ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

アピール

2012-06-29 21:38:20 | 時事(国内)
今度は、日本最東端の南鳥島周辺から、レアアース(希土類)の大鉱床
があることが発見されたそうである。

ひたすら右下がりの日本にとっては、先日の佐渡沖の油田に続く、大変、
うれしい発見である。しかし、レアメタルは海底5600メートルに眠って
いるそうで、問題は本当に吸い上げられるのか、ということになりそう
だ。

それにしても、何だか急にこの手の話が出てきたのは、何かあるのだろ
うか?元々、日本は広大な排他的経済水域を持っていて、実のところ、
他にも様々な資源があることはすでに確認されている、という話もある。

しかし、自前で採掘となれば莫大なコストがかかるので、それなら他国か
ら購入したほうがまだ安上がりというこことで、資源は輸入に頼っている
という話もあるのだ。

まぁ、事実はどうであれ、レアアースにしても、いかに中国が値上げしよう
が、外交交渉に利用しようが、それでも自前で取るよりも安いなら意地でも
採掘するということにはならないだろう。

もしかしたら、政府主導で、「いざとなったら海底から取るから、輸出して
くれなくても 日本は困らないよ」ということを、資源輸出国に暗にアピー
ルしたいだけなのかもしれない。

しかし、これを知った中国は、どう思うのだろう?

まさか南鳥島は、「岩」である。とでも言うだろうか?

しかし、あそこには、米軍と自衛隊がすでに駐屯しており、難癖は難しい
であろう。南鳥島は、日本で最も海がきれいで、気候もグアムやサイパン
に近く年中常夏なので、個人的にはそんなことよりも、島を民間人に開放し
、日本のハワイとしてリゾート開発した方が、雇用も生まれるし、経済の活
性化にも一役買ってくれそうな気がするのだが…。

後は、低コストで採掘できる技術の開発に期待したい。








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