ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

いい加減さ…

2010-11-22 23:46:43 | つぶやき
土曜、日曜と天気に恵まれ人の出も多く、催事は大盛況に
終わった。

催事を一緒にやっているブラジル人夫婦が来月、大垣駅
近くにカフェをオープンさせるそうだ。
どうやらオーナーになるブラジル人の彼はあえて日本人
好みの店ではなく、食事などを充実させない外国にある
元祖ショットバーのような感じの店にしたいとのことで、
日々、内装に悪戦苦闘を重ねている。

日本人は内装屋さんにある程度自分のイメージを伝え、
図面と見積もりが出来上がり、それで良ければゴーサイ
ンを出し取り掛かってもらう。途中、大きな変更がない
限り、細かいところは内装屋さんにお任せするのが
普通だ。しかし、彼は途中でも、どんどん変更し、細か
いところを支持して回る。まぁ、それだけ一生懸命という
ことで、言い換えればこれも文化の差なのだが、内装屋さん
にしてみたら大変かもしれない。

まぁ、そんなこんなで前途多難な内装工事が現在進行形
で進んでいるようだ。

催事の後、このブラジル人夫婦とそのまた友人のアメリカ
人の彼と4人で飲みに行った。

彼ら外国人から見ると、日本はあらゆる場面で日本人にしか
理解できないような事柄がとても多いのだという。
もっともそれは日本だけでなく、他にもそういう国が多く
あるということは理解した上での話なのだが、そういう国の
中でも日本は移民や外国人に対しての法整備があまりにも
遅れていると語っていた。何かするにも書類との格闘になるし、
外国人をうんざりさせる仕組みは世界でも有数らしい…。

しかし、「そういうのが嫌な外国人は他の国に行けば良いだ
けのこと…」と案外冷静なところもあった。

確かにそうだ。日本人でも日本が嫌なら他の国に行けば良い
だけのことである。そういう点は、私たち日本人より彼ら外
国人のほうが考え方も行動もずっとシンプルである。

時々、外国人と話していると身が軽くなる思いがする。
要は、良い意味でも悪い意味でも日本人よりいい加減な
のかもしれない…。

そして私はこういういい加減さが大好きである。

ある意味、外国を知るということは、多くの価値観に出会え
るわけで、その結果、考え方の選択肢が増え、自分が楽に
生きられるようになる手助けになるのではないだろうか。

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