指示していたとされます。献金は複数の自民党大物議員にも行われていましたが、特捜部の調べによりますと、小沢代表側に渡った資金は10年間で少なくても1億8000万円にのぼり、突出していたといいます

 大手ゼネコンの関係者は、JNNの取材に次のように話しました。

 「西松建設クラスでは金を使わないと仕事は取れない。年間1千万円単位の献金は、おつきあいのレベルを超えている」(ゼネコン関係者)

Q.今後の捜査のポイントは
 「なぜ西松建設がダミーを使ってまで献金をしていったのか、その背景を究明しなくてはならない」(元東京地検特捜部長、石川達紘 弁護士)

 再び浮上した政治と金を巡る事件。検察幹部は立証に自信を示しています。

 「立件したのは、金額が突出していたのと、あくまで証拠があったから。国策捜査とかではなく、証拠があったからだ」(検察幹部)

 調べに対し、大久保容疑者は容疑を否認していますが、特捜部は今後、違法献金への小沢代表の認識など、慎重に捜査を進める方針です。(04日17:02)

                    ◇

 

世論なんてものは一夜にして変わるものー藤原正彦

 

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