特捜、二階氏側も聴取へ 「西松資金」の認識が焦点
2009年3月9日3時1分
準大手ゼネコン「西松建設」が、ダミーの政治団体を通じて民主党の小沢代表側に多額の献金をしていたとされる政治資金規正法違反事件に絡んで、東京地検特捜部は、同じ政治団体にパーティー券を購入してもらうなどしていた二階経済産業相の事務所関係者から任意で事情を聴く方針を固めた模様だ。(略)
◇
「朝青龍叩き」では完敗したやくみつる氏が、バッシングの矛先を変えて面白いことをいっていた。
小沢邸に火の手が上がったが小沢邸の二階にも火が廻ってきた」
そう、二階氏は「小沢の忠臣」といわれた男で、そのルーツを辿れば金丸に行き着く。
利権のあるところには顔を出す同じアナの狢である。
小沢親分にくっ付いて各党を出たり入ったりしていたが、ここらで親分と共に縛についたほうが自民党のためには良い。
二階氏は親中派というより屈中派で知られ、保守新党の時代、地元の田辺市の新庄総合公園に江沢民が自筆の文字と、江沢民の講話を刻んだ記念碑の建立を計画し、全国各地にも同様の石碑を建立する計画する媚中ぶりだったが、地元の抵抗等もあって中止した経緯がある。
終始中国側に立ち、東シナ海の日中中間線でのガス田開発問題では、麻生外務大臣が中華人民共和国によるガス田開発強行に断固対応する姿勢を示すと、この「日本の対応に“こそ”問題がある」、「強硬に対応するなら勝手にやればいい」と終始中国側にたつ発言をしている。
「小沢ショック」に対してマスコミは「何でこの時期に・・・」、さらに陰謀論、国策捜査とこの期に及んで民主党支援の態度を崩していないが、・・・
「小沢ー二階」の金丸系列議員を一網打尽にするなら、
国策捜査?
ジョウトウじゃないか!
犯罪があり、証拠があれば、この時期だろうがどの時期だろうがはたまた国策捜査と言われようがビシバシと逮捕して欲しいものだ。
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3月8日 12時29分
NHKの「日曜討論」で、河村官房長官は、西松建設に絡む政治献金をめぐる事件で、自民党議員に容疑が及ぶことはないと思うと発言した政府筋は漆間官房副長官であることを明らかにし、「漆間副長官本人は、特定の政党や議員に捜査は及ばないと断定的に言ったことはないとしている」と説明しました。
この中で河村官房長官は、政府筋が「今回の事件で自民党の議員に容疑が及ぶことはないと思う」と述べたことについて、「われわれの周辺を調査したところ、漆間副長官が記者団との懇談の中で、一般論として述べたものの、特定の政党や議員に捜査は及ばないと断定的に言ったことはないし、検察情報を知っているわけもないということだった。漆間副長官は警察庁長官の経験があり、勘を持っているので、憶測を呼んだのは残念で、不適切のそしりを免れないので気をつけてほしいと申し上げた」と述べました。そのうえで、河村官房長官は、漆間副長官が国会で釈明すべきかどうかについて、「国会がどうするかだが、必要ならそうすべきだ。参考人で出席するという形もある」と述べました。また、河村官房長官は、今後、閣僚をめぐって新たな疑惑が明らかになった場合、説明責任を果たすよう指示するかどうかについて、「当然だ。カネがどこから来たかも把握する必要がある」と述べました。一方、民主党の鳩山幹事長は「元警察庁長官である漆間氏がいい加減な情報で話をするわけはなく、確信的に言っている以上、内閣中枢と検察との間で何らかのつながり、メッセージのやりとりがあったと疑われてもしかたがない。当然、追及していく」と述べました。また、鳩山氏は「政権交代を期待する声があるなか、今回の事件で国民にたいへんな心配をかけていることは率直におわびしなければならない。小沢氏の進退問題が浮上しないだろうと言い切るつもりはない」と述べたうえで、「秘書の潔白を信じて、毎日のように記者会見を行うなど努力している小沢氏を信じて、支えていくのは当然だ」と述べました。その一方で、鳩山氏は「当然のことながら、新たな事実が判明すれば、新たな展開になる」とも述べ、今後の捜査の進ちょく状況によっては小沢氏の進退問題につながる可能性もあるという見方を示しました。漆間官房副長官はNHKの取材に対し、「河村官房長官からは『誤解を招かないよう、発言に注意するように』という話があった。あすの参議院予算委員会に出席を求められれば、その場でお答えするし、あすは定例の記者会見もあるので、誠実にわたしの考えをお話ししようと思っている」と述べました。
◇
「国策捜査だ!」と叫ぶ以外に打つ手の無い民主党。
今日の国会に漆間氏を喚問するだろうが、結果はミエミエ。
追い詰められた民主党にとって、唯一つの突破口は「漆間喚問」だろうが、
「犯罪の証拠がなければ、自民党に容疑が及ばない」程度の発言くらいなら良くある話。
逆に証拠も無いのに容疑を掛けらる方が大問題のはず。
結局、「証拠がなければ」の部分を、言った言わないの問題。
発言当時のテープがあれば「(説明不足の発言で)誤解を招いた」という理由で漆間氏を引責更迭。
これで「政府高官発言」は一件落着する話。
民主党の空振りで「漆間発言」は簡単に収束するだろう。
結局「二階類焼」で折角の「国策捜査」論が崩壊するのは皮肉なもの。
昨日のテレ朝「サンプロ」に出演した田中真紀子氏、父・角栄氏逮捕の経緯を述べ、「小沢ショック」も陰謀だと吼えた。正確にいうと陰謀を臭わせた。
小沢氏は野党であり職務権限が無いというのがその理由。
確かに贈収賄罪の成立には請託と職務権限が必須だが、小沢氏のように地元で圧倒的影響力を持つ人物なら職務権限が無くとも斡旋により「匂わす」ことが出来る。
それを罰するのが斡旋利得処罰法。
ちなみに斡旋利得とは、支援者などから、依頼を受けた政治家やその秘書が公務員に許認可を働きかけること。
口利き行為を行って、その見返りとして報酬を得ることをいう。
ある政治家が見返りほしさに公共事業などを斡旋することも斡旋利得処罰法の適用を受ける。
東北地方に於ける小沢王国ならこのくらいの口利きはたやすいことだろう。
犯罪があり証拠があれば、検察は粛々と捜査し逮捕すればよい。
それをしないことこそ「国策捜査」である。
天網恢恢祖にして洩らさずとは小沢王国のためにある。
【追記】9:50
「世論なんて一夜にして変わるものー藤原正彦」とくり返し書いた。
早速この有様だ。
⇒日本テレビ世論調査 内閣支持率ほぼ倍増<3/9 2:10>
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