狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

国、法的手段で対抗、埋め立て取り消しなら

2015-07-25 07:40:53 | 普天間移設

 

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知事就任以来約7ヶ月を経過した翁長知事。 難題を多数抱えての船出だったはずだ。
 
ところが、その間に訪問した外国は、中国、台湾、ハワイに2度、ワシントン、シンガポール、と夏のバカンスで大忙し。
 
第三者委員会の検証で
待望の「瑕疵」が見つかったというのに。
 
それは放ったらかして現在もシンガポールに滞在中とのこと。
 
知事の留守中に国側に動きがあってた。
 
不意打ちを喰らった沖縄タイムスが狼狽している様子が窺え、爆笑モノである。
 
 
そこで本日の沖縄タイムス、合計5面を使って々の発狂見出し。
 
■一面トップ
 
辺野古 本格工事急ぐ
 
防衛局 県に設計図提出
 
協議不調でも強行へ
 
政府 不服申し立て示唆
 
埋め立て承認 県取り消しの場合
 
■二面トップ
 
埋め立て 最終段階
 
推進へ強気の政府
 
前県政の承認根拠に
 
県「掘削続行できない」
 
辺野古承認取り消しなら
 
 
「県民無視だ」「淡々と」
 
県議会 与党反発 自民は静観
 
■三面トップ
 
国の仕掛け 県困惑
 
突如の協議申し入れ
 
新基地へ「低姿勢」
 
■社会面トップ
 
協議書提出「ひきょう」
 
迫る工事 市民ら憤り
 
国へ対抗「県は先手を」
 
 

辺野古埋め立て、防衛局が協議書提出 本体工事向け、県は保留

琉球新報 2015年7月25日 5:05 


県海岸防災課に対し、実施設計協議書を提出する沖縄防衛局の職員(右)=24日午後、県庁

 名護市辺野古の新基地建設計画で、沖縄防衛局は24日、前知事による埋め立て承認で付した留意事項に基づく一部埋め立て本体工事の実施設計と環境対策の2点に関する協議書を県に提出した。県は24日、受理を保留し、海外出張中の翁長雄志知事が帰国後の週明けに取り扱いを協議するとした。一方、防衛省は「県が受け取ったので協議は開始した」とし、3週間をめどに見解を回答するよう求めた。 翁長知事は埋め立て承認に瑕疵(かし)があったとする第三者委員会の報告を受け、承認の取り消しを検討しており、防衛局が建設の手続きをさらに進めたことに県側の反発が予想される。
 前知事による埋め立て承認の留意事項は、本体工事着手前に実施設計や環境対策について県と協議するよう防衛局に求めている。
 防衛局が提出したのは本体工事で建設する護岸22カ所のうち12カ所の実施設計協議書。防衛局は本体工事に向けた海上ボーリング(掘削)作業を実施中だが、既に終えた地点の計測値を反映した実施設計を提出した。掘削は24地点中19地点で終了し、5地点が残されている。残る護岸10カ所の実施設計協議書についても、掘削作業の進捗(しんちょく)を反映し、追って提出する計画。
 県の末吉幸満土木建築部長は防衛局が掘削作業の完了前に分割して実施設計協議書を出したことについて「途中で来るのは想定していなかった」と述べた。防衛局が併せて提出した環境対策の協議書については「環境に対する配慮は工事全体の流れに絡む。どのような格好で書類が作られているか、読ませてもらわないと分からない」とした。
 防衛局によると、環境対策に関する協議書は同局が設置した環境監視等委員会が過去5回の会合で議論した内容を反映した。一方、同委員会はウミガメの上陸・産卵のための砂地増設や外来種侵入などの対策はまだ議論していない。同局は「今後の委員会の議論、指導を踏まえ、協議が必要となれば検討する」とした。
 中谷元・防衛相は24日、協議で県の同意を得なくても工事に着手するかについて「実施設計は既に承認された申請書にある設計と同じ内容だ。環境保全策も申請書の添付図書に記述したものを充実させたものだ」とし、県側の同意を得られるとの認識を示した。
 翁長知事は同日、出張先のシンガポールで記者団に「何も聞いていない。このように大事なことは情報が入らない中では話をできない」と述べるにとどめた

                  ☆

翁長知事、安慶田福知事ら県首脳が、台風直撃の沖縄をほったらかして外遊中とは呆れる。

国側の粛々とした行動に、県職員の右往左往する様子がテレビに映し出され、「県の危機管理はどうなっているか、外遊している場合かよ!」と思わず叫んでしまった。(笑)

 7月16日、前知事の埋立て承認を検証してきた第3者委員会が、翁長知事に埋立承認には法的に4つの瑕疵があるという報告書を提出した矢先の外遊だ。

ところが、待望の瑕疵が見つかった割には、翁長知事のコメントは歯切れが悪い。

16日の記者会見で翁長知事は「報告書については顧問弁護士の意見を聞くなど、内容についてしっかりと精査した上で、今後、埋立承認の取消を含めてどのように対応することが効果的なのか、慎重に検討していきたいと考えています。」と発言した。(沖縄タイムス 7.16 )

これまで翁長知事は、第3者委員会から「瑕疵がある」と提言されれば埋立承認を取消すと明言していたはずだ(2015.5.26 沖縄タイムス等)。

瑕疵があったという報告を受けたにもかかわらず、知事は「取消を含めて」というようなあいまいな表現に後退してしまった。

この表現では、知事は「取消以外に効果的な方法が見つかれば、取消をしない」と言っていることになる。

ただ沖縄2紙だけが翁長知事に対し、今すぐにでも中止せよとばかりに圧力をかけた。

 

 ところが第三者委員会の検証には疑義があると産経新聞にすっぱ抜かれた。

沖縄2紙は産経の特種を黙殺したままである。

産経の特ダネ⇒意図的追及で「法的瑕疵あり」 辺野古移設、有識者委の未公表議事録を入手

参考:疑惑の「法的瑕疵」、第三者委の強引な手法

 

 第三者委員会の「法的瑕疵」を鵜呑みにして翁長知事が取り消しを実施したら、国側は対抗手段として、法的手段に訴えても「粛々と工事を進める」と決意のようである。

辺野古、政府が不服申し立て示唆 埋め立て取り消しなら

琉球新報 2015年7月24日 13:10 

 防衛省は24日の自民党国防部会で、翁長雄志沖縄県知事が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先、名護市辺野古沿岸部の埋め立て承認を取り消した場合、公有水面埋立法を所管する国土交通相に不服申し立てを行う可能性を示唆した。「関係法令にのっとり(正当性を)主張する。公有水面埋立法も選択肢だ」との見解を示した。
 政府が具体的な対抗措置を明らかにしたのは初めて。防衛省の山本達夫地方協力局次長が、出席議員から対抗措置を問われたのに答えた。「承認の有効性を法的にも主張していく」とも述べた。
(共同通信

 

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コメント (13)

「ひよこ」でも離島防衛の精鋭だ!

2015-07-25 05:00:40 | 外交・安全保障
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2015.7.22 17:08

更新


「ひよこ」でも離島防衛の精鋭だ! 不時着ヘリから水中脱出 300キロ丸太ボート運搬 夜間の海に数時間 西普連の命懸け訓練 

駐屯地海岸湾内でボートでの上陸訓練をする隊員ら=長崎県佐世保市(鈴木健児撮影)

 離島防衛の専門部隊、陸上自衛隊西部方面普通科連隊(西普連)が16、17両日、長崎県佐世保市の相浦駐屯地での訓練を報道陣に公開した。中国が沖縄・尖閣諸島の領空・領海侵犯を繰り返すなど、国際情勢は緊迫化する。国会で安全保障法案をめぐり、空理空論をもてあそぶようかのような野党の反対姿勢と対照的に、命懸けで訓練に取り組む自衛官の姿が印象に残った。(九州総局 村上智博)

飛び跳ねるボート

 16日午後、九州に近づいた台風11号の影響で、駐屯地には風雨が吹き付けた。その湾内で、偵察用ゴムボートを使った上陸訓練が始まった。敵が占拠した離島の奪還を想定した訓練だ。

 西普連の中でも、海から島への上陸など水陸両用作戦の訓練経験が浅い、通称「ひよこ」の隊員約40人が参加した。

 「どの訓練課程も、ただ負荷を身体に与えるためだけにやっているんじゃない! 最も大事なのは部隊が一体になることだ!」

 赤色のシャツを着た教官が、大声で指示した。

 戦闘用ヘルメットに迷彩服、ブーツを履いた隊員は「海で一番安全なのはボートの中、中、中!」と全員で声をそろえると、岸辺のゴムボートに向かって一斉に走り出した。

 ボートは8人乗りで仏製。米海兵隊も採用している。銃弾が貫通しても空気が抜けない工夫が施されている。

 エンジンを回すと、ボートのスピードが増し、水面を飛び跳ねるように進む。隊員はボートの縁に腹ばいでまたがり、振り落とされないようにしがみついていた

300メートル離れた洋上に来ると、転回し、ボートは海岸に向かって疾走する。砂浜の約50メートル手前でエンジンを切ると、隊員は海に下りる。そしてまた沖に向かう。この訓練を何度も繰り返した。

「あきらめない」

 17日、佐世保は台風一過の晴天となった。朝から夏の太陽は容赦なく照りつける。午前7時、駐屯地のグラウンドに40人の「ひよこ」が隊列で入ってきた。鳥の「ひよこ」と同じ黄色のシャツ姿だ。

 「われわれはいかなる困難に直面しても決してあきらめない」「われわれは点検を欠かさない」

 隊員全員で「水陸両用戦隊の心得」を唱和した。西普連が担う水陸両用軍事作戦は、重要度が増している。

 隊員は体操や腹筋など準備運動に汗を流した。赤シャツの教官が「水陸両用部隊の体力、気力を図る体操だ。よく考えて体幹を鍛えろ」と指示を出す。

 駐屯地内の訓練用プールに場所を移した。ヘリコプターが洋上に不時着したことを想定した「緊急時脱出訓練」が始まった。

 プールには、ヘリの座席をイメージし、アルミパイプで作った装置が浮いている。そこに迷彩服にブーツ姿の隊員が座る。教官が「不時着、用意」のかけ声と同時に、装置をひっくり返した。

 隊員は真っ逆さまに、上半身が水につかった状態となる。体を浮かないように左手でパイプをつかみながら、右手でドアに見立てたアクリル板を押し開ける。弾倉や水筒などの装備を取りつけたベルトと、訓練用でゴム製のモデルガンを順に体から外し、水面に浮き上がる。

こうした一連の動作を隊員は、目はつぶったまま行う。実際の不時着現場は、機体から漏れたオイルなどが水に混じっていることが予想されるからだ。

 浮上までの間、15秒。教官の1人が、一部始終をシュノーケルをくわえて、水中で見守る。

 浮上後、気を失っていないことを証明するため、隊員は右手で頭を押さえ、「異常なし!」と教官に報告した。

 同連隊の「ひよこ」計約80人は6月末から、2グループに分かれてこうした訓練に取り組んでいる。2等陸士から1尉まで、年齢も19~44歳と幅広い。訓練は8月上旬までの5週間だ。

 プールから上がった男性陸士長(20)は「長時間、潜水を続ける訓練などに段階的に取り組んできた。訓練はつらいですが、これも任務です」と語った。

破れたTシャツ

 プールから上がった隊員は、屋外に向かう。過酷な「ボート障害走」が始まった。

 偵察用ボートに見立てて4本の丸太を組んでいる。重さは実際のボートと同じ300キロ。これを8人1組で運ぶ。

隊員の前に、高さ約2メートルの壁が立ちはだかった。

 8人のうち、まず2人が丸太ボートから手を離し、壁を乗り越える。残った6人が丸太ボートを高く掲げ、壁によじ登るなど手分けしながら、丸太の一部を壁の向こう側に押しやる。

 壁の両側で丸太を支えながら、2人ずつ壁を乗り越えた。

 悪路を乗り越えるうちに、隊員はふらふらになるが、歯を食いしばって、我慢した。

 塹壕をイメージした窪地を通過する際、丸太ボートが地面に着きそうになる。すかさず教官から「絶対にこするな! タイムはまずまずだ。急げ」と叱声が飛んだ。

 1キロほど走ると、ゴールだ。Tシャツの背中は破れ、丸太が食い込んでいた肩は、真っ赤になり、皮がはがれていた。

 昼食後には「ラン・フィン・ラン」の訓練が待っていた。

 駐屯地内の湾内近くを約3キロランニングした後、ウエットスーツとゴム製の足ひれ(フィン)を装着し、海に入る。250メートル先のブイを目指して泳ぎ出す。

 敵に占拠された島への上陸という想定なので、泳ぎ方にも気を使う。顔は進行方向に向け、伸ばした右手に耳をぴったり付ける。左手と足で波を立てないように水をかく。日本の古式泳法を思わせる泳ぎ方だ。

 ブイまでの間を2往復。息も切れ切れになりながら、陸に上がってまた、3キロのランニングに出る。

 「ラン・フィン・ラン」トップのタイムは合計42分だった。脱落者はいなかった。

「水陸両用記章」目指し

 西部方面普通科連隊は700人の隊員が所属する。平均年齢は30歳を下回る若い精鋭部隊だ。離島防衛の重要性が増す中で、平成30年度までに新設される「水陸機動団」の中核となることが想定される。将来的には3千人規模になる予定だ。

 ただ、水陸機動団をより効果的に運用させる佐賀空港(佐賀市)への垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ配備の議論は、遅々として進んでいない。

 西普連の訓練は毎年2回程度、実施されており、今回は5期目。参加者のほとんどが自ら志願した隊員だ。

 全員が「水陸両用記章」を目標としている。5週間の厳しい訓練と上官による検定試験をクリアした証しであり、将来の機動団入りの1つの目安となる。

 目標達成のため、訓練時間以外も、駐屯地内のプールで泳ぐ隊員や腕立て伏せをする隊員もいる。

 昨年、最年長で記章を手にした横山良一3佐(49)は「夜間訓練で、何時間も海の中に身を沈め続けたこともあります。過酷な訓練は万一の時、任務を遂行し、生きるために欠かせないんです」と語った。

 隊員らは駐屯地内の食堂で1日3食3200キロカロリーを摂取しているという。だが、過酷な訓練で、隊員の体脂肪率は10%台に収まっている。

 こうした隊員の命がけの訓練は、わが国の防衛力を高め、中国などへの抑止力にもなっている。

 抑止力を図る一環として、西普連は24年の創設以来、米海兵隊などとの共同訓練も重ねている。

 後藤義之連隊長(46)は報道陣に対し、「われわれが一番、戦争をしてはいけないと思っている。でも万一のときに戦う以上は強くなければならない。そのために訓練を重ねている」と強調した。

 記者も含め、報道陣8人も持ち上げようとしたが、地面に置かれた丸太はびくともしない。

 一方、隊員は「イチ、ニ、サン」との掛け声とともに、丸太ボートを胸元まで一気に引き上げた。膝の高さまでゆっくり下ろし、再び胸元に上げる準備運動を繰り返した後、肩に担ぎ、走り出した。

 駐屯地内のグラウンドなどを走るが、学校の平らなグラウンドとは違い、障害物や坂道がある。

                                           ☆

 

宜野湾よりさんのコメント。

非暴力でいたくても(普通はみんなそうだよ)、家族に素手や凶器で襲いかかる者が現れた時、逃げる術もなかったら、家族を守るために何でもやるだろう。
そういう時が来ないと言い切れる人はいない。
でも見知らぬ他人のためとか国のためにやるのは嫌だ、と自分を問題の外に置くのも自由だし仕方ない。
だけど誰かが、何処かが襲われる可能性がある以上必要なことだから、あなたが嫌でもあなたの代わりにやってくれる人々がいる。
嫌なら辞めることもできるが、自ら選んでその時に備える人々がいる。
http://www.sankei.com/premium/news/150722/prm1507220010-n1.html

自分が嫌う人のことを存在が間違っているとか倒せとかいっている人ならば、「襲われても非暴力で抵抗」なんて信じているわけはないがな。

外交、話し合いで解決しろというけれど、公共の場所が勝手に車庫代わりに使われるような小さな侵略ひとつすら、我々は解決できていないぜ。

 

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