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沖縄タイムスのイデオロギー塗れの行政介入が、座間味村長の英断によって見事に粉砕された。
地元大学教授や本土大学の憲法学者や平和団体の親玉たちを総動員し、
「識者」の意見として座間味村の貯水池造成計画に反対運動を扇動していた沖縄タイムスが三日目で沈没である。
沖縄タイムスが座間味島の民意を押しつぶす目的で動員した左翼「識者」はこの面々。
沖縄平和運動センターの崎山嗣幸議長
高作正博関西大学法学部教授(憲法学)
早稲田大学法学学術院の水島朝穂教授
琉球大学の島袋純教授
照屋寛之沖縄国際大学教授
軍事評論家の前田哲男氏
左翼学者に軍事評論家が名を連ねるのは奇異に感じるだろうが、
前田氏は沖縄大学の客員教授も努める左翼評論家で、社会党(現社会民主党)のブレーンであり、護憲などの平和運動にも活発な参加を続けている人物と聞けば納得。
よくもまぁ、これだけ左翼「識者」を集めたものだと感心するが、彼らにタイムスの意見を代弁させ、
次は民意をといって「自衛隊の宣撫活動反対・県民大会」と称する「プロ市民集会」を目論むのが沖縄タイムスの常套手段。
だが、観光立村の座間味村では7年も続く水不足は村の財政をゆるがす死活問題。
沖縄タイムスの連日の反対キャンペーンに萎縮したのか、自衛隊関係者は
「こちらから押し掛けてやるものではなく、あくまでも自治体からの要請を受けて検討する。反対運動などが懸念されるような状況では受けるのは難しい」と、自衛隊の貯水池造成に躊躇をしていた。(沖縄タイムス)
沖縄タイムスが仕掛けた「11万人」集会を知っているだけに「反自衛隊運動」に広がるのを恐れて、折角の自衛隊の貯水池造成計画は頓挫するものかと思われた。
ところが昨日のタイムス朝刊を見て驚いた。
一面と社会面のトップを飾っていた貯水池問題が社会面の中断に小さく納まって、しかもウェブ記事には掲載されていない。
記事は「座間味村長が計画は続行する」とあるが、従来の沖縄タイムスだったらこれに反発して、
更に多くの「識者」や「街の声」を動員し、強引に「自衛隊の宣撫活動に反対する県民大会」でも開催せよと、より派手な記事で扇動していたはず。
だが座間味村長の計画推進宣言を聞いて、関連記事が急に小さくなったのは沖縄タイムスの敗北宣言と見る。
何しろ今回の相手はあの座間味村だ。 敵には廻せない。
沖縄の民意は自社で容易に造成できると考えるタイムスでも、相手が座間味村では、これまでタイムスがわい曲してきた座間味島の民意、つまり「住民と元軍人は憎悪の仲」という神話が崩壊してしまう。
これ以上問題が大きくなるのを恐れて撤退を意味するのが下記の記事。(ウェブにはない)
自分で火を点けておきながら(怒)。
沖縄タイムス 2009年3月15日
座間味 貯水池 村長、計画通り推進
断水続き「緊急避難で」
【座間味】陸上自衛隊に貯水池造成を依頼する計画を検討している座間味村の仲村三雄村長は14日、「(村は)日照り続きで、断水は自然災害と同じ、造成の依頼は緊急避難的措置だ。計画をそのまま進める」として、計画に変更がないことを明らかにした。
また、新たなダムの建設には稼動まで10年はかかると説明。海水を淡水化する施設の設置にも億単位の事業費が必要との見通しを示した上で、「村の財政では、いずれも負担が大きすぎる。緊急避難として陸自に依頼する」と強調した。
一方、同村長は、沖縄戦当時に同村で起こった「集団自決(強制集団死)」をめぐる教科書記述問題に絡めて造成依頼を批判するする意見が出てきた、と説明。
「大事な水問題とは別の話。自衛隊の宣撫工作うんぬんということにまで話が飛んでしまい、困惑している」と話した。
◇
沖縄タイムスが火を点けた反対運動に歩調をそろえた琉球新報だが、さすがに一面や社会面は遠慮したのか「地域面」でおつき合い記事を掲載。
⇒座間味村、陸自に貯水池依頼 水不足解消へ検討(2009.3.14)
だが、昨日(15日)の朝刊のウェブ記事では掲載されていない。
自衛隊がイラクに人道支援で給水活動に派遣されたり、ソマリヤに海賊退治に派遣される時代に、
自国内の水不足解消のために貢献するのを反対する異様さに気がついたのだろうか。
これに反対すれば、来年から自衛隊が札幌の雪祭り協力するのも反対しなければならないし。
■「座間味島の神話」の崩壊■
最後にしつこく再度繰り返す。
集団自決のあった島・座間味島の貯水池造成に沖縄タイムスの猛反対を押し切って、座間味村長が計画推進を明言したことは画期的出来事である。
それは沖縄タイムスが捏造してきた「座間味島の神話」が崩壊した瞬間である。
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