ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

偉人への道

2017-06-17 21:42:26 | 時事(国内)
将棋の天才、中学生棋士の藤井くん四段が、無敗のまま続けている連勝記録を「27」
に伸ばした。

あとひとつ勝てば歴代最多の連勝記録に並ぶ。

14歳の中学生にもかかわらず、これは凄い。藤井くんは、5歳の時におばあちゃんから
将棋を教わり、それから将棋に夢中になった。なので、テレビはほとんど観ていないた
め、知っている芸能人はタモリと和田アキ子の2人だけだと言う。

たとえテレビを観ない生活をしていたとしても、普通に生きていれば、いろいろな方面
から必要としない情報も入ってくるはず。それでも知らないとすれば、完全に将棋オンリー
の生活なんだろう。それはそれで逆に凄いことだと思う。

比較にはならないけれど、私も幼いころから父親に将棋を習い、中学生くらいまでは周囲
の友達の間では負けたことがなかった。けれど、父親には、結局、勝てることなく大人に
なり、その後はほとんどやらなくなってしまった。数年前、JALの機内の将棋ゲームで、対
戦相手を三段階の最強モードにして、バンコクまでのおよそ6時間の間に10連勝をして、
自己満足に浸ったのが最後だ。もっとも、仮に真剣にやっていたとしても、開花すること
などなかったはず。

彼の将棋の才能は、生まれ持った天才的な才能と、それを上回るほどの努力があってのこと
だと思う。5歳の時に将棋を始めたということは、将棋と出会ってから、まだ9年しか経って
いない。その間にプロになっただけでも凄いのに、公式戦で無敗の27連勝、しかも現在、
日本一の羽生三冠にも勝ってしまっただなんて、ホントに末恐ろしいほど。

彼を見て、あらためて、「努力に勝る天才はなし」を思った。


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