ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

苦情は一切受け付けません

2012-06-06 20:49:04 | 時事(国内)
スカイマークエアラインの「サービスコンセプト」が少々、問題と
なっている。

客室乗務員は荷物の収納の援助をしない。
客室乗務員に丁寧な言葉遣いを義務づけていない。
客室乗務員は保安要員としての搭乗で接客は補助的なものである。
幼児の泣き声等に関する苦情は一切受け付けません。
機内での苦情は一切受け付けません。ご理解いただけないお客さま
は・・・「スカイマークお客様相談センター」あるいは「消費生活
センター」等に連絡されますようにお願いします。
などなど…。

私は乗ったことがないが、座席の前ポケットに入っていて、乗客は
誰でも見ることができるそうだ。

完全なLccを謳っているいるわけでもないのに、ここまできっぱり
サービスを割り切っているは、なかなか勇気のいることだと思う。
よほど、コストパフォーマンスに自信があるのだろう。

しかし、多くのクレームが情報不足から生じるものであることを思
えば、あらかじめ情報を与えることが大事である。そういう意味で
は、ここまで予防線を張っていることは、正しいことと言えるよう
な気もしなくない。

ただ、モノには伝え方とか言い方があるわけである。
それを間違えたが為に、このような問題になってしまったと思われる。

確かに、安ければサービスなど期待しないに限るが、いかにLccでも
スカイマークでも、皆が皆、安い運賃で乗っているわけではないのだ。
中には、大手航空会社とさほど変わらない運賃で乗ってしまった方も
いるはずで、そういう方にしてみれば、腹が立つのも当然だと言える。

これまでに、日本にはいくつもの格安航空会社ができたが、唯一、大手
の傘下に入らずにここまでがんばってきたのが、スカイマークである。
問題は多いが、そういう意味では規制緩和のパイオニアとも言えるのだ。

lccではない格安航空会社として、今後、本格化するLcc攻勢にどう対抗
して生き残っていくのかが、同社の最大の課題だと思われる。

こんなことを問題視されている場合ではないような気もするのだが…。




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