ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

いい加減にしろ!

2012-06-18 19:49:38 | つぶやき
今回初めて、1歳児の子供を連れて海外へ行ってみた。

若いころ、一人旅をしていた時、時々、幼児連れの夫婦を見かけた。
夫婦の格好は、いわゆるバックパッカーのそれで、旦那さんが前と
後ろに大きなバックパックを背負い、奥さんが子供をフレーム付き
のベビーキャリーで背負っていた。最も、この手のスタイルで旅行
しているほとんどの人が欧米人だったが、しかし、カンボジアやイ
ンドなどの、衛生的に多少なりとも問題のある場所でも見かけたこ
とがあるから、おそらくこのような人らは場所を問わずに旅をして
いると思われる。

当時は子供の世話の苦労など、何ひとつ知らなかったから、「こんな
ふうに小さな子を連れても旅ができるものなんだ…」と悠長に思って
いたのだが、いざ、自分がその当事者となってみると、それがいかに
大変なことなのか、想像するだけで、疲労感が襲ってくるものである。

たった4~5日の旅行でも充分、大変なのに、幼児を連れて長期で旅を
するとなると、これは、もう、夫婦そろって子育てに関しては、相当、
大まかかつ寛容で、全ての事にポジティブ思考でないと続かないよう
な気がしている。

荷物の量からしてうんざりしてしまう。。私のものなどTシャツ3枚、
短パン1枚、薄い長袖1枚、恥かしながら下着は忘れてしまい、履いて
行ったモノだけで毎日洗濯して履いていたので2キロ程度だろう。しか
し、子供はおむつにおやつにおもちゃ、それに多めの着替え、これだ
けでも相当かさばった。

昼寝時間も考慮しなくてはならないし、おまけに朝は早朝から叩き起こ
される。日中は抱っこ攻撃も頻繁にあり、暑い中での四十を超えた身に
は相当、堪えるわけである。

しかも、最悪だったのは、よりによってうちのが、向こうで本を大量
に買ったので、帰国便のチェックイン時に重量オーバーを指摘され、
カウンター脇で荷物を引っ張り出す羽目になった。これで機内持ち込み
の荷物が肩に食い込むほど重くなり、最後に残っていたわずかな体力が
すべて吸い取られた気がした。

幸い、機内では往復とも大人しくしてくれたので良かった。事前にパソ
コンで座席指定をし通路側と窓側を抑えたので、混んでいたにも関わ
らず3席使えたのも良かった。復路便はほぼ満席だったので、プレミアム
エコノミーにしてやはり3席をキープしたのだが、デルタは座席も機内食
もあまりにも酷く、最後に5キロぽっちの重量オーバーを指摘されたので
本当に、「いい加減にしろ!」と言いたい。

まぁ、そんなことで、子連れの旅行は心底、大変であった。

慣れると、もう少し要領も良くなって楽になれるのかもしれないが、
2日経っても未だ疲労感が抜けないでいる。

それでも、「船で出国なら楽かな…」などとつい、次を考えてしまう
次第である。










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