昨日、台湾のチャイナエアラインが那覇空港で炎上した。
幸い乗員乗客ともに無事で、大事には至らなかったものの
航空機が炎上している映像には緊迫した恐怖感が漂っていた。
通常、航空機事故の大半は離着陸時に起こるものなので、
停止後の爆発は乗客の方々も想定外だったであろう。
飛行機という乗り物は、タラップを完全に降りるまで安心できないことが
立証されたようなものである。
やはり日ごろから、出来るだけアンテナを張り巡らしておく事が
危機回避の鉄則なのかもしれない。
そんな私も昨日、突然の災いに遭遇した。
仕事からの帰り、自宅前に車を止めて外に出ようとしたその時、
目の前に出刃包丁を持った1人の女性がこちらを睨んでいたのである。
この女性は近所では、ちょっとおかしな言動で知られる要注意人物で
以前から知ってはいたが、今回は包丁を持っての登場であった。
しばらく様子を見ていたが、ずっとこちらを睨んでいるので車から
出れずにいた。4~5分後、意を決して外に出るとこちらに近寄ってくる
ではないか。3メートルくらいまで近寄られたが、何とか家の中に入り
すぐに鍵をかけた。ホッとすると同時に恐怖感でしばらくの間ぼーっと
してしまった。その後、私が睨まれる前に近所の方が同じような目に
合っていたらしくその家族の方が警察に連絡して事なきを得たのである。
結果的にこの女性は駆けつけた警察に連行された。私は警察に状況を聞かれ
その後この女性がどうなったのかわからないが、災いは突然やってくる
ものであることを身に持って知った。
自分だけは大丈夫と誰しも思いがちであるが、ある程度の心の準備は
しておいても良いだろう。
特に私たちのような平和ボケした日本人には、何かあったとき冷静な
判断ができにくいような気がする。
拓植久慶の本でも読もうかと思った今日この頃である。
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