そういう社会

YahooとLINEが合併。

LINEペイは1年くらい、このまま存続らしいが、PAYPAYとともに、もう大きなキャンペンはやらなくなるような気がする。今後、JCBのクイックペイなどの方が還元率は大きくなるのかもしれない。

政府が始めるマイナンバーペイ？

ちょっと魂胆見え見え。25％還元でと言われるとちょっと揺らぐが、結局のところ上限5千円でしかないので、やっぱりインパクトはない。キャッシュレスによる還元も、結構、複雑だし、とにかくこの件に関して、国のやることはわかり難く過ぎる。

そこへきて、マイナンバーを紐づけする手続きを5千円の還元で利用者が増えるのかどうか。また、個人の金の出入りをマイナンバーで把握していきたいというのが、政府の真の狙いだろうが、そう簡単に多くの人が乗るのかちょっと疑問だ。

結局、国が目指すキャッシュレスの最大の目的は、すべての人のお金の流れを把握するためにあるように思う。それをするにはキャッシュレスを進めるのが一番、簡単だし効率的だ。最初はポイント還元で釣っておいて、その後、それがほぼ定着したら最終手段としてモノの値段には現金価格とキャッシュレス価格の二重価格にし、その差額を5％から10％にすれば、年寄りですらキャッシュレスに靡くだろう。

そうなれば税務署も、ほぼ現金使用者のみをターゲットに絞ることができる。

私たちの望む望まないにかかわらず、そういう社会が、もうすぐくるのかもしれない。