最近、「豊かさへ、もうひとつの道」という本を出版した
輝峻淑子氏は、「勝つことだけを目的として動く社会は、
競争というウイルスに犯されて、人間的なものが死滅して
行く社会…」と述べている。
もっと豊かになりたいと願うこと自体は、別段、罪ではないが、
ただ、それだけを念頭に置いて生活していくと、殺伐とした
社会になってしまう、ということの警告である。
人間社会は、常に上を目指すものである。
もうこの辺で…ということはないのである。企業の社員は
頑張って働く、それに伴い企業の業績が上がる。もちろん
頑張った分は給料やボーナスによって反映されるが、翌年は
さらに上の目標が与えられる。
ひたすらこの繰り返しであり、常に上を上を目指すのだ。
そして誰もが、これこそが正しいことだと思い、達成すれば、
賞賛され、目標に届かなければ、反省させられるのだ。
少し離れたところから、このような社会を見るとなんとも
つらい社会にも写るのである。
この大不況において、軒並み多くの企業の業績は下方修正
されたが、こんなことでもなければ、ある意味、労働者は
休めないのではないだろうか?
確かに失業はつらいが、残業が減り、休日が増え、家族との
時間が増えるのは、人間的な生活を取り戻す良いきっかけと
なるような気がしてならない。
![](https://www.myanmar-teak.com/image/logottb6.gif)
輝峻淑子氏は、「勝つことだけを目的として動く社会は、
競争というウイルスに犯されて、人間的なものが死滅して
行く社会…」と述べている。
もっと豊かになりたいと願うこと自体は、別段、罪ではないが、
ただ、それだけを念頭に置いて生活していくと、殺伐とした
社会になってしまう、ということの警告である。
人間社会は、常に上を目指すものである。
もうこの辺で…ということはないのである。企業の社員は
頑張って働く、それに伴い企業の業績が上がる。もちろん
頑張った分は給料やボーナスによって反映されるが、翌年は
さらに上の目標が与えられる。
ひたすらこの繰り返しであり、常に上を上を目指すのだ。
そして誰もが、これこそが正しいことだと思い、達成すれば、
賞賛され、目標に届かなければ、反省させられるのだ。
少し離れたところから、このような社会を見るとなんとも
つらい社会にも写るのである。
この大不況において、軒並み多くの企業の業績は下方修正
されたが、こんなことでもなければ、ある意味、労働者は
休めないのではないだろうか?
確かに失業はつらいが、残業が減り、休日が増え、家族との
時間が増えるのは、人間的な生活を取り戻す良いきっかけと
なるような気がしてならない。
![](https://www.myanmar-teak.com/image/logottb6.gif)