ハバナにエアフォース.ワンが降り立った…。
何年か前までは、こんなに早くこのような光景が見れるとは想像できなかった。
それもこれも、オバマさんの任期満了までのレガシー作りの賜物だ、と思う。
良いのか、悪いのかはさておき…。
けれど、今のところは、どうみてもキューバの方が一歩上手のように映る。
アメリカはキューバに人権問題と緩やかに市場開放などを迫り、将来的には
なし崩し的に共産党の崩壊を狙っている。キューバにしても経済制裁の解除
はなんとか取り付けたいものの、これまで長い間、ずっと貧乏一筋だったわ
けで、何が何でも様々な要求に譲歩してまでも急ぐ必要はないと、どこかで
余裕をかましている。
国交は回復したけれど、問題は山積だ。
アメリカにしてみたら、キューバなんて経済にしても軍事力にしても鼻くそ
程度の規模の国のはず。でも、そんな小国が、大国アメリカに対し、逐一、
譲歩することなく、しっかりと反論している。その姿は、なんとも爽快だ。
同盟国なんて言われていても、事あるごとに圧力をかけられて、常に顔色を
窺って物言いに気を使うどこかの国とは大違いだ。
キューバが早急に人権改善や経済開放に動く気配はない。もっとも、緩やかに
変わっていくだろうけれど、基本的に自由とか政策とかは内政干渉との姿勢だ。
何よりも、カストロはオバマさんに会わなかった。そのことが多くを物語って
いると思う。数日前にキューバを訪れたべネゼエラの大統領とは会ったのに…。
そんなキューバに、なんだかちょっと安心している。
何年か前までは、こんなに早くこのような光景が見れるとは想像できなかった。
それもこれも、オバマさんの任期満了までのレガシー作りの賜物だ、と思う。
良いのか、悪いのかはさておき…。
けれど、今のところは、どうみてもキューバの方が一歩上手のように映る。
アメリカはキューバに人権問題と緩やかに市場開放などを迫り、将来的には
なし崩し的に共産党の崩壊を狙っている。キューバにしても経済制裁の解除
はなんとか取り付けたいものの、これまで長い間、ずっと貧乏一筋だったわ
けで、何が何でも様々な要求に譲歩してまでも急ぐ必要はないと、どこかで
余裕をかましている。
国交は回復したけれど、問題は山積だ。
アメリカにしてみたら、キューバなんて経済にしても軍事力にしても鼻くそ
程度の規模の国のはず。でも、そんな小国が、大国アメリカに対し、逐一、
譲歩することなく、しっかりと反論している。その姿は、なんとも爽快だ。
同盟国なんて言われていても、事あるごとに圧力をかけられて、常に顔色を
窺って物言いに気を使うどこかの国とは大違いだ。
キューバが早急に人権改善や経済開放に動く気配はない。もっとも、緩やかに
変わっていくだろうけれど、基本的に自由とか政策とかは内政干渉との姿勢だ。
何よりも、カストロはオバマさんに会わなかった。そのことが多くを物語って
いると思う。数日前にキューバを訪れたべネゼエラの大統領とは会ったのに…。
そんなキューバに、なんだかちょっと安心している。