
国家公務員の定年を段階的に65歳に引き上げ 役職定年制も導入(国家公務員法等の改正法案を国会に提出)
令和2年3月13日、国家公務員の定年の引き上げを盛り込んだ「国家公務員法等の一部を改正する法律案」が閣議決定され、国会に提出され、その資料が内閣官房から公表された。
https://www.clb.go.jp/contents/diet_201/reason/201_law_053.html
ここまでは異論をはさむものはいなかった。
公務員の定年延長は以前から与野党で論議されており、今期国会に上程される予定であったから。
つまり、新型コロナ騒動のどさくさに提出されたわけではない。
新型コロナ騒動が起きる以前の昨年来与野党間で論議されていた案件だ。
この改正法案は、人生100歳時代と言われ平均寿命の伸長や少子高齢化の進展を踏まえ、知識、技術、経験等が豊富な高齢期の職員を最大限に活用するため、次のような改正を行おうとするもの。
(1)定年の段階的引上げ
現行60歳の定年を段階的に引き上げて65歳とする。
(ただし、職務と責任の特殊性・欠員補充の困難性を有する医師等については、66歳から70歳の間で人事院規則により定年を定める)
・現行 60歳
・令和4年度~5年度 61歳
・令和6年度~7年度 62歳
・令和8年度~9年度 63歳
・令和10年度~11年度 64歳
・令和12年度~【完成形】 65歳
※定年の引上げに併せて、現行の60歳定年退職者の再任用制度は廃止(定年の段階的な引上げ期間中は、定年から65歳までの間の経過措置として現行と同様の制度を存置)
(2)役職定年制(管理監督職勤務上限年齢制)の導入
①組織活力を維持するため、管理監督職(指定職及び俸給の特別調整額適用官職等)の職員は、60歳(事務次官等は62歳)の誕生日から同日以後の最初の4月1日までの間に、管理監督職以外の官職に異動させる。
②役職定年による異動により公務の運営に著しい支障が生ずる場合に限り、引き続き管理監督職として勤務させることができる特例を設ける。
(3)60歳に達した職員の給与
当分の間、職員の俸給月額は、職員が60歳に達した日後の最初の4月1日(特定日)以後、その者に適用される俸給表の職務の級及び号俸に応じた額に7割を乗じて得た額とする。
(4)高齢期における多様な職業生活設計の支援
①60歳に達した日以後に、定年前の退職を選択した職員が不利にならないよう、当分の間、「定年」を理由とする退職と同様に退職手当を算定する。
②60歳に達した日以後定年前に退職した職員を、本人の希望により、短時間勤務の官職に採用(任期は65歳まで)することができる制度を設ける。
(5)その他
・検察官、防衛省の事務官等についても、同様に定年の引上げ等を行う。
・施行日:令和4年4月1日
予定どおりに国家公務員の定年が65歳となればどうなるか。
年金支給年齢の引き上げが検討される昨今、公務員が定年後の年金支給年齢まで仕事探し(天下り)に気を配る必要もなくなる。
>(5)その他
・検察官、防衛省の事務官等についても、同様に定年の引上げ等を行う。
一般公務員も検察官も家族を養う同じ公務員だ。
職業差別をしないなら、当然検察官の定年延長も、上記の通り同時に行う予定であった。
ここまでは自治労を支持母体に持つ立憲民主党が、本件に反対するはずはない。
何の異議もなく可決されるものと思われていた。
ところが、である。
一般公務員が公務員法に規定されているに対し、検察官はその巨大な権力の暴走に歯止めをかける意味で、検察庁法という特別法に規定されている。
この検察庁法の改正に対し、降ってわいたように検察庁法改正に反対するというハッシュタグ付きで、反対運動が巻き起こった。しかも異様なことに、これまで政治案件には無関心と思われていた芸能人の間で・・・。
一般公務員の定年延長には人事院の承諾でОKなのに、検察官の首脳である「認証官」の定年延長には内閣の承認が必要とという点に、「内閣が検察に介入するにおは反対」などといちゃもんを付けた。
内閣が検察人事にまで介入するのは「三権分立を踏みにじるもの」(某識者)などの見当違いの意見もあった。
■検察の暴走に対する民主政治の歯止めが内閣
選挙の洗礼を受けた内閣総理大臣に対し、検察官は選挙の洗礼を受けていない。
では、巨大権力を持つ検察組織の暴走を食い止める民主主義の担保はどこに求めるのか。
それが、内閣による検察官首脳(認証官)に対する認証権である。
ちなみに検察組織の暴走に対する最大の民主主義的担保(歯止め)は、最高検のトップである検事総長に対する法務大臣の指揮権発動である。(だが事実上指揮権発動は民意の不評を買うた過去に犬養法務相が行った一回だけで、現在は有名無実化している。)
立憲民主党(りっけん)
@CDP2017
立憲民主党は、国家公務員の定年延長には賛成しています。検察庁法改正案は、恣意的な役職延長が可能になり検察の中立性を脅かす危険があることから、反対しています。国家公務員法から切り離すべきです。RTやいいねをした方、立憲民主党のこれまでの主張を確認してからにしていただきたいです。

引用元: ・https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1589880390/30: フォーク攻撃(愛知県) [CA] 2020/05/19(火) 18:32:12.00 ID:hCVlYMTV0
国民は反対なんだが?
切り離す必要はないと思うぞ 天下り防止の為?正規なら定年までにかなり金は貯まるはず
コロナ禍の今やるべきことなのか!
コロナで国民が苦しんでいるどさくさに支持団体に利益供与するなんて火事場泥棒だ!
公務員 「アホやろこいつ」
61/62公務員「ツラもみたくねーわ死ねカス」
今立件支持するような人は選ばれたエリートだから
安倍にダメージ与えたことで一層支持するようになってるだろ
現実見られるようなやつは既に捨てた
でもその層は選挙権ないじゃん
だから70万の支持者を捨てて600万のフォロワーをゲットしたって皮肉られてたんじゃ?
国民の支持得られますか? これから先国民の経済活動は縮小してしまうんですよ?
なぜ各種助成金もまるで行き渡ってないこの時期に国家公務員の定年延長だけはオーケーなんですか?
じゃあそこから議論しましょうねー
あっでもこれも不要不急だから後でゆっくりやればいいよね
別に急ぐ理由なんてないでしょ?
コロナ禍の今やることか!
の台詞が 自分達へのブーメランとなって帰ってきて大草原
逆に自民はうまくやったなあ
敵が芸能人総出で煽りまくったのを、逆に「国民世論があるから仕方ない」と利用して、自分達の駆け引きカードにしてしまった
さぁ?
きっと検察が特別な組織だと思ってるからじゃない
法的な根拠は一切ないけどwww
切り離すとしても、切り離す作業に時間がかかるので
今国会じゃむり
じっくりやろうって言ってたよ
今はコロナに集中すべきではないのですか!
「強行採決してくれえええええ!」って感じだったんだろうな…
余計なことさえしなけりゃ今頃なんの問題もなく通ってたのになw
まあそりゃ自民からしたら野田政権肝いり案件とか騒ぎになって無理矢理通す意味ねえもんな…
検察官だけ別にするのは不公平だし、そもそも公務員だけ経済の影響なく働けるシステム自体がもう古い
いや、コロナ禍の中で議論すべき法案ではないとおこだったじゃん?
それは追加された文章のことじゃないの?
実際何の基準も決めてなかったわけだし
新型コロナのワクチンと特効薬ができてから審議しような
早くても来年の冬らしいけど
公務員の定年延長による公務員の生涯年収の増大とか、
普通は知られないままサラッとうまい汁を吸えたはずなのに。
問題を大きくしてしまったばかりに、全てが白日の下というやつ。
先週の金曜日に強行採決された方が、立憲民主党にとってどれだけありがたかったことか。誰が得し、誰が損したか。
反対する検察obに野党一同乗せられて下手踏んだみたいな感じかね
フォンゼクト理論では頭が悪いので間違った指令でも永遠と繰り返し、周りを巻き込んで部隊を全滅させる恐れがあるので
銃殺対象の頭の悪い働き者やw
枝野は廃案にとか何故この時期にとか吠えちゃったからなぁ
いや枝野は去年の10月に勝手に自民党が公務員定年延長に検察庁法案を勝手にくっつけてきてその検察庁法案だけ反対とBSフジで先週の金曜日に言ってた。公務員定年延長には賛成だと
警察も消防も自衛隊も全部65歳に合わせるだけなのに
なんで検察だけ反対なの?
今回に限らず問題視してたなら何でもっと早い段階で対案を出さなかったのか
せいぜい公務員から恨まれればいい
まさか立民は民意を無視するんですか?
コロナパンデミックが終わるまで待ってくださいね
同意されちゃうと困っちゃうのよねw
そりゃ与党からしたら定年延長はカードにするだろ、なんでも反対のカス支持率政党に配慮する理由がない
まあ「もっと勉強してから発言すべき!」とか「影響力の高い芸能人だろうが発言は自由だ!」とかの是非はともかく、今回、例のハッシュタグで騒いだ人たちが結果論的に安倍政権の最大のサポーターだったことは間違いないかも。
安倍総理「えだのんも、芸能村の人も、みんな頑張ってくれてるなぁ」