ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

ベジタリアン

2010-11-28 22:14:46 | 時事(海外)
ヨーロッパのスロベニアで、4人の子持ちの48歳の学者が、
世界の貧困や欧米の過剰消費に抗議するために野菜だけを
食べて、「1日1ユーロ(約110円)」生活を続けているそうだ。

ハーブティーや牛乳は買って飲むが、緑茶は高くて買うこと
ができず、好物のチーズも我慢している。「2か月で4kgやせた
が健康です」と語っている。

しかし、まぁ、この先生の「1ユーロ生活」、本人だけではなく
4人の子供も食わそうと思ったら、一体、どのくらいの土地が
いるだろう?日本でやろうとしたら固定資産税を日割りしたって
1ユーロではきかないはずである。 

大体、この先生の「1ユーロ」には労賃が入っていないではないか。 
自家消費だから労賃はただだ、ということらしいが「1日1ユーロ」
だと宣伝する以上、そういう計算はずるい。

「ご飯が食べられるのはお百姓さんのおかげです。88回噛んで食え」
とスロベニアでは教えないのか?

全く環境主義者というのは、平然とこういう嘘を言うから嫌いである。

しかも彼は4人の子持ちだ。おそらく、48歳の子供であれば食べ盛り
だろう。親は自分の名前が売れて満足かもしれないが子供がかわいそ
うである。

それでも、肉ばかり食うのは土地の無駄だ、というのは事実ではある。

世界中の牧草地をやめて全てに大豆を植えたら、今の耕作地で、今の地球
の人口の倍の人間が養えるのだと何かの本に書いてあった。

もしかすると、世界中の人々がベジタリアンになれば、皆が皆、穏やか
になり、今よりずっと幸せな世界になるかもしれない。

まぁ、どうでも良いことである。







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