狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

テロリストの晩餐会!国家公安委員長が主催!

2010-07-23 07:46:19 | 拉致問題

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■レインボーブリッジを封鎖せよ!■

警察出身の平沢勝栄自民党議員が、叫んだ。

「いい加減にして欲しい!」と。

テロリストの「遊覧飛行」に対してだ。

「レインボーブリッジを封鎖せよ!」とは、大ヒットした映画「踊る大走査線」で、凶悪犯を逮捕するための有名なセリフだが・・・

まさかテロリストを「遊覧飛行」させるため、中井国家公安委員長が超法規で行った「道路封鎖」だったとは、

お釈迦様でも知らぬ仏の織田裕二だろう。 

湾岸署の青島刑事もご存知なかった、ということ。

■テロリストの晩餐会■

この内閣ぐるみのパフォーマンスには、国家公安委員長主催の晩餐会にテロリストを招待する、という前代未聞の「見せ場」で幕を閉じようとしている。

警察公務の執行での道路封鎖を理解できても、法務大臣の「超法規」で道路封鎖し、「遊覧飛行」をするテロリストを理解できる国民はいない。

ましてやテロリストを逮捕すべき最高責任者がテロリストを晩餐会に招待することを理解できる国民は皆無だろう。

事実は小説ならぬ、映画も及ばぬ奇々怪々な話である。

発想が豊かな映画制作者でさえも、「国家公安員長主催の晩餐会にテロリストをご招待」という奇想天外のシーンは思いつかないであろう。

是非とも「踊る大走査線」のドキュメント特別編で、「テロリストの休日」あるいは「テロリストの晩餐会」でも制作して欲しいものだ。

それにはもう一つ、奇想天外な登場人物の出演を願いしたい。

拉致実行犯シンガンスの釈放嘆願書に署名した菅総理大臣と千葉景子法務大臣の晩餐会への同席だ。

これで役者が揃って、「テロリストを囲む関係大臣の晩餐会!」。

画面が引き立って、映画は成功間違いない!

同時に世界の物笑いになることも間違いない!

結局、民主党政権のパーフォーマンスに翻弄されたのは横田夫妻達、拉致家族の皆さんだ。

藁をもつかむ気持ちで期待した新情報は、テロリストの「出し殻のお茶ッ葉」のような20年以上前の曖昧な記憶に裏切られた。

それも正確な場所や日時は特定できないという。

泰山鳴動し、ネズミ一匹も出なかったことになる。

金元死刑囚「めぐみさん会ったのは84年」 - 日本テレビ(7月22日)

一番聞きたいことを「知らない」では、一体何のための大騒ぎだったのか。

早紀江さん「一番聞きたいことがご存じなく…」 金元工作員と面会(産経新聞 7月22日)

菅内閣の愚行で支持率が上がるようだったら、

国民は本物のバカである

 

追記】

国家公安委員長主催の「テロリストの晩餐会」を、

世界の物笑いになることも間違いない!

と書いたが、もう一つ付け加えると、

世界が、日本はテロリスト支援国家であると軽蔑すること間違いない!

 

【おまけ】

テロリストの日本招致に関して、多くのコメントを頂きましたが、国家ぐるみの法律違反に関する興味深いコメントのやり取りを引用します。

 

◆血液沸騰!元テロリストをvip待遇 2010-07-22 14:37:03 石原昌光  さん

フジのアナウンサーのコメント
「金賢姫元工作員、富士山周辺をヘリで遊覧飛行」
はぁぁ!?
おかしくないかね、文法的にも?無論それ以外も?元工作員をどうして日本政府の金で接待しなけりゃならんのよ?
なんで、北朝鮮の元テロリストの機嫌を取らないとならんの!
そうしないと情報呉れないとでもアノオバハンがゴネテルのか???
今日は朝から腹が立つばかりです。(泣)

 

●五一五事件を想起 2010-07-22 15:25:03 Sugar Pie Guy さん 

 石原昌光さんに同意です。

洗脳されていた可哀想なテロリスト。
確かにそれは事実。
個人としては金賢姫も北朝鮮の被害者だと思います。

しかし犯した罪は罪。
これを許したらオウム真理教の連中もすべて無罪ですよ。

司法の場で、個人の罪がないと判断されることが必要。

それを超法規とは。民主党政権そのものがテロリスト集団です。

「国を思う若者たちの気持ちに悪はない」と情緒だけで、事実上、首相暗殺の罪を問わなかった五一五事件が、ニニ六につながり日本を戦争に引っ張ってしまった歴史を想起せずにはいられません。
 


◆仰る通り 2010-07-22 16:04:11 石原昌光 さん   
 
罪は決して消える事はありません。
だから、赦すという概念が発生する訳です。
赦されはするが犯した罪は消えない、という厳格な罪と赦しの概念を日本人は理解できない。
5.15事件に照らせば、「青年将校の心は分かる国民感情は君達を赦す、しかし、法を破った以上、その罪を償わせない訳にはいかない。」とならなければいけません。
金賢姫も同じであり、過酷な運命の中で、大韓航空機爆破の実行犯という汚名を背負った事には個人として同情しますが、だからといって犯した罪は消えない、そう冷静に一線を引くのが普通の感覚だとおもいますが、どうも日本人の「おかわいそうに」精神は罪と赦しの線引きが苦手なようです。 
 

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笛に踊らぬ沖縄県民!

2010-07-22 17:26:36 | 外交・安全保障

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 沖縄の先島諸島の与那国と宮古に自衛隊を配備することに対し、沖縄タイムスはよっぽどご立腹の様子。

宮古市長が、「防衛思想の普及や啓発、自衛隊との親善を図ることなどを目的とした宮古地区自衛隊協力会(会員約90人)の会長に就任していたことが21日。分かった。」と、

まるで暴力団組織に市長が属していたのが露見したような怒りの記事だ。

沖縄タイムスが怒るのもごもっとも。

南の石垣市の極左市長が、保守系候補に敗北、16年に及ぶ極左独裁市政を明け渡した矢先のことだ。

先月は沖縄メディアを先頭に左翼団体が一丸となって支援した左翼知事候補も自民党公認候補大差で敗退したばかり。

それだけではない。

石垣市長の西南に位置する与那国町では昨年8月、「自衛隊誘致の是非」を巡る町長選で「自衛隊誘致派」の外間町長が再選されている。

これでは沖縄タイムスが長年扇動してきた「島ぐるみで米軍基地反対、自衛反対」を叫ぶ「怒りの島沖縄」という報道がウソだったことになる。

宮古市長が「自衛隊協力会」の会長なんて到底容認できないのだろう。

お気の毒様。

市長が自衛隊協力会長 宮古島災害時の迅速対応期待

市長が自衛隊協力会長 宮古島
災害時の迅速対応期待

沖縄タイムス010年7月22日 09時20分     

 【宮古島】下地敏彦宮古島市長が、防衛思想の普及や啓発、自衛隊との親善を図ることなどを目的とした宮古地区自衛隊協力会(会員約90人)の会長に就任していたことが21日。分かった。下地市長は沖縄タイムスの取材に対し、大災害発生時の市民の生命と安全の確保など挙げて「常に友好関係があれば迅速に対応してもらえる」と説明した。

 陸上自衛隊の国境警備部隊配備については「積極的に誘致する気はない。国防上どうしても必要というなら十分論議する余地はある」との見解を示した。自衛隊沖縄地方協力本部によると、就任は5月19日付で任期は2年。同様な組織は県内に五つあり、過去に首長で会長職を務めたのは、下地米一旧平良市長と仲井真弘多知事(就任時は那覇商工会議所会頭)の二人。

 下地島空港の軍事利用に反対する宮古郡民の会の星野勉代表は「(同空港の軍事利用に反対する)郡民大会も開かれた歴史がある。個人的には、行政の長が、一方を支援するのは疑問だ」と話した。

                     ◇

沖縄本島の米軍基地には全国の関心を集めているが、本島以西の国境の島々の防衛に関する議論は少ない。

今回自衛隊配備予定の宮古島や与那国島、そして石垣島など日本西南端の先島諸島は、中国と領有権を争う尖閣諸島に隣接しており、台湾、中国とも至近の国防上重要な位置にある。

日米合意による米海兵隊のグアム移転など在沖米軍基地の縮小は、自衛隊の代替配備とセットで考えねばならぬ。

しかも直近の例を挙げても、沖縄本島と宮古島の間を中国艦隊が我が物顔に横断したことも一度ではない。

中国を母国と考える沖縄紙や識者の先生方は、宮古島や与那国島に国境警備の陸自部隊を配備するということに対して、

中国や台湾を刺激し、国際交流による沖縄振興に好ましくない、と声高に反対の意を表している。

米軍基地撤去!自衛隊配備反対!と叫べば、一番喜ぶのは母国中国だからだ。

だが、常日頃民意を強調する沖縄紙なら民意によって選ばれた与那国町長が自衛配備に賛意を表し、同じく宮古市長が自衛隊に協力の態度を示すことこそ民意の発露であり、これに反対する理由はないはずだ。

今回の参院選の島尻候補、下地宮古市長、中山石垣市長そして外間与那国町長と、

沖縄県民は要所要所では自衛隊に友好的な代表を選出しており、絶妙のバランス感覚を示している。

笛吹けど踊らず、だ。

結局、沖縄県民は沖縄タイムス、琉球新報が共同で吹きまくった笛に踊るほどバカではなかったということ。

では、笛に踊りまくったバカは誰かって?

バカな県民。

そう、何でも反対のプロ市民と「識者」のセンセ方でしょうが。

 

【おまけ】

いまだに「海兵隊反対」と叫んでいる沖縄選出の国会議員のセンセもおられるようで。⇒再び、海兵隊不要論について (07/21)

 

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猛犬注意!が抑止力

2010-07-22 08:46:35 | 外交・安全保障

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国防の最高責任者を任されて初めて「抑止力」の意味がわかった北沢防衛相が、与那国、宮古に自衛隊を配備すると発表した。

最近では沖縄タイムス以上に「基地外」だと評判の琉球新報が、昨日(21日)の社説で自衛隊配備反対の社説を書いた。⇒先島陸自配備 中国脅威論大いに疑問

通常、ブログ等で新聞社説を批判する場合、社説掲載日の翌日以降か早くても掲載されたその日に限られる。

ところが21日の新報社説は掲載日の一日前に厳しく批判され、しかもその内容がいずれも、未発表の社説を読んでいたように正鵠を射ている。

まるで琉球新報のスパイから情報を得ているのではないかと思うほどだ。

これには琉球新報も、すっかり手の内を全て読まれてしまったのかと失笑してしまった。

いつも笑いを交えながらも舌鋒鋭く核心を突く「逆風って気持ちいい!」さん」の今朝の琉球新報トップ 末尾で縁側さんは、散々琉球新報を批判をした後、

明日の朝刊あたりでこの話題の社説が載りそーだな。「短絡的過ぎないか」とかの見出しでさ」と予言している。

律儀にもその予言通り琉球新報は「この話題の社説」を掲載しているではないか。

てめーらの考えることことなんか、すべてお見通しだ!

・・・ということか。

お蔭さまで、掲載前にコテンパンにやっつけられる社説を初めて見させてもらった。

ところで、その琉球新報でご活躍の「沖縄版言論封殺魔」こと目取真センセが、

このように紋切り型の怒りを表しておられる。⇒先島諸島への陸自配備に反対する。

 左翼評論家田岡俊次氏の著書をひいてグダグダ述べておられるが、要は次のようなことらしい。

《「中国の脅威」を過大に煽り、あり得ない想定のもとに先島地域に陸自の配備を図ろうとするのは、軍事的合理性とは別の思惑があるとしか思えない。》

この方々、確かつい最近までは、新崎盛照沖縄大学名誉教授や我部政昭琉球大学教授等の左翼学者の主張を鵜呑みにして「沖縄海兵隊に抑止力はない」と叫んでいたはず。

米軍もだめ、自衛隊もだめ!

中国と話し合いで平和外交を!

ということが目取真センセの主張のようだ。

広沢虎三がうなっていた。

♪~バカは死ななきゃ直らない~♪

 

「抑止力」について学者先生方は次のような軍事知識を誇示し「抑止力はない」と断言する人もいた。

「在沖米海兵隊には輸送機が○○機、輸送船が○○隻保有」、一回の兵員移動は合計○○人云々・・・」「○○人の海兵隊では・・・・云々」。

バカバカしい。

抑止力は、学者先生が机上の空論で判るくらいなら、もはや抑止力ではない。 仮想敵国に「えたいの知れない」恐怖感を与えるのが抑止力なのだ。

その「えたいの知れないモノ」の簡単な例を挙げよう。

「猛犬注意!」の張り紙が押し売りの屋敷内進入には効力がある。

この際、「猛犬」の犬種や大きさや頭数は問題ではない。

「猛犬」の存在そのものが「抑止力」なのだ。

「猛犬注意!」の標示にに脅える押し売りに、中から尻尾を振る子犬が一匹覗いているマンガがあるくらいだ。

米国務・国防長官、韓国閣僚と南北非武装地帯を視察

2プラス2」会議で米韓同盟の重要性確認へ 2010/7/21 11:26  

【ソウル=尾島島雄】米韓両国は21日午後、初めてとなる外務・国防閣僚会議(2プラス2)をソウル市内で開催、3月の韓国の哨戒艦沈没事件で緊張が高まる朝鮮半島の安定へ米韓同盟の重要性を再確認し、北朝鮮への対応なども含めた共同声明を発表する。それに先立ち午前には、韓国入りしている米国のクリントン国務長官とゲーツ国防長官が韓国と北朝鮮の南北を隔てた軍事境界線がある非武装地帯(DMZ)を視察した。


 米国との2プラス2は日本とオーストラリアも定期開催しており、米韓は今年が朝鮮戦争ぼっ発から60年の節目に当たっていることも踏まえて初開催を決めた。米韓両国の間には日米、米豪と同様の外交・安全保障を一体とした緊密な連携枠組みを整える流れが生まれそうだ。

 DMZ視察には韓国の柳明桓(ユ・ミョンファン)外交通商相と金泰栄(キム・テヨン)国防相が同行した。南北が対峙(たいじ)する境界線付近で米韓の2プラス2の4閣僚がそろい踏みするのは初めて。米国が後ろ盾となって韓国を防衛する決意を強く示し、北朝鮮の挑発行為をけん制する効果を狙ったものだといえる。

 一方、米海軍は同日午前、韓国南部の釜山に米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)を事実上の母港とする原子力空母「ジョージ・ワシントン」を入港させた。中国が警戒を強める中、25日から朝鮮半島東側の日本海で実施する大規模な米韓合同軍事演習に参加するとみられる。

 米国はクリントン、ゲーツ両長官の訪韓に合わせて打撃力の強い空母を展開することで圧倒的な軍事力を誇示する構え。イージス艦「ジョン・S・マケイン」など3隻も釜山と近隣の鎮海(チネ)に入港した。

                          ◇

アメリカの国務長官と国防長官が北朝鮮の南北を隔てた軍事境界線がある非武装地帯(DMZ)を視察したのは初めてだという。

クリントンとゲーツというアメリカの国防関連の責任者二人がツーショットで軍事境界線を視察したこと自体が、北の侵入に対する「抑止力」になるのだ。

このツーショットは「猛犬注意!」にピッタリだ。

この二匹の「猛犬」が軍事境界線を睨む映像が全世界に配信されたら、これ以上の抑止力はないだろう。

よもや「二人の年齢や体力から言って、進入する北の軍隊に対して何の抑止力もない」なんて妄言を吐く識者はいないと思うが、「猛犬」(在沖海兵隊)の存在そのものが抑止力なのである。

 

先ほど横田夫妻の記者会見の模様が放映されたが、結局「お茶の出し殻」のように何の新情報も持たない金元工作員から何も得るものはなかったようだ。

報道によると金元工作員」には、どういう名目かは知らないが3000万円の大金が供与れているという。

テロリストをチャーター機を使った国賓待遇で招待、前首相の私邸に逗留させ、おまけに国税から3000万円の供与をする能天気な国が何処にあるのか。 先ほどのニュースによるとヘリコプターによる富士山観光にも招待するという。

その3000万円に対する贈与税はどうなっているのか。

幸か不幸か、新情報は得られなかったようだが、仮にめぐみさんの居住場所が明確に証言されていたら民主党政府はどのような行動を取るつもりだったのか。

やはり「救出は海兵隊にお願いする」と恥じもなく叫ぶつもりか。

そして目取真センセや我部センセは「抑止力はない!だが救出は海兵隊の仕事だ!」と

・・・いやいや、恥を知っていれば「話し合いで平和を訴え、救出する」と、物笑いになっても、強弁すべきだろう。

ん?本気でそう言うかも。

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朝鮮半島有事 邦人救出は誰が

2010-07-21 17:38:10 | 外交・安全保障

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普天間問題に関連して、海兵隊の抑止力が論議されていた。

当日記は、戦争オタクのようなこの手の議論には加わる気はないが、「海兵隊不要論」の根拠の一つに「海兵隊は日本を護る為にあるのではなく、有事のあった地域の在留米人の救出のためにある」という、説があったが、これは概ね正しい。

「概ね」と但し書きしたのは、細かい軍事作戦上の理屈はさておいて、海兵隊という米国最強の機動部隊が沖縄に存在すること自体が「抑止力」になるからだ。

海兵隊も含む米軍が沖縄に駐留する,だけで抑止力なのである。

北朝鮮が韓国に侵入すれば、北朝鮮は韓国軍と交戦状態になると同時に在韓米軍と自動的に交戦状態になる。

在沖海兵隊が交戦状態にある韓国の在留米人の救出に駆けつけるのは「海兵隊不要論者」の言うとおりだが、この場合、戦争状態にある韓国の在留邦人を救出するのは一体誰がするのか。

米軍基地を日本から撤去すべきと主張するなら、「憲法改正をして、自衛隊を国軍に格上げし、国民に兵役の義務を負わせ、防衛費も欧米諸国並み(米国⇒3.8%、英国⇒2.4%)に引き上げよ」と併せて主張しなければ理屈があわない。

中国や北朝鮮は勿論韓国にも徴兵制がある。

さらには日本を取り巻くロシア、中国、北朝鮮は核武装国である。

これら近隣諸国の防衛体制を全く無視して、ひたすら「米軍基地は国外へ」では、議論もへったくれもない。

最近緊張が続く朝鮮半島で有事が発生した時、在留邦人の救出には誰が駆けつけるのか。

産経が問題提起をしている。


主張】朝鮮半島有事 邦人救出の具体案を急げ

2010.7.20 03:51
 
 中国への配慮もあり、延期されていた米韓合同軍事演習が、黄海と日本海で実施される。韓国哨戒艦撃沈事件を受け、北朝鮮のテロを許さない断固たる姿勢を示すとともに、朝鮮半島の不測の事態に備えるものだ。

 朝鮮半島有事は日本の安全保障にかかわる重大な事態である。菅直人内閣は外務、防衛、警察など関係省庁で、日本の対応を早急に検討すべきだ。

 特に、邦人の救出・保護は重要である。外務省によれば、韓国には2万8千人以上の日本人がいる。また、北朝鮮に拉致されたまま帰国していない政府認定の被害者は12人で、拉致の疑いを否定できない特定失踪(しっそう)者を含めると100人を超える。昭和34年以降の帰還(北送)事業で北朝鮮へ渡った日本人妻もいる。

 これら在外邦人の救出を米軍と韓国軍に任せるのか。それとも、自衛隊が協力するのか。この問題を日本政府は避けて通れない。

 日本で初めて朝鮮半島有事に関する本格的な研究が行われたのは橋本龍太郎内閣のころだ。橋本首相は平成8年5月、邦人保護・救出、大量避難民対策など4つの課題の検討を内閣安全保障室に指示した。この結果邦人救出には自衛隊艦艇の派遣を可能とする法改正などが必要とされた。

 また、9年の日米防衛協力のための指針(ガイドライン)で、紛争地域から後方地域への移送に米軍が協力することが明記された。11年には、周辺事態法などのガイドライン関連3法が成立し、在外邦人救出の輸送手段として、自衛隊艦艇が正式に加えられた。

 関連3法は周辺事態における邦人救出のほか、米軍に対する自衛隊の後方支援活動などを定めている。だが、自衛官の武器使用は正当防衛などに限られている

 政府はまず、制約の多い現行法の下で自衛隊にどんな後方支援が可能かを検討すべきだ。次に、自衛隊の有事対応能力を高めるための法整備が必要である。

 日米間だけでなく、日韓の信頼・協力関係も大切だ。韓国では、有事の際の自衛隊の受け入れに否定的な意見も多いといわれる。だが、6年以降、毎年、日韓両国の防衛実務者対話が行われ、10年以降は、外務当局も含めた安全保障対話が行われている。

 これらの協議を通じ、有事の際の自衛隊と米韓両軍の連携を深めておく必要がある。
                      
 ◇

米軍基地は出て行け!

戦争地域の在留邦人救出は米軍がやれ!

憲法は護れ!

これでは世間様に通る話ではない。

 

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金元工作員来日!菅内閣が法律を犯してまで実行した理由

2010-07-21 09:50:27 | 拉致問題

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菅内閣が法律を犯してまで強行した元テロリストの日本招致のわけは?

それもチャーター機利用等のVIP待遇の招致で。

新しい情報が期待できない金元工作員の来日を、チャーター機や大勢の警備体制等の多額の血税は使うのはいかがなものか・・・と批判する向きもある。

だが、藁をもつかみたい拉致家族の心情を考えればその程度の出費をしてもバチは当たらないだろう。

成算のない招致を民主党政権が強行した理由は明らかだ。

今回の「サプライズ招致」が、北朝鮮への電撃訪問の結果支持率を回復した小泉元首相に倣った民主党のモノマネであることは、面会場所を鳩山前首相の別荘を使ったり、困難な法的課題を政治的判断で何とかクリアしたというパーフォーマンス発言をみても明らかである。

だがその実態は、何のことはない、政府ぐるみで「超法規」という法律違反を犯したに過ぎない。

「超法規」もみんなで犯せば怖くない、というヤツだ。

その「超法規」の判断を下したというのが、「死刑執行には署名しない」と公言してはばからない千葉景子ゾンビ法務大臣というから、役者は揃っている。

法律で決められた死刑執行という法務大臣の専管事項を拒否するのも超法規なのだろうか。

金賢姫元死刑囚:入国、政治判断でクリア 「特例」で

 
【金元工作員来日】官房長官「極めつきの人権蹂躙にもう一度関心を」(産経新聞 7月20日)

  仙谷由人官房長官は20日の記者会見で、大韓航空機爆破事件の実行犯、
金(キム)賢姫(ヒョンヒ)元工作員(48)の初来日に関連して
国民のみなさんにも、改めて極めつきの人権蹂躙(じゅうりん)、
国家主権の侵害の問題について、もう一度強い関心をお持ちいただく契機とし、
拉致問題の真相解明や被害者救出につながるステップとしたい
」と述べ、
北朝鮮による拉致事件解決への意欲を示した。

                       ◇

>国民のみなさんにも、改めて極めつきの人権蹂躙(じゅうりん)、
国家主権の侵害の問題について、もう一度強い関心をお持ちいただく契機とし、
拉致問題の真相解明や被害者救出につながるステップとしたい

 

弁護士の端くれである仙石長官に説明されるまでもなく、国民は、拉致が極悪非道の人権侵害であり国家主権の侵害であることは先刻承知している。

拉致犯罪の持つ意味を一番理解していないのは、他ならぬ菅首相ではないのか。

死刑囚である拉致実行犯シンガンスの釈放嘆願書に署名したのは、菅首相その人ではなかったのか。

菅首相は、後に拉致実行犯シンガンスが死刑囚のリストに含まれているのを「知らなかった」と弁解しているが、「知らなかった」で済むなら、警察も検察も要らない。

「知らなかった」といえば、鳩山前首相も巨額脱税に相当する金額の贈与を受けていながら「知らなかった」で押し通そうとしている。  

「政治とカネ」に関する重大疑惑に対して、小沢前民主党幹事長は「知らぬ存ぜぬ」で押し通している。

これでは民主党政府では「知らぬこと」は美徳であり、犯罪を犯しても何のお咎めもまいことになる。

今回の金元工作員の来日の意義をあえて挙げれば、拉致家族がこれまで「間接的」に聞かされていた拉致被害者の情報を直接元工作員の口から聞けたこと。

それと昨日来のテレビの騒動でも分かるとおり、拉致犯罪が未解決であるあるという事実を改めて国民に喚起したことにある。

だが、これでもって菅内閣の支持率の上昇を期待するとしたら、あまりにも国民を舐めていることになる。

仮に菅首相の思惑通り、これで支持率が上がるようなことがあったら、やはり国民は大バカだったことになる。

 

【おまけ】

菅内閣がもったいぶって「政治判断でクリアした」と称する「国家的法律違反」を、毎日新聞が報じているので保存資料として引用する。

菅首相、仙石官房長官、中井拉致担当相、千葉法務相などの役者が勢ぞろいで、元テロリストを日本のⅤIP待遇で招致するという法律違反をしたことになる。

金賢姫元死刑囚:入国、政治判断でクリア 「特例」で
 
金賢姫元死刑囚を乗せ羽田空港に到着した小型ジェット機=2010年7月20日午前4時、森田剛史撮影 大韓航空機爆破事件の実行犯である北朝鮮の元工作員、金賢姫元死刑囚の来日には「入国」と「捜査」の二つの高いハードルがあるとされてきた。だが、いずれも政府の政治判断でクリアされる展開になった。

 金元死刑囚は死者115人を出した大量殺人テロ事件の実行犯であり、出入国管理法5条が定める上陸拒否事由にあたる。そのため、中井洽拉致問題担当相が2月、千葉景子法相に特例で招致したい意向を打診。田口八重子さんに日本語教育を受けたとされる金元死刑囚の話を聞く機会を得られることは、横田めぐみさんの両親ら拉致被害者の家族にもメリットが大きいなどとして、千葉法相は上陸拒否をしない判断をした。

 もう一つの来日の障害は、87年の爆破事件当時、金元死刑囚が「蜂谷真由美」名義の偽造旅券を所持していたことから、偽造公文書行使の容疑があることだった。しかも、金元死刑囚は海外にいたため、時効は成立していない。複数の捜査幹部は「警視庁が立件の可能性を捨てているわけではない。ただ、死刑判決を受け、事件から20年以上が経過している。可罰性の観点からどうなのかという議論はある」と話す。

 こうした現状を踏まえ、中井担当相は警察庁に対し、入国後も支障がない対応を要請。警察当局もほぼ同意しており、拉致事件についての情報収集も含め、滞在中に金元死刑囚から事情を聴くことはないとみられる。【千代崎聖史】

                          ◇

【ぼやき】今朝は「ブログのメンテナンス」という理由で一時使用不能に陥り焦りました。

何とか急遽30分余でエントリーしましたが、そこのとこをご理解いただいてプチッと応援お願いします。

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沖縄タイムスのグダグダ弁解、低投票率は民主党の責任!

2010-07-20 18:01:18 | 未分類

 

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沖縄タイムスが不都合な記事は一切掲載しないことは、今では賢明な県人なら誰でも知っていること。

それでも、沖縄タイムスは、時折アリバイ作りのつもりか、不都合な記事でも読者の投稿などを掲載することがある。

先日も静岡県人のUさんが、参院選における沖縄の全国最下位の蹄投票率に怒りを露にした投稿を掲載した。

これは当日記でも取り上げたが、思わぬ反響があったようで、タイムスの読者センターにも反響の電話があったという。

静岡県民の怒り 沖縄の「怒」は何だったのか

本日の沖縄タイムスは、思わぬマイナスの反響を打ち消すためコラムとオピニオン面を使って弁解に大童だが、この弁解がまたグダグダのピントはずれ。 さらにはお得意の捏造に満ちているというのには呆れてしまう。

沖縄タイムス [大弦小弦]

 2010年7月20日 09時22分     

 参院選で沖縄の投票率が全国最低だったことについて先日、県外の読者から投稿があった。米軍普天間飛行場の県内移設に反対する県民大会で示された「怒」の一文字は、全国ワースト1程度のものかと

▼読者センターにも県外読者から「沖縄にがっかりした」との意見が寄せられた。耳の痛い話だが、低投票率と基地問題への関心を直接結びつけることへの違和感を覚えた

そもそも県内移設を進めるとする民主党が候補者を立てず、民意を問うことを避けたのではないか。同じく「県内」を容認する自民党の公認候補も県外移設を訴え、大きな争点とならなかった面もある

▼県外で平和運動に携わる人を取材した際、「沖縄はもっと頑張ってほしい」などの声をよく聞いた。しかし、基地や安保問題について、沖縄だけが頑張らなければいけない理由はない。それぞれの地域で考えてこなかったからこそ、沖縄の現状がある

▼県民の基地に対する思いは一様ではない。必死の思いで撤去を訴える声もあれば、基地とかかわることで生活の糧を得てきた人もいる。基地を意識することなく日常を過ごす人も多いだろう

▼本土と何ら変わらない生活があり、その上に基地の存在がある。その重しをどけるのは誰の役割なのか。沖縄だけが頑張る必要はないとあらためて思う。(浜元克年)

                            ◇

そもそも沖縄タイムス等の沖縄メディアが作り上げた「基地撤去で怒りに燃える島」というイメージが間違いであり、大部分の県民は新聞が笛を吹いても踊らなかったのが低い投票率の理由である。

それを他に責任転嫁するのがお得意の沖縄タイムスは次のように弁解している。

そもそも県内移設を進めるとする民主党が候補者を立てず、民意を問うことを避けたのではないか。同じく「県内」を容認する自民党の公認候補も県外移設を訴え、大きな争点とならなかった面もある

民主党が候補者を立てようが立てまいが、それでは弁解にもならない。

沖縄では一番の人気政党である社民党が推薦する山城候補が、自民党公認候補の島尻氏に大差で敗退した説明にはならないのだ。

沖縄メディアが報じる「怒」を叫ぶ集団は民主党の主張というより山城氏を支援する社民党の意見に近かったのではないか。

沖縄タイムスが報じるように、島ぐるみで「怒」を表すのが県民の実像なら、棄権することなく社民党候補に投票するのが自然ではないか。

コラム執筆者の浜元記者は低投票率の理由を、民主党のせいにしているが、県民の政治に対する無関心が低投票率の理由であることは良識ある県民なら誰もが知る事実である。

沖縄タイムスは、さらに弁解のつもりでオピニオン面の「論壇」に嘉手納町のF・Yさん(49歳 行政書士)の投稿文を載せているが、これには次のような不可解な見出しが付いている。

政治不信示す低投票率

危うい無関心 民意発信を

低投票率の理由を大きい見出しには「政治不信」であると印象付けて、その一方で小見出しで「危うい無関心」としている。

低投票率の原因は「政治不信」なのか政治への「無関心」なのか。

Fさんは結局、「無関心」だと結論着けているではないか。

本文は署略するが低投票率の理由として前段で、一応民主党の迷走に触れながらも、続いて次のような正論で文を結んでいる。

もちろん、投票しなければ政治自体の変革を起こすことはことは出来ない。 だからこそ、沖縄の民意を、個々の立場でできることから、発信し続けることが重要である。 投票を棄権したところで何も変わらないのなら、政治を変えるための1票を投じることは、やはり大事にすべきだったのである。》

投稿者のFさんは低投票率の理由として民主党の責任にも触れてはいるが、棄権する県民の無関心さを批判し一票の大事さを述べている。

だとしたら、見出しはこうなるべきではないのか。

危うい無関心 民意発信を

政治無関心示す低投票率

沖縄タイムスは、低投票率の理由が「県民の政治への無関心」であることを、どうしても隠蔽しておきたいのだろう。

投稿文の内容とは逆の結論を印象付ける「政治お不信を示す低投票率」を大見出しに使い、印象操作に必死である。

自分が作った「島ぐるみで怒りに燃える沖縄」が幻だったのだから、隠蔽に必死になるのも自業自得。

まぁ、せいぜい頑張って下さい。

 

【おまけ】

沖縄県民斯ク戦ヘリ」さんによると

沖縄メディアの捏造報道をを鵜呑みにした結果、沖縄県民の実態を勝手に誤解した左翼漫画家が、怒りまくっているらしい。(爆)

勝手に怒って本当に血管でもブチキレたら大笑いだが。

雁屋哲の美味しんぼ日記 2010年7月18日(日)

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スピルバーグが残虐な米兵を描く映画「ザ・パシフィック」

2010-07-20 06:52:09 | 未分類

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5年ほど前だが、ハリウッドの戦争映画「パールハーバー」を見て、あまりにもデタラメなその内容に憤慨した記憶がある。

題名からわかるように、真珠湾攻撃を舞台背景にした、一種のラブロマンスであったが、日本軍が真珠湾に停泊中の米戦艦と軍事施設のみを攻撃目標にし、軍事以外の施設には一切攻撃しなかったという史実を全く無視し、残虐卑劣な日本軍に描かれたことに腹が立った。

映画の中の日本の戦闘機は、病院を攻撃、破壊し、入院中の患者が機銃掃射を避け右往左往するシーンには思わず「ウソをつくな」と怒鳴ってしまった。

ストーリーの詳細は、記憶が薄れてしまったが、とにかく「真珠湾奇襲攻撃」のことをアメリカ人が「Sneak Attack on Pearl Harbor」と表現するとおり、映画は終始、卑劣な日本軍の印象で描かれていた。

アメリカが描く対日戦争映画は所詮はこの程度のものと半ば諦めていた。

先月も沖縄の慰霊の日に合わせるように、「太平洋戦争」を描いたドキュメンタリータッチのアメリカ映画が全国に先駆けて沖縄で試写会が催されたらしい。

「らしい」、というのは通常この手の映画を上映された場合、沖縄紙がいち記事に早く取り上げて、無料宣伝を努める慣わしなのだが、今回に限って沖縄タイムス、琉球新報の2紙共これを報道した形跡がないので、未だ上映されていないとも考えたから。

住民の証言をねじ曲げてまで「残虐非道の日本軍」の報道に血道を上げている沖縄紙がこの映画を報道を取り上げないはずはない。

しかも「ザ・パシフィック」と題するこの映画は、エグゼクティブプロデューサーにトム・ハンクスとスティーヴン・スピルバーグが名を連ね、総製作費200億円を掛け太平洋戦争での米兵と日本兵を客観的に描くドラマという。

だとすれば『鉄の暴風』で「人道的米軍」と「残虐非道の日本軍」を報じた沖縄タイムスが沖縄での試写会を見逃すはずがない。

ところが、最近シネマトゥデイの配信記事を見て沖縄タイムスの沈黙の理由が判明した。

その記事がこれだ。

日本が負けた戦争描く「ザ・パシフィック」を沖縄で試写上映!「米兵が日本人にしたこと知るべき」トム・ハンクス激白!
拡大写真
「ザ・パシフィック」のエグゼクティブプロデューサー、トム・ハンクスとスティーヴン・スピルバーグ
 エグゼクティブプロデューサーにトム・ハンクスとスティーヴン・スピルバーグが名を連ね、総製作費200億円を掛け太平洋戦争での米兵と日本兵を客観的に描くドラマ「ザ・パシフィック」が、6月11日に沖縄で試写会上映される。

 「ザ・パシフィック」は3人のアメリカ海兵隊員の物語をベースに描かれるが、驚くことにアメリカ人が描いたドラマであるにもかかわらず、アメリカ兵の残酷な行いがリアルに描写されている。アメリカ軍にとって日本軍は「夜に攻撃してくる。また、降伏をしない得体の知れない存在」とされ、その恐怖ゆえの裏返しで、アメリカ兵が日本人に後に行った仕打ちは日本人として目を覆いたくなる描写だ。日本兵の生き残りを調べているときに見つけた日本兵を銃で撃ってもてあそんだり、兵士か一般人かわからない少年を銃殺したりとあまりにもむごい。

 アメリカ人がアメリカ兵を英雄としてではなく、まるで悪人のように描く映画を作ることはタブーであったはずだが、トム・ハンクスとスティーヴン・スピルバーグというメジャーな二人がこの物語の陣頭指揮をとっていることに驚く。トムはこの物語に関して「太平洋戦線で戦ったアメリカ兵たちの勇敢さを称えたい気持ちはある。しかし同時に、アメリカ兵が日本の人々に何をしたか、ということも知ってもらいたい」と」コメントしている

 「ザ・パシフィック」は全10話の大作ドラマで7月18日より、WOWOWにて放映されることが決まっており、今回の試写会はそのプロモーションの一環でもある。制作費は高額であるがエンターテインメント性に特化しただけのドラマではなく「戦争がいかに人間性を奪ってしまうのか」に物語のテーマが絞られており、敗戦国の日本人として深く考えさせられる内容だ。また、今回アメリカ軍の基地問題に翻弄され続けている沖縄で試写上映することは物議を醸しそうだ。

「ザ・パシフィック」はWOWOWにて7月18日(日)より毎週日曜日22:00~日本初放送

 
 
                          ◇
たかが映画というが、されど映画である。
 
ましてやあの高名なスピルバーグとアメリカの良心を演じさせたら比類のないトム・ハンクスが日米戦争で行った米軍の残虐行為を告発したのだ。
 
その影響力の大きさは計り知れない。
 
この映画に逆の効果、つまり「人道的米軍」と「残虐非道の日本軍」を、期待した沖縄タイムスが期待はずれに動転し、沈黙してしまったのも理解できる。
 
沖縄タイムスが、都合の悪いものには頬被り作戦を取ることは、『うらそえ文藝』の告発や「大城澄江証言」の黙殺でも自明の通り、常套手段であるが、
今回の「ザ・パシフィック」の沖縄試写会に対する黙殺もその典型である。
 
慰霊の日にあわせて全国に先駆けて試写会を催したスピルバーグのドキュメンタリータッチの戦争映画を沖縄タイムスを筆頭に沖縄マスコミ全てが黙殺するとは摩訶不思議なことである。
 
やはり沖縄は「全体主義の島」といわれても仕方がない。(続く)
 
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小沢の逃亡先は鳩も通わぬ八丈島だった!

2010-07-19 18:00:39 | 県知事選

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同じ政権与党の総理大臣が「会いたい、会いたい」と、恋する乙女のようにラブコールを連発しても、杳としてその居場所さえ明らかにしなかった小沢一郎氏が八丈島に現れたという。

鳥も通わぬ八丈島に現れたとは、流石は小沢一郎、鳩も追いかけてはこないとふんだのか。

それにしても国政の最高責任者が会いたいと言っても返事の一つもせずに、釣り三昧だとは国民には一体どう説明するのか。

【動画あり】雲隠れ”の小沢氏 東京・八丈島を訪れる

   菅直人首相が呼びかけた会談も実現しない中、参議院議員選挙の投票日3日前の8日から公の場に一切現れなかった民主党・小沢一郎前幹事長が18日、東京・八丈島を訪れた。

 小沢氏は18日午後、羽田空港に姿を見せ、秘書と共に八丈島に向かった。記者団が、検察審査会が「不起訴不当」の議決を出したことや菅首相が会談を求めていることなどについて問いかけたが、何も答えなかった。小沢氏は趣味の釣りを楽しむためたびたび八丈島を訪れており、釣りを楽しんだ後、19日に東京に戻るものとみられる。

 一方、小沢氏が17日、新党大地・鈴木宗男代表と極秘に会談していたことが新たにわかった。参院選後の政局の対応などについて意見交換したものとみられ、2人の会談は今後、憶測を呼ぶことになりそうだ。

                        ◇

日本の国会議員の歳費は世界的に見ても最高水準にあるといわれている。

アメリカの議員で年額約1700万円、イギリス下院は約970万円などの先進諸外国に比べて、日本の国会議員は年額約2200万円であるが手当てを含めた総額は約4200万円にも達している。 他にも鉄道や航空券にも議員特権であるとして批判されることがあるが、その全てが国民の血税から支払われれて要ることは言うまでもない。

その小沢一郎氏年収4200万円を、大雑把な計算で一年365日で割ると、一日あたりの日給は約11万円6千円になる。

参院選前の8日以来、小沢氏が10日間も所在不明だとしたら国民の血税を116万円も浪費したことになる。

民主党静岡県連では、小沢氏の独善的行為に対し「万死に値する」「即刻辞任せよ」との声もでているが、本人が素直に聞き入れるはずはない。

それより蓮舫行政刷新担当大臣に「小沢仕分け」してもらうのが早いのではないか。

 

小沢氏は菅首相のラブコールには無しの礫(つぶて)でいながら、他党の鈴木宗男氏とは密会とのこと。

小沢前幹事長が新党大地の鈴木代表と会談(07/19 07:17)


1998年の参院選で自民党が大敗した後のねじれ国会で、鈴木氏は小渕内閣の官房副長官として、自自連立政権にかかわった経緯があるという事実をもって、小沢氏がねじれ国会の連立模索をしているとの向きもある。

だが、たった一人の新党大地と連立しても屁のツッパリにもならないことは小沢氏本人が一番承知している。

小沢氏が鈴木氏と密会した理由は何か。

見かけに似合わず小心者の小沢氏が、迫り来る検察の圧力に脅え、「検察対策」としてその道の大先輩にご指導を仰いだに決まっている。

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サッカーは列強vs被植民地の擬似戦争

2010-07-19 08:45:15 | 外交・安全保障

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お隣の「反日」を国是とする国に対して、仙石官房長官が菅首相の「謝罪談話」を画策し、それに乗じて「天皇謝罪」の提訴をする団体まで現れてた知り、怒りのエントリーをした。

が、どうも消化不良で、寝覚めが悪い。

それで改めて書き直そうかと思っていたら、「西村眞吾の時事通信」(No.531 平成22年 7月18日)が見事に頭のもやもやを吹き飛ばし、消化不良も完治してくれた。

とにかく読んでください。

既に読んだ方も再読の価値があります。

◆以下引用(太字強調は引用者)

左翼による歴史の捏造を許すな

 昨日の産経朝刊は、「日韓併合百年『菅談話』、仙石官房長官検討『河野』『村山』同じ轍?」と言う見出しで、
八月二十九日の日韓併合百年に際し、政府は菅首相の名で「談話」を発表することを検討している旨報じていた。
 この仙石官房長官は、選挙中の七日、昭和四十年の日韓条約で日韓間で「完全かつ最終的」に解決済みの韓国人への個人補償を検討すると暴論を吐いていたが、今度は首相がさらに「謝罪談話」を発表する予定だという。これに連動して韓国内では、日本による新たな賠償や謝罪そして反省の表明への期待が出ていて、植民地支配を謝罪した平成七年八月の村山談話と同様の談話を求める声がでている。

 この菅・仙石の策動、これが左翼の本質である。
 表では、消費税がどうのこうのという議論をしかけておいて、そこに関心を集中させ、裏ではこの左翼の本音を着々と進める。
 国が傾いても、船底に穴が開いて水が流れ込んできても、「これだけはしておこう」というのが、中国や韓国との共同作業としての左翼の「歴史の捏造」と「国家予算の流用」だ。
 これが、権力を握ったときの左翼の動きである。
 村山富市・土井たか子氏が何をするために、総理大臣や衆議院議長になったのか、というより、総理や議長になってから何をしようと思いついたのか。
 それは、国を謝罪させるということである。
 自分の誤った妄想が、ゾンビのように国家に入り込み、国家が自分の妄想に従って謝罪する、と思ったこの二人、夜中に手を取り合って権力のうま味に喜び震えたのではないか。
 よって、菅・仙石コンビが、既に「死に体」で、九月でどうなるか分からない、と見くびるなかれ。左翼としての執念をみせるのが、この分野であり、その時はこの夏なのだ。
 どういう巡り合わせか、村山・土井は「戦後五十年」の年に地位が与えられていた。菅・仙石には「日韓併合百年」の年に地位が与えられている。これは、実に忌々しいが、考えてみれば、日本国民が左翼・反日勢力の本質を見抜き、こいつらを速やかに駆逐して日本を復元し再興するバネとするための絶妙の巡り合わせではないか。
 
 中国共産党の中国や、韓国や北朝鮮は、「反日が建国の神話」の国である。しかも、これらの国々の政治風土は、黒い烏も、白だと言い続ければ白になるというものであり、政治に合わせて歴史を作る国である。反対から言えば、これらの国々は「反日の神話」を捏造しなければ権力がもたない国である。
 これが、世界中で、こともあろうに我が国周辺のこの国々だけが「反日」の理由である。
 従って、「反日」は彼らの「ビジネス」であって、我が国の関係のないことで、ほっとけばいいことである。

 先の時事通信で、日韓条約の決着を無視して「個人補償」などという妄言を口走った官房長官のマインドは中共人や韓国人だと言ったのは、相手国の「神話」を受け入れているからである。
 そしてこの度、九月前の空白を狙って総理が韓国・北朝鮮の「神話」を受け入れて我が国を「歴史を捏造する国」に参加させようとしている。

 黄文雄氏が「歴史通」七月号で書いている。日韓併合で搾取されたのは韓国人ではなく日本人である、と。何故なら、我が国の朝鮮総督府は、二十世紀前半の約四十年間、日本国民の納めた税金の十八%から20%を朝鮮自立のために投入したからである。
 
今の日本人は、他民族の為にこういうことはできない。しかし、明治・大正そして昭和二十年までの日本人は、まさにそれをした。そして、現在の韓国の基礎は、この時期に造られたのだ。
 これが日韓の歴史だ。

 さて、ロシアの動向であるが、プーチン時代から完全に中韓の「神話」に合わせた東アジア対処方針をとっている。
 プーチンは、二十世紀初頭の帝政ロシアが、シベリア鉄道を満州を経て朝鮮半島南端にまで到達させようとしたのと同じ構想の下に、南北朝鮮と接触している。
 二〇〇四年、ロシアは韓国とともに、百年前に仁川において日本と戦って戦没したロシア軍将兵の慰霊碑を建てて慰霊祭を行った。プーチンは、ロシアと韓国は、百年前にともに日本の侵略と戦ったと謳ったわけだ。
 一九〇四年二月、仁川沖でロシア海軍の軍艦、ワリヤークとコレーツは、日本海軍と砲撃戦を交わしともに撃沈された。これが日露戦争における日露両軍最初の交戦だった。
 ロシア大統領のプーチンは、この仁川沖海戦を韓国が喜ぶように、日本の侵略に対するロシアの韓国防衛の戦いと百年後に作り替えたのである。
 これはプーチン時代の日露戦争に関する話。
 そして、今、プーチンの弟子のメドベージェフ大統領とロシア議会は、第二次世界大戦における日ソ戦を「祖国と連合国に対する義務への献身」また「満州、樺太、千島を解放して大戦終結を早めた」として日本が連合国に降伏した九月二日を「対日戦勝記念日」とする法案を採決した。
 さらにロシアは、この採決前の今月八日まで、我が国固有の北方領土を「日本から守るための軍事演習」を沿海州周辺の海陸で行った。この軍事演習は、今年度ロシア最大規模のもので、我が国を明確に仮想敵国としたものである。

 以上、大陸側には、「反日」を建国の神話にして利益を得ようとする中国・朝鮮(韓国含む)に日本を仮想敵国とするロシアが加わった「共通の反日歴史観圏」が形成されている。
 そして、この「共通の反日歴史観圏」に、こともあろうに我が国を加わらせようとしているのが、死に体の執念をみせる菅内閣である。
 しかし、お分かりのように、この「反日歴史観圏」のなかに、我が国の存立と未来はない。
 菅内閣は、まさに国家反逆内閣、反日内閣そして亡国内閣である。

 昨日十七日は、早朝家を出ていた。その後、大阪港中央突堤に接岸した輸送船「おおすみ」の艦内を見学させていただいた。
 それで朝刊は見ていなかった。
 すると、若狭和朋先生から電話で、産経新聞朝刊二面の、菅氏の「日韓併合謝罪談話」の記事を教えていただいた。
 午後帰宅後、その記事を読み、菅氏らの反日性に怒りがこみ上げた。本日朝の書き込みはここで止めるが、
諸兄姉には、若狭先生の「日本人が知ってはならない歴史」をお読みいただきたい。
 また、現在発売中の「歴史通」七月号は、「韓国併合百年目の真実、韓国は日本がつくった!」という特集を組んでいる。読まれることをお勧めする。
 
 この暑い夏、我が国の名誉と歴史を守る時が来ました。
 まず、靖国神社の英霊に額づいて行動を始めましょう。

◆引用終了

                       ◇

民主党売国内閣によって、「寝た子」を起こされた韓国の反日団体が「首相謝罪」では満足できずに「天皇謝罪」を公言するまで増長させたのは、歴史捏造に対する日本側の不作為の責任ということも出来る。

黄文雄氏が「歴史通」七月号で書いている。日韓併合で搾取されたのは韓国人ではなく日本人である、と。何故なら、我が国の朝鮮総督府は、二十世紀前半の約四十年間、日本国民の納めた税金の十八%から20%を朝鮮自立のために投入したからである。
 
今の日本人は、他民族の為にこういうことはできない。しかし、明治・大正そして昭和二十年までの日本人は、まさにそれをした。そして、現在の韓国の基礎は、この時期に造られたのだ。
 これが日韓の歴史だ。

近代の歴史は列強諸国による低開発国の侵略、そして植民地化の歴史ともいうことができる。

アジア諸国の中で列強に植民地化されなかった稀有な国である日本が、隣国中国の列強諸国による植民地化の惨状を見て、自国の防衛のため合法的行った日韓併合と。欧米列強の植民地政策とを同じ括りで見ることは出来ない。

日本の韓国に対する投資は植民地的収奪どころか大きな赤字だったことは、上記引用の黄文雄氏の指摘を待つまでも無い。

我が国は東京帝国大学レベルの帝国大学を日本各地に作ったが、大阪帝国大学(昭和6年設立)、名古屋帝国大学(昭和14年設立)を設立する前の大正13年には、既に京城帝国大学を設立し教育、衛生の普及に努力している。

京城帝国大学には当時の朝鮮の衛生状態も考え、」経費のかかる医学部もふくまれている。

京城帝国大学の医学部に止まらず、当時の日本は、馬鹿正直にも京城医学専門学校という今でいう医科大学まで作って、「併合国」住民の健康と生命を真剣に考えていた。

翻って植民地経営の本家である欧米列強の植民地政策が、教育どころかひたすら収奪専門だったことは大英帝国のインド収奪や、アヘン戦争を例に挙げるだけで充分だろう。

大英帝国が赤字覚悟で、ケンブリッジやオックスフォードレベルの大学を植民地に設立した話は寡聞にして知らない。

日本が馬鹿正直にも初等教育から大学教育そして医学教育まで本気で普及を図ったことに比べて、列強が取った植民地政策は、巧妙な愚民政策だった。

(このへんから脱線します)

列強は、教育の代わりに一番金のかからないスポーツ、サッカーを教えた。

空き地とボール。

いや、ボールはなくとも手作りのボールまがいが一個あればサッカーは誰でも出来る貧乏人には一番ピッタリのゲームだ。

欧米列強は卑劣にもこれ被植民地の住民に教え込んだ。

先日、世界を熱狂させたWカップは、スペインvsオランダの決勝戦で、結局無敵艦隊スペインの勝利で幕を閉じた。

非植民地にサッカーを教えた植民地経営の元祖ともいえるスペイン、オランダの決勝戦が象徴するように、サッカーの準決勝国はサッカーを教えた列強と、非植民地の戦いだということが出来る。

大航海時代世界を席巻し略奪の限りを尽くしたオランダ、ポルトガル、スペイン、そして大英帝国がサッカーの)強豪国であることは言うまでもないが、これら列強の毒牙にかかった中南米のメキシコ、ウルグアイ、パラグアイ、アルゼンチンが今回の大会で大活躍したことは記憶に新しい。

が、これら中南米のサッカー強豪国は、いずれも宗主国のスペイン語を公用語にする被植民地でありし、強豪国ブラジルの公用語はポルトガル語だ。

列強の分割に晒されたアフリカ諸国も例外ではない。

今回のWカップで注目されたアフリカのサッカー強豪国、ガーナ、ナイジェリア、コートジュボアール、カメルーンの公用語を見ると、アフリカ分割の元凶であるイギリス、フランスの言葉を公用語としている。

言うまでもないがイギリスはサッカー発祥の地だといわれるし、フランスのヒーロー・ジダンは植民地アルゼリア系の子孫であり、植民地とサッカーは切っても切り離せない関係にある。

アメリカは、僅か10年程前まではサッカーの弱小国だった。

独立戦争や国内の南北戦争で、植民地経営に遅れを取ったアメリカはサッカーはほったらかして野球に現を抜かし、ていたからだ。 

野球はサッカーに比べると金がかかる。 

バットとボールのほかに、1チームに少なくとも9個のグラブが要る。

従って貧乏国にサッカーが普及するようなわけには行かなかったが、米軍占領下の沖縄では、戦後すぐに野球好きの米兵と住民との野球親善試合が行われた。 

勿論、野球用具は全て米側の貸与か供与であり、それを見て育った沖縄の学生が野球に興味を持つようになり、現在の高校野球の「強豪沖縄」につなって来る。

野球の他に「米軍の関与」で沖縄が強くなったスポーツは、ボクシング(具志堅用高など)、ゴルフ(宮里藍など)があるが最近ではバスケットも強豪の仲間入りしつつある。 いずれもアメリカ人の好きなスポーツだ。

話が脱線して「沖縄自慢」になってしまったが、サッカーは米国自体が弱小国だったせいか、返還前の沖縄ではほとんどやる人はいなかった。

サッカーで熱狂的になる南米諸国のファンを見ていると、戦争では太刀打ちできない列強に対して、サッカーでなら勝つ機会があるので、本物の戦争の代わりにサッカーで欧米列と戦かっている、という感じさえしてくる。

だが、彼らがサッカーの勝敗で死に物狂いになることはあっても、かつての宗主国に謝罪を求めた話は聞いた事がない。

マヤ帝国の末裔のメキシコが祖先の国を滅ぼし植民化した無敵艦隊スペインの国王に謝罪の提訴をするという話も聞いたことがない。

「併合国」に金をつぎ込んで、未開住民の教育や健康面に努力した日本が、韓国に謝罪を要求される理由はない。

 

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革マル派は枝野幹事長のお友達

2010-07-18 17:31:48 | 県知事選

 

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菅首相に仙石官房長官、それに鳩山前首相は、学生時代、「反米思想」の洗礼を受けた同じ「反安保世代」であり、同世代のテロリスト重信房子とは仲間とは言わないまでも、同じDNAを引き継ぐ戦友だと書いた。

国の指導者とテロリストを戦友というのは穏やかではないが、学生時代の「反米」「反安保」を総括しないまま国の指導者になったのなら戦友どころか仲間と言われても仕方ないだろう。

学生時代のDNAを引き継いでいるのは菅首相の世代だけかと思ったら、20歳も若いはずの枝野幸夫幹事長も革マル幹部と接触があったというから、民主党は世代に関係なく重信房子の仲間の巣窟だったのか。

アルカイダはお友達といって、物議をかもした大臣がいたが、枝野民主党幹事長は革マル派幹部の「本物のお友達」のようである。

「枝野氏が革マル幹部と覚書」月刊誌報じる

2010.7.17 10:52  産経ニュース
 民主党の枝野幸男幹事長が平成8年の衆院選に立候補した際、警察当局が左翼過激派の革マル派幹部と判断している人物との間で、「推薦に関する覚書」を交わしていたと、17日発売の月刊誌「新潮45」が報じた。

 枝野氏が覚書を交わしたのは、JR東労組大宮支部の執行委員長で、警視庁公安部が革マル派のJR内秘密組織の幹部と判断している人物としている。枝野氏は覚書で「私はJR総連及びJR東労組の掲げる綱領(活動方針)を理解し、連帯して活動します」などとしている。

                                                   ◇

民主党は、労組の支援なくしては成り立たない。

これは賢明な国民なら先刻承知のことだが、枝野幹事長が左翼過激派の革マル派と連帯していたとは、民主党支持の国民でも知らなかっただろう。

いくら騙されやすい民主党支援者といえども、左翼過激派の革マル派と連帯する候補者に投票するとは考え難い。

枝野氏がどのような弁解をするか興味のあるところだが、左翼過激派との連帯の基に立候補し、当選したことが事実だとしたら、これは国民への大きな裏切り行為ではないか。

民主党政権は内閣といい、党幹部といいテロリスト重信のDNAを受け継ぐ仲間だらけで成り立っているのではないか。

 

首相辞任のとき引退を表明していたこの人物、発言が迷走することはお得意であったが、またぞろ迷走が始まり今度は「引退撤回」だという。

鳩山氏が引退表明いったん撤回、結論は来春に

狼少年のウソは有名だが、鳩の呟きを信じるものは今や誰もいない。

狼少年でも鳩少年でもかまわないから、菅、仙石、枝野それに小沢もまとめて抱きつき引退をしてしまえ、と思う方、

応援お願いします。

 

【おまけ】

革マル枝野がこんなところでも大奮闘!

共産党が「デタラメ」 枝野氏「公務員労組と民主党は無関係」発言に
2010.6.29 20:43
 
 民主党の枝野幸男幹事長が27日のフジテレビ「新報道2001」で「国家公務員労組が支持しているのは大部分が共産党で、民主党支持の組合はほとんどない」と断言したことが波紋を広げている。評判があまりよくない公務員労組と民主党は無関係と言わんばかりの枝野氏の発言に、名指しされた共産党や共産党系の公務員労組がこぞって「デタラメ発言だ」と猛反発しているのだ。

 「新報道2001」では、共産党の市田忠義書記局長が「共産党は、労組であろうと団体であろうと、特定政党の支持を押し付けたことは一度もない。取り消しなさい」と反論した。それでも枝野氏は「(共産党が)支援を受けているのは間違いない。われわれは国家公務員組合の支持をほとんど受けていない」と主張し、双方の激しい応酬が続いた。

 枝野氏の発言に納得しない共産党は、28日付機関紙「しんぶん赤旗」で「枝野氏は17日、連合本部に自ら出向いて、参院選で支持を受ける協定を取り交わした。労組に特定政党支持を押し付けている張本人だ」と指摘した。共産党系の全労連傘下の日本国家公務員労働組合連合会(国公労連、11万人)も、枝野氏に発言の撤回を求める岡部勘市書記長名の談話を発表した。

 そもそも、国家公務員の労組は主に、国公労連と、民主党を支持する連合の傘下の国公関連労働組合連合会(国公連合、12万人)に分かれ、両労組は集会などで、それぞれの党と共通する主張を展開している。

 また民主党は、国家公務員労組ではないが、自治労や日教組などの支援も受け、参院選ではそれぞれの労組が民主党の公認候補を擁立している。公務員労組を公務員制度改革の「抵抗勢力」と攻撃するみんなの党の人気に、枝野氏は思わず労組との“親密さ”を隠したくなったのか。 

                     ◇

共産党と革マル派シンパが泥仕合!

 

「共産党と革マル派シンパの泥仕合」とかけて、

「肥汲みの屁」と解く

その心は?

どちらが臭いかわからない。

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コメント (1)

天皇陛下に謝罪要求!韓国市民団体が

2010-07-18 09:01:01 | 外交・安全保障

 

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去る7月15日、元日本赤軍最高幹部、重信房子被告(64)の上告審で、最高裁第は重信被告側の上告を棄却する決定をし、懲役20年が確定した。

自分の若い頃を回顧し「昔はやんちゃをしたものだ」と武勇伝風に自慢するオジサンがよくいる。

が、その一方では「学生時代は安保反対で燃えていた」と、これも昔を自慢する団塊オジサンがいる。 

いずれも良く聞くとたいした話ではない場合が多いが、たとえ話が本当であっても「若気のいたり」で済まされる。

普通の職業についたオジサンの「若気のいたり」は、今さら咎めるほどのことではないからだ。

学生時代の「若気のいたり」をそのまま引きずった代表が重信房子だといえる。

重信は1945年生まれの団塊の世代だが、同じ時代に「安保闘争」の熱い空気を共に吸い、一方はテロシストの道を進み、一方は国の指導者になると話は複雑になる。

菅直人首相が1954年生まれで、女房役の仙石官房長官も同じ1946年生まれで、学生時代は安保反対運動の洗礼を受け、その「若気のいたり」の総括もないまま日本の指導者になった。

これが全ての間違いの始まりなのだ。

そういえば鳩山前首相も1947年の早生まれで、鳩山、菅、仙石そして重信の四人は同じ時代の「反米思想」の洗礼を受けた「戦友」ということも出来る。

あの時代(70年安保騒動)、「アメリカ帝国は日中共同の敵」(浅沼稲次郎)という合言葉に共鳴した世代が、普通のサラリーマン等になるならともかく、政治家になり、しかも「若気のいたり」を総括することも無いまま首相になって「日米同盟は重要である」と白々しい発言をすることが問題というのだ。

菅、仙石のリベラルコンビをテロリストの重信の仲間だとこじつける気はないが、少なくとも「反米、親ソ(当時)」のDNAは現在でも引き継いでいる点では同じ穴の狢だと言いたいのだ。

先日、「反安保世代」が率いる売国政府が日韓併合百年で「おわび」検討とか言い出したばかりだが、今度は、畏れ多くも天皇陛下に謝罪を求める訴訟を起こす団体がいるというから呆れてしまう。

 韓国市民団体が天皇謝罪訴訟検討 併合百年で

 【ソウル共同】韓国の市民団体「太平洋戦争犠牲者遺族会」などは16日、ソウルで記者会見し、植民地時代に多くの朝鮮半島出身者が日本に強制動員され犠牲になったとして、天皇陛下の謝罪などを求める訴訟を起こすとの声明を発表した。
 今年8月で植民地支配が始まった日韓併合から100年となるのに合わせ、日本の弁護士の協力も得て訴訟準備を進めているという。

 声明によると、朝鮮王朝がかつて所蔵し、現在は日本の宮内庁に保管されている書物などの返還や、朝鮮王朝末期の1895年に王妃だった閔妃(死後に明成皇后と呼称)が暗殺された事件の真相究明を求める訴訟も計画している。

 一方で仙谷由人官房長官が7日の記者会見で、韓国との「戦後処理」問題に積極的に取り組む意向を示したことを高く評価。声明は、謝罪の特別談話発表や犠牲者の個人補償を行うための法的措置を求め、訴訟を起こす前に問題が「解決」されることへの期待も示した。

2010/07/16 21:01   【共同通信】 
 

                                            ◇

植民地時代に多くの朝鮮半島出身者が日本に強制動員され犠牲になったとして

これは大きな事実誤認であるが、ここでは深入りしない。

この事実誤認というよりウソの報道が、一人歩きし国民を惑わしているのは「集団自決問題」と同じだ。

そのウソの報道を基に歴代首相が謝罪してきたのだ。

その典型が「村山談話」だが、それを撤回するのならともかく、さらなる「首相謝罪談話」、そして遂には「天皇謝罪」まで言い出す始末だ。

民主党内閣を「寝た子を起こす内閣」という向きがある。

民主党内閣は肝心なことは何もせずに、余計なことをして「寝た子」を起し、国益を損なっている。

「普天間移設騒動」も鳩山前首相が「寝た子」を起こす発言をしたのが原因だが、今回の「首相謝罪」発言も鳩山首相時代に起きたことだという。

鳩山前首相の特亜に対するリベラル発言が「寝た子」を起し、さらには、「天皇謝罪」にまでエスカレートした。

とんでもない売国内閣である。

それにしてもなさけない話である。

「日韓基本条約」で国家間の決着がついた事項を、首相が変る度ごとに謝罪要求され、挙句の果ては天皇陛下に謝罪要求する訴訟を起こす団体が出たとは・・・。

もっとも「民衆法廷」と称して昭和天皇を「性奴隷」を作った罪人とした裁判を起し、有罪とした売国団体が存在し、それを放映する国営放送が存在するする国だ。

君が代の嫌いな菅首相が、「天皇謝罪」の動きに遺憾の意を表すことは期待できない。

日本の弁護士の協力も得て訴訟準備を進めているという。

ここで法務大臣ながら落選した千葉景子弁護士が、原告代理人になったりして。

因みに昭和天皇を犯罪人として有罪としたた「バうウネットジャパン」は、2000年12月8日から3日間、「民衆法廷」として戦時中の「日本軍性奴隷制」問題を扱った女性国際戦犯法廷を主催し、これは2001年1月30日にNHK教育テレビで(ETV2001「戦争をどう裁くか(2)戦時性暴力」)で放送された。

国内にもこのような売国組織が大きな顔をいているのが現在の日本である。

だが、日本国国民の象徴である天皇陛下に謝罪要求することは、日本国民全員に土下座を要求したことに等しい。

今回の韓国側の「首相謝罪」と「天皇謝罪」に対しては日本政府として断固たる態度で臨むべきだと思う方、

応援お願いします。

いや、菅内閣がこの問題で国益を守る「断固たる態度」が取れるはずもないので、代わりに一刻も早い民主党政権の解散を望む方、

プチッとお願いします。

 

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コメント (6)

静岡県民の怒り 沖縄の「怒」は何だったのか

2010-07-17 17:49:11 | 普天間移設

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沖縄タイムスのオピニオン欄で、同紙の熱心な読者であるUさんが、先日の参院選で自民党公認の島尻候補が当選し、しかも投票率が全国最下位であることを知って「頭が空中分解する」と笑わせてくれた。

Uさんのような沖縄県人でも、沖縄紙の報道を鵜呑みにすると現実と報道のあまりにも大きな違いに頭が空中分解するのだろう。

静岡県人のMさんも沖縄紙や関連書物が撒き散らす「大文字言葉」(★註)で沖縄に同情し、静岡県からはるばる2007年の「11万人大会」や、今年の4月の「県民大会」に参加し黄色い「怒」をぶっつけたというから、ご苦労様なことである。

★註:「大文字言葉」とは、ドキュメンタリー作家佐野眞一氏の造語で、沖縄紙に取り憑かれた「知識人」が沖縄に同情して撒き散らすことば。文末に詳しい説明あり。

2010年7月17日付 沖縄タイムスオピニオン面

投票率最低に 失望と悲しみ   M・Yさん=65歳 (静岡県)

県外の者が口出しすることではないかも知れぬが、今回参院選沖縄戦局の投票率が52・44%は正直言って一瞬目をを疑った。 自民党候補者が県民の信を獲得したことは、沖縄県が今日あることの恩義を県民が革新の側よりも強く抱いているのだと理解するしかない。
しかし、鳩山由紀夫前首相が辞任を余儀なくされた
普天間基地移設問題で、あれほど盛り上がったイエロー旋風と「怒」の一文字は、とどのつまり全国ワースト1程度のものなんだったのか。
静岡県東部から教科書記述問題の県民大会や今年4月の県民大会に駆けつけ、みんなと心を一つにして沖縄県民の明日を、日本全体の明日をつくるために、主権在民の力・知恵を発揮しようと務めてきたわたしは、いま深い失望と悲しみに沈んでいる。 
全国各地の沖縄への関心もまた元のもくあみだ。 沖縄の脱基地・平和運動は単なる沖縄の“売り”なのか。 率直に言おう。 沖縄県民が今問うべきこ、それは自らの甘えと能天気の所在だ。

                        ◇

上記投稿とは前後するが当日記の読者の「太郎の嫁」さんから次のようなコメントがあった。

 2010-07-13 22:55:03   太郎の嫁さん  

<沖縄ほど頻繁に県民大会を開く県は他に例を知らない>
私の記憶では、県民大会を開く県は沖縄だけです。
私が住んでいる県(沖縄より小さい県です)で「県民総決起大会」とか想像できません。
例え出席者がプロ市民だけで一般人は自由参加だとしても、
「県民大会」と県全体を謳うことは許されないでしょう。
地元紙は真っ赤っかですが。
 

日頃、沖縄紙の印象操作には騙されないよう気をつけているつもりだが、つい感覚が麻痺し可笑しな文言もついそのまま受け入れてしまう。

太郎の嫁さんが指摘する「県民大会」がそれだ。

県民大会と冠する集会を沖縄ではあまりにも頻繁に開きすぎる。

県民の代表ともいえる県知事や県の主催ならともかく、その県知事さえもが「このような政治集会に県知事が参加するのはいかがなものか」と出席拒否をする集会にまで「県民大会」の名を平気で冠して、それを沖縄紙は何の疑問も持たずにそのまま報道している。

中には労働組合の数百人の集会にまで県民大会という有様である。

沖縄に同情的で各種「県人大会」に、遠路はるばる駆けつけて参加してきた静岡県人のMさんを失望させ悲しませ、最後には怒らしてしまうとは、沖縄タイムスもプロ市民の皆さんも罪なことをしてくれるものだ。(涙)

【おまけ】

以下は静岡県民のMさんを失望させた「大文字言葉」の意味について、
沖縄を語る“大文字言葉”-『沖縄 誰にも書かれたくなかった戦後史』感想文より抜粋編集した文です。

佐野眞一著『沖縄 誰にも書かれたくなかった戦後史』を読んだ。

登場人物が、実に多彩で、現役の知事からヤクザの親分、そしてその親分をヒットした殺し屋に至るまでの膨大な数の人物を、著者は「アドレナリンが沸いてくる」という汲めどもつきぬ好奇心と、底知れぬ行動力で次々と芋ヅル式にインタビューを続ける。

「お約束」の島から「物語」の島へ

・・・私は沖縄を日本の暗部を一身に背負わされた被害者の島という文脈だけで語ろうとは思わない。・・・・・・

忘れてならないのは、被害、加害の「大文字」議論にはさまれて、当の沖縄人たちが、戦後つむいできた可笑しくも悲しい物語が封殺されようとしていることである。 私は本書で、その封印をすべて開封するつもりである。>

そう、沖縄の書店に並ぶ沖縄戦史モノや沖縄紙の紙面で識者が語るのは、「お約束」の「大文字言葉」であり、沖縄の実情を伝えていない。

これまで当日記が「お約束」の「大文字言葉」に反するような文言を書くと「この男は沖縄人を騙るヤマトンチュであり、沖縄人がこのようなことを書くはずがない」とか「コイツは裏切り者だ」といったコメントが殺到した時期があった。

これでは沖縄人である限りすべてが金太郎飴のように同じ意見、つまり「大文字言葉」の意見を持たねばならぬということになる。

これでは沖縄は「同調圧力」を超えた北朝鮮のような所だといわれても仕方がない。

佐野眞一氏が言う「大文字言葉」の意味は、『沖縄 誰にも書かれたくなかった戦後史』の「はじめに」に説明されているので一部を抜粋して以下に引用する。

                     ◇

「大文字言葉」について 『沖縄 誰にも書かれたくなかった戦後史』佐野眞一著より引用すると次のようになる。

沖縄についてはこれまで夥しい数の本が書かれてきた。だが私から言わせれば、ほとんどが“被害者意識”に隈取られた“大文字”言葉で書かれており、目の前の現実との激しい落差に強い違和感をおぽえる。
 
沖縄本を覆う違和感とは何か。大江健三郎の『沖縄ノート』に象徴される「本土から沖縄に怒られに行く」「戦争の被害をすべて引き受けた沖縄に謝りに行く」という姿勢である。
 渡嘉敷島の集団自決問題の論争で、大江をエキセントリックに攻撃する漫画家の小林よしのりを擁護する気は毛頭ない。
 だが、
大江は沖縄県民を一点の汚れもない純粋無垢な聖者のように描き、そうした中で自分だけは疚しさをもつ善良な日本人だと宣言し、ひとり悦に入っている、という小林よしのりの大江批判にはそれなりの説得力がある。
 沖縄県民を聖者化することは、彼らを愚弄することとほぼ同義だと私は考えている。そこには、沖縄の歴史を一九四五(昭和二十)年六月二十三日の沖縄戦終結の時点に固定化させ、この島にその後六十年以上の歳月が流れたことをあえて無視しようとする欺瞞と、それにともなう精神の弛緩が垣間見えるからである。
 
大江や、これに同調する筑紫哲也の話題が出るたび、心ある沖縄人たちから「われわれを“褒め殺し”するのも、もういいかげんにしてくれ」という台詞が出る場面に、私は幾度となく遭遇した。
 こうした跪拝意識に“大文字言葉”が加わって、沖縄は米軍に占領された被支配者の島である、といった左翼宣伝ビラでもいまどき書かないようなプロパガンダ本が、うんざりするほど生産されることになった。

“大文字言葉”とは何か。いい機会なので、ここで私がよく便う「大文字」と「小文字」の違いについて、少し噛み砕いて述べておこう。
「So what?」という英語の慣用句がある。私流に訳せば「それでどうしたの?」という意味である。私が言う[大文字」言葉とは、聞いたときにはわかったような気にさせるが、あとから考えると「So what?」という疑問がわく言葉のことである。
 テレビに登場するコメンテーターが口にする一見もっともらしい発言は、だいたい[大文字」言葉だと思って間違いない。私は彼らのおごそかな口調の割には無内容なコメントを聞くたび「雨が降るから天気が悪い。悪いはずだよ、雨が降る」という俗謡を思い出してにが笑いする。
 彼らは同義反復しているだけで、実は何も言っていないのに等しい。何かを言っているように聞こえるのは、彼らの顔や仕草を見て、こちらが情報を補ってやっているからである。
 これに対して「小文字」とは、活字だけで世界がくっきり浮かび上がる言葉のことである。それは小さい声ながら、有無をいわせぬ力で読者をねじふせる。
 物事を「説くにには「大文字」言葉が便利だが、物事を「語る」には「小文字」言葉を身につけなければならない。「語って説かず」。それがノンフィクションの最大の要諦だと、私は常々言ってきた。

                    ◇

なるほど、沖縄、特に沖縄戦を語る言葉には「大文字言」が主流として巷に氾濫していることが良く理解できる。

「大文字言葉」を語る代表が大江健三郎氏と筑紫哲也氏だという例えも分かりやすい。

このお二人を沖縄の良心のように扱う沖縄紙も「大文字言葉」に溢れていることになるわけだ。

ここらで冒頭に引用したMさんの投稿に戻る。

おそらくMさんは沖縄紙やそこに寄稿する識者の「沖縄情報」を「大文字言葉」で知って純粋に沖縄に同情心を持ったのだろう。

そして先日の参院選の結果を知り「大文字言葉」で知る沖縄と現実の沖縄の著しい差に「失望よ悲しみ」を味わうことになる。

Mさんの「失望と悲しみ」は、このような怒の言葉を発するようになる。

沖縄の脱基地・平和運動は単なる沖縄の“売り”なのか 率直に言おう。 沖縄県民が今問うべきこ、それは自らの甘えと能天気の所在だ。》

                        ◇

そう、沖縄の脱基地・平和運動は伊波宜野湾市長に代表されるように、左翼勢力の”売り”なのである。

ちなみに伊波宜野湾市長の「売り」は「世界一危険な米軍基地」と「沖国大米軍ヘリ墜落事故」である。

静岡のMさんには一日も早く、沖縄の「大文字言葉」の呪縛から解放され本当の沖縄の実態を知って欲しいものである。

沖縄戦「集団自決」の謎と真実
秦 郁彦
PHP研究所

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菅首相!国売り給うことなかれ

2010-07-17 08:11:31 | 外交・安全保障

 

 

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日韓併合百年で「おわび」検討 政府、韓国国民に
 政府は16日、「日韓併合100年」を迎える8月に向け、韓国国民に過去の植民地支配へのおわびの意を示す方向で検討に入った。韓国の意向に配慮することで、歴史問題に一定の区切りを付けたい考えだ。

 「首相談話」発表も視野に入れているが、日本国内には閣議決定が必要な首相談話をあらためて出すことへの根強い反発もあり、世論の動向を見極めながら慎重に判断していく。

 これに関連し、岡田克也外相は16日午後の記者会見で、村山富市、小泉純一郎両元首相が「植民地支配と侵略」への反省とおわびを談話で表明したことに触れ、「(日韓併合)100年という区切りの年に、政府としてどう対応するか検討している」と説明した。

 外交筋によると、韓国は日本政府に対し、日本による支配からの解放を祝う「光復節」(8月15日)に合わせた首相談話発表への期待感を伝達している。

 また、在京の韓国政府筋は「同時期に菅直人首相が韓国を訪問すれば、韓日関係が前進するのは間違いない」と述べた。

                        ◇

 【ソウル共同】16日付の韓国紙、朝鮮日報は、日本による朝鮮半島の植民地支配が始まった日韓併合から今年8月で100年となるのを受け、日本政府がこれに合わせて首相名の談話文を発表することを検討中だと報じた。日韓両政府の関係者の話として伝えた。  同紙によると、日本政府は参院選後に談話文の形式や内容に関する検討を本格化。「最大限の誠意」を盛り込むことなどを韓国側に伝えてきている。日本政府は今月23日にハノイで開かれるASEAN地域フォーラム(ARF)閣僚会議などの機会を利用し、韓国側と協議する計画だ。 …     [記事全文]    
2010/07/16 12:21   【共同通信】

虎は死して皮を残す。

政治家は死して銅像を残したがる・・・が、

銅像なんて今時流行らない。

そこで、やはり名を残したがる。

鳩山前首相が「ルーピー首相」というグローバルな名を残した。

そして世界中の物笑いになり、国益を損なった。

これに対抗するつもりか、菅首相が「首相談話」を発表するという。

それも「村山談話」に負けない「最大級の誠意」を持った韓国への「謝罪談話」だというから呆れて言葉を失う。

口先だけの論客で、中身はスッカラカンであることが国民に知れ渡った今、何を血迷っているのか。

菅首相が一番国に貢献できることは、

何にも語らず即刻辞任することである。

「日韓基本条約」で既に解決済みのこと。

一体何度謝れば気が済むのだ。

直近の選挙で国民の信をを失った「選挙管理内閣」(田中真紀子談)が、何を今さら改めて謝罪する必要があろう。

国民への裏切りではないのか。

「菅談話」なんて余計なことをして、国を売ることは止めて欲しい。

黙って去ってくれることを国民は一番期待しているのだ。

 

【おまけ】

菅首相は参院選の大敗のショックが今だ癒えず、

自信喪失で豪雨被害にも打つ術を知らず、官邸に「引きこもり」が多いと聞く。

首相就任時。

支持率のV字回復に自信満々で、小沢前幹事長にこう言い放っていた。

「しばらく静かにしたほうが日本のため」。

その小沢氏が選挙前の7月8日以来、行方がつかめないという。

菅首相は会ってお詫びがしたいと八方行方を捜しているが杳としてその存在場所さえ不明だという。

菅首相は自ら「小沢隠し」で「政治とカネ」の問題は決着済だといいながら、何を今さら「小沢探し」もないだろう。

だが人間の「会いたい」気持ちは仕方が無い。

沖縄出身の作曲家渡久地政信氏作曲の「上海帰りのリル」に、菅首相の気持ちを重ねてみたが一寸古すぎる。

当日記の読者は「上海帰りのリル」はほとんど知らないだろうが、水島道太郎、森茂久弥出演の映画「上海帰りのリル」は、筆者が小学3年生の時那覇の沖縄三越の場所にあった「大宝館」で見た。 なにを隠そう「上海帰りのリル」は、筆者の懐メロスナックでの持ち歌でもあった。

♪ 船を見つめていた 

ハマのキャバレーにいた 風の噂はイチロー

上海帰りのイチロー イチロー 

甘い切ない思い出だけを 

胸にたぐって探して歩く

イチロー イチロー 何処にいるのかイチロー

誰かイチローを知らないか ♪

だが、誰も知らないのでは面白くもなんとも無い。

そこで沢田知加子の「会いたい」にしようと思ったが、この歌詞はどうもしっくりこない。

沖縄出身のガッキーこと新垣結衣 の「 あいたい」(作詞:岩里祐穂 )
歌詞を見る
と菅首相の現在の心境にピッタリの一節があった。

 

「小沢一郎に会いたい」  by菅直人

 

♪君を想うとどうしてこんなに

涙が出るの

ああ 知らなかったよ

会えないときにも気がつかない場所で

君に守られている いつだって

会いたい♪

菅首相の小沢一郎氏に会いたくて切ない気持ちが滲み出ているではないか。(涙)

 

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剣とブルドーザーが必要!辺野古回帰に県知事が

2010-07-16 17:39:58 | 普天間移設

 

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普天間」でも政府機能不全 当事者意識なき合意先送り論

7月16日7時56分

 参院選での民主党大敗を受け、菅直人政権は米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の代替施設問題でも機能停止状態に陥っている。外務・防衛当局は同県名護市辺野古沿岸部に滑走路2本をV字形に配置する現行案ではなく、滑走路を1本とし、埋め立て工法で現行案よりも沖合に数十メートル移動させる修正案を軸に調整を進める考えだが、官邸側は結論を1つに絞り込むのに消極的だ。調整役であるはずの仙谷由人官房長官は15日の記者会見で、11月の日米首脳会談までに最終合意には至らない可能性も示唆した。

[表で見る]普天間移設 さまざまな案「断念」の過去

 日米両政府は15日、ワシントンで専門家協議を再開し、8月末までに代替施設の具体的な位置や工法を検討する。9月にも開催する外務・防衛担当閣僚による日米安全保障協議委員会(2プラス2)で検討作業を完了するとしている。

 外務・防衛当局が1本の滑走路を現行案よりも沖合に数十メートル移動させる案を有力視しているのは、現行案の位置で滑走路を1本にすると飛行経路が3つの集落上空にかかるが、沖合に出せば集落上空の飛行を最小限に抑えられるからだ。

 大幅に移動させると環境影響評価(アセスメント)をやり直す必要が生じ平成26年までの完成時期が大幅にずれ込むものの、55メートルの範囲内の移動であれば現行案のアセスを活用できる。

 修正案には埋め立て面積を最小限に抑え、環境に配慮している姿勢を前面に出す狙いもある。日本側は5月、辺野古沖合に杭(くい)打ち桟橋(QIP)方式で滑走路を建設する案を提示したが、米側はテロ攻撃の危険性などを理由に難色を示した。政府高官は「埋め立てならば米側の抵抗感も少ない」と語る。

 外務・防衛当局は専門家協議で位置や工法について米側と詰め、沖縄県や名護市に打診する段取りを想定している。しかし、官邸サイドは積極的に動こうとしていない。県外移設を訴えた鳩山由紀夫前首相が辺野古移設を決断し沖縄県の反発を招いたためだ。民主党は参院選では候補者を擁立することもできなかった。

 
沖縄県では9月12日に名護市議選、11月28日に県知事選がある。仲井真弘多(なかいま・ひろかず)知事は「名護市長の反対を押し切るには『ブルドーザーと銃剣』(で建設を強行する)という方法しかない。それができるとは思っていない」と態度を硬化させている。

 政府内では専門家協議の結論を複数案の併記にとどめ、最終合意の知事選後への先送りを模索する動きも出ている。仙谷官房長官も会見で、11月のオバマ米大統領の来日時に最終合意する可能性について「交渉事について今からお尻を切るとか切らないという話ではない」と述べた。当事者意識を欠いた発言といえる。

 これに対し、
米国防総省のモレル報道官は14日の記者会見で、複数案の併記による結論先送りを受け入れないとの考えを示した上で「8月末の期限に向けて作業することが大事だ。現時点では実現可能だ」と述べ、日本側を強く牽制(けんせい)した。
                      
   ◇
 
鳩山前首相は、普天間基地の移設先を「最低でも県外に5月一杯に決着する」と公言した。
 
その言葉を反故にして「辺野古回帰」で日米合意をし、結局政権を投げ出した。
 
外務・防衛当局は同県名護市辺野古沿岸部に滑走路2本をV字形に配置する現行案ではなく、滑走路を1本とし、埋め立て工法で現行案よりも沖合に数十メートル移動させる修正案を軸に調整を進める考え・・・
 
後継の菅政権は「辺野古回帰」をしていながら、この期に及んでも自民党が苦慮して作ったV字案を避けて、滑走路を一本にするという。
 
だが、V字案も滑走路一本案を検討した結果の苦肉の策だということを知った上でのことなのか。
 
日米合意を確認する「普天間移設に関する日米共同声明」には次のように期日を明記した部分がある。
 
「普天間飛行場のできる限り速やかな返還を実現するために、閣僚は、代替の施設の位置、配置及び工法に関する専門家による検討を速やかに(いかなる場合でも2010年8月末日までに)完了させ、検証及び確認を次回のSCCまでに完了させることを決定した。」
 
菅首相はこれを再度反故にするつもりなのだろうか。 
 
政府内では結論を先送しして、11月28日の知事選後に結論を出すという動きも出ているという。
 
だが、それでは二期再選を狙う仲井真県知事は苦しい立場に追い込まれることになる。
 
普天間移設に関して、仲井真知事は元々の自民党「現行案」に同意しながらも「沖縄の民意」に遠慮して「県外がベストだが次善の策として辺野古も容認」という微妙な発言を貫き通してきた。 
 
最後まで出席を拒否していた「4.25県民大会」でも、最後まで「県外・国外」の発言は避けていた。
 
ところが鳩山前首相の「最低でも県外発言」で寝た子を起こされた状況の「沖縄の民意」。
 
これによって仲井真県知事の態度にも微妙なニュアンスの変化が見え始めている。
 
それがこの言葉だ。
 
「(辺野古回帰で)名護市長の反対を押し切るには『ブルドーザーと銃剣』(で建設を強行する)という方法しかない。それができるとは思っていない」。
 
剣とブルドーザーで基地を強奪する」という左翼勢力の常套句を、保守系県知事が口走ったことに知事の心境の変化が読み取れる。
 
つまり、このままで「辺野古」に強行するには成田闘争のような大規模な反対運動が起き、それでも辺野古に決めるには剣とブルドーザーによる基地強奪しかない。 だが、私は知らないよ」というのが、県知事の現在の心境であろう。
 
さらに県知事選以後に結論を先送りしたら、仲井真知事は県知事選ではやむなく、島尻議員に見習って「県外・国外」を主張せざるを得なくなってくる。
 
そうなると例え当選しても民主党政権は「辺野古埋め立て」の権限を持つ県知事の反対に苦慮することになる。
 
そして埋め立ての特措法を作るため訴訟等の泥沼に落ち込んでいくことになる。
 
最終的には「辺野古回帰の「日米合意」も鳩山前首相に続いて、再度反故にするという最悪の事態に陥ることになる。
 
ということは、当日記が指摘してきたように「普天間移設」そのものが、反故になる。
 
「普天間基地の固定化」という14年前の状況に時が逆戻りしたことになる。
 
それにしても外交・安全保障はアキレス腱だといわれた民主党内閣が、日米同盟の信頼を滅茶苦茶にしてしまった罪は限りなく大きい。
 
 
 
【おまけ】
 
筆者が以前から危惧するのが「辺野古回帰」で予想される大規模な反対運動である。 それをを鎮火させるため、次ぎのような事態になりはしないか。
 
「剣とブルドーザー」に取って代わる「バーター取引」として、「教科書問題」が利用されることはないか。

つまり「辺野古容認」の交換条件に「文科省検定意見撤回」を政府が受け入れる」ということだ。

過激派による「辺野古闘争」が、「三里塚闘争」ならぬ「冥土の一里塚」にならないことを祈りたいものである。

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辺野古への復讐!沖縄タイムスが一面トップで

2010-07-16 08:01:13 | 未分類

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昨日のエントリーで次のように書いた。

《「辺野古移設反対」が沖縄の民意だと新聞は騒ぐが、沖縄の民意は新聞を反映していない。 何しろ「辺野古移設」の一番の当事者である辺野古地区の行政委員会が、「辺野古容認」を議決しているのだ。》と。

そして沖縄紙の意に沿わない意見を吐く者、あるいは新聞に楯突く者には「村八分等」の嫌がらせを受ける・・・保守系の県知事や国会議員といえども、沖縄紙に媚びた言動を余儀なくされているとも書いた。

早速今朝の沖縄タイムスが、自社に楯突いて「辺野古容認」の議決をした辺野古行政委員会に対して、「続『アメとムチ』の構図 ~砂上の辺野古回帰~」と題する「嫌がらせキャンペーン」を開始した。

いや、嫌がらせというより、復讐キャンペーンと言った方が相応しいようである。

一面トップの見出しがこれだ。

反発封じ条件闘争

容認議決急いだ区行政委

区行政委とは辺野古地区の住民の総意を決定する「辺野古行政委員会」のことである。

そして二面トップには次の大見出しが躍っている。

区の方針握る有力者

委員にくすぶる不満

沖縄タイムスの意図を要約すれば、島ぐるみで「辺野古移設反対」の民意を叫んでいたのに、肝心の辺野古行政委員会が「容認」してしまったら、「民意」を煽ってきた沖縄マスコミの面目は丸潰れになる。

いずれにせよ沖縄で沖縄紙の意見にに反対したり楯突くものを放置するわけにはいかない。

そこで、辺野古行政委員会の分裂を図り、行政委員長への復讐劇を開始したのが、本日の記事というわけである。

記事の詳細は省略するが、沖縄タイムスの怒りは次のくだりに表れている。

だが、移設反対を掲げ当選した市長稲嶺進はもちろん、V字案で政府と交渉を進めていた知事仲井真弘多も県内移設に難色を示している現状で、地元区が突出した印象は否めない。 県内移設反対一色の世論に水を差したかたちの地元区の決議は波紋を広げ、区事務所は「沖縄をカネで売るのか」と脅迫まがいの電話に悩まされた。」(沖縄タイムス 2010年7月15日)

そう、全体主義の島沖縄では例え区民の代表である「行政委員会」の全会一致があっても、沖縄タイムスに異を唱えるような議決であれば、徹底的これを叩いて、見せしめにするというのが記事の主旨なのだ。

タイムス記事はさらに続け、議決は委員の中の有力者である古波蔵廣氏の独断で、全て決めたとして次のように報じている。

「が、決議に臨席した委員の間には今も不満がくすぶっている。「外向けには『全会一致』とされたが、実際には挙手などによる採決はなかった」「決議案が議題にあがっていることすら当日まで知らされず、区民の意見を確かめる余裕もなかった」
ある委員は古波蔵について「同じ委員の中でも別格。 区の方針は事実上、一握りの有力者が決めている」と漏らす。」(
沖縄タイムス 2010年7月15日)

自分の意見に合う委員の意見のみ取材し、古波蔵氏本人の取材はせず一方的に「辺野古の独裁者」のような印象操作はタイムスの得意技。

これは反論の場を持たない個人への卑劣な攻撃であり、行政院会の分断工作というより壊滅工作ではないか。

保守系の県知事や国会議員が立場を異にするする沖縄紙にへつらう理由が、これだ。 この卑劣な復讐攻撃を避けるためなのだ。

沖縄新聞に楯突いた星雅彦氏や上原正稔氏が沖縄論壇で現在村八分状況にある。

これまで親しく付き合っていた友人達にも「危険人物」扱いされ、何かの会合で声をかけても、目を逸らしたり、迷惑な素振りをされると聞く。

全体主義の島の、恐るべき言論封殺である。

 

昨日の宜野湾市職員の公金横領事件に関するエントリーで、琉球新報の身内に甘い記事を批判してこうも書いた。

いやいや記事にしただけ琉球新報はまだ良い。

「反戦平和」の霊験あらたかさを知る沖縄タイムスは、記事にさえしていないではないか。》

沖縄タイムスが、この部分を見たのかどうかは知らないが、

今朝の社会面には次の見出しが・・・。

宜野湾市職員、60万円詐取

生活保護受給者から 過払い金返還装い

 

これには、思わず笑ってしまった。

 

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