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昨日安保法案が衆議院の委員会で採決され、本16日には衆議院を通過する。
今朝の沖縄タイムス一面トップはこれ。
衆院特別委 自公賛成 野党は抵抗
安保法案 強行採決
きょう衆院通過構え
与党の自公が賛成で、野党が反対ならわかる。
だが、野党が「抵抗」というのは民主主義の基本的ルールの多数決を無視したということ。
議論が平行線になったら多数決で採決するのが民主主義のルール。
それを「強行採決」と報じたり、法令違反者を警官が拘束したらといって、「強制拘束」と報じる沖縄2紙の了見は一体なんだ。
多数決は民主主義の基本であり、抵抗する法令違反者を拘束するには強制拘束以外になす術はないだろうが。
合計7面に及ぶ安保法案採決に関するは発狂見出しを一部抜粋する。
「暴走」政権にNO
安保法案阻止へ気勢
「主権者は国民だ」
【識者評論】
民主主義は滅んだのか 纐纈(こうけつ)淳・山口大教授
政治の暴走戦前を想起 水木和実・広島市立大教授
やはり合計7面に及ぶ発狂見出しをすべて網羅するのは疲れる。
この辺で勘弁してもらうが、それにしても識者の先生方が「民主主義は滅んだ」とか「戦前を想起」などと御託を並べるのには開いた口がふさがらない。
活動家が国会の外でデモをするならともかく、国会議員の先生方が国会会議場でプラカードを掲げてデモをするなど前代未聞だろうが。
民主主義を滅ぼしたのは野党議員ではないのか。
安保法案可決 那覇で抗議集会2015年7月16日 05:38
那覇市内では15日夕、安保関連法案の強行採決に抗議する集会とデモ行進が行われた。法案に反対する市民グループや県議会与党5会派、学生ら約1800人(主催者発表)が参加。「守ろう憲法9条」「ストップ戦争法案」と書いたプラカードを掲げ、県庁前広場から、ゆいレール牧志駅前までの1・5キロを行進し、「子どものために戦争させない」などと訴えた。
☆
最近では捏造新聞の名があまねく全国に知れ渡っている沖縄2紙なので、主催者発表の約1800人が、実際は4~500人程度なのは読者は先刻承知のこと。
国会では、採決の際に野党議員が「アベ政治を許すな」などのプラカードをカメラに向かって掲げてみせるという、愚劣なパフォーマンスを国民の前に晒した。
「徴兵制がー」「戦争に巻き込まれる-」「独裁政治だー」などしか語彙はなく、挙げ句の果てにカメラに向けてプラカードのデモ。
民主主義を踏みにじる野党の先生方の「雄姿」をとくとご覧下さい。
プラカードを掲げて大騒ぎしていたのは民主党の議員だけの様子だが、審議拒否で時間を無駄にし、最後はプラカードで大騒ぎ。
しかも、そこに書かれている文字は「自民党感じ悪いよね」や「アベ政治を許さない」などで、サヨク活動家が使っている手垢の付いた標語。
野党側からの質問に、110時間の審議を経て尚、「審議時間が足りない」「納得できる説明してない」などと主張。
挙句の果てにこの醜態だ。
法案に問題ありと反対するなら、代案も示して議論を戦わせるべきだ。
ところが、野党は「戦争になる」「徴兵制がくる」「強行採決」など国民にネガティブなイメージを植えつけるばかりで、反対のための反対をしているとしか思えない。
こんな愚劣な民主党に例え一時期にせよ、政権を委ねたことが民意が犯した大失敗だった。
【追記】
これ見たら集団自衛権に関連する安保法制に賛成か反対か一目瞭然だろ。 pic.twitter.com/PXWurjMo3H
【おまけ】
「数の力 首相強引」などと民主主義の多数決原理を避退する大見出しが踊る三面の最下部に、こんな見出しが・・・。
米、オスプレイを日本に売却 5機で410億円
【平安名純代・米国特約記者】米国防総省は14日、垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ5機を計約3億3250万ドル(約410億円)で日本に売却することで最終合意に達したと発表した。米政府は外国にオスプレイを売却したことはなく、日本が初めての輸出先となる。
日本政府は2018年度までに17機を陸上自衛隊に配備する方針で、5機はそのうちの第1陣。
米政府は今年5月、オスプレイ17機とエンジンなど関連部品などを含め推定総額30億ドル(約3700億円)で日本に売却する意向を議会に通知していた。
在日米軍では米海兵隊が普天間飛行場で24機を運用しているほか、17年からは横田基地(東京)に空軍仕様のCV22が配備される見通しとなっている。
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日本は向こう数年にわたりオスプレイ計17機を導入する方針で、英ロールスロイス製のエンジン40基も米国から購入する計画だ。米国防総省の国防安保協力局(DSCA)によると、総額は約30億ドルに上る。
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ガセネタ記者として勇名を馳せた平安名純代記者の書いた記事だ。
平安名女史は、オスプレイのことを、「空飛ぶ未亡人製造機」などと、まるで「危険な欠陥機」であるかのように悪宣伝してきた人物。
その「欠陥機」を防衛省が購入するのが決まったというのだ。
国民の血税を「危険な欠陥機」に投入することになる。
一面トップ、いや号外を出してでも反対キャンペーンをしてもおかしくはないニュースのはず。
それが三面最下部のアリバイ記事だけで、平安名女史のコメントは一行もない。
米政府は、オスプレイの導入は日本にとって輸送機の近代化につながり、人道・災害救助能力を強化するとしている。(ワシントン 14日 ロイター)
平安名女史と沖縄タイムスは、オスプレイを「欠陥機」として煽ったてまえ、当然反対のコメントを出すのが記者として新聞としての責任ではないのか。