ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

変革

2016-03-11 20:56:38 | 時事(国内)
先日、名古屋駅前に三越伊勢丹の「イセタンハウス」が開業した。

名古屋のデパートと言えば、松坂屋を抑え、長らくJR高島屋の一人勝ち
状態が続いていた。そこに名古屋初の「イセタン」がやってきた。今や
全国のデパートは「イオン」などの郊外型ショッピングセンターに押さ
れ年々、規模の縮小や閉店に追い込まれている。
また、購買層の世代交代もあり、これまでのデパートのやり方ではどこか
時代遅れの感じもある。

そこで、今回の「イセタン」のやり方だ。

建物すべてを占有するのではなく、ビルの一部をデパートにするといった
中型店だ。もしかすると、このやり方は従来のデパートの問題点を克服す
るうえでのひとつの答えなのかもしれない、と思ったりもする。

従前の百貨店はどこに行っても同じような商品、同じようなフロア構成だった。
そこを一気に変革することはなかなか難しかっただろうし、取引先との関係もあ
あるので、そう簡単に大胆なことはしにくかったに違いない。

なんでも、別事業としてやっている小型店の小売りのノウハウを、ここ名古屋
初の中型店で生かしたい…などと新聞に載っていた。

なんでもそうだが、いつまでも同じことをやっていても、何も変わらない。
どこかで、変える勇気を持たないと進歩がない。

JR高島屋とは、その規模ではまったく勝負にならないけれど、もしかすると、
バッティングする分野では、徐々に人の流れが変わることも十分考えられる。

1年後、どうなっているのか、ちょっと楽しみである。

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