狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

あの嘘つき依田啓示が県議選に立候補!?

2020-05-25 11:17:18 | 経済
 
 
狼魔人日記

筆者はこれまで、何度も依田啓示氏は「大嘘つき」と批判してきた、現在でもこの認識は変わっていない。

コメント欄で、「我那覇Ⅴ依田討論」による保守分断を憂う安仁屋政昭様のコメントに次のように返事した。

  1. 安仁屋政昭さま

    この問題は、イデオロギーの対立とか保守分断などの「見解の相違」と言った高尚な議論ではありません。

    嘘つきか否かの、極めて単純な問題です。

    嘘の上に嘘で塗り固め、大嘘を吐く「病的に嘘を吐く人物」の嘘はテレビ討論では見た目の印象で判断され、内容は二の次になるのが問題なのです。

    彼等はいくら理屈や証拠で反論しても、息を吐くように嘘を吐くので厄介です

 

先に紹介した左翼ブログ氏の依田氏に対する評価は「大嘘き」という点では奇妙に一致する。

イデオロギーの違いや歴史観の違いはあっても、「大嘘つき」を忌み嫌う点では一致するから不思議だ。

左翼ブログ氏が、依田氏について書いた最新記事を紹介しよう

あの嘘つき依田啓示が県議選に立候補!?

(前略)

さて随分前置きが長くなったが、依田啓示について語る前に、政治家が嘘をつくとはどう言うことか、安倍晋三を例にとることで、政治的背景を少しばかり説明してみたかっただけである。

我那覇真子依田啓示の討論番組を紹介して論評した後、依田自身が討論そのものをどう振り返ったのか知りたくて、動画を探しているとなんと、6月7日に投開票予定の県議選に出馬表明する依田の動画があるではないか。

依田啓示氏(那覇市区)2020沖縄県議会議員選挙立候補表明者

立候補の噂はなんとなく知ってはいたが、まさか本当に立候補するとは正直、驚天動地である。何故なら、以前述べたように知る人ぞ知る、依田啓示は嘘をつく性癖のある人物だからである。

厄介なことに、依田は喋りがうまい。理路整然と話すコツを身につけている。そんな見てくれの良さで嘘をつくから、事実関係を知らない人が嘘を見抜くのは非常に困難である。

依田は「巧言令色鮮し仁」の言葉がそのまま当てはまるような人間だ。そんな御仁が県会議員になるとどうなるか、結果は初めから見えている。ミニ安倍晋三だ。

ネットを見ない多くの有権者のうちのある者は、依田の語り口に魅了されて貴重な一票を投じるかも知れない。それで仮に依田が当選(ぼくの予想は落選)したとする。滑り出しは何事もないとしよう。しかし、日にちが経つにつれ依田の嘘つき性癖が次第に明らかになり、貴重な一票がムダだったと悟った時は後の祭りだ。故に後悔先に立たず

有権者の皆さん、くれぐれも気をつけたほうが良い。嘘つきは政治家には向かないのだ!

嘘をつかない誠実な人柄、これが政治家に求められる最低限の基準だろう。嘘つきが政治をやるとどうなるか、その立派な見本が安倍晋三である。数々の悪政を積み重ねた結果、今、安倍晋三は苦境の真っ只中にいる。国家の礎となる有権者を嘘で騙して物事がうまくいくはずがない。

(略)

依田啓示が当選したら、ミニ安倍晋三になるのは間違いない。理由は、嘘つきという点で同類だからだ。そう言えば、同類が他にもう一人いた。

ボギーてどこん(手登根)だ。彼は3年前の参議院選挙で政党「日本のこころ」から全国比例区で出馬したのだった。ネットで散々嘘をばら撒いておきながらの国政選挙。嘘の礎石に立ってうまくいく筈がない。そして絵に描いたような落選。依田も同じ轍を踏む結果になるのは容易に見て取れる

 依田啓示とボギーてどこんがネットで流した数々の嘘について知りたい方は是非、Osprey Fuan Club ネトウヨ対策課 をご覧いただきたい。

世界広しと言えども、完全無欠の人間など一人も存在しないことは誰でも知っている。人間は必ず誤りを犯し失敗する。人間存在の在り方が実存である以上、当然のことである。

しかし、そうであるとは言へ、話の終わりに沖縄の先人の言葉を噛みしめるのも、そう悪くはないだろう。

まくとぅゆゐふかに道やねさみ(誠より他に道はなし)

【おまけ】

先日紹介した「保守分裂」を喜ぶ記事を再掲しよう。

我那覇真子 vs 依田啓示 原理主義的保守活動家と嘘つき野郎の醜態

https://kinbushi.hatenablog.com/entry/2020/05/06/%E6%88%91%E9%82%A3%E8%A6%87%E7%9C%9F%E5%AD%90_vs_%E4%BE%9D%E7%94%B0%E5%95%93%E7%A4%BA_%E5%8E%9F%E7%90%86%E4%B8%BB%E7%BE%A9%E7%9A%84%E4%BF%9D%E5%AE%88%E6%B4%BB%E5%8B%95%E5%AE%B6%E3%81%A8%E5%98%98

 

今日の友が明日の敵になったり、その逆もあったりするのは人間社会の常だが、チャンネル桜「沖縄の声」のキャスター同士が嘘をついたの言わなかったのとお互いに非難し合い、どちらの言い分が正しいのか、決着をつけるために公開討論を行い、その様子を録画した動画が配信された。

当事者が我那覇真子依田啓示であると知って、正直ビックリした。というのも二人は「沖縄の声」のキャスターとして、同じ価値観を共有し、強い仲間意識で結ばれていたはずだと思っていたからである。

「沖縄の声」は、本土の保守層に少なからず影響を及ばしている番組だ。そして、ぼくがブログを発信する直接のきっかけになったのは、「沖縄の声」の存在であった。

彼らの主張は、左翼批判を超えて郷土・沖縄を貶めている。沖縄の実情をよく知らない本土の保守層が彼らの主張を鵜呑みにし、ネット世界で沖縄を攻撃する。これは許せないと思い、反対の論陣を張るためにブログを開設したのである。

そんな経緯もあるので、我那覇と依田の仲違いは、ぼくにとっては朗報と言って良い。それでは早速、動画を見ることにしよう。

www.youtube.com

動画はパート1と2に分かれている。1が2時間余、2が3時間余の長丁場だが、我慢してみるだけの価値はあると思う。我那覇と依田の人間性が浮かび上がってくるからだ。

ぼくは当ブログで、我那覇と依田を何度か批判したことがある。我那覇原理主義的保守活動家として。依田を嘘つき野郎として。

さて、討論における我那覇真子と依田啓示はどうだろうか。子供と大人というのが最初に受けた印象だ。もちろん子供は我那覇真子で大人が依田啓示。

那覇は終始興奮し、討論の最終場面では口をひん曲げて一人で喧嘩腰に喋りまくる。まるでヒステリーをおこした闘鶏のようだ。そして自らの非を一切認めようとしない。

依田の方は終始落ち着いて冷静であり、一切の非を認めようとしない我那覇と違い、相手の言い分を認めるところもあり、さりとて、大事な論点のツボはしっかり押さえている。

ぼくの判定は、明らかに依田の勝利だ。と言いたいところだが、どっこい、それはあくまでも表面的に見た場合という条件付きだ

依田啓示は紳士然としてはいるが、実は嘘をつく性癖がある、というのがぼくの評価である。冷静かつ理路整然と話すために、多くの聞き手は騙されやすいのだ。

彼がネットで流したデマや嘘の数々について、Osprey Fuan Club ネトウヨ対策課 に記録が残っているので関心のある方は、ぜひ参考にしていただきたい。

その数ある中から、宜野湾市の保育園に米軍ヘリから物が落下するという事件があったが、その時、この事件は園長のデマだと言って嘘をでっちあげたのが依田だった、という記録をご覧いただければと思う。

ニュース女子の依田啓示氏、保育園落下事件を「捏造事件」と主張し、牧師二人に対してあきれるほど恐ろしいウソ話を紡ぎだす。 - Osprey Fuan Club ネトウヨ対策課

さて、我那覇真子は依田と違って嘘をつくような人間ではない。彼女の致命的欠点は原理主義的保守思想に凝り固まっているということだ。真面目で潔癖症なのだ。

自ら設けた原理主義的保守思想という一定の枠からはみでたものは、すべて左翼かリベラルの烙印が押されてしまう。自らが信じる原理主義的保守思想は、この世で唯一絶対的なものであり、それを批判する者は、誰であろうと断じて許してやるものか。

その揺るぎなき信念と潔癖さは、依田との討論を見れば誰でも納得がいくのではないだろうか。彼女のそんな性格をよく表した場面がパート2にあるので、興味のある方は確認していただきたい。特に最後の10分前後の箇所。

www.youtube.com

嘘は付かないが原理主義的保守思想に染められた潔癖症我那覇真子。理路整然とした話術に長けた嘘つき野郎の依田啓示。

表面上は、子供(我那覇)と大人(依田)の討論のように映るが、実態は保守を自称するどうしようもない人間同士の、中身のない言い争いにしか過ぎないのだ。

ついでに言うなら、「沖縄の声」には、これまた大変な嘘つき野郎のボギー手登根と、幼稚な民主主義論をライフワークとする又吉康隆もいる。ぼくは当ブログで2人とも批判している。

最後に一言。今月15日は祖国復帰記念日である。水島総氏は、その日は例年、仲間を連れて来沖し、辺野古に行って一人一人が巨大な日の丸を持って、そこで米軍(占領軍)基地建設反対運動をする人々に説教を垂れて批判するということをやる。

おそらくコロナ騒ぎで今年はこないだろうと思うが、もし来たら、徹底的に批判するつもりだ。

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コメント (5)

第3編!我那覇vs依田討論、潔癖症と嘘つき野郎の対決、討論会の「裏事情」だって?

2020-05-25 00:39:54 | ★依田啓示事件
 
 
狼魔人日記

 

依田氏は「手登根氏が、名護市のĀ&w(ハンバーガー屋)で一時間、我那覇氏を裁判の件で説得した」と主張、手登根氏にも確認した、とコメントした。

しかし依田氏が確認したのは、手登根氏が書籍購入希望の下地氏の代理人として、書籍を受取っただけ。

依田氏は、手登根氏と会っただけの事実を「手登根氏が裁判の件で説得した」と巧妙にすり替えている。

当事者の我那覇氏が「手登根氏と書籍購入の代理人として会っただけ。手登根氏から裁判についての説得など事実無根」といくら反論しても、依田氏の落ち着いた主張に大方の視聴者は「依田さんが正しい」と騙されがちである。

このように、嘘の上を嘘で塗り固め、大嘘を吐く人物を、理屈で説得するのは空しさを覚える。

そこで、別の視点から「病的に嘘を吐く人物」の嘘に迫ってみよう。

■手登根氏が、名護市のĀ&w(ハンバーガー屋)で一時間、我那覇氏を裁判の件で説得した時期。

2018年8月10日。

これは我那覇、依田両氏が認めている。

■我那覇氏がFM2120提訴した時期。

2018年10月19日。

これは、次の新聞記事で明確。

「表現の自由侵害」と提訴 我那覇さん番組打ち切りで

    • 2018/10/20

FM21を提訴した我那覇真子さん(右から2番目)=19日、県政記者クラブ

 「琉球新報、沖縄タイムスを正す県民・国民の会」の代表運営委員で、専門チャンネルキャスターの我那覇真子さん=名護市=は19日、自身が制作、出演するラジオ番組の放送が一方的に打ち切られたとして、FM21(浦添市)に対し、表現の自由の侵害と精神的苦痛の慰謝料100万円の支払いを求める訴訟を那覇地裁に起こした

➀時系列で検証すると、依田氏は「裁判が提訴される約2カ月以上前に裁判の当事者でもない手登根氏が、裁判ついて我那覇氏を説得した」と主張したことになる。

提訴の二カ月前というと、我那覇氏は提訴するか否かも未定である。

ましてや代理人弁護士の人選さえ未定である。

そんな時期に当事者でもない手登根氏が、我那覇さんに対して「裁判について説得した」とは、だれが考えても不自然である。

依田氏の発言が嘘であることは、これで証明できる。

(FMラジオに出演の当事者である江崎でさえ、提訴した日時は記者会見の後で知ったくらいだ。⇒上記記事のをクリック確認)

②依田氏は本件に関し当人の手登根氏に確認し、返事をもらったと主張しているが、我那覇氏が本件について手登根氏に確認のメールを送ったが、一切返事がなかったという。(手登根氏は一体何から逃げ回っているのだろう)

おそらく手登根氏は真実を我那覇氏に回答したら、盟友の依田氏を裏切ることになり、嘘の回答をしたら第二の嘘つき男の烙印を押されることになる。

これが嫌で無回答のまま逃げ回っているのだろう。

以下は我那覇氏が、手登根氏に送った確認のメール。

 
************

手登根さん、こんばんは、我那覇です。
ご確認させて頂きたいことがありましてメール致しました。

手登根さんもご存知のように先日、依田さんがyoutubeにあげた動画について私と依田さんで公開討論をしました。
件の動画は事実に基づかない内容が多く、私はこれを悪質な誹謗中傷動画と断じざるを得ません。
そしてこれはまた私が主催している正す会に対する活動妨害並びに裁判妨害であると考えます。
政治的によらず物事の展開には人それぞれの見方の違いがあって当然です。
今回問題とするのは、事実に基づかない事を依田さんが論拠にしていることです。
これによって大変な迷惑を受けています。
公開討論は依田さんの動画内容の事実関係を明らかにすることがその主旨となっています。
いくつもありますが依田さんの主張に、手登根さんが私に裁判をやめるよう2時間説得したとありました。
(後に1時間と本人訂正)
そのような事実は手登根さんも知っての通り事実無根であります。
しかるに依田さんは、私と手登根さんが2018年8月10日に名護のA&Wで会った事を根拠にしています。
手登根さんも覚えておられるかもしれませんが、私の本を受け取りに来られたものであり、当日急遽代理として下地さんの代わりに来られたのです。
決してそれ以外の内容の要件でないことは、その時のfacebookの内容でも確認できる事です。
本の受け渡しに関して「領収証、持っていますか?」という確認メッセージが手登根さんから入っており、
それでメッセージは終わっています。

依田さんはA&Wで本の受け渡しがあった事を根拠に手登根さんが私に1時間説得をしたと主張されているのです。
これは、私にとっても手登根さんにとっても虚偽そのものであります。
公開討論で立証しなければいけない点について、いくつも依田さんは問われていますが、
そのいづれも立証に堪えるもにではありません。
大変ご迷惑な事と思いますが、今回手登根さんの名前をあげたのは依田さんであり私ではありません。

依田さんが私に討論後日に送った回答書(討論立会人の水島社長も目を通されています)には、
A&Wで私と手登根さんが面会をした事をもって説得した事が事実として主張していますが、
これは明らかに事実と異なり、曖昧な表現を使う事によって自分の主張が正しいかのように述べています。
肝心な部分、つまり手登根さんから私我那覇真子を説得したという表現はありません。(当然当事者である2人にそのような会話がなかったのですから当たり前です)

どうして依田さんは、代理で本を受け取りに来た手登根さんが私に裁判についてやめるよう1時間も説得したと主張できるのでしょうか。
手登根さんが事実と異なる事を依田さんに伝えたのですか?

以上の事を確認させて頂きたくメール致しました。
是非ご返信をよろしくお願い致します。

 

 

以下は過去記事

我那覇真子vs依田啓示公開討論会の「裏事情」だって?2020-05-13 

を一部編集した再掲です。

【お知らせ】

5月5日に公開のされたチャンネル桜沖縄支局「我那覇・依田公開討論」のコメント欄が水島社長の指示で封鎖されました。

そのために、当日記のコメント欄にも、視聴者の不満のコメントが飛び火している。

公開討論のコメント欄を封鎖してしまったのでは、公開討論の意味をなさない。

5時間余の長帳場の討論を視聴して下さった方に対し、コメント欄を開放することは、どちらの支持者に対しても、当然の礼儀と考える。

コメント欄を封鎖された読者は意見を述べる場を失って欲求不満になる恐れがある。その結果徒に感情的になり、問題の本質を見失う可能性がある。

勿論、当日記のコメント欄は「討論」を紹介している以上、どちらを支持するコメントでも排除はしない。

折角、長時間の討論をしたわけだから、討論したご両人に対しても、読者のコメントは勉強にになる筈。

当日記では「討論」関連のコメントはむしろ歓迎します。

管理人

              ★

5月5日に公開された「我那覇真子・依田啓示公開討論」を見て、改めてテレビ討論の難しさを感じた。

合計5時間半に及ぶ長丁場の討論を、ほとんどの人は最後まで熟視することが出来ず、最初の一時間足らずで注意力が切れ、画面の「早送り」で何とか「見た」(聴いてはいない)という人が多かった。

画面「早送り」のせいなのか、両者の発言の内容より、見た目の印象から

落ち着いた大人の態度の依田氏が、

ヒステリックに叫ぶ未熟な子供のような我那覇氏を諫める

と言った印象のコメントが多かった。

「討論」のコメント欄は後に水島社長の指示で閉鎖された。

だが、折角、前代未聞の時間無制限に近い討論会のコメント欄を閉鎖したことは、ある意味の言論封鎖だ。

残念ながらこの討論会の唯一の失敗と断じざるを得ない。

さて、視聴者のコメントの件だが、人間の集中力はある調査によると精々15分から30分程度であり、今回の5時間半に及ぶ長い討論を集中力を切らさず最後まで聞いた人は極めて少数である、と多くのコメントから推察できた。

我那覇氏、依田氏のどちらを支持するかのコメントはさておき、テレビ討論の弱点が抉り出された。

つまり、発言の内容より見た目の印象で「支持する・支持しない」を決める。

テレビの特性をまざまざと見せつけられる討論であった。

「公開討論」のコメント欄を閉鎖されたため、当事者の依田啓示氏が独自で公開している「依田啓示チャンネル」で「我那覇真子さんとの討論会のウラ側と題する動画を発信した。

「討論」のコメント欄から締め出されたコメントが殺到している模様。(先ほど確認したら772件のコメント)

そのコメント欄をのぞいてみたが、その多くは「空回りの無意味な討論会」といった否定的意見が散見されたが、少数意見ながら「有意義だった」というコメントもあった。

「我那覇真子・依田啓示公開討論会」を有意義と認めるexprofundisさんのコメントを紹介しよう。

exprofundis さんのコメント

私は我那覇さんたちの裁判を支持する者である、と最初に自分の立場を明らかにした上でコメント したい。2月5日の意見陳述前日に掲載された我那覇さんらに対する依田氏の批判動画を端緒として始まったその後の事態の推移は、全く予期せぬ寝耳に水の出来事であった。かねてから我那覇さんも依田氏も「オール沖縄左翼全体主義」と私自身が規定する沖縄の言論空間を正常化するために立ち上がり戦う「戦友」あるいは「同志」と思っていたからである。我那覇さんについては「チャンネル桜沖縄の声」の発足以前から知るところであり、依田氏については我那覇さんと江崎氏がチャンネル桜において知らしめた(と記憶している)山城博治ら無法者たちの東村違法検問事件を知って以来、依田氏の存在は常に私の脳裏に在った。 今回の討論会を視聴しての私の感想は以下のとおりである。 今回の論争が結果的に両者の感情的なしこりを修復しがたいものにしたにせよ、私は今回の討論が 実に稀有のものであったと思う。さらに言えば、「朝生」などの低次元のエンターテイメントなど及びもつかぬ白熱した論争であったと思う。このように言う時、私が想起するのは中島義道の『<対話>のない社会』という本だ。その本の小見出しで、中島は「<対話>とは全裸の格闘技である」と言い、また「だれも傷つけないように語ることはできない」と言っている。論争とは本来がそうしたものであることを、われわれはそれを当然のこととして理解するならば、今回の論争の結末がどうであれ、論争自体に、いや今回の論争の内容と質において、私は特筆すべき意義を記憶に残してくれたと思う。和をもって尊しとし、対立や論争を避けようとする日本の精神風土と異なり、ヨーロッパの知性はこうした論争によって深められ、鍛えられてきた。長年の友情さえも、見解の相違が生んだ論争によって壊れ、絶交に至るといったことは、西欧知識人の間ではけっして珍しいことではない。(以下略)

                ★

最後にコメント欄より、exprofundis さんのコメントを紹介しておこう。

           ★

本日、「依田啓示チャンネル」において、依田氏の支持者のコメントに返信したところ、依田氏から以下の横レスが入りました。

**********

依田氏のコメント
exprofundis 9 さん
沖縄タイムスからの不当な圧力の証拠を提示してください。それが示せないで裁判を始めたとしたら、ただの嫌がらせですよ。
それと、仮に圧力に屈していたとします。それなら、なぜ加害者ではなくて被害者を訴えるのでしょうか?
***********

以下はそれに対する依田氏への返信です。

exprofundis さんのコメント
(1)我那覇さんの裁判について:
①我那覇さんは、「沖タイのFM21に対する不当な圧力の証拠」を提示せずに、裁判を始めたということでしょうか?それは事実なのですか?

②あなたも2月5日の動画において、「石川会長が沖縄タイムスから圧力を受け、我那覇さんが言う通り、相当な嫌がらせを(記事にも名前を出され)《ヘイト番組を平気で垂れ流すラジオ局として》圧力を受けてきた」と述べていますよね?そうした沖タイの圧力は、「正当な圧力」とあなたは考えている、そういうことでしょうか?

③沖タイからの「不当な圧力」がなかったとしたら、どうしてFM21は放送打ち切りという選択に至ったのでしょう。同じ「沖縄防衛情報局」を放送している他の放送局は、現在も打ち切っていないのは何故だとお考えですか?

>仮に圧力に屈していたとします。それなら、なぜ加害者ではなくて被害者を訴えるのでしょうか?

形式上は、単純に、我那覇さん側にとって「不当な放送打ち切り」(契約違反)に対する被害者であり、FM21側は加害者ということになるからだと思いますが?より本質的に、我那覇さんの裁判の意義は、我那覇さん自身が陳述書で述べている通り、「今回の訴訟の被告は、FM21になっていますが、同社を放送中止に追い込んだのは沖縄タイムスの「正す会」に対する嫌がらせであるという背景を考えると、被告FM21を間に挟んだ「対沖縄タイムス」代理訴訟であると考えています。つまり、今回の訴訟は、憲法が保障する「言論の自由・検閲も禁止」を露骨に否定する沖縄タイムスと沖縄タイムスと朝日新聞に対する闘いでもあります。」という点にあるということでしょう。その大義について、あなたはどうお考えですか。

(2)あなたの動画について:
かくまでFM21の「放送打ち切り」を不当ではなく、「正当」だと主張する動機をぜひ明らかにしてほしいですね。私だけが理解できてないのでしょうか?

②また、「正当な打ち切りであった」とあなたが判断する論拠をあらためて簡潔に示していただけませんか?

③あなたは今般の県議選に出馬されるとお聞きしましたが、FM21とあなたの関係で、FM21側からあなたに対する選挙協力といった私などの知り得ない「ウラ側」はありませんよね?

               ★

上記exprofundis 9 さんのコメントに対して、筆者の知る限り依田氏から反論はされていない。

依田氏は「見た目の印象と自信満々」のテレビ特有の場所では「反論」するが、論理的思考を要する文章による討論は苦手のように見える。

依田氏が客観的証拠を準備しないまま、個人的に長い付き合いがあるというだけで、係争中の裁判の口頭弁論の前日に、被告の石川氏は「善意の人」みたいに徹底的に擁護する動画を発信する姿勢に対し、多くの視聴者は「何か裏が?」と疑問を持つのも仕方がないのだろう。

 

【追記】

依田氏は、「討論」のコメント欄を締め出されたコメントを、「我那覇真子さんとの討論会のウラ側と題する動画に呼び込んでコメント欄を開放していた。

しかし、自分に不利なコメントが急増、炎上し始めた瞬間、何の断りもなく同動画を削除した。

良心が咎めないのだろうか。・・・常人の持つ良心が一欠けらでもあるとしたら。

 

我那覇真子さんとの討論会のウラ側 討論会で判明しなかった事実確認の報告 ⇒https://youtu.be/lUoLx1xaITA

 
 
我那覇真子さんとの討論会のウラ側 討論会で判明しなかった事実確認の報告
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