狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

沖縄2紙の毒牙に掛かった島尻議員

2015-07-06 07:27:42 | マスコミ批判
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 琉球新報と沖縄タイムスの沖縄2紙は現在、「報道弾圧」を攻撃する大見出しで発狂中。

だが、不思議なことに、メディアは正しい報道をすべきというメディアの「責任」問題を追及する声がほとんど聞かれない。

憲法が認める「報道の自由」は、民主主義社会wp支える不可欠な要素だ。

だが、その一方で捏造報道が日本の国益すら危険にさらすケースが増えているが、沖縄2紙はこれにゆおては一切触れていない。

沖縄2紙が普通の新聞として機能しているという前提に立って「報道弾圧」などと大発狂しているのが不可解なのである。

沖縄2紙は決して普通の日刊紙ではない。 

「特定の勢力のコマーシャルペーパー」そのものなのだ。

さて、本日の沖縄タイムスの一面トップが10日ぶりに解放された。 百田発言関連の大見出しから。

今朝の一面トップの大見出しは、こうだ。

ギリシャ賛否拮抗か

10日振りに一面トップから「百田発言」関連の見出しが消えた。

沖縄タイムスの病的偏執性もネタ切れなのか。(笑)

 

次に紹介するのは、連日沖縄タイムスの投稿面を検証し報告して下さっている読者のカウンター58さんのコメントである。

オピニオン面に一般投稿9本(児童生徒限定の「ぼくも私も」など除く)。

自民の勉強会 国家主義恐れ」の神奈川県秦野市・松本宗堂さん(64)は6月6日に続いて今年2回目の掲載。
沖縄の2紙を 購読者は応援」の豊見城市・大嶺よし子さん(70)は1月1、7、22日、2月2、23日、3月9、19、30日、4月9、22日、5月8、23日、6月7、23日に続き今年15回目の掲載。
看過できない 『つぶす』発言」の那覇市・山内昌一さん(74)は2月18日、3月24日、4月9、22日、5月15、23日、6月7、24日に続き今年9回目の掲載。
「父の足跡探し 摩文仁を歩く」の恩納村・山内輝信さん(78)は2月10、25日、4月7日、5月18日に続き今年5回目の掲載。
「平和祈念公園 短冊に願いを」の豊見城市・上原兼治さん(65)は1月24日、4月19日、6月21日に続き今年4回目の掲載。
「百田氏の発言 沖縄への侮辱」の那覇市・松原英明さん(39)は5月10日に続き今年2回目の掲載。
島尻議員は考え示して」の那覇市・昆野武裕さん(62)は5月9日に続き今年2回目の掲載。
「子育てへ助言 11・12日講演会」の那覇市・外間なるみさんは今年初掲載。
「教育事始の碑」の那覇市・大城立裕さん(89)は今年初掲載。

カギカッコは投稿欄における見出し。


論壇に登場の那覇市・昆野さんは、おととし11月に沖縄に移住したということだが、辺野古あたりで暴れるためかな?
仙台から来たと言ったら、「島尻((安伊子議員)のところだな」と睨みつけられたそうだが、普通の県民がそんなことをするはずはないから、過激派仲間になんか言われたということでしょ?

                 ☆

上記投稿のほとんどが沖縄タイムスに迎合する内容であり、「特定勢力のコマーシャルペパー」そのもの。 しかも投稿者は15回目を含む常連さんであることが一目瞭然。

沖縄2紙は島尻議員が「言っていないこと」と主張することを、「言った」として執拗に攻撃しているが、それを側面から応援する投稿者の昆野氏の「島尻議員は考え示して」を後ほど全文紹介する。

 ☆

本人が言っていない文言を「言った」と一方的に決め付けられた島尻安伊子参議院議員と木原衆議院議員の2人。

安倍首相に怒号「明らかに動員」自民木原氏発言

ここでは木原氏については省略して、沖縄2紙の毒牙の餌食になった島尻議員について述べる。

木原議員について、詳しくはここで・・・百田発言のとばっちり、島尻氏と木原氏が沖縄2紙の標的に

 

 百田発言について沖縄2紙に発言を求められた県内の政治家は保革を問わず、「沖縄をバカにしている」「言論弾圧だ」などと沖縄2紙に迎合するコメントをした。 

ところが島尻議員一人だけが「(百田発言のあった)会合に参加していないのでコメントできない」とした。

自分の意に沿わない発言をした島尻議員に対し、怒り心頭の沖縄2紙のバッシングが始まった。

琉球新報などは一面トップの大見出しで「報道弾圧者」もイメージで島尻氏を叩きまくった。

 琉球新報 2015年6月29日

「沖縄メディア、選挙で偏っていた」島尻安伊子参院議員 沖縄タイムス 2015年6月28日

■6日付沖縄タイムスオピニオン面

 

【論壇】

 

島尻議員は考えを示して

 

デマが横行 現状の改善を    昆野武裕

 

私はおととし11月に沖縄に移住しました。 折りしも、公約として普天間県外移設を撤回して辺野古異説を容認し、「待望の子どもが生まれた時には、みんなでお祝いしてもらえる環境にしたい」と発言して、沖縄中が批判・怒り・怨嵯の声に包まれていた時でした。

 

「どこからきたの?」と聞かれて「東北、宮城、仙台ですと答えると、「島尻のところだな」と睨みつけられたものでした。 また「あなたは県民の代表ではないし、ましては内地嫁の代表でもない」という投書があり、多くの内地嫁をはじめ、県民が本当に怒っていると感じました。

 

しかし、この議員の同種の暴言はこの後も止まることなく「危険な行為に先んじて対策を打つことが必要だ」と述べて、反対運動を事前に押さえ込むべきだと、政府の対応に執拗(しつよう)に求めたり(2014年・2・5参議員予算委員会)、市民の反対運動について「責任のない市民運動だとみている。私たちは政治として対峙(たいじ)する」(2015年・4・4)などと言う発言を繰り返してきました。

 

最近では「先日の選挙では私の地元のメディアは偏っていた。 あの時どうだったか調査するのは大事だ」と発言して、今度は報道監視行為ではないかと批判されています。

 

今、話題沸騰中の百田氏のとんでも発言については「私は聞いていない。 コメントしない」とのことでしたが、7月2日付本紙「論壇」原田みき子さんの「百田氏は安倍首相の友人らしいが、沖縄については島尻氏の情報が入っていたのではないか?」の指摘には多くの読者が納得したと思われます。 栄えある自民党沖縄県連会長として、所属する自民党議員の勉強会での百田発言と、その後の自民党の一連の対応について、どうお考えなのか? 逃げないではっきりとコメントすべきではないでしょうか?

 

そして百田発言のようなデマ発言が横行する、繰り返し流される、こういう状況を改善する必要があると思います。

 

そのためにネット情報の分析と対応、「沖縄の不都合な真実」などの書籍への批評と反論、「沖縄の基地問題の歴史と現状」についての分かりやすい小冊子の作成・頒布など早急に進めてはいかがでしょうか? 県内の若年層やあまり関心のない方が、1億人の県外に方々に「沖縄の真実」をしっかりとどけることが、今一番求められているのではないでしょうか!(那覇市、61歳)

 

          ☆

とりあえずこの投稿の奇妙な点を抜粋してみよう。

今、話題沸騰中の百田氏のとんでも発言については「私は聞いていない。 コメントしない」とのことでしたが、7月2日付本紙「論壇」原田みき子さんの「百田氏は安倍首相の友人らしいが、沖縄については島尻氏の情報が入っていたのではないか?」の指摘には多くの読者が納得したと思われます。

百田氏の発言のどこが「とんでも」なのかひと言の言及もなく「とんでも発言」「デマ発言」などとと決め付けているが、それはさておく。

原田みき子氏という方が、別の投稿文で推測したのを昆野氏は引用し、さらにそれに自分の推測を加えて「百田氏の沖縄情報(デマ情報)は島尻氏を通じて」と憶測している。

沖縄2紙に迎合した「伝聞」の「伝聞」で憶測した投稿文でなければ沖縄タイムスには採用されないらしい。

>栄えある自民党沖縄県連会長として、所属する自民党議員の勉強会での百田発言と、その後の自民党の一連の対応について、どうお考えなのか? 逃げないではっきりとコメントすべきではないでしょうか?

島尻議員は逃げてなどいない。

はっきりコメントどころか抗議しているではないか。

逃げているのは琉球新報だ。

島尻氏は琉球新報に対し、発言していないことを報道したとして抗議したが、「言った、言わない」で議論は平行線。 

そこで、島尻氏は発言を明確にするため取材時の音源の提供を求めた。

それに対し、驚いたことに琉球新報は「音源は第三者には提供しない」という理由で拒否したという。

島尻氏は第三者ではなくバッシング報道をされた当事者本人である。

琉球新報が音源提供を拒否する理由は、音源によって捏造新聞であることが暴露されるのを恐れたからに他ならない。

島尻氏は自身のブログで二回目の抗議文を書いている。 

 

琉球新報記事について(続) 20157月03日

7月を迎えました。今年も後半ということ、あらためて「光陰矢のごとし」を感じております。

思いを新たに後半戦頑張ります。

 さて先日載った琉球新報の記事について、私の真意と全く違う大見出し、しかも一面トップ記事に大きく出たことに対し抗議をしたところ、本当に多くの励ましをいただきありがとうございます。

その後本土紙や地元放送局からも取材の依頼がありましたが、私の「報道監視発言」という琉球新報が作った言葉が一人歩きしているように感じます。

あらためて違和感を感じます。

放送アーカイブ構想を簡単に説明すると、出版物などは国立国会図書館に保存されていますが、放送番組も公的な機関に保存すべきではないか、ということから始まった議論と聞いています。

放送番組という、その時代の政治・社会・文化を反映した国民共通の文化的、歴史的資産として体系的に保存していこうという取り組みです。

私もこれに大賛成。

実は先日RBC放送アーカイブという番組で沖縄のお笑いの移り変わりとして「ワタブーショー」「お笑いポーポー」、お芝居の大宜見小太郎さんなど出演している当時の番組を取り上げていて、大変興味深く、楽しく爆笑もしながら見せてもらいました。

まさに当時の社会文化を垣間見ながら、沖縄のユニークな笑いのツボを勉強しました。昔の番組を保存するのは大切です。
  
あらためて申し上げますが、私はこの放送アーカイブを琉球新報の見出しにあるように「報道を監視するために使用しよう」とは考えておりません。

取材を受けた記者には、丁寧に発言の真意を伝えたのにもかかわらず、真意とは違う見出しが出ていたことは本当に残念です。

また紙面には識者意見として、放送アーカイブに懸念を示す意見しか載っておりませんが、学識者にはこれを進めるべきという論陣を張っている方も多くおります。

双方の意見を載せて欲しいものです

言ってもいない嘘のコメントで一面トップを飾るバッシングを受けていながら、証拠の音源の提供は拒否する。

琉球新報の一連の対応は発狂新聞そのものではないか。

もっと毅然とした態度で、名誉毀損などの提訴を視野に入れた強い抗議をしなければ、またうやむやになってしまいそうだ。

島尻議員の抗議の論調がおとなしいのは、自民党県連から「新聞とは喧嘩するな」との圧力が掛かっているという。

もの言えば唇が寒い沖縄だ。

このまでいけば、来年の宜野湾市長選や続く参議員選では沖縄2紙の狂ったようなバッシングを受けることは目に見えており、沖縄2紙の捏造報道に支援された「オール沖縄」候補が当選することは明らかだ。

民主主義の根幹を支えるのは言論の自由と公正な選挙である。

民主主義の根幹を捏造報道によって破壊している沖縄2紙の暴状を決して許してはいけない。

彼らは「報道の自由」を盾に県民の「知る権利」を奪い、公正な選挙を踏みにじっていることは、明白な事実である。

 

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メディアが看過する報道の「責任」

2015-07-06 02:05:09 | マスコミ批判
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メディアが看過する報道の「責任」


 作家の百田尚樹氏が先月25日、自民党若手議員主催の勉強会で、「沖縄の二つの新聞は潰さないといけない」と発言したということで、本人ばかりか同氏を勉強会に招いた自民党関係者に対しても批判が出ている。そして批判の矛先はここにきて安倍晋三首相にまで広がり、首相自身が、「言論の自由を侵すことは許されない」と語り、作家の発言騒動の沈静化に乗り出している。

 アルプスの小国オーストリアに住み、正直言って問題の主役、作家の百田さんについて、当方はその著書をまだ読む機会がないので、本来何も言えない立場だが、テーマが「言論の自由」ということなので、当方の考えを少しまとめてみたい。

 「言論の自由」は憲法でも保障されている基本的人権の一つだ。ただし、「報道の自由」については、報道が国民を誤導し、ひいては国家をミスリードすることもあることを私たちは学んできた。

 最近では、朝日新聞の慰安婦誤報の怖さを体験したばかりだ。「旧日本軍が慰安婦を強制的に性奴隷とした」といった類の報道が朝日新聞を中心に久しく流れた。その朝日の慰安婦誤報は米紙「ニューヨーク・タイムズ」に頻繁に引用され、「日本人は性奴隷をした民族だ」といった論調がアルプスの小国オーストリアのメディアまで広がっていった。当方はウィーンに35年余り住んでいるが、慰安婦報道では朝日の誤報に悩まされてきた一人だ。

 すなわち、朝日新聞の慰安婦報道は日本に住む国民だけではなく、世界に住む日本人にも消すことができない汚名を着せてきた。その朝日新聞を含む日本のメディアが現在、私人の一作家の「沖縄の2紙を潰せ」といった批判を問題視し、それを政権批判に利用しているのだ。
 もちろん、同氏を招いた自民党青年部議員の発言は看過できない。その集まりが公なものではなく、私的な勉強会だったといっても与党の看板を背負う党員は公人だ。一私人の作家とは明らかに異なる。だから、自民党本部が勉強会を主催した党責任者、木原稔青年局長党員を処罰したのは正しいだろう。

 しかし、作家発言の報道を追っていると、首をかしげざるを得ないことがある。「報道の自由」を守れといった論調が主流を占め、メディアの「責任」問題を追及する声がほとんど聞かれないことだ。メディアが報道しているのだから自身の問題は後回しに、というのかもしれないが、「報道の自由」が日本社会にいい影響だけではなく、日本の国益すら危険にさらすケースが増えていること、それに対する一部国民のメディアへの憤りが高まっていることなどを無視していることだ。

 非情な性犯罪が発生する度に、メディアは犯人の犯行に至った背景を詳細に報道するが、メディア関係者が連日、いかがわしい性情報を垂れ流してきた責任を見落としている。性犯罪を助長する一方、犯罪が生じると、容疑者を批判し、審判する。これはおかしい。「報道の責任」についてもう一度、メディア関係者は再考する必要がある。

 自由は尊い。自由を勝ち取るために多くの先人が血を流してきた。それだけに、その自由を大切に行使する義務がわれわれメディア関係者にはあるはずだ。繰り返すが、自由を求める前にやはりその責任を指摘しなければ不十分だ

 朝日新聞の慰安婦報道をもう一度検証し、間違った報道が国家、国民の名誉すら傷つけてしまうことを想起し、メディア関係者は「報道の自由」に対し謙虚となるべきだろう。百田尚樹氏の発言問題の議論もメディアの責任論に言及してこそ実りある議論となるのではないか。もう少し、突っ込んで言及すれば、「沖縄の二つの新聞(「琉球新報」と「沖縄タイムス」)は潰さないといけない」といった同氏の発言内容を検証するのもメディアの役割ではないか。

(ウィーン在住)

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