時々、全く予定もないのに海外行きの航空券の価格表を
検索してしまう。おそらくそれは行きたくても行けないと
いう願望を別の形で満たすための逃避的行為だと自分では
思っている。
先日もそのような中、価格を見ていると、ふと、香港行き
13800円というのが目に入った。ちょうどマイレージを貯め
ている航空会社で時間帯も良い。しかも今月は誕生日月で
利用するとどーんとボーナスマイルも貰える。
ちょうど中国、華南に行きたいと思っていたので、香港
から列車で入ればいい。そんなことを妻に話すと「そんな
に安いなら私たちも連れて行け!」となった。
確かに13,800円は安い。しかし、そこに燃油サーチャージ
や空港使用料などの諸経費が加わって結局は一人3万弱と
いう価格になる。LCCでもないのにこの価格は充分安い
とは思う。しかし、良く考えてみれば、本体価格より諸経
費の方が高くなるというのは、そもそもおかしな話ではな
いのか?
運賃とは別に燃油チャージを取るようになったのは、記憶
にある限り、確か2005年くらいからだったと思う。
おそらくは価格上昇による客離れを防ぐ方法として、航空
会社が運賃とは切り離して別に徴収することを考案したと
思われる。
しかし、あれからもう7年である。この7年間、一度も燃油
チャージが撤廃されたことはないのだ。もはや、原油価格
がかつてのように値下がりすることはないかもしれない。
ならば本来は経営努力で補うべき部分を客に負担させるよ
うなこういう仕組み事体を変えるべきではないのか。もし、
それができないのなら、年度の頭に、予測される今年度の
原油相場を踏まえたうえで、1年間の価格を前もって公表す
べきだと思う。客にとっては総額料金が交通費であってつま
り運賃なのである。そう考えると、変動する乗り物の運賃と
いう概念自体がそもそもおかしいのである。
話はそれたが、結局、妻と娘は香港で適当に遊んでいるの
で、私だけが中国を往復する。その後、仕事が済んだらマ
カオで2日ほど休日を過すということで、なんとなく話がま
とまった。
席のほうも、さすがに第一希望の日は満席で席が取れなか
ったが、1日ずらすことで席は確保できた。香港のホテルも
私ひとりなら重慶マンションか隣のミラドールマンション
の2畳ほどの窓なし独房シングルなのだが、今回は家族連
れということなので、さすがに普通のホテルを取ることに
した。
何はともあれ、ベッドの上に置き直さないと、スーツケー
スすら開けることができない2畳の窓なし独房シングルか
らの卒業はうれしい。
これまで幾度も訪れている香港だが、相部屋か2畳の独房シング
ル以外の宿に泊まったことがなかった。今回、初めてくつろげる
宿に泊まる香港滞在である。とはいっても、普通のホテルなのだ
が…。
まぁ、それだけでも、ちょっとは新鮮な気分に浸れる気がして
いる。
いや、それよりも蝦ワンタン麺だな。
CENTER>
検索してしまう。おそらくそれは行きたくても行けないと
いう願望を別の形で満たすための逃避的行為だと自分では
思っている。
先日もそのような中、価格を見ていると、ふと、香港行き
13800円というのが目に入った。ちょうどマイレージを貯め
ている航空会社で時間帯も良い。しかも今月は誕生日月で
利用するとどーんとボーナスマイルも貰える。
ちょうど中国、華南に行きたいと思っていたので、香港
から列車で入ればいい。そんなことを妻に話すと「そんな
に安いなら私たちも連れて行け!」となった。
確かに13,800円は安い。しかし、そこに燃油サーチャージ
や空港使用料などの諸経費が加わって結局は一人3万弱と
いう価格になる。LCCでもないのにこの価格は充分安い
とは思う。しかし、良く考えてみれば、本体価格より諸経
費の方が高くなるというのは、そもそもおかしな話ではな
いのか?
運賃とは別に燃油チャージを取るようになったのは、記憶
にある限り、確か2005年くらいからだったと思う。
おそらくは価格上昇による客離れを防ぐ方法として、航空
会社が運賃とは切り離して別に徴収することを考案したと
思われる。
しかし、あれからもう7年である。この7年間、一度も燃油
チャージが撤廃されたことはないのだ。もはや、原油価格
がかつてのように値下がりすることはないかもしれない。
ならば本来は経営努力で補うべき部分を客に負担させるよ
うなこういう仕組み事体を変えるべきではないのか。もし、
それができないのなら、年度の頭に、予測される今年度の
原油相場を踏まえたうえで、1年間の価格を前もって公表す
べきだと思う。客にとっては総額料金が交通費であってつま
り運賃なのである。そう考えると、変動する乗り物の運賃と
いう概念自体がそもそもおかしいのである。
話はそれたが、結局、妻と娘は香港で適当に遊んでいるの
で、私だけが中国を往復する。その後、仕事が済んだらマ
カオで2日ほど休日を過すということで、なんとなく話がま
とまった。
席のほうも、さすがに第一希望の日は満席で席が取れなか
ったが、1日ずらすことで席は確保できた。香港のホテルも
私ひとりなら重慶マンションか隣のミラドールマンション
の2畳ほどの窓なし独房シングルなのだが、今回は家族連
れということなので、さすがに普通のホテルを取ることに
した。
何はともあれ、ベッドの上に置き直さないと、スーツケー
スすら開けることができない2畳の窓なし独房シングルか
らの卒業はうれしい。
これまで幾度も訪れている香港だが、相部屋か2畳の独房シング
ル以外の宿に泊まったことがなかった。今回、初めてくつろげる
宿に泊まる香港滞在である。とはいっても、普通のホテルなのだ
が…。
まぁ、それだけでも、ちょっとは新鮮な気分に浸れる気がして
いる。
いや、それよりも蝦ワンタン麺だな。
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